2020年7月4日土曜日
Mad Mad / Diseases (Alton Ellis, Michigan & Smiley)
Mad Mad / Diseases (Alton Ellis, Michigan & Smiley)
最近は、クルマの中でもYoutubeのDJ Algoriddimミックスのヤツばっか、聴いてる。
同じリズムトラックのヤツ(ヒューマントラック限定)、延々とつなげているヤツなんだが、もう、このところ、どっぷりたっぷりずぼずぼですわ。
なんぼジャマイカの音楽が好きや、云うても、同じリズムトラックの曲を延々と聴くというのは、かなり覚悟が必要で、正直、今までのジャマイカの音楽を愛好してきた人間にとっては、「飽きて、飽きて、飽きまくってる」状態が基本だろう。精神的に余裕がないとアカンねん。今は、それができる時期かもしれん。
じゃ、どこをどう楽しむか?
例えば、上のミックスは、オリジナルはご存知「mad mad」。アルトン・エリス1967年のロックステディだ。このリズムトラック、おそらく、今現在もカバーされ続けてる。
オレなんか、4:05のJennifer Laraの「Hurt So Bad」で、思う存分、Jennifer Laraの堂々とした歌声を堪能しまくって、惚れ惚れし、グッと来て、気持ちが高まったところで、ダブ(というかインスト)かまして、ちょっと焦れてきたところ、いきなり(6:13あたり)、Brigadier JerryのDJが入り、その瞬間、完全に持っていかれた。
しかも、Brigadier JerryのDance In A Montreal、左チャンネルだけから、ポツポツポツ、泡が弾けるように、聞こえてくるので、もう、気持ち良いのって、なんのって。リディムに乗りまさに泡がぼつぼつ、現れては消えていく。泡の方のバブリング。
DJ Algoriddimのテクニックというやつだ。
みんなが「飽きた」音楽から、どうやって、新しい刺激を見つけていくか、聴き飽きた曲古い曲を、「今」、どうやって、楽しめるものとするか、これこそが、ジャマイカの音楽の音楽の魅力だと、言い切ってしまおう。
だから、オレは、ジャマイカの音楽から、目を離せない。
Jennifer Laraのスタワン盤CD、買いました!