2007年11月30日金曜日

収賄の品格

 なんか、今日はボクサーと相撲取りの謝罪会見があった。もう、謝りたくないのに無理矢理するから、変な案配になってしもてる。男のプライドにこだわるなら、なんで、きっぱり、別の職業探さんのだろう。

 防衛省の問題も、腹が立つ。なんで、こうセコい収賄なのか。男が収賄したるのであーる。海外の高級リゾートに別荘何軒も建ててもろたとか、牧場もろたとか、地中海の島もろたとか、油田もろたとか、ある日出張先のホテルに何故か、泥酔状態じゃないしらふのパリス・ヒルトンが忍んできたとか、そういう引田天功ばりのエピソードが欲しい。

 せこい国内のゴルフ旅行とか焼き肉屋で飯奢ってもらった程度で、「便宜」図ってやったらアカン。奥さんサービスのためかどうか知らんが、せいぜい何百万何千万単位で、「転んで」もらったら困るのである。

 事務方のトップでこの程度ですむなら、こんなもん、オレが他の国やったら、スパイたちを防衛省に放ち、中の職員、誰彼構わず、ゴルフ旅行に誘い、防衛省の機密丸ごと盗んでやる。防衛省の事務方のトップともあろうものは、せめて、百億貰わんと便宜を図ってあげたら、アカン。

 だいたい、奥さん、逮捕された時、お顔を拝見したが、あのオッサンがカワイそうになってしもたわ。頭上がらへんのだろう。ワルなんやから、奥さんは妙に若くてケバいぐらいじゃないと。役人に収賄するな、ちゅうのがアカン。「収賄の品格」やで、必要なのは。

 まあ、過去はユダヤマネーが世界を経済支配しようとしとるとか戦前ヒトラーそれで政権取ってジェノサイドやった文脈でちょっと騒いでたとおもたら、ちょっと前までは、アメリカマネーがハゲタカファンドやなんやかんやでエゲツない企業買収しとるとか云うてたが、結局はオイルマネーが勝ったみたいで、アメリカのシティ・バンクなんかはアラブ首長国連邦のオイルマネーに買い取られてしもたそうである。

 アラブに生まれたかったわ。税金ないんやろ。

 しかし、ホンマ日本人ちゅうのは、難儀なもんですな。石油もないロクな資源がない、狭い島国、しゃあないから、安い原料を外国から仕入れてきて、ちまちまとした涙ぐましい努力を積み重ね、ようやっと工業製品にし、熾烈な国際競争を勝ち抜いたのに、なおも、買いたたかれ、ようやっと、得た雀の涙ほどの利益も、イタ公やらフランス野郎が暇つぶしにつくった革細工のカバンや香水に。

 

 みてのとおり、今のオレも「荒れている」。それもその筈、本日、ようやっと、税務終了。無事、市民税県民税納める。大事に使ってくれたらエエが、ちゃらんぽらんやもんな。

 ど貧乏になりました。革命起こしたいが、市にはゴミ収集してもろているからなあ。

 沢知美、エエ。「夏の女」。「七月恋した女は、青い肌、泣き泣き、焦がすの〜」最高。・・・しもた、最初からこのネタで行けばよかった。アルバム単位で聴くの、しんどいかな、と思ったら、全然破綻無く、すんなり聴ける。

"人の気も知らないで" (沢知美)

2007年11月26日月曜日

1984年のイエローマン

 

  You Tube、歌謡曲ばっかサーチしてた筈なのに、いつのまにか、熊田曜子等の系統ばかりのところに入り込み、へらへら、にこにこしとるうちに、あっというまに時間がたってしまい、このところの懸案事項であったのだが。

  もちろん、オレも、典型的な’関西のおっさんの日常のあいさつ「お好きですか?」「お好きです」’が平気でできるタイプのおっさんなのだが、しかし、昭和の年増の濃厚なお色気をこのところ、テーマにして、邁進しとる中、今日日の小娘の色香に惑うとは、まったく面目ない。

  そいで、今日はレゲエ関連。
 80年代前半の最盛期には、タイガース時代の沢田研二並みにジャマイカで若い女性に人気があったDJ、イエローマンである。  
  まあ、ヴィデオとかで出ているんだろうけど。

