2014年8月17日日曜日

ラスタファリアンになろうぜ

 小川で負ける。なんか、小川が復帰し新垣が入り、先発のコマが揃ったな、と思ったのに・・・。

 「軍師官兵衛」。なんか、今夜は、荒木村重(道薫)の愁嘆場。それはそうと、おそらく、黒田官兵衛が一番(二番目は裏関ヶ原)活躍したであろう「秀吉の織田家潰し」の描き方がきわめて、おざなりで、こんな、どーでも、えーことに限って描写が細かい。

 リターン・オブ・スーパー・エイプのAmazon評みてたら、「本当の意味で戦争の抑止力となるのは、核兵器なんかじゃなくってこんな音楽なんじゃないかな。」といわゆる、例によって例のごとく、日本特有の「脳内お花畑」イデオロギーに毒されたことが書いてあった。「戦争の抑止力」があるとするならば、罵声ばっかがなり立てる反原発運動のデモや国会前での反集団的自衛権デモの「抑止力」ぐらいチョロい筈で、もし、反原発運動のデモや国会前でのデモとかで、デモやっている連中に大音量で「リターン・オブ・スーパー・エイプ」をかけたら、デモするのがアホらしくなる筈である。デモ抑止力になるわけだ。

 「反原発運動のデモや国会前でのデモは正しいデモだから」と云うなら、戦争の本質をわかっていない。戦争はいつも正義と正義の殺し合いである。また、数十人規模のデモの抑止力にすらならんのが、どうして、何万人規模の戦争の抑止力となりましょうや。

「本当の意味で戦争の抑止力となるのは、核兵器なんかじゃなくってこんな音楽なんじゃないかな。」・・リー・ペリーの音楽に対して、最大の侮蔑と受け止めておく。核兵器みたいな下賎なものと一緒くたにされてたまるか!!!
 フツーにリー・ペリー聴いたら地球否宇宙をぶっ飛ばさんばかりの、少なくとも核爆発以上のエネルギーを感じることができるというのに。

 こういう、オレのツッコミの無意味さ、わかっている。大人げない。
 ただ、しゃあない、オレはパンクにモロに影響された人間だ。音楽からは音楽以外の嘘や幻想を聴きたくない、音楽だけを集中して聴いていたいだけなのだ。もちろん、レビュアーの方のような「幻想」を抱いて、音楽を聴くのも、もちろん、自由である。

 でも、こうしたレゲエに対する「偏見」(あえて言ってしまう)や妙なイデオロギー化、にどれだけ、単に音楽としてのレゲエが好きなオレが、まどろっこしさ、隔靴掻痒感を、覚えたか、「フェアトレード」のMJBより不味いコーヒー何杯飲まされたことか。

 例えば、フツーにめちゃくちゃカッコいいリズム隊をバックにめちゃくちゃ巧い歌手の唄を、伊東ゆかりや青山ミチの極上の歌謡曲聴くのと同じレベルで聴いて何が悪いというのだろう。「焼けつくせ、燃やしつくせ今夜」であろうと、「起き上がれ、立ち上がれ」であろうと、「グリーン・ジンジャー・フライング」や「ミッチー音頭」聴くみたいに聴いて何が悪いというのだろう?


 オレはずいぶん長い間、レゲエを聴いているんだが、長い間レゲエを聴くコツ、というものがあるとしたら、真っ先に挙げたいのは、こうした「イデオロギー」の排除である。

 音楽はやっぱ、音楽として聴く。

 どうしても、「イデオロギー」にハマりたいのなら、たった一つ、「ラスタファリズム」という超強力で難解な宗教に帰依することである。ヘアスタイルをドレッドにしてマリファナ吸うだけでは、もちろん、ダメで、最低限、系図屋行って、先祖が400年前、アフリカ大陸から奴隷として日本に連れて来られたこと(そういや、信長に仕えたという弥助という黒人はどうなったんだろう?)にしないとあかん。そして、最低3年は、山の中で自給自足の生活をせなアカンが、そこまでやれば、初めて、故エチオピア初代帝王ハイレ・セラシエ一世をジャー・ラスタ・ファーと呼ぶことができるのだ!!!

