2020年7月30日木曜日

令和2年7月30日

 




   スワローズ、勝つ。
 しかし、前前夜、20点取られて負けとるので、素直に喜べない(といいつつ、めちゃくちゃ嬉しい)。

 それよりなによりも、弘田三枝子が亡くなった(27日)。
 
 いろんな方々が、いろんな追悼文を書かれているが、悪いな、弘田三枝子の「好き度」で云えば、オレが一番である。誰にも負けない。

 ダラダラ書き始めると例によって例のごとく、オレの気の済むまでダラダラ書いてしまいそうなので、亡くなった時ぐらい、うまいことをバシッと書いて決めたい。

 でも、「好き」、とか、通り過ぎてるからなあ。あるいは、歌謡曲や演歌に与えた影響やらは、「影響与えたから、エラい!」とか大嫌いな価値観だしぃ、第一、ガラじゃないしぃ。歌唱力が「天才」とかの褒め言葉は、それこそ、彼女が15ん時から、言われているし、「ヴァケイション」での「パンチ」、「可愛い嘘」での甘ったるく甘ったるく甘える歌い方やら、好きな歌い方挙げていけば、それこそ、終わらなくなるし。小林信彦や大滝詠一小西康陽桑田佳祐やらが褒めてたとかは「権威臭」ぷんぷんしてるし、だいたい、誰が褒めようが賞を獲ろうが、「今」、聴いてなんも感じないようなら、何の意味もない(但し、小西康陽については、「ダーリンオブディスコティック」弘田三枝子バージョンで見事蘇らせてくれたので、感謝しています)。

 で。

 ちょうど、今、どハマリしている「とある」シリーズ(とある魔術の禁書目録、とある科学の超電磁砲、アニメ、ゲーム含む)の主人公上条当麻について、「ありとあらゆる魔術師にとっての基準点」という表現があった。

 

上条当麻 - Wikipedia: "「すべての魔術師たちの願いと怯えが集約したもの」。より正確には魔術業界の総力のうち99.9%を占めるほどの力を有する「魔神」たちの願いの集約である。魔術とは極めれば世界を自由に歪められる力だが、歪めてしまった後に起きるかもしれない弊害は予測できず、元に戻そうとしても歪んでしまった世界では元の形を思い出すことができないかもしれない。だが、その影響を一切受けないものがあるならば、それを元にして元の世界を思い出すことができるかもしれない。そんな世界のバックアップとも言うべき「基準点」"

 ・・・・・・却ってわかりにくくなってしもうた・・。

 そうなんである。弘田三枝子は、「基準点」なのである。
 音楽を聴く上での、「基準点」なのである。
 だから、どんなにたくさんの音楽聴いて飽き初めても、あるいは、どんなに同じ曲延々と繰り返して聴いても、オレの場合、「弘田三枝子」さえ、聴けば、そいで、ゴキゲンになれるのである。弘田三枝子以外にそんな、ミュージシャンはいない。

 だから、別のミュージシャンのどんな音楽でも、聴ける。
 だから、別のミュージシャンの同じ曲何度も何度も、繰り返しても、聴ける。

 イヤになったら、弘田三枝子がある!

 この心強さ!
 
 今回の、弘田三枝子亡くなるというニュースは、それはそれはショックであったが、でも、弘田三枝子の音楽は、何一つ、変わらず、そこにあるのであると思えば、不謹慎だが、ちょっと落ち着く。

 オレにとり、「基準点」と呼べるミュージシャンは、ずっとずっと、「弘田三枝子」だけ、なのだ。

 そして、これからも・・・。
 
 合掌。


 
 

2020年7月4日土曜日

Mad Mad / Diseases (Alton Ellis, Michigan & Smiley)


Mad Mad / Diseases (Alton Ellis, Michigan & Smiley)

 最近は、クルマの中でもYoutubeのDJ Algoriddimミックスのヤツばっか、聴いてる。

 同じリズムトラックのヤツ(ヒューマントラック限定)、延々とつなげているヤツなんだが、もう、このところ、どっぷりたっぷりずぼずぼですわ。

 なんぼジャマイカの音楽が好きや、云うても、同じリズムトラックの曲を延々と聴くというのは、かなり覚悟が必要で、正直、今までのジャマイカの音楽を愛好してきた人間にとっては、「飽きて、飽きて、飽きまくってる」状態が基本だろう。精神的に余裕がないとアカンねん。今は、それができる時期かもしれん。

 じゃ、どこをどう楽しむか?