2007年11月25日日曜日

サザエの壺焼き食いたい

 なんか、食いもんのユメを見てしまう。ミシュランミシュランと、ニュースとか情報バラエティとかで、大騒ぎしてたので、その影響だろう。
  タコ焼き屋に入ると、シジミの貝のお澄ましからわざわざ取ったという出汁のがあり、まあ簡単に言えば、シジミのお澄ましから、単にシジミ貝を捨てただけだが、それを聞いて「なんと贅沢な調理法だろう」としみじみ思う。
 もちろん、高いのだが、勇気を振り絞って注文すると、これがメチャクチャ旨い。
 ああ、なんで、こういう組み合わせ考えなかったのだろうか、としみじみしじみの貝のおだしにタコ焼きをつけて食っとると、世にも旨そうな匂いが漂い、そちらをみると、サザエの壺焼きを焼いていた。思わず、三個注文しようとしたが、高いタコ焼きを注文してしまったんで、「壺焼きふたつ」と叫んだ瞬間、ああ、三つにしとけばよかったかなぁ、と後悔する。  ・・・とまあ。なんで、ミシュランの星付きレストラン料理屋割烹寿司屋の映像から、こういう夢をみてしまうのか、わからんが。 

   タコ焼きの出汁に貝汁のものを使うのは、ホンマに旨いかどうかは、ちょっと微妙なところ(塩辛くなるような気がする)だが、サザエの壺焼きの匂い、だが、これはもう、幼少時の、三宮の裏通りにあったサザエの壺焼き屋台の記憶の残滓だろう。夕暮れ時、何台もの屋台が並び、会社帰りのサラリーマンが食っているんだが、もう、うらやましうて、うらやましうて。 

 いつごろかよく覚えていないが、例によって例の如く、「街の浄化」とかで、無くなってしまって、また伝説では、実はサザエの壺だけサザエで中身は別のものだった、というが、ともかく、あの匂いには、今になって夢で蘇ってくるぐらい、非常に食欲をそそられたわけである。 
  まあ、サザエの壺焼きぐらい、そこいらの寿司屋とか居酒屋で食えるだろうが、屋台でサザエの壺焼き食いたい。  

2007年11月21日水曜日

 最近、本とか映画の感想文書くようになって、ひとつ書くのに数日かかってしまうようになってもた。  毎日書かんと、あっというまに書きにくくなってしまう。  月曜日、ナイターがもうないし、他に観るもんないので、チャンネルnecoの石立鉄男の「水もれ甲介」観てるのだが、石立鉄男が早とちりして、それを自分でどんどん膨らましていって、ついには行動に出て、周りに大騒動起こすパターンは相変わらずで、それで、45分保たせるというのは、やはり、スゴいと思う。月曜日はそれに、山口いづみがゲストで出ていて、大人っぽいクラブ歌手の役で、その色っぽさに、惚れる。村地弘美も、リアルタイムでは、そんなにカワイいとは思わんかったが、月曜日の分では、「かわいい・・・」と思ってしまった。年取るって、こういうことなのね。  ・・・アホなこと書いているが。もう、いっちょう。  大相撲、朝青龍問題やらリンチ事件やら、相撲そのもの以外の話題が多い。  特に強いモンゴル勢と弱い日本勢というのが一番の問題で、朝青龍おらんでもなんのことはない、やっぱ、日本勢弱いし。  そこで、である。ご存知のとおり、斯界には「神風親方」というそれはそれはモンゴルというか元に強そうな名跡があるのである。弟子をとっておられないそうであるが、醜名だけでも借り「神風千代大海」とか「神風琴光喜」とかにしたらモンゴル勢に少しは強くなったりするんとちゃう・・・ちゃうか。そいでも、気分が違うだろう。今みたいに、やる前から、アカン、ちゅう雰囲気が、「ひょっとして」に変わるだけで大きい。また、把瑠都とかのロシア勢に強そうな名前なら、三笠とか東郷とか・・・。  ・・やっぱ、つまらんね、ごめん、しょうもないこと書いてもた。  