 ところが、レゲエ聴くやつはなぜか、憲法九条命の旧左翼の政党、それも選挙用に云う「タテマエ」止まり、それも何ら疑問も感じず、レゲエを「イデオロギー的」に語ろうとするから、困る。

 ボブ・マーリィが世界進出に登場した1970年代初頭、挫折したヒッピーが、スコット・マッケンジーや以来のスタアとして歓迎したのはもちろんのこと、60年末徹底的に挫折した新左翼がどっと入り込み、ボブ・マーリィの歌詞から、「第三世界からの革命」を取り出し絶賛した。まあ、レゲエの悲劇があるとしたら、ここ、からであろう。
 そのおかげで、オレはボブ・マーリィをフツーに音楽として聴けるようになるまで、5年はロスした。
 

2014年8月11日月曜日

気がついたら、ダブばっか買ってた・・・

プール帰り、渋滞に巻き込まれる。そうか、お盆休み、ちゅうのが、台風の影響で今日からになったのね。

久々に、CD、HMVから購入。35%引きやってた。
一応、タイトルだけ、書いとく。2,3年前から欲しかったヤツが多い。

・Get Wise Horace Andy
再発専門のPressureSounds。天才でかつ幻のプロデューサー、フィル・プラットの音源をこのところ、どんどん発掘してくれている。
ホレス・アンディのアルバム。1975年(付近)。
まあ、例えば、11曲目の「Roots Of All Evil」は、ホレス・アンディでは代表曲のひとつ、「Money Money」異名同曲。
12曲目は、11曲目をダブにしたヤツにJah StichのDj乗せたヤツ、そして、13曲目は、そのダブ。最初聴いて、この3曲あれば、オレの音楽生活、これからの一年は保つんだろうな、と思った。

・Ital Dub 
オーガスタス・パブロ名義のダブ集。
・Deeper Roots
ヤビー・ユー名義のダブ集。
・Trojan Down In The Tenement Yard Various Artists
長屋の庭で、とあるから、庭先でのライブ盤かと思ったら、違うみたい。

・I Am the Gorgon Various Artists
バニー・’ストライカー’・リーの映画ができたらしい。そのサウンドトラック。




・Dub Will Change Your Mind
そのバニー・’ストライカー’・リーが残した音源集。ダブ集。

・Super Ape・Return of the Super Ape
まあ、ご存知、リー・ペリーの名盤中の名盤。2枚のアルバムが2枚セットになって発売。ロックの名盤並に再発がどんどん出たりするんで、またか・・・と思ったが、「パーティタイム」や、「ドレッド・ロックス・イン・ムーンライト(Big Neck Police)」のエクステンデッドバージョンが入っているため、つい・・・(ちなみに1枚目のオマケには、マックス・ロメオのWar Inna BabylonとChase the Devilのエクステンデッドバージョンとかが入っている・・・何考えてるねん?と言いたくなるがしゃあない)。
しかし、数年前、この2枚に「ロースト・フィッシュ&コーンブレッド」のオレの大好きなアルバム加えた3イン2のアルバム出したばかりなのにな。

 何度再発されようが、Super Apeのベストは、ヘプトーンズのこれまた、美しいコーラス曲「Three in One」で、Return of the Super Apeのベストはダブでもなんでもないインスツルメントナンバー「Crab Years」である。まあ、日本・・否世界的に決して同意されることは少ないだろうが。