 例えば、上のミックスは、オリジナルはご存知「mad mad」。アルトン・エリス1967年のロックステディだ。このリズムトラック、おそらく、今現在もカバーされ続けてる。

 オレなんか、4:05のJennifer Laraの「Hurt So Bad」で、思う存分、Jennifer Laraの堂々とした歌声を堪能しまくって、惚れ惚れし、グッと来て、気持ちが高まったところで、ダブ(というかインスト)かまして、ちょっと焦れてきたところ、いきなり(6:13あたり)、Brigadier JerryのDJが入り、その瞬間、完全に持っていかれた。

 しかも、Brigadier JerryのDance In A Montreal、左チャンネルだけから、ポツポツポツ、泡が弾けるように、聞こえてくるので、もう、気持ち良いのって、なんのって。リディムに乗りまさに泡がぼつぼつ、現れては消えていく。泡の方のバブリング。
 DJ Algoriddimのテクニックというやつだ。

 

 みんなが「飽きた」音楽から、どうやって、新しい刺激を見つけていくか、聴き飽きた曲古い曲を、「今」、どうやって、楽しめるものとするか、これこそが、ジャマイカの音楽の音楽の魅力だと、言い切ってしまおう。

 だから、オレは、ジャマイカの音楽から、目を離せない。

 Jennifer Laraのスタワン盤CD、買いました!

 


 
 


2020年7月1日水曜日

令和2年7月1日

 スワローズ、勝つ。


 
 チャイカわいい。絶対! 
 「棺姫のチャイカ」(全12話)、「棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE」(全10話)(アマゾンプライムのアニメチャンネルで)観た。

 ほぼ、一気に、ダレることもなく、観ることができた。主人公チャイカが魅力的で、しかも、世界観と中心のキャラがしっかりしていると、どういう展開であっても、ぐんぐん、ついていける。

 ただ、最終話、ちょっとバタバタした感じで、もったいなかった。最終話ぐらい2回にわけて、じっくり、やって、もらえたら、もっともっと、良かったのに・・と思う。・・・思うが、そいでも、チャイカわいい! 短い、単語だけの会話、オレ、好き。

 恐ろしいもので、もともと、魔術、馬鹿にしてて、「魔術」と聞いただけでも、アッカンベーしながら、お尻出してぺんぺん、としてたものであるが、「とあるシリーズ」のおかげであろう、(おそらく、なんもわかってないのに)「なるほど~なるほど~」とわかったような気になっている。

 原作のライトノベルにも手を出すかもしれない。

 つくづく思うが、「最近のSFはどうもなー」とか云うてる場合ちゃうでぇ。今、あんときのオモロさ、おったまげ度、センス・オブ・ワンダーとか、そして、感動までも、「こっち」の世界に移っているみたい。

 なんで、「SF」がペーパーバック感喪い、少数のカシコしかわからんようなわかりにくいもんになったんか、わからん。まあ、そっちはそっちで、やっといて。
 
 (↓「棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE」(全10話)、アマゾンプライムへのリンク)

 

2020年6月20日土曜日

令和2年6月20日

 スワローズ、勝つ。これで、今季、全敗は無くなった。


 前も書いたけど、今の「リベラル」ちゅうのは、60年代の「ラジカル」が、劣化して「リベラル」の皮かぶってただけやから。ちょっとしたことで、すぐに、「ラジカル」に戻るねん。劣化したまま。そやから、あれしてもエエこれしてもエエ・・・より、これしたらアカンあれ云うたらアカン・・未来をめざしてるみたい。そんなん、イヤやからね!!