2007年11月19日月曜日

舛田利雄~アクション映画の巨星 舛田利雄のすべて~

 あれほど暑い暑いとブーたれていたのが、遙か遠い昔のように、日ごと寒さがつのります着てはもらえぬセーターを編んでいる(もちろん、そんなもん編んでませんが季語みたいなもんと思って欲しい)今日この頃ですが、みなさまいかがお過ごしでしょう。    昨日はこっちでも木枯らしが吹いたそうで、すきま風があんまし寒いんで、意を決し部屋を掃除し、ファンヒーターの風で埃が舞い散らないようにして、暖房を入れました。そいと、今日はインフルエンザの予防注射をしてもらいました。  先々週、またも、映画の本、読んでしまった。  一日では無理だったが、ほぼ、一気に読んでしまった。  大好きな映画「紅の流れ星」の監督である。
4401751175Hotwax責任編集 映画監督・舛田利雄~アクション映画の巨星 舛田利雄のすべて~
舛田 利雄
シンコーミュージック 2007-10-25

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 高いしぶ厚いが、そのほとんどが、映画監督舛田利雄、のほぼ全作品について本人にインタビューした内容だから、見ていない作品の方が多いオレですら、かなりオモシロかったから、映画好きな人、特に日活映画とか好きな人にはたまらないだろう。  裕次郎旭赤木圭一郎らの日活黄金時代から、落ち目の日活、ニューアクション時代を経て、「トラ・トラ・トラ」の黒澤明のピンチヒッター、日活がポルノになってからは、宇宙戦艦ヤマトの監修やら戦争映画やら、数々の大作映画から近藤真彦のアイドル映画まで。池田大作の「人間革命」まで、撮ってなさる(その宗教団体とは全く関係ないそうだ)。  何度も書くようだが、オレは映画に詳しくなく、暇な時、たまたまチャンネル、かちゃかちゃやったら、チャンネルNECOやサンテレビとかで、日活アクションやってたら、観る程度だが、そいでも、ああ、これもあれもそれもこの人が監督だったんだ、と思うと感慨深い。リアルタイムで観た(それもテレビ落ち)のは「宇宙戦艦ヤマト」ぐらいか。  どうも、歌謡曲もそうだが、最近は、「天才」とか「巨匠」よりも、職業に徹した人の作品から、感銘を受けることが多い。もちろん、天才監督が、予算は青天井、キャストはオールスター、最高のスタッフを揃え、一週間も天気が自分のイメージ通りになるまで待ちながら作る人も立派だけれども、限られた予算、限られた人、限られた時間内に、お客さんが満足できる水準のものをつくる、ちゅうこともスゴいことなのである。まあ、実はそれが映画に限らずほとんどの仕事というものがおかれている条件であるから、年取ってそういうことがわかってきたからかもしれん、そうじゃないかもしれん。    まあ、ともかく、オレが愛してやまない、ラジカルでアナーキーなもんは、ATGなんかより、プログラムピクチャーの方に多いし、ヒップホップやパンクよりも、歌謡曲の方に多いのが、実のところなのである。    あと、以前、感想文書いたことああるが、小林旭の「完全な遊戯」も舛田利雄監督の作品であったのも驚きだったし、また、オレが見たとき、どうしても不可解というか、なんか終わり方が安易やのう、と釈然としなかったのだけど、やはり、上層部と映倫からクレームがついて、あれやこれやカットしたり、改変したそうである。シナリオのカットした部分がこの本には載せられていて、かなり、納得した。  
B00008DYR6完全な遊戯
小林旭 梅野泰靖 武藤章生
日活 2003-03-21

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2007年11月16日金曜日

やめてけれ、やめてけれ、パヤパヤ 2007/11/16 23:05

やめてけれ、やめてけれ、パヤパヤ!!!





 なんやねん、これ?来季、ラミちゃんが「そんなの関係ねー」やってくれるん楽しみにしとったのに。 

 <ヤクルト>ラミレスの退団決定…球団社長「合意できず」 | エキサイトニュース 

 昨夜のこれも、大概ショック受けてるのに。

  電撃!深夜の決断 石井一「西武移籍」 | エキサイトニュース 



 もう、笑ってしまうしかない。
 最下位チームから、エースと主力打者が抜け、来季、どないしてやっていけるのだろう。もう、わやや、や。  しかし、この前の広島の新井の件といい、なんか、球団間の貧富の差が大きくなってしもたな。貧乏ったれの球団は、低位にとどまって、しこしこ若手を育成しとれ、ちゅうんかいな。