またも、ダブばっか。
 歌謡曲のアルバムほしいけど、一枚3,000円近くするんで、買えないの。

2014年8月9日土曜日

8月8日

 わははは。宿敵横浜DeNaに大勝・・なのだが、9連敗中の相手だ、ようやっと、ようやっと、連敗を止められましたちゅう感じ。

2014年8月6日水曜日

8月6日

 東京ヤクルトスワローズ、勝つ、最終回、ヒヤヒヤもんであった。昨日、もう惨憺たる有様だったので、あんまし期待してなかったんだが。めちゃくちゃウレシイ。

まあ、ごぞんじと思うが、昨日の朝日
さすがに朝日新聞である。しかし、やっぱし朝日新聞である。



 吉田氏が済州島で慰安婦を強制連行したとする証言は虚偽だと判断し、記事を取り消します。
当時、虚偽の証言を見抜けませんでした。済州島を再取材しましたが、証言を裏付ける話は得られませんでした。
研究者への取材でも証言の核心部分についての矛盾がいくつも明らかになりました。

 女子挺身隊は、戦時下で女性を軍需工場などに動員した「女子勤労挺身隊」を指し、慰安婦とはまったく別です。当時は、慰安婦問題に関する研究が進んでおらず、記者が参考にした資料などにも慰安婦と挺身隊の混同がみられたことから、誤用しました。


まあ、この反省の無さ・・・。 後者なんか、戦時中に生きとった人に聴けば、三秒でわかるはずなんだが。32年かかったか。
32年間ず~~~っと、このウソと誤用をつきとおし、しかも、そのウソをふくらませ、世界中に拡散し続けた。そして、今や、もう、取り返しのつかない状態になってしもうていることは?

まあ、あれほどラディカルでアナーキーだったオレが今、政府応援しているんが、なぜか、わかるだろう。
今日日、一つの国の政府なんかより、もっともっと、強大な力を持った、しかも、わかりやすい権力が他にあるからである。

今回のやり方つかえば、なんぼでもフツーの国のフツーの国民を怒りで冷静を欠いた状態に持って行くことができるし、そのベクトルを自国に向ければ簡単に革命ができるだろうし、そのベクトルを他国に向けたら、戦争なんか簡単に起こせるんであーる。同様に、平和平和と唱え、自国の防衛のプランをかたっぱしから潰し、侵略されやすい国にすることも可能だ。抵抗せず一方的に攻撃される状態はたしかに「戦争」とは云えないが。そんなのはウソの平和である。

21世紀の「ラディカルな意思のスタイル」を追求するのもエエが、強い強い力を持った誰かの「虚偽と誤用」に、ノセられたら、アカンと思うのであーる。
筒井康隆の「公共伏魔殿」を思い出した。もちろん、これは某放送局を題材にしているが、朝日新聞社も強大な闇が社内のどっかにあるんとちゃうか。

2014年8月3日日曜日

Heathen Mega Mix

 今頃、4連勝。でも、うれしい。

  しかし、「軍師官兵衛」、なんじゃ、黒田長政と蜂須賀正勝の娘のラブストーリー? 長政がお茶こぼす、あわてて、蜂須賀正勝の娘が拭こうとしたら「偶然」手と手が触れ合ってあわてて、手を引っ込めお互い顔を見合わせて、顔を赤らめる・・・なんかマジメに観ていて人生イヤになった。オレがいまだ、石立鉄男ドラマ、日活アクション、大映悪名シリーズ、東宝若大将シリーズとかに拘泥するのは、こういうことなんである。
「新しい今のモン」の方が実はドラマも音楽も映画も視聴者消費者を「ナメきってる」のである。

  OS X Mavericks、いつかインストールしよインストールしよと思っていたところ、次のYosemiteのベータ版が出てたんで、別ディスクにインストールしてみた。見た目はきれいが、さすがに、Lionと比べ「おおっ」と思うとこは少ないんで、すべてを移行するのは、正規が出てかからにしよぅっと。

なぜある歌が頭の中で永遠リピートされるのか、その対処法 : ギズモード・ジャパン: ""