 5月のうちに、「新約とある魔術の禁書目録」、22リバースまで、完読。


 まあ、戦闘シーンなんか、オレの脳内でイメージ化がついていけないほど、ぶっ飛んでいるんで、まあ、そういうものだ、と自分に言い聞かせて、イメージ化映像化を放棄して、読み進めたとこがあるが、それはまあ、しゃあないだろう。そいでも、めちゃくちゃオモロい!からスゴい。


 そいでも、世の中がコロナハザードの真っ最中に「クロウリー・ハザード」んとこ読んでるという、感覚!


 「創約とある魔術の禁書目録」1も読んだ。ちゃんと、オティヌス登場していて、ほっとする。木原脳幹も。

 今は、食蜂操祈の11や、オティヌスの「ドールハウス」、結局、どうなったんだろう?とか、気になる巻、ちょこちょこと。今、9巻読み返し、あの「10巻」!、今日か明日読むわけで、興奮している。
 分厚い「とある魔術の禁書目録外典書庫」とある魔術の禁書目録 外典書庫(1) (電撃文庫)届いたけど、未読。楽しみ。

「新約」の感想ちょっと。

「新約」の後半では、アレイスター・クロウリーが全面的にフィーチャーされてた。

 だいたい、アレイスター・クロウリー、ビートルズのサージェント・ペパーズのジャケットにも、福助と一緒に写ってるほどのガチの「実在」の魔術師。

 英国では、実際、「魔術」の体系化や実践化がおこなわれていたらしい。いろんな魔術師集団の派閥もあるみたいだし、これはこれで、オモロそうである。

 もう少し若く、しかも、「東京ヤクルトスワローズ」を勝利をもたらす「魔術」があれば、オレも魔術師になる修行やトレーニング積むことやぶさかでないのだが(嘘)。

 まあ、うまいこと行ったら、そりゃ他球団も魔術使い出すやろし、そないなると、野球の試合というより、魔術合戦みたいになってしまうからなあ。



 アレイスター・クロウリー。

史実では、1947年死んでいるが、作品では、そのまま、日本に来て、東京都の一部に、「学園都市」
学園都市 (とある魔術の禁書目録) - Wikipedia: "作中世界の二大勢力の片割れたる科学サイドを支配する総本山。東京都西部に位置する完全独立教育研究機関[1]。あらゆる教育機関・研究組織の集合体であり、学生が人口の8割を占める学生の街にして、外部より数十年進んだ最先端科学技術が研究・運用されている科学の街。また、人為的な超能力開発が実用化され、学生全員に実施されており、超能力開発機関の側面が強い。
世界トップクラスの金融センターにして世界経済を回す動脈であり、後述の経緯で放棄された際には、不安定になった経済を戦争の利権で取り戻すため、各国で学園都市から流出した技術を利用した殺人兵器の増産に拍車がかかっていた。"

のトップに今の今まで居続ける設定(実は過去形にせなあかんのだが、ネタばれになるので、そのまま)。

「とある」シリーズ、スゴいシリーズやで。

2020年5月23日土曜日

海に連れていって

 木原脳幹推しなので、夕方、ちょっとそこいら歩けば、木原脳幹コスの方々がうじゃうじゃおってありがたい。

 金曜日(5月22日)、「とある科学の超電磁砲T.」#15。もう、楽しみにしてましたわ。






 いや、よかったよかったよかったよかったよかった!


