2012年7月26日木曜日

7月26日

クソ暑い。免許の更新のため、明石まで。3年前違反したんで、ゴールドで無くなってしもうた。腹いせに交通安全協会に入会する。ハンカチくれた。

 帰り、舞子から垂水まで、渋滞しており、カンカン照りの中、脳みそが蒸発していく感覚を覚えた。そう、オレは、夏が来るたんびにアホになるんであーる。
 そのアホな状態のまま、帰ってきたら、Mac OS X Mountain Lionがリリースされていたので、App Store経由でアップデートする。アホの状態でOSアップデートという大技すると必ず、100GB単位でデータを消失したり、数万円したアプリが動かなくなったりするというのを経験則でオレは持っているのだが、そうした不幸な出来事は何事もおこらなかった。ただ、OSアップデートして何が新しくなったか、ようわからん。1,700円という安さだから、そういうもんかもしれん(ただ、Safariで表示フォント指定ができんようになって、明朝体で表示されてしまい気色悪い)

サッカー、日本、世界一のスペインに勝ちよった。よかったよかった。

それはそうと、なんか、東京都の神宮球場界隈では、すごいことが起きていたみたいであるが、スペインに勝つことに比べたら、ごくごく些細な出来事である。こんなん、気にしとったら、世界への飛躍は望めないだろう。もともと、12点取るチームではないし、ましてや、16点取られるチームじゃない村中恭兵は4回11失点する投手じゃない・・。なんか、無性に最近の日本のサヨクの悪口書きたいところだが、サッカー勝ったんで、我慢することにする。

【広島】マエケン両リーグ最速10勝目 (日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース: "<ヤクルト12-16広島>◇26日◇神宮  広島前田健太投手(24)が、両リーグ最速の10勝目を挙げた。3回までは完全投球を見せたが、4回に味方の3失策が絡み3失点。さらに、5回には4連打を浴び3点を失った。5回を投げ勝ち投手の権利を得たが、今季ワーストの6失点。「今日は点を取ってもらったので。今日の10勝は悔しい。10勝は最低ラインなので達成できて良かったけど、これから1つずつ積み重ねていきたいです」と話し、終始笑顔はなかった。"

2012年7月21日土曜日

7月21日

前回、前々回、と時事ネタ、ずいぶん、ひどいこと書いとるわ。ま、オレは時事ネタは苦手で、しかも、「毒づく」ことが基本だから、困る。特に東京ヤクルトスワローズ、が負けようものなら。

 ま、いかなる政治組織団体には属さないこと、宗教は先祖代々の浄土真宗、政治活動は選挙の投票だけ、を信条としとる人間だ、そういうことで。

  プロ野球もオールスターで、久々に平穏な日々を送っている。この期間、スワローズは絶対に負けることないもんな。と、思ってたら、クルマ、オーバーヒートさせてしまう。多額の出費が予想される。 

 さて、アイドリング!!!のオンデマンド、まあ、オレも慣れてきて、練れていない企画の多少のグダグダには慣れてきたものの、さすがに、番組ディレクターが女性番組スタッフにプロポーズちゅうのがあって、それもバシッとやるならともかく、グズグズでクタクタくだくだで、約30分間も見せられ、何が苦しうて、この歳になってアイドル番組でおっさんのもじもじ照れた顔見なあかんのか(なぜか、こういう時、菊地亜美が何とかしようとしているのが、逆にウザく感じられてしまう)、と非常に不条理な気分に襲われ、もう来月からは月観放題コースやんぴしようと思った矢先、26号尾島知佳と24号野本愛の1対1のドッジボール対決観て、またも、声を出して笑ってしまい、まあ、来月もオンデマンドそのままにしとこっと思った。

 闘争心剥き出しの尾島知佳の美しさにヤられる。
 大声で何か叫びながら泣きじゃくっている野元愛に爆笑する。もともと、ドッジボール、全日本第三位だかのチームでエースだった(という)野本愛である。

 そんな泣きじゃくってる野元愛を、体重計に乗せるという追い打ちまで入って、「アイドリング!!!だなぁ」と堪能した。
 かつての尾島知佳のライバル、大川藍がその他のアイドリング!!!のメンバーと一緒に、単に「いた」のが、何故か、淋しかった。みんな、大人になっていくのだ。