2007年11月15日木曜日

ザ・レンジャーズ「赤く赤くハートが」考

 Mac、レオパードにしたら動かんようになったもんの中で一番イヤやったんは、iTunesの音をよくするVolume Logic(http://www.volumelogic.com/index.asp ただし、製造中止)というプラグインがアカンようになってもて、残念に思っていたら、ちゃんと、対処の仕方がのっていた。
MAC REVIEW
1. Volumelogicをアンインストール、または/Library/audio/hal/ にあるvolumelogicのプラグインを捨てる
2. Volumelogicを再インストール
3. SRS iWowの最新版(Leopard対応版)をダウンロードしてインストール(トライアルでOKだと思います)
4. /Library/audio/hal/からiWowのプラグインをデスクトップに移動
5. /Library/audio/hal/のVolumelogicのパッケージの中身をファインダで表示
6. デスクトップのiWowのプラグインのパッケージの中身もファインダで表示
8. iWowのプラグインのパッケージの中の/macOS/の中にあるiteaをドラッグしてVolumelogicのパッケージの/macOS/にコピー
 まあ、ややこしかったが、うまいこといった。  で、iTunesで聴く音がいつものに戻ったんで、音楽ネタ。 「夢見るような唇が、俺の心を迷わせる、たまらな・・たまらないほど、あの子があっあっ好きさ、赤く赤くハートが、あ、赤く赤くハートがあー、焼けるのさ」。 ( ザ・レンジャーズ「赤く赤くハートが」山口あかり作詞新井靖夫作曲 1967年 より)  タイガースの映画ばっか見とるとやっぱ、タイガースは当時の「少女の夢」を具現化したところがあり、それはそれで、当時の男子がどうしても踏み入れられなかったサンクチュアリに、今、ようやっと、足を踏み入れるという、スリルがあるんだが、それはそれ。まあ、あんまし、そういう世界におると、やっぱ、口直しに、ぶっとい曲、聴きたくなる。 ちゅうんでクルマでは、 「昭和元禄トーキョーガレージ」JAPANESE ROCKIN’PSYCHE&PUNK’65~’71
ザ・ターマイツ ザ・デビィーズ ザ・マミーズ
B000BONPCA
 という、ちょっと前出たコンピレーションを聴いているんだが、他にもいろいろいい曲が入っているんだが、レンジャーズのとこへ来ると、リピートしてしまう。  「赤く赤くハートが」は、もう、数年前、初めて聴いた時、もう、ぶちのめされた。昭和42年。1967年。もう、既にこのレベルまで行ってたんだと思うと、なあ。    男というかオスの早急な激しさがこれほど表現された曲は他にしらない。  「甘えてそっとよりかかる、肩が小さく震えてる オレを信じた、あの子のしぐさ、赤く赤くハートが、あ、赤く赤くハートが騒ぐのさ」    この、「肩が小さく震えてる」うーん、このシチュエーション、ええなあ。  「さよならなんて、辛いから、街の明かりが消えるまで、恋のしずくに、あの子と、あっあっ、濡れりゃぁ、赤く赤くハートが、あー、うずくのさ」    三番の歌詞なのだが、こうやって書いてみると、思いを遂げたように思われるのだが、尚も赤く赤く「うずく」ハート・・・・うん、うん、若いのぅ・・・完璧である。  あと、このコンピにはレンジャーズはもう一曲、「レッツ・ゴー・レンジャーズ」も入っている。この曲も、前向き、青春賛歌の歌詞なんだが。  ムダな余裕を聴く者からどんどん剥ぎ取り、せっぱつまらせ、煽って煽りまくって、前に向かって走らせる、とんでもない曲だ。そして、行く手に待っているのが、「まっかな太陽が燃える燃える」だから、そのまま、太陽に飛び込んで燃え尽きるわなあ。  今日日の、悲しいことやイヤなことがあってもともかく前向きでいましょう、というのとは根本的に異なるわけで、好きやわぁ。  ジャックスの暗さが何度聴いても「ワケのわからん暗さ」なら、こっちの激しさも何度聴いても「ワケのわからん激しさ」で、その「ワケのわからん」ところが、昭和40年代後半ちゅう時代特有なのである。 ザ・レンジャーズ・コンプリート・シングルズ*赤く赤くハートが
ザ・レンジャーズ
B00005MMDP
 