 泣きました。
 コロナウイルス騒動が始まってなんとなく支配されてたあの邪悪な気分が吹き飛びました。
 いやそれよりなによりも、この状況下、制作放映してくれることに感謝。


 ドリーとみーちゃんと食蜂操祈の再会、こいでもって、もうアカン、追い打ちかけるように、御坂美琴とミサカ10032号の会話があって、エンディングの、一枚の静止画!奇跡としかいいようがない。



 コミック(とある科学の超電磁砲)10巻に相当するのであるが、コミックはコミックとして、良かったし、アニメはアニメで、良かった。
 一粒で二度おいしい、のである。どっちが良かったか、とかはまったくのナンセンスである。すなおに2つの異なるメディアを、どっぷり、たっぷり楽しめばエエ。


 ぶっちゃけ、#14で一つクライマックスなわけで、このまま、エンディングとなっても、良かったのに、#15でさらに、もういっちょう乗せてきて、「感動」にまで持っていくとは!


 ほんま云うと、キャプチャー使いまくり、ネタバレ覚悟で、この「感動」に身を任せ、文章で過剰にぶちまけるん、さすがに、「とある」ニワカの俄中の仁輪加のオレが、やると、弊害の方が多い。だいたい、オレのクソ文章で、ネタバレさせるのは、なんぼなんでも、「善悪で言えば悪、好悪で言えば悪」というものである。



 今、ABEMATVで#14の無料配信(https://abema.tv/video/episode/199-30_s3_p14 Macの場合、Safariでは視聴できず、Google chromeなら観れる。iPhoneとかは、アプリで)金曜日までやっているから、次の週は、#15やる筈。

 次の本放送「天賦夢路」は諸事情で、7月24日(詳細は/https://toaru-project.com/railgun_t/onair)になるらしい。7月24日までも、今までのあれやこれやあるので、それも楽しみである。




 


とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲(10) (電撃コミックス)



 今までのアニメは、コミックだと、「8」「9」「10」になり、今回放映分は、「10」になります。

 こっから、オレは、「才人工房クローンドリー」出身の帆風潤子(食蜂派閥の紫縦ロール、ゲコラー)主役の、「とある科学の超電磁砲外伝アストラル・バディ」を読みました。そっから、超電磁砲11〜読んだと思う。全然、不自然なし。















2020年5月17日日曜日

2020年5月17日

金曜日(5月15日)、「とある科学の超電磁砲T.」#14、放映あった。てっきり、また、コロナウイルスの影響で、再放送だと思ってたけど、ちゃんと、#14。
 上条当麻、凄かったなぁ。
 

次回(来週になって欲しい)「ドリー」と、食蜂操祈と、「みーちゃん」のエピソード、か。楽しみ。



「新約とある魔術の禁書目録」の方は、順調に読み進んでおり、今、「20」新約 とある魔術の禁書目録(20) (電撃文庫)

 まあ、ほんま、オレの中の「こういう感じのもん読みたいな」という長年に渡る欲求不満を一挙に、解消してくれる、感じ。「解消」どころか、過剰に、大量に満たされまくってる・・って感じか。



「9」新約 とある魔術の禁書目録(9) (電撃文庫)

 なんか、オティヌスのエピソードがあまりにも素晴らしくて、読み終えた瞬間、再読しようかと思ったくらい。

 ただ、ちっちゃくなったオティヌスにも、興味があったので、強引に読み進んだわけや。

 いや、ネタバレせんようにネタバレせんように書いているんだが、木原脳幹推しのオレとしては、ちょっとだけ、さびしい。上里翔流には、ちょっと、厳しく、行きますよ。  

2020年5月4日月曜日

HAC from Youtube

 まあ、もともとは音楽の感想文のブログである。

 女性ラッパーHACの動画、曲。前世紀。
 以下Youtubeで紹介しているが、HACの登場部分から始まるようにしてある。
 自分のための備忘録ですな。
 

 さんぴんCAMP(1996)でのSPECIAL TREASURE 。
 夢見てる 夢見てる なぜなの教えてBaby。
 ダンサー二人従えて、貫禄たっぷりに登場。「みんな歌って〜」やぞ。
 