  まあ、メチャクチャ面白かった。こんなん、年に何度もできることではない。このところのツマラン企画の数々も、すべてフリに思えるから不思議である。

   昨年、小泉瑠美を「発見」した衝撃で、アイドリング!!!を知ったオレとしては、今のアイドリング!!!の番組(オンデマンド)観ても、なおかつ、どこかに「小泉瑠美」的なもの、が残っていないか、探してしまう。あたりまえだが、そんなもん、アイドリング!!!(番組の方ね)はおろか、この世のテレビ番組のどこにも、もう残っていない、ああ、わかっている、わかってますよ(でも、5号滝口ミラの「ゴリラキャラ」は今のアイドリング!!!に存在しとるんよ)。

2012年7月16日月曜日

Eric Burdon & War - Spill The Wine にハマる

スワローズ、ベイに負ける。あんだけ、ボロ負けした後なのに、ベイ、スワローズとやる時だけ、強いのは、なんで???

なんか、このところ、反原発デモが盛んなのだが、まあ、今も日米安全保障条約は有効だし、三里塚にはちゃんと成田国際空港があるのであーる。
最悪なのは、10年20年後、原発は今もある問題点何一つ解決しないまま、稼働中、殆どの人がほとぼりが冷め「我にかえり」フツーの生活に戻り、ただ、過激化した「反原発運動家」だけが、時折迷惑な「実力行使」で、電線切ったり、養殖したクラゲ原発近くの海でバラ撒いてるだけ。反原発バブルでちょっぴり議席を増やした旧サヨク政党が時折、国会で馴れ合いの議論するだけ、ちゅうことにはならんように。
なんで、「今」、「100%」「原発即時廃炉」なのか、わからんし、そのスローガンは原発より遥か危険な、しかも、60年以上運動している、原水爆の核兵器ですら、1%も全然達成できていないだろう?。






Retrospective

1. House Of The Rising Sun
2. I'm Crying
3. Baby Let Me Take You Home
4. Gonna Send You Back To Walker
5. Boom Boom
6. Don't Let Me Be Misunderstood
7. Bring It On Home To Me
8. We Gotta Get Out Of This Place
9. It's My Life
10. Don't Bring Me Down
11. See See Rider
12. Inside - Looking Out
13. Hey GYP
14. Help Me Girl
15. When I Was Young
16. A Girl Named Sandoz
17. San Franciscan Nights
18. Monterey
19. Anything
20. Sky Pilot
21. White Houses
22. Spill The Wine

(今は2000円以上するが、1,000円以下の時もあったのだ )


アニマルズのベスト。Amazonでメチャクチャ安かったんで聴いてみた。エリック・バートン&アニマルズ時代の曲も入っている、ちゅうことで。ところが、最後に入っているEric Burdon & War - Spill The Wineにハマってしまう。なんと、カッチョええ曲であろう。フルートの入り方なんて、カッコ良すぎてかっこ良すぎて、困る。オルガンで始まるからか、最初なんか、マンフレッド・マンみたいやなぁ、と思ったのだが、エリック・バートンの抑えるとこは抑えて、爆発させるとこは爆発させるというメリハリの効いた唱法もカッコ良すぎ(まあ、レゲエ感想文の定型文「トリハダもの」を使いたくなかったら、単に「カッコ良い」の羅列になってもた)


アニマルズ、ちゅうのは、60年代初頭は、わざわざ言うまでない、「朝日のあたる家」や、むしろ尾藤イサオの日本語カヴァーの方が有名かもしれんが「悲しき願い」、などのヒットを持つビートルズやストーンズやキンクスなどと同様、バリバリのブリティッシュ・ロックグループなのだが、60年代半ばごろから、ケッタイなことする。

  こともあろうに、何を思たか、エリック・バートンさん、サンフランシスコに拠点を移すのだ。当時のサンフランシスコちゅうたら、マリファナとLSDで脳みそトロトロになってついに脳内にお花が咲きまくってたヒッピーがわんさかいて、大騒ぎしていた頃である(自分の文章では巧く表現できんのに、以下ウィキペディアより引用)。