2007年11月13日火曜日

 この前「たちばな」というたこ焼き屋で「たこ焼き」食ったという、どーってことないの書いた。しかし、メール貰って思い出したが、オレが大学卒業がどうやら、できそうということが判明した時、いろいろお世話になった仲の良い友人たちに、珍しくも、おごった店であったのだ。    今でもみる悪夢の一つに、大学オレひとりだけ、卒業できない、というのがある。実際、卒業間際まで、単位取得状況が卒業できるかでけへんかギリギリのところだったのであーる。マイナスの方にギリギリだったといえるだろう。  入試や入社試験とかは落ちて元々というのが、基本的にオレにあるらしく、なんぼ落ちても、全然、平気の平左であるんだが、ひとり、卒業でけない、そのまま、残留するということは、怖かった。つまり、人間的にも学業的にも優秀な友人たちの助け無しには単位取れないような人間がひとり大学に残ってしまうということは、よほど、想像するだに怖ろしいことであったのだろう。  理系だから、学部に進むと地獄ときいていたが、楽しかった。教養の時よりも楽しかった、と断言できるほどだから、メチャクチャ楽しかったといえるだろう。まあ、その分、担当の助教授やら周りは大変だったかもしれんが・・・合掌。  今日は冷えた。  午後の休み、駒ヶ林の「あぐろの湯」へ久々に行って、ついでに散髪したりする。しかし、なんとなく、寒気を感じたんで、風邪をひいたらアカンので、とっとと帰る。  

2007年11月11日日曜日

メモれぇ〜

 ナベツネ問題もおさまりつつある今日この頃、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。アジアシリーズ(これやるの決めたのはナベツネがらみじゃなかったか?)、中日がようやっと勝ちました。

「風林火山」、NHKお得意の技、出ましたなあ。桶狭間の戦い、裏で勘助が動いていたちゅう技、昨年の大河で、山内一豊の妻、千代が関ヶ原の戦いの黒幕だったちゅうのに、匹敵する大技でした。

ひさびさに、タワーレコードやら、行く。  元町で降りて、センター街2丁目の「たちばな」でたこ焼きを喰う。旨いが、ちょっと出汁が薄いような気がした。新長田「ちえ」の味に慣れたせいかもしれん。

そいで、ぷらぷらと生田筋越えて、ホンマの「神戸センター街」へ突入する。まあ、うじゃうじゃと人の波である。疲れたんだが、やっぱ、街にミニスカが少ないことだろうと思う。ホットパンツみたいなんが流行っており、贅沢云うたらアカンのだが、やっぱ、ミニスカが多いと、ホンマに疲れが少ないのよ。

そいで、HMVやらその他の店なんかをちょっとだけ覗いたりして、ぷらぷらと、ようやく、新聞会館もとえミント三宮のタワーレコードに辿り着いて、欲しかったCDチョイスしていったんだが、ミュージッシャン別アイウエオ順に商品が並べられているんだが、アホなので、歌手の名前を忘れてしもた。もちろん、アルバム名など覚えてもいない。

ちょっと前までは、歌謡曲コーナーがあった筈で、それなら、ざっと、見るだけで、あ、これや、とあたりがついた筈。そのコーナーは消えており、「J-Pop」に統合されているみたいだ。誰が考えたか、J-Pop。膨大な量のCDがあるわけで。しかも、ど歌謡曲と云っていいアルバムなのに、神戸で確実にあると思われるのが、タワーレコードという皮肉。  まあ、今、アマゾンで確認したところ、あっさり、判明した。


西城慶子・慶子の気も知らないで


 で、ある。慶子だけ覚えておいて、「西城」が出てこず、あー、もちろん、アルバムの名前ももちろんうろ覚え。


 で、しゃなないから、ア行からひとつひとつ見ていけば思い出せるだろうと、そう思い・・・。
 店の人に聞こうかと思たけど「えー、なんとか慶子ちゅう人の、えー、なんやったっけ、なんとかの気持ちも知らないで」。まあ、アホを晒すようなもんである。まあ、ぼちぼち見ていこか、と。  ぼちぼちみていくと、ア行からウ行で。