 SPECIAL TREASUREのスタジオ録音盤 。ライブでは聞き取りにくかったけど、日本語の使い方、凄い。
 下記リンク歌詞全部載っているが、日本語感覚すごい。なまじ、変に韻踏みにこだわらず、自由自在。
 チクタクタクタク秒数 君何年かんけーない そんなこと毎年 考えてたら とにもかくにも きりないない 意味ないない 数えよーの無いこの波乱 のゲーム あーゆーこーゆーそーゆーのそのまた LOVEの豪遊

   きり無い無い無い、意味無い無い無い、んとこ気持ちエエ。
 

 ECDのご存知バイブレーション、笠井紀美子のバイブレーション(1977)のカバーだが、HACのラップの部分、以前も書いたけど、今も、「粋」で「いなせ」で「蓮っ葉」という江戸時代の形容詞持ち出さないと、オレは感想を書けない。辰巳芸者並みの蓮っ葉なお姐さんが、カエル声で早口で、まくしたてている、粋、だなぁ、いなせだなぁ・・。 

  オレはそんなに日本のヒップホップ聴いていないが、このHACの部分が、一番好き。要するに「頂点」と思っている。これは、もう、今聴いても、(いくら世の中、コロナ騒動であろうと)今もどこぞの街で繰り広げられているであろうあれやこれや、という、ライブ感ビンビンに感じてしまう。

 街歩いていると、
 もう、男から、次から次へと声かけられ、もう
「よりとりどりどりよりどころ」
な状態であるけど、
「こんなんでトリプルプレーなんて、てんで、あいにく、御用なし・・・」、
 でも、
「ナックルボールみたいな性格のヤバめ」
 な男出会って、本気出し、ついに、得意技を決め
「すれすれ、きりきり、はらはら、ドキドキ」、
状態、からの、
「クールなクルーな香り漂わせて、で向かって来て来て来て」、
と、「トリプルプレー」オーケーする状態に至る感じが伝わってくる(個人の感想です、多分、ちがうかも)。

 
 しかし、「トリプルプレー」って何のことだろう?
 でも、深く、掘り下げない。

 江戸時代に例えると、惚れてもしがらみが大きく心中しちゃう郭の女の子とかじゃなく、もう、惚れたら、相手の名前、入れ墨入れちゃう辰巳芸者深川芸者あたりの潔さまで、感じちゃうのである。
 
 
次のは動画。独特の「カエル声」の秘密がわかったような、わからないような。
 「バイブレーション」の歌の部分歌っている方も、エエ。




 HAC MY Road 今回、見つけた。ドスの効いた声だけど、粋やいなせ、は、感じられない。

 

2020年5月2日土曜日

2020年のラジカルな意思のスタイル 2




Super Black Market Clash


 クラッシュの1980年(あたり)の、アルバム。まあ、ごくごく素直に、ウィリー・ウィリアムスの名曲「Armageddon Time」カヴァーしたのは、当時、すごく新鮮だった。でも・・・

 このジャケット!

 目の前でわさわさうじゃうじゃ群れてる「警官隊」にたった一人、立ち向かう、ドレッドロックス。

 カッチョいい!
 いつかは、こういうシチュエーションに出逢いたい!
 
 ところが、今、Twitter界隈ふらふらしとると、こうした構図が多い。ただ、さすがに2020年。逆転してしもうてるわ。

 目の前にうじゃうじゃ群れてるのは、反抗がカッコエエと思い、自分たちが正義と思ってる「エエ者たち」で、ひとり立ち向かってるのは、今は、彼らから「悪」とされる価値観を持つ人である。

 大勢で寄ってたかって、「正義」で、ボコボコにされてる。

 みっともなくって、情けなくなってくるのである。


 ロックはもともと群れてたから、まあ、しゃあない。和を以て貴しとなす、ロックの定義の一つである。

 オレがイヤになるのは、パンクやレゲエの方々も、あっち側にしっかり、おられるみたいなのだ。


 いつの時から、一人になることを怖れるようになったのだろう。特に、レゲエなんか、最初、だーれも、聴くヤツおらんかったのに。日本ではごくごく少数の方々が、「誰も耳を傾けない」「無視されること」「誰も集まらない」をデフォルトに、てめえが信じる、「いい音楽」いっちょうで、がんばってきたのを見ているだけ、余計に。


