2008年9月26日金曜日

小泉引退に思う

 王も引退、小泉引退。意外と麻生、人気無いみたい。まあ、急速に政治に関心が無くなってしもた。
 小泉首相の時は、オモロかった。
 直接の言動もともかく、ネットでは、ヒトラーと同列に並べ、クソミソにいうブログやらやたら危険を煽るブログが増えて、それはそれは、オモロかったもんである。ただ、悪口云うだけで、今問題になっている、後期高齢者の保険料アップやら、 食品の流通のチェックもれが増えるとか、具体的な「危険性」を指摘する鋭いとこは無かった。ハゲタカファンドに日本を売るとか、とんちんかんなムードを煽っただけ。もっと悪いのは、ヒトラーとか持ち出した時点で、ヒトラー並みの政治手腕(ヒトラー云うのはかなり能力が高い政治家でもあるのだ)を持っているように錯覚させてしまったことである。言うなれば、危険を煽れば煽るほど、彼の政治家としての能力や技術が高度であるかのように思わせてしまった。

 実際のところ、大風呂敷広げるのは上手い分、細かいけど肝心な部分が抜けてたり、ポカが多かったり、かなり大雑把な政治家、それが小泉純一郎だろう。もし、彼を本気で攻撃するなら、まさに、そうした部分をつけば、良かったのに、イデオロギッシュな上っ面の批判やありもしない陰謀を幻想してともかく「悪人」にでっちあげることで終わってしまった。

 オレはホンマ、今の政治というか国会ないしはマスコミが、そこかしこにあるフツーの会社でいつもやっている会議並み の議論ができるようになったら、それだけで、日本、ちゅうのは、もっともっと良くなるような気がしてならないのだ。

  マジなこと書いてもたがな。まあ、ららららら、ビューティフルなお話ね、ちゅうことで。(平山三紀「ビューティフル・ヨコハマ」より・・・おお、You Tubeにあった!http://jp.youtube.com/watch?v=Qifa7ZO8qrs

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