上田正樹と有山淳司・ぼちぼちいこか+6tracks(紙ジャケット仕様)


アナログで持っているが、以前1000円でCD化されたけど、いつでも買えると油断してたら、廃盤、中古ではクソ高いプレミアがついていたのが、再発となっていた。紙ジャケで6曲ボーナス、2000円だ、よし、買い!。    そいで、ウ、エ、オ。オといえば、大瀧詠一。アカン、もう足洗った筈でしょ、あかんあかん。



大瀧詠一 ・多羅尾伴内楽團 Vol.1 Vol.2 30th Anniversary Edition

カキクケコ、サ・・・。しかし、こんなんでてたんなら、話は別でしょう。  カ行抜かし、サ行は今日買う予定だった、もう一枚を、確保。

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沢知美・人の気も知らないで


ジャケットもええなあ。
あと、サ行、なんやねん、なんやねん。こんなんまで出ておるではないか。
三東ルシア・太陽の季節

しばし、ジャケットを手に取り、しかし、エエジャケットじゃ。思い出に浸る。おさかになったアタシ。まあ、一応。

そいで、ス行で、予定分の


スリー・キャッツのセクシイ・ムード

を。

シ行で、これは前回、迷いに迷った純アリス。


純アリス・花模様(紙ジャケット仕様)




しかし、犯罪やな。明らかにどす黒い意思が、ワシら世代の琴線を狙い打ちしとるとしか思えんじゃないか。

例えば、同じ系統かと思える安西マリアやら夏木マリなら、歌としても、ある程度期待できるが。三東ルシアと純アリスは・・・。  そのすぐそばに、



シェリー ・GOLDEN☆BEST


シェリーが歌を歌っていた記憶はないが、揺れるわぁ、シェリーって、「噂のチャンネル」出て、和田アキ子やらデストロイヤーにぼこぼこにされている印象が強いのだが、実は、ちょびっと好きやったんや。このはのこもおったなあ。


のこいのこ・のこいのこ大全

うっ。木の葉のこ=のこいのこ?(別人です)、まさか?、でも! ・・・。



まあ、てな具合に、中年男こうやって、棚を順々に見ながらとうとうラ行まで行き、それでも、「西城慶子」は思い出すことなかったのでありますよ。
でも、気になったのを長考しては、ピックアップしていったんで、セコい中年男でも、片手で持ちきれない量になってしまいました。

さて、キャッシャーに向かう段となり、急に寒気が背筋を走り、腕を組み考えること1分、はっと我に返り、買いに来たもん買わずしてなんとしよう、と思ったのでありますよ。また再び、CD棚に戻り、持っていたCD一枚一枚、それはていねいに元あった場所に戻し、アマゾンで買お」と店を後にしたのでございますよ。

しかし、肝心の「西城慶子」をど忘れしてしまうとは。

やっぱ、メモして行かなアカンみたいですな。
若かりし頃、仕事で、北海道出身の先輩が、今も変わらず、いや、今よりひどかったかもしれない、中年男のど忘れの多さに、あきれ果てたのか、いつも、「おい、メモれぇぇ」と、山羊が鳴くような特有のイントネーションで云われ続けたことを思い出しました。メモ取っても、字が下手で、後から見てもなんのことかさっぱりわからないんで、メモ取る振りしてその場その場を誤魔化していたのですが、きっと、その祟りでしょう。