1966年に解散した後、本拠地をサンフランシスコへ移し「エリック・バードン&ジ・アニマルズ」として再始動し、グレイトフル・デッド、ジェファーソンエアプレインなどとシスコ・サウンドと呼ばれるようになる。68年の曲「スカイ・パイロット」は、サイケ系の反戦歌と認識されている。
[From アニマルズ - Wikipedia]

 ところが、1970年頃、ウォー(エリック・バートンと離れてから大ブレイクするのだが)という黒人グループと組んで、アルバム出すのだが、オレは殆ど無知状態。ちょっと、手に入るアルバム聴いてみようと思う。

2012年7月13日金曜日

7月13日

ゲシュタポも特高もハダシで逃げ出すような執拗な肉体的暴力と精神的暴力の絶え間ない肉体破壊行為人格破壊行為を、「いじめ」一言で表現したらアカン。正しくは、「拷問」であろう。

今回の事件なんか、警察が学校入ったで大騒ぎしているが、アムネスティが乗り出してきてもおかしくない感じがする。まあ、卒業式での、たった3分間ほど君が代聴いただけで精神的苦痛を覚えてノイローゼになるようなレベルのか弱い人が教師に多いらしいので、目の前で行われている暴力、見て見ぬふりせざる得ないのであろう。
大阪と違って、市職員や公立学校の教師が刺青入れても自由なところときいている。いっそのこと、もう二度と、なかったことにしようとしてもなかったことにできないように、忘れようとしても忘れられないように、関係者全員、全身に刺青でも彫ったらいいのかもしれん。

2012年7月8日日曜日

七月八日

スワローズ、連敗。ま、たかが連敗である。なにせ、10連敗しとるから、もう、ちょっとやそっとの負けではへいっちゃらである。6連敗しとるチームもあるが、落ち込むのは、10連敗するまで、待って、次の対戦相手とは、何がなんでも勝って欲しい。

アイドリング!!!、最新のオンデマンドのやついくつか観たが、なんか、最近、升野英知の下ネタが鼻につき、ついに、他のネタでは笑いが取れなくなっている感じがして、なんか、もう、番組自体、末期症状みたいな感じがした。まあ、9人が全員スキさえあれば笑いを取りに行く(もちろん、スベることが多い)一期生時代が、オレの基準だから、しゃあないが。

2012年7月1日日曜日

ヤケたこ焼き

更新に間が開いた。中公新書の「河内源氏」、あまりにもオモロかったので感想文書こうとしたら、収拾がつかなくなってもた。アホなので、感想文書くためにまた読み返したりしてたら、わけわからんようになってもて・・・。ま、そのうちに。

 NHKの「平清盛」、今日は平治の乱だったので、さすがに、今回こそは、オモロいだろうと見たら失敗、熊野詣で清盛が留守を狙っての「平治の乱(というか、クーデター)」が起こったというのに、のんびりと、平清盛さん、源義朝と信西の「友情」をくだくだ、回想したりしてる。これじゃ、少年ジャンプの主人公じゃあるまいし、単なるアホである。あの秀吉の大返しに匹敵する、と云われる清盛の熊野詣からの京への帰還のノリじゃない。とてもじゃないが、平氏で初めて太政大臣になる人物とは思えない。

 平清盛という人物に愛情持った脚本家や演出家や役者がちゃんと平清盛を描いたら(今の清盛像は、坂本龍馬やそこいらの熱血スポーツマンガの主人公の焼き直しだろう)、「ゴッドファーザー」や「仁義なき戦い」あたりを軽く凌ぐドラマになってた筈なのに。だいたい、清盛の話なのに、こともあろうに源頼朝公にナレーターさせるとは、何事だ? 
 平家は邪険したらタタリます。NHKで平家蟹大量発生しても、知らんぞ。