「対処法」とあるから、ネガティブに捉えているんだろう。
 オレなんか、むしろ、四六時中、そういう状態にならんかなぁと思っているんだが。
 特にプールで泳いでいる時なんか、音楽が永久ループしている方が疲れが少ないと思うけど。 

 ちょっと前、永久ループしてたのが、Heathen Mega Mixに入ってた、Positive Fighterの一節、I and I See,I and I Saw,and I and I  Conquered・・・というフレーズだ。
 もちろん、ジュリアス・シーザーの「来た見た勝った(I Came,I Saw I Conquered)」のもじり(きたみた買うたは、もちろん、きたしょうてん)であるが、ボブ・マーリィとウェイラーズの「Heathen」のリズムトラックにのっかると、泳いでると、25メータ泳いだだけでも、I Conqueredした気になるから不思議だ。公営プール25メーター泳ぐだけで、気分はもう、Positive Fighterちゅうわけである。

  Heathen Mega Mix。1996年頃、なんの前触れもなく突然出た。ひとつのリズムトラック、最初から最後まで、いろんなシンガーやDJやMCが入れ替わり立ち替わり24曲、ほぼ60分、ノンストップでぶっ続けた、Mega Mixである。マイティ・マイク(http://www.reggaeholland.com/artists/michael-jones-aka-mighty-mike/ 2012年に亡くなっている。合掌)という当時もおそらく現在もほとんど無名の人が仕切ったアルバムである。

  ボブ・マーリィとウェイラーズの「Heathen」(1977)のリズムトラックを使っていること、仕切りのマイティ・マイクは無名だが、出てくるのは、今チェックしていても、シャバ・ランクス、スパナー・バーガー、トニー・レベル、モーガン・ヘリテージ、アドミラル・ティベット、ココ・ティーにジャック・ラディックスでしょ、ルーイ・カルチャーやヤミ・ボロ、出たぁヴィヴィアン・ジョーンズ!!!Positive Fighterはあのテンポのアンソニー・レッド・ローズだ。そんなんで、当時買ったんだろう。


  今、全曲、聴き直しているところだ。
  あいかわらず、何言っているか、わからんが、例えば、ブスの歌手が「嫌いになれば、一人になっていくこと」と唄ってたら、クソ生意気に何言ってやがるまずはテメエのブス直せ、としか思わないが、例えば、「嫌いになれば、一人になっていくこと、Jah Said」とJah Said入るだけで、うーーーーーーーーーーーーーん、と思ってしまう、その効果もあり、なんか、非常にカッコ良く、しかも、元気が湧いてくる。

「軍師官兵衛」の長政と蜂須賀正勝の娘のシーンもJay Say前につけるとカッコつくかもしれん・・・まあ、なんか、今の日本の致命的な欠点を見つけたような感じがするが、例によって例の如し、オレの勝手な勘違いだろう。




2014年7月21日月曜日

平成26年7月21日

プール、7月に入って空いて(学校のプールが開いたのと、スクールが休み)喜んでいたが、3連休で夏休みに突入するためか、バカ混み。

 祝小川復帰後初勝利。でも、いつのまにか、東京ヤクルトスワローズ、最下位、それも、5位との差がシャレにならないゲーム数空けられてる。最下位脱出なるんだろうか?

 先日、福知山の御霊神社にお詣り、いや、お参りしといた。ずっと行こう行こうと思っていたが、日本海行った帰り、ようやっと。ここは、知っている人は知っていると思うが、明智光秀公をお祀りしている。「御霊」となられたらしい。御霊のおかげか、周辺、けっこう面白そうな店がいっぱいあったがクルマだし、アルコール飲めないんで、やんぴ。
 明智光秀は大好きで、本能寺の変黒幕説のブームがあった時には、かたっぱしから読んだもんである。光秀は、ドラマだと、マジメでインテリで小心、というパブリックイメージがあるが、そんな神経質で黒幕の言いなりになるような意志薄弱なタイプが、生き馬の目を抜く織田家途中入社で出世できるわけはなく、オレは光秀野望説をとりたい。やっぱし、松永弾正久秀より、ずっとずっとワルであってほしい。