 まあ、相手が、いくら強大な力を持つ相手かもしれんが、「音楽」なら、一人でも、群れなくても、勝てるだろう?
「音楽で、世の中を変える」・・・それすらも信じられなくなったのかい?
 「政治」より、世の中変えられるパワーがある。


 自分で言葉を考えず、どっかの他人に煽られ、どっかの誰かが使い古した言葉で、「怒った」ふりして、群れて数の力で世の中変えられるなら、たしかに、そっちの方が楽だろう。マスコミや野党のエラいヤツにも、褒められるだろう。でも、それは、単に、「どこぞの誰かの言いなり」・・・。

 じゃ、なんで、「音楽」やっている?
 意味ないやん。

 まあ、エエわ。言い過ぎた、それが、あんたらの「カッコ良さ」なんだろう。そっちはそっちでやって。

 オレは、まだ、「音楽のパワー」は政治なんかのパワーより遥かに凌駕する強さと大きさを持っているって、信じておく。ガキだもん。
(「音楽」を「演劇」「映画」・・その他に置き換えても、いっしょ)




2020年4月30日木曜日

令和2年4月30日

 食蜂さん、今、エラいことになってるからなあ・・・。



 明日は13話放映決まったみたい。 先週はコロナの影響で、12話再放送。
 木原幻生、めちゃくちゃ腹立つが、こういうジジイにならんとあかん。


 

2020年4月26日日曜日

2020年のラジカルな意思のスタイル

 アベノマスク早く届かないかなあ。

 手持ちのマスク、不繊紙の使い捨てを洗っては使い洗っては使いしているうちに、マスク掛けた途端、不繊紙の細かい繊維が喉に入って、クシャミや咳するようになって、なにか、もう、何してるのか、わからんようになってくる。コロナウイルス以外の理由で肺を悪くしそうである。
 
 というのに、アベノマスクをボロクソ云うてる方々が、Twitter界隈におられるみたいで、困る。

 今日は、ちょっと政治的なネタ(というほどのこともない、妄想ダダ漏れ文だが)なので、読まなくてもよろしい。

 *************************************

 アベノマスクをボロクソ云うてる方々、どうも、「反体制」の方々みたいである。

 そいで、その「反体制」ちうと、50〜60年前の「反体制」がベースとなり、フォーマットになってしもうているような気がする。

 「反体制なオレ」・・カチョいい!!、「権力に立ち向かうオレ」カッチョいい!!・・という、レベルである。ただ、反抗する対象が、50〜60年前当時の「体制」「権力」であることが、痛い。明治時代になっているのに、徳川幕府打倒しようとしているみたいな、齟齬をオレなんかは感じるだが、彼らはそいで、エエんであろう。


 当時に間に合わなかった若い人(と、言っても、中老年の方々)たちは、「ウッドストック・コンプレックス」もしくは、「全共闘コンプレックス」過大というか、当時を美化しすぎ、理想化してしまっている感じところがあり、やはり、「体制」「権力」の定義が50〜60年前のまま、なところは一緒である。


 しかも、彼らはいまだ、それが、カッコいい、と思ってるから始末に悪い。
 
 しかも、アベガーの方々の中で、相互批判一切見られないのだ。うがった見方をすると、多分、首相の悪口以外、彼らの中で共通項は、案外少ないのではないか。
「みんなで仲良く、首相を罵倒しようぜ、だって、それが反体制だもん!」、そいで、OK・・・ロックですなあ。