 東京ヤクルトスワローズ、今日は神宮で阪神戦。よれよれの村中がノーアウトで、ヒット打たれ二塁打打たれ四球出して、ついにノーアウト満塁。そっから、まだまだ、ボコボコ打たれ、5点。神宮球場の阪神ファンの馬鹿騒ぎ、諸行無常の響きちゅうのをビンビンに感じたので、観るのやんぴして、ナナまでたこ焼き喰いに行った。
負けたもんと思っていたせいか、たこ焼き、イキナリ口に入れたら、クソ熱く、口の中をヤケドした。これが、ホンマの「やけ食い」・・・と思ったら、帰って結果みたら、東京ヤクルトスワローズ、逆転して、勝ってた。・・・スマン。

2012年6月19日火曜日

ジャニス・ジョプリンのテル・ママ

6月の台風はイキがエエんで困る。
しかし、コンサート前、過呼吸症候群とか発症して、他のメンバーに呼吸のリズム取ってもらったり、担架に乗せられたり・・だから、引退します、の映像を見せられたり、数年前のガキの頃のセックスを、4位とかなって有頂天にいる今、週刊誌にバラされて、泣きながらラジオで謝らせられたり、福岡に飛ばされたりしているのを見ると、なんか、イモ臭く(それがキャラと云えばそうなのだろうが)、いやぁな気分になった。つくづく、アイドリング!!!ファン(末端のファンであるが)であって良かったと思う。グズグズでもぬたぬたでも、馴れ合いじゃれ合いでも、フォンチーも谷澤恵里香も、これからは、12号森田涼花もいないとか、もう、文句は云わんとこ。
ぼんやり、DVD観てたら、しもた、くそぉ、こんな映像が残っていたとは。

フェスティバル・エクスプレス
「フェスティバル・エクスプレス」とは、1970年6月27日にカナダのトロントからウェニペグ、カルガリーへと大陸を横断しながらライブ・ツアーを行うためにミュージシャンたちを乗せて走ったカナダ鉄道の特別列車の名前です。参加したミュージシャンは、グレイトフル・デッド、ジャニス・ジョップリン、ザ・バンド、デラニー&ボニー、フライング・ブリトー・ブラザース、バディ・ガイ、シャナナなどです。
このツアーのコンセプトは、ロック・イベント=野外会場に観客を集めて行う巨大イベントとは、まったく逆の発想によるものです。それは「ツアーを組んでバンドが観客の住む街に行く」というものでした。と言っても、ただそれだけならバスを連ねて行う多人数でのライブ・ツアーとそう変わりません。実は、このツアーが本当に素晴らしいのは、列車を降りて行われたコンサートだけではなく、列車の中で昼も夜も、どこかの車両で行われていたジャム・セッションの部分なのです。(もちろん、このDVDにはこうしたジャム・セッションのシーンがたっぷり収められています)
例えば、リック・ダンコ、ジェリー・ガルシア、ボブ・ウィアーをバックにジャニスが実に気持ちよさそうに歌う「Ain't No More Come」。今や、ブルース界の大御所バディ・ガイとジェリー・ガルシアがコンビを組んだ「I Can't Do It Baby」
[From フェスティバル・エクスプレス]


1970年6月27日からの列車ツアー。1970年はもちろん、オレは「60年代」最後の年と把握している。
悪いが60年代末期のヒッピーやらになんのファンタジーも感じないんで、熱心とは云えない感じで、のほほんと観てたし、音楽的にはそりゃやっている方はキモチええんかもしれんが、こっちはダラダラとしか聴こえまへんな、状態なのであるが、ラストのラスト、ジャニス・ジョプリンの「テル・ママ」にはぶっ飛んだ。
え?この曲やったの?と、思うも間もなく、ほぼ、息継ぎ省略して、ほぼ過呼吸症候群的に一挙に歌い続けるもんだから、つい、聴いている(観ている)方も、巻き込まれてしまう。
そっから、このころのロック特有のギター・ソロの延々・・・がちょっとあるが、すぐ、呼吸を整えたジャニス・ジョプリンがまた、歌い始めると、こっちも強引に巻き込まれてしまう。
そいで、一応落ち着いたら、おそらく、アドリブでしゃべりかけるように、自分のこと歌い、また徐々に、本曲に戻って、またノリまくったところで、スパっと終わらせる。カッコいい!!
(今確認中であるが、CDの「パール」のボーナス・トラックに「テル・ママ」入っているのだが、どうも、このライブのヤツみたいな感じがする。CDで聴いた時はなんてことなかったのに・・)