「軍師官兵衛」も先々週、先週は明智光秀応援し黒田官兵衛を罵倒しながら観た。もちろん、小朝じゃ感情移入が難しかったが、今の東京ヤクルトスワローズ応援するよりは楽である。

 最近のオレの音楽嗜好性:
 トロージャンの3枚組ボックスセット、ランダム馬鹿聴き中。飽きたらファニア・オールスターズの長い長い曲を聴いたりしてる。本日、ようやっと、ジュディ・オングの「みじかくも美しく燃えて」(1972年作詞:藤公之介 作曲:都倉俊一 編曲:高田弘)にハマる。あの大ヒットの直前、こんな洒落た唄、歌ってたんだ。

 最近のオレの映画嗜好性:
 夏になったんで日活「8月の濡れた砂」観て、気分を作ったんだが、勝新太郎・田宮二郎のご存知「悪名」シリーズのコテコテさを再認識しとる最中。あ、宝田明の「百発百中」シリーズも観たっけ。

2014年7月12日土曜日

祝小川復帰そして祝「アタック・シューベルト」発売

 小川復帰。でも、負けた。でも、よかったよかった(http://www.yakult-swallows.co.jp/game/20140712.html)。

検診に行った。もちろんちゃんとした結果はまだわからんが、体重と腹回りでデブと云われんようになった。水泳のおかげ・・なんだが、なんで、一昨年から昨年にかけて、一年ほどで10キロ近く太ったのかは、原因不明。ちなみに、水泳除くと、喰うものも喰う量も一昨年から体重が増加した昨年まで、そっから水泳を始めても喰うものも喰う量は今日の今日まで一緒である。代謝機能の低下、ちゅうやつなのだろうが。人体の神秘、ちゅうやつなのだろう。



最近は、大昔買ったトロージャンの3枚組ボックスセット、持っているヤツ全部iPhoneに入れて、クルマでランダムの曲順で聴いたりしている。

オレの場合、ともすれば、一曲を集中して聴くタイプなんで、たまにこうでもしないと、リフレッシュでけんのだ(もちろん、リフレッシュする必然性まったくないが)。

なにせ、33ボックスセットで約1600曲弱。聴き流すのだが、そいでも、ひっかって耳に残り耳から全身に廻り、身体が要求するもんだから、聴き直しを繰り返し、離れなくなってしまう曲も当然ながら、ある。
そーゆーのを2,3、ちょっと抽出してみる。

モッズボックスの「Nevada Joe」(Johnny Lover & The Destroyers名義)はモッズっぽくカッコええなぁ、
とか、スカボックスの「Carry Go Bring Come」(Justin Hinds & The Dominoes)はやっぱ胸キュンするわ、
とか、ロックステディボックスの「You're Gonna Need Me」でのErrol Dunkleyのまだガキの声に持って行かれそうになるわ、
ラヴァーズボックスの「Rich In Love」(Glen Adams)の何の変哲の無さフツーさにノボせるわ、
大歌手ジョン・ホルトの1969年「Ali Baba」もカッコいいリズムトラックにアラビアンナイトのアリババの話の歌詞(プリンセスとレゲレゲしたみたい・・)不可思議な気分になるわ・・・・・・

・・・・と、ほほんとしてたら、中村晃子の「アタック・シューベルト」(昭和46年)というアルバムがついに、ついに、ついに、CD化された。
アタックシューベルト(紙ジャケット仕様)

このアルバムに中村晃子の「白い恋の炎」(昭和46年)という曲がある。
その筋でエラく持ち上げられていたものの、中古ですら、ほとんど手に入らず、2009年ようやっと「ジャパ・ヨーガク ~バババ~」というコンピでようやっと、日の目を見た。
ジャパ・ヨーガク~バババ~ [Compilation]