まあ、全部買っていたら、とんでもないことになっていたのは確実なのですが。  合掌。

2007年11月9日金曜日

 実は先々週、うちのMac、新しいOSX、leopardにバージョンアップしたんだけど、あっさり入っちゃったんで、セットアップがらみでいろんな愚痴をつらつら書けへんのよ。もちろん、問題が皆無というわけでなく、使えなくなったアプリとかぎょうさんあったけど、まあ、それは、いずれ、アプリの方でのアップデートを待てば良い話。  しかし、前がタイガーで今回がleopard、豹のことらしいが、もちろん、ワシら世代はleopardといえば、加山雄三がCMやってた日産のleopardである。レオパード、と云っていたような気がするが、自信ががない。  当時、すんげー、高いクルマが出るちゅうんで、話題になったが、すぐにソアラ(おっさんになったんだから、そわら、と発音しようね)が出たらあっちゅうまに影が薄くなった。まあ、どっちも、乗ったことすらない、オレには関係ない世界のことだけど。  http://ja.wikipedia.org/wiki/日産・レパード  まあ、どんな車種にもコアなファンはおるみたいですな。  You Tube調べてみたらさすがに加山雄三の出ている一番最初のモデルのCMは見つからず、1988年のモデルが見つかった。  しかし、このCM,何が云いたいねん?素直に解釈すると、ドレス姿でヒッチハイクしとる外人女がホイホイ乗ってくるぞ、ちゅうことなのか。どう考えたって、そうとしか、取れん。自慢じゃないがそうしたシチュエーション、オレは経験したことがないぞ。  まあ、しかし、当時も、今もそうかもしれんが、クルマのCM、やたら、外人使ったり、外国のどこぞの街を走らせたり、あるいは、到底考えられないほど、空いた道をスイスイ走ったり、誰もいない海やら山やら、ホンマ、非現実的なパターンが多いもんですなあ。    今も外人が出てくるクルマのCMけっこう多いのかも知れん。  これもよう考えてみたら、戦争負けたことが遠因となっているのか、それとも、ペルリの黒船来襲以来のことか、或いは、もっと昔昔の遣唐使遣隋使以来のことなのだろうか? ワシら日本人は外人になりたいんだろうか? そいとも、そんなに外人が好きなのだろうか。少なくとも、外人はデフォルトで「カッコええ」という共通認識はあるみたいだ。  ・・・てなこと考えてしまうのも、最近、またグループサウンズばっか聴いとって、やっぱ、掛け声が「英語」が多く、ときたま、聴いていて恥ずかしくなってしまうからなの。  と強引に音楽のネタにひっぱいておいて、今日はおしまい。

2007年11月8日木曜日

 寒くなって来た。しかし、立冬としては、あったかい。  3日ほどサボってしもた。DVD見てたらそのまま、眠ってしまうんで。GS映画ついでに、オースティン・パワーズまで観てしまう。    この前、またもや、苦手の時事問題を書いてみたら、案の定、予想は見事、外れた。ほんま、時事問題は、苦手である。  小沢=謙信、福田=秀吉説というのをアホなりに考え、ひさびさに、こりゃ、ヒットじゃわいと思っていたら、さにあらず、ナント、まあ、裏でナベツネが動いておったとは!  しかも、事実はどーかわからんが、両方に同じ事云うて、連立を画策するとは、さすがナベツネである。  巷間ではあれやこれやいろんな推測がなされておるが、オレは、ジャイアンツの今年、日本シリーズに出られなかっ腹いせにこういう政治がらみのことしたと思っている。いや、信じとる。  だって、ペナントせっかく珍しく一位になれたのに、チャレンジシリーズであっさり負けてしもたんで、ナベツネにしてみれば、最悪のパターン。もう、必ずといっていいほど、ナベツネのことだから、はらわたにえくりかえっている、筈である。  こういう時、シーズンオフ、プロ野球の制度がらみでケッタイな事をしたり、札束に物言わしたりして、非ジャイアンツファンの心を逆撫でしてきた過去があるのである。  でも、そのフラストレーション、いや、ルサンチマンか?、怨念か?、ともかく、今回の中日優勝を横目にふつふつと湧き上がったどす黒く、激しい、何かが、政治の方向へ行ってくれて、良かったと思っている。 