まあ、ジャニス・ジョプリンは御存知の通り、このコンサートの3ヶ月後、ヘロインの過剰摂取が原因で亡くなる。そのあれやこれやについては、映画を始め大量の物語があるが、そういう知識を得ないと、わからん音楽、感動できん音楽、ノれない音楽ではない、ジャニス・ジョプリンというシンガーは。
60年代末のヒッピーウッドストックジェネレーションが大嫌いなのは、LSDやらマリファナが意識を解放するとか、阿呆なこと云うて、結局は廃人死人を大量に産み、ミュージッシャンに群がる怪しげな麻薬業者を儲けさせただけ、ということがある。今も、レゲエのコンサートで一番儲けたのが、何かを扱うイラン人だった、とかの状況はまあ、一緒・・・と考えると、過呼吸症候群を産もうがAV女優を産もうが、音楽関係者である秋元某が一番儲けるというシステムというのはのは、まあ、健全ではある。

2012年6月12日火曜日

横山剣「クレイジーケンズ マイ・スタンダード」


クレイジーケンズ マイ・スタンダード

クレイジー・ケン・バンドの存在はもちろん、知っていた。そいでも、惹きこまれそうだったので、「敬遠」していた。あたりまえである。みんな、「ヨコハマ」という街の恐ろしさを知らん。

今、バリバリの本牧の現役の不良がやっているバンドである。ということは、つまり、その怖ろしい怖ろしい街、「ヨコハマ」が、長い歴史もひっくるめ、丸ごとで攻めてくるわけである。
わしは神戸の人間であるが、不幸極まりないことに、オレはヨコハマ生まれ(母親が実家に戻って近くの病院で出産したため)で、しかも、2年は野毛の花咲町に住んでいたこともあるのだ。メリーさんも知っているし、吉田衛氏生存中の「ちぐさ」だって行ったことあるんだ。
そんなオレが万が一でも、クレイジー・ケン・バンドにイカれたら、神戸も何もかも放り捨てて・・は、もったいないから、換金して、寿町でも黄金町でも、引っ越し、ともかく、しばらく、中華街で三食取ってヨコハマの人間になろうとするだろう。その上で、ライブに行ったり、CDをクルマで大音量で聴くことであろう。

読んで、もちろん、横山剣氏のいわば自伝であるから、金網のフェンスの向こうにあったもう一つの「ヨコハマ」の胸を引き裂かれるような、ウットリするような昔の話もには、素直に胸をきゅんきゅんいわせて(オレがそこにいなかったクセに何故か懐かしい)、幼い頃の父親との旅行の話とかには、素直に涙ぐみながら、またヨコハマの不良特有の武勇伝には、血をたぎらせながら、また、音楽遍歴バンド遍歴には興味をかきたてれられながら、読んだのだが、やっぱ、オレが嬉しかったのは、音楽そのものに関する以下の部分である。全部挙げていくと、相手は現役のミュージッシャン故、キリが無いので、オレが一番頷いた順に3つだけ。

・キャロルの「甘い日々」が好きでカヴァーしたこと。
・女性ヴォーカルには、「コブシ」が無いとアカンということ
・「聴いた音その音に得体の知れない何かが含まれている、その感じもまたおれの感じるロックンロール質なんだ」(P.469より)

クレイジー・ケン・バンドがキャロルの「甘い日々」をカヴァーしていたなんて知らんかったし、まだ、聴いていないが、キャロルの「甘い日々」、もう、女性のセリフがからむとこなんか、最高にオレも大好きなので、なんか、すごく嬉しい。