「白い恋の炎」(バッハ、トッカータとフーガニ短調BWV565をもとに作曲編曲が北村得夫・作詞は橋本淳)、もうぶっ飛びまくり、思わず、エマーソン・レイク&パーマーの「展覧会の絵」がオレの心のなかではオクラ入りしたほどである。
それでも、このコンピ、曲と曲をノンストップで繋げたヤツなもんで、厳密には完全版ではなかったのであーる。バッハの分際で見事に1971年の東京、60年代という時代の嵐が過ぎ去ってしまったクラブの雰囲気をこれほど見事に描写できるとは。




ちなみに、ジャパ・ヨーガク~バババ~ [Compilation]の評(にもなっていない)拙文がhttp://raijun.blogspot.jp/2009/09/blog-post_5004.htmlに残っている。

2014年7月1日火曜日

7月1日

スワローズ大敗。アカンわ。

 泳ぎに行く。体重が68キロ台になったんで嬉しい。77.7キロに驚き、昨年8月より泳ぎ始めて、ようやっと、元の体重に戻ってきた。ポーアイの50メータープールにも、行ってみたい・・まあ、行くのは簡単だが、50メーターの途中で溺れるんが怖いの。

 安倍首相、大したもんである。ようやっと、これで、ようやっとようやっと、一歩。

 まあ、しかし、反対するんはエエが、ある言葉取り上げての勝手に連想ゲーム続けた挙句、感情的に高ぶっての、反対は、ホンマ止めた方がエエ。日本人は扇情されやすい人ばっかじゃないのであーる。反対なら、ちゃんと議会で過半数取れる政党を作って育てて政権とればエエのであーる。日本の革命家ちゅうたら、何度挫折しても思想や方法論そのまんまで60年も生き残れるのね。いい国じゃないですか。



 オートバックス行ったら、年落ちのポータブルナビが1万円しなかったんで、衝動買い。GPSがまともなことに驚く。いやあこれほど便利な世の中になっていたとは。声がうるさいし、命令されんの好きじゃないんで、常時使う気は無いが、郊外の道、特に山道迷った時なんか、使おうっと。




ユピテル 5.0型 ポータブルナビゲーションYUPITERU drive navi YPL514SI


2014年6月26日木曜日

46位のチーム

 クルマが新しくなったんで、慣らし運転と称してムダに郊外走り回っています。

 軽自動車ながら17センチスピーカー4発(但し、全部ディーラーオプションの純正なんで)という環境で、低音出すのに、前のクルマほどさほど苦労しないで済むもんだから、トロージャンが昔出していた3枚組全50曲のコンピレーション、手持ちのヤツ全部まとめて、ランダムプレイで聴いてたら、Trojan Dancehall Box Setになぜか入っていた、最上級のどダブもどダブ、その名も、King Tubby's Rockers(ルーツラディックス名義)を見つけ、ついに一曲ループさせて、聴くようになってもた。元曲はホレス・アンディか自信は無い。
 ボリュームを上げれば上げるほど、音量を上げれば上げるほど、「静寂度」が高まっていく(矛盾したことを書いているが、そうとしか思えない)、あの感じ。なんで、こんな曲が、ダンスホールボックスセットに入っているか、不思議。



Trojan Dancehall Box Set [Limited Edition, Import]


 まあ、東京ヤクルトスワローズファンとしては、サッカー日本代表のNETの弱さ、つまり、FIFAランク46位ながらワールドカップ予選を戦わねばならない、というところがどうも他人とは思えず、まあ、FIFAランク12位ギリシャに1分けしただけでも、儲けもの、ぎゃははは・・・なんだろうな、と思っていたら、サッカーファンはV9時代の驕り高ぶった読売ファンないしはオープン戦がバカみたいに調子の良いシーズンにおける空騒ぎ大好き阪神ファンレベルで、一次リーグ突破するのがアタリマエという前提で個人攻撃やらチーム批評しているんで、FIFAランク46位という事実を忘れ、何という身の程知らずというか、やっぱし、サッカーはまだまだ日本においては途上のスポーツであって、「弱いチームを自分のひいきにした時の楽しみ方」というのが確立していないんだなあ、と思うワケである。