2007年11月5日月曜日

老人と子供のポルカ

 もちろん、当方、オッサンであるからして、NHK大河は欠かせない。まあ、見とる。信長秀吉家康ラインだと、こっちもある程度知識があるんで、あれやこれや、いろいろツッこめるんだが、さすがに、信玄ー謙信となると、基本的に知識が無いんで、ツッコミようがなく、素直に面白がって見ている。  ただ、ひとつ、上杉謙信に関して読んだことがある本というのが、 上杉謙信は女だった (八切意外史)
八切 止夫
上杉謙信は女だった (八切意外史)
曲名リスト
Amazonで詳しく見る
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というケッタイな小説であり、もちろん、「そんなアホな」で終わってしまうような一つのアイディアを膨らましまくって、小説に仕上げたんだから、そこを味わうもので、まあ、「史実」がどうのこうのでそっから教訓を得ようという司馬遼太郎的な小説ではないのだが・・・、そもそも、この作家、「信長殺し、光秀ではない (八切意外史) 」という本で一世を風靡したほどだから、して。    しかし、今回の大河の謙信役というのが、けっこう、キレイな方というか、上杉謙信は女だった、という仮定が入り込めるだけの余地があるルックスをしてはるんで、将軍や関東管領の権威に弱いのはヴィトンやシャネルが好きと同じで、ブランド志向のあらわれや、とか、やたら京都行きたがるんはやはりディズニーランド好きで年に何回も行く女みたいなもんか、とか、生涯不犯、ちゅうのも、そりゃ女やったら、対象を「女」とした限りにおいては「不犯」でも、きっちり美少年遊び(稚児あそびですな)はしてはった、そうやからなあ。  とか、まあ、アホなこと考えながら、見ている。不思議なことで偏見もって見ていると、本当に「上杉謙信は女だった」と思えてくるから不思議だ。  しかし、現実は、戦国時代より妙なり、ちゅうもんで。  福田康夫が秀吉ばり(まだ完全に服従していない家康のとこへサシで会いに行き、いろいろゴマすりまくって、翌日、秀吉に服従させる芝居をしてくれるよう土下座して頼みこんだ)の手を使ったかと思うと、今日は、小沢が謙信ばり(先週か先々週か、謙信、拗ねて、すべてを放りだして単身高野山いくのがあったでしょ)のスネ方をして、バラバラの民主党をまとめようとしとるし。まあ、歴史は繰り返す、ちゅうもんかもしれん。  さて、ワケがわからなくなって参りました。  オレのように、福田も小沢も大キライで、前の首相がワリと好きな人間は、こういうタヌキ同士の芝居ぶりをみていると、やっぱ、前の首相のあまりの正直ぶりは、大好きな故左卜全翁と重なって見えて仕方なく、ドゥビドゥバーと復活して欲しいものである。  ちゅうことで(ちょっと、こじつけ、強引すぎるか)左卜全とひまわりキティーズ「老人と子供のポルカ」だ。せっかく見つけたから、しゃあない。    昨日はまおちゃんと迷ったが、大河の方をみていしまい、後悔しとるわけである。浅田真央、ようやった!!  

2007年11月1日木曜日

ふくし君にまた会えそうなので、ウレシいことであるのだが

 日本シリーズ終わる。
 53年ぶりとは驚いた。他人事ではなく、今世紀中、スワローズももう一度、日本一になれるか、心配になってきた。

  心情的に日ハムを応援していたが、なにせ、中継、ランダムに、のべにして1時間ほど見ただけ。エラそうなことは云えない。

 稲葉、今シリーズではすごいブレーキに。

  しかし、8回までパーフェクトしてた若い投手、容赦なく、9回には変えよったのは、びっくりした、というか、まあ、これが、落合なんだろう。

 落合らしいといえば落合らしいが、しかし、ど地味野球なのね。あの鉄板野球、石橋でも叩いて一度ぶっ壊して新たに鉄筋で作り直すような野球が売りの往年の森監督でも、こんなことせんやろう。

   試合後、野村監督が「9回、一本ヒット打たれたら、その時点で変える」と云ってた。オレも同意する。  もちろん、結果論で、9回、ちょっとしたきっかけで往年の松岡弘みたいに崩れ、ノリ始めたら止まらない日ハム野球、怒濤の攻撃で逆転、そのノリで、球場揺らすファンのおる札幌行って、ポイントポイントで、観客のジャンプによる、球場全体揺らす、ピンボールで云うところの「チルト」使いまくられ、ぼこぼこ点を入れられ、中日日本シリーズ敗退ちゅうこともあるころはそりゃあるだろうが、まあ、それにしても。


 しかし、シーズン中(夏あたりから 笑)、わたしたちスワローズファンを最も悩ませたのは、ナベツネか落合か?、という究極の選択であっただろう。

  ナベツネのとこ優勝逃させたら、また、ムキになって、貧乏球団がせっかく手塩にかけ、蝶よ花よ乳母日傘で大事に大事に育て上げた選手、札束でほっぺた叩きながら持っていってしまうわけで。    

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