2つめは、オレの用語では「パンチ」。

3つ目は、ちょっと、ご覧のとおり、このブログ、停滞気味で、「だいたい、音楽聴いて、感想文垂れ流すんはアホとちゃうんか」と思い始めていたのだが、そう、そーそーそー、音楽を聴いて、「得体の知れない何か」を感じてしまった以上は、やっぱ、その「得体の知れない何か」のことを書かなアカン、もちろん、今までの経験上、「得体の知れない何か」のことを書こうとすればするほど、余計「得体の知れない」もんになり、最後ぐしゃぐしゃにしてまうのだが、そいでも、やっぱ、やらなアカン、音楽聴いて、ソレを感じたら、やっぱ、やらなアカンわ、音楽を聴くだけの人間だからこそ。

次から次へ「得体の知れない」のにレッテル貼って、あらかじめ用意してあるたくさんの箱のどれかにぶち込んでいって、わかったようなフリするんはカシコのプロの評論家にまかせておけばエエのである。

2012年6月7日木曜日

6月7日

ようやっと、ほぼ半年に渡り通院した歯医者が終わった。奥歯2本であるが、まあ、ほっとした。これで、旨いもん、気兼ねせず、たらふく、喰えるというものである。

昨日はAKB総選挙。ファンでもなんでもないので、あーだこーだ云うつもりもないが、よりによって、フジテレビで中継とは。せっかく、フジテレビは自局のアイドルグループ持っているというのに。



あと、ついに、という感じ。元アイドリング!!!2号小泉瑠美さん、新しい事務所に入って、半年間、ず~~~っと、静かだった、長谷川瑠美」の事務所のページにようやっと、変化が。


それにあわせるようにか、フォンチーさんのツイッターで、電話越しとはいえ、「瑠美姉」の健在ぶりが、伝えられる。


よかったよかった。

たった、これだけの情報だけで、嬉しくなって、軽く興奮状態になるのだから・・・・。その原因も、よく考えてみると、数年前(俺がYouTubeで観たのは昨年であるが)のたった1分間の「おジャ魔女どれみ」のカヴァーと、瞬間的に発した「ぺしゃぽう」と「べろべろばー」で、いかに、びっくらこいたか(というより、笑い転げたか、だが)、ということなのである。そっから、DVDBOXを買い込みクルマに乗ればまっさきに「NA・GA・RA」を聴き、4thライブの最後のアンコールを繰り返して見て泣き笑い、・・・。まさに、ゴダールの云うところの「交通事故」である。まさに、これこそ、荒井由実「あの日退屈じゃなければ」である。


戦略と戦術の「大人の事情」が支配する世界で努力と根性と気配りでトップにのぼり詰めるかどうかは、オレにしてみたら、「小泉瑠美」を発見してしまった以上、どーだっていい。はっきり言うて、テレビ越しに観なくても、そこいら、にいくらでも転がっている。
やっぱ、口ぽけーっと開けてたら、いきなり、別世界へ連れて行ってくれるような、一瞬、でも強烈な「煌めき」がないと。



久々に、Frankie Paul (フランキー・ポール)の「Give We What We Want」、聴く。
この曲のあれやこれや調べてあれやこれや書くところであるが、久々だったので、聞き惚れてしまい、書くのが面倒くさくなってもた。






Portrait


2012年6月3日日曜日

Loaded (Fully Loaded Edition) を聴く

三連勝。  やっぱ、四番が打つと違う。


 プロ野球ニュースで関根元監督が云うとったが「10連敗して勉強しました」という言葉に素直に涙する。








 クルマで久しぶりにヴェルヴェット・アンダーグラウンド聴く。


 ヴェルヴェット・アンダーグラウンドがグループ終わり頃出した「Loaded」、なんか、最近、2枚組になって、「Loaded (Fully Loaded Edition)」ちゅうて出てので、つい。ロックの「デラックス・エディション」は高い割に、変なアウトテイクやデモで水増ししている感じがして(丸ごと、1枚はステレオ、もう一枚はモノラールというのは大好きである)懲りているのだが。





 やっぱり、「Sweet Jane [Full-Length Version]」と「Rock & Roll [Full-Length Version」「Lonesome Cowboy Bill」「New Age (Full-Length Version)」とか学生の頃好きだった曲ばっかリピートして聴く。しかも、どこが、Full-Length Versionかさっぱりワカラン。Satellite Of Love とOceanのデモも聴いてみたが、ああ、デモやなぁ、という感じ。





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