 もちろん、往年の広島カープや阪神タイガースがしばしば行ったように、「負けたら観客みんなで暴動しウサを晴らす」のもある。こっちのは、野球よりサッカーに似合っていると思うが、テレビで観たら、なんか、けなげに、みんなでゴミ拾いしていたんで、オレのサッカーファンに対しての?はよりデカくデカくなるわけだ。

 なんちゅうか。元々、投手の主力3人がケガでいつ帰ってくるかわからない上、小川ライアンが抜け、畠山が抜け、バレンティンが抜けという今の状態で、まあ、今季のヤクルトスワローズが5位(DeNaが補強したりしているので、6位もありうる)でCSに出られない、けしからん、球団が悪い監督が悪いコーチが悪い選手が悪い、というようなものじゃないか、と思うわけである。

2014年6月10日火曜日

Conquering Lionにどっぷりする

泳ぎに行く。少し遅い時間だったんで、空いていた。
クルマのカーステ外したんで、クルマでは音楽聴けず。

 帰って、Yabby You(本名ヴィヴィアン・ジャクソン)の「JESUS Dread (1972-1977)」というどルーツもどルーツな曲ばっか入ったコンピレーション流してたら、「Conquering Lion」にどっぷりする。
 もちろん、ダブバージョンの次のFisherman Special(Tommy McCook and Don D. Jr.名義)にもハマる(え?Don D. Jr.ってドン・ドラモンドのジュニアなんか?)。
 もちろん、もちろん、次の次のDJヴァージョン、Yabby Youth(Big Youth and Vivian Jackson名義)にもハマる。
 もちろん、もちろん、もちろん、次のポコポコ音効かせたダブBig Youth Fights Against Capitalism(King Tubby名義)にもハマる。
 もちろん、もちろん、もちろん、もちろん、10曲目の別歌バージョンGod Is Watching You(Dicky Burton名義)、
 もちろん×5,11曲目のオーガスタス・パブロのメロディカぶっこんだ、Pablo Dread in a Red(Augustus Pablo and Vivian Jackson名義)、
 もちろん×6,またもやダブバージョンの12曲目King Tubby's Rock(King Tubby名義)
にもハマる。

 単純過ぎるが、全部おんなじConquering Lion」という曲のいろんなバージョン。






なにせ、2枚組CDで全47曲も入っとるコンピレーションだ。他にも、「Conquering Lion」リディムのやつ、あるかもしれんが、聴いてないんで確かめていない。なんとなく、ごめんなさい、と謝っとく。


Jesus Dread (1972-1977)

買ったんは、大昔で、それが証拠に、出したレコード会社は潰れ、廃盤状態で、うはははは、高値がついとる、買ってすぐ聴いてあとほったらかしにしていたんだが、まあ、人生こういうこともあるわけである。どうしてもアルバム聴きたいという人はiTune Music StoreでもAmazonのmp3でも買えるから、まあ、ボロボロの高い中古CD手に入れる前に。


さすがにオレの苦手などルーツ、それも同じのバージョン違いばっか聴いてお腹いっぱいになったんで、メロディカ親父オーガスタス・パブロ名義では、名曲中の名曲というか、大キライなパブロ親父の中でも数少ない大好きな「Upfull Living」の、メロディカ浮遊ふわふわな曲でお口直しする。


 

 ヤビー・ユーという人は、イエス・キリストもドレッドだということを提唱したらしいんだけど、ルーツ好きの善男善女のみなさんはどう思われますか?

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