 今じゃ、国が配布するマスクに、いちゃもん」つけるのが、大流行。それも、チンピラヤクザが定食屋で「うどんにゴキブリ入ってた」と店にいちゃもんつけるレベルである。
 
 今どき、そんな事をするチンピラ(そもそも、チンピラすら存在しているのかどうか)ですら、躊躇すること、彼らは、やっているのである。「反体制」の名の下に・・・。

 オレなんかは、幼い頃、新宿駅で大勢で暴れるわ、火炎瓶投げるわボロボロにするわ、東大では、安田講堂に籠もってめちゃくちゃにして、入学試験中止にするわ、太陽の塔目玉男出てくるわ、しまいめには、ハイジャックして、「われわれはあしたのジョーである」捨てゼリフに他国へ亡命して・・とかの、まさに体を張った、「大芸」をテレビで楽しませてもらった身からすると、情けなくなってくるのである。

 反体制、するなら、マジメに反体制やって欲しい。
 まあ、オレもこのままじゃ、「反体制」に反対しているだけになってしまう。

 よろしい。
 門前の小僧習わぬ経を読むじゃないが、「習わぬラジカル」を教授してしんぜよう。「今の反体制」を教授してしんぜようじゃないか。

 ただし、オレは、政治がらみでは、選挙権しか、行使しないことにしているので、そのつもりで。例によって君もしくは君のメンバーが捕らえられても、一切、関知しない。

 今の政権が気に食わず、ぶっこわしたかったら、非常に簡単で、それこそ、「リベラル」とか云う嘘くさい偽善を捨て(あんたら、そう言えば、「代々木的」なもん、さんざん、バカにしとったんじゃ・・・)、もう一度、「ラジカル」なスタイルを取ればいいのである。

まず、

絶対に安倍政権を倒す

を目標とすること。

そのため、

ありとあらゆる手段を取ることに躊躇しないこと
ありとあらゆる犠牲を払うことに躊躇しない


・・・まあ、最低それぐらいは、覚悟して欲しい。

ここまで、来たら、後は、戦術を考えたらいいだけ。試しにオレが考えたその戦術は、


  • ・朝日新聞、毎日新聞、東京新聞が、政権を褒め称える記事を毎日載せはじめる
    ・玉川徹等がモーニングショーで突然、政府の方針を支持はじめる
    ・Twitterでラサール石井を始めとする界隈が突然、安倍首相褒めはじめる

 これは、彼らが「プライド」を捨てるだけで、簡単だと思う。

 これだけ、で、オレなんかに代表される、今の政権を消極的に支持している層は、「あれれれ?」と思いはじめる。デマでもソース確認が取れていなくても、煽れるなら、なんでも飛びついて来た連中が突然、手のひら返して、褒めはじめる・・・「こりゃ何かあるぞ・・」疑心暗鬼を生じるわけですな。

と、トドメに、

・鳩山由紀夫氏、小沢一郎氏、自民党に復党させる
(自民党というのは、彼らすら受け入れしまう「政党」なのである)

 ちょっといろんなテクニックが、要求されると思うが、もともと、二人とも、自民党、まあ、そこは、もう、そっちで、考えて。

 ここまで来ると、オレみたいな人間は、脳内「?」まみれになって、次の選挙では、絶対に自民党に、投票しない。

 だいたい、鳩山由紀夫氏や小沢一郎氏は、もう、存在するだけで、いろんなトラブルを自ずと引き寄せてくれるから、自民党めちゃくちゃになること請け合いである。
 

 かくして、確実に、安倍政権は倒せる、のである。しかも、暴力沙汰一切無しで。


 ただ、不思議なことに、あれほど、悪口罵倒の限りを尽くし安倍政権打倒してる野党が、なぜか、安倍政権を倒した後の「政権取った時の構想」というのが一切出していない。
 
 総理大臣誰にして、他の大臣ポスト誰にして、どういう政策で、とかの「マスタープラン」がわかんないのである。今、野党の党首ですら、アベノマスクガー、アベノマスクガー・・・・こりゃ、ダメだ・・・

 あと、
 今のコロナウイルスが完全に終息してから、やってね。
 ここんとこ、一番大事。



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