2010年10月4日月曜日
雑感
2010年10月3日日曜日
美空ひばり むらさきの夜明け
いつのまにか、YouTubeから直接Bloggerへこうして更新かけることができるようになっていた。
ただ、「むらさきの夜明け」(作詞:吉岡治 作曲:原信夫 1968年 あの「真赤な太陽」のB面)は大好きな曲で、西田佐知子「涙のかわくまで」並に100回以上は聴いてるので、その動画が見つかった、ということで、興奮した。
最初見たときは、バックダンサーのお姉ちゃんが踊っているシーンから、画面のよこから、植木等並にヒョイっと現れて以来、一歩も足を動かさず上半身だけをくねらせて「踊る」(間奏部ちょこっと2,3歩レベルだが、ステップ踏む)、この美空ひばりの「珍妙な」といっていい手をあれやこれや動かす「振り」というか、踊りというか、一仕事おわった海女さんが男たちの地引網引っ張っているのを応援しているような感じだ。バックダンサーたちの動きもなにか奇怪である。彈けているようでいないようで。
ただ、例によって例のごとく、何度もこの動画リピートして観ていると、どんどん、主語のない、メッセージがあるようなないような、イメージが絵画的なような言語的なような、不思議な、でも、素晴らしい歌詞が作り出す世界に惹きこまれ、また、あのうねりまくったビートの演奏にどんどん酔わされ、もちろん、美空ひばりのこの曲でしか聴くことのできない唄い方にノせられ、最後の最後、美空ひばりが、ぱっと手を広げて終わるときには、「カッチョいい!」と思うようになり、遂には(つまり「今」だ)、この曲とバックダンサーズの動き、そして、美空ひばりの声、そして「振り」というか「踊り」が、びしっと一つになって、いつのまにか、涙が出てしまっている。すばらしい!(口パクかもしれへんが、ひばりの踊りに比べれば小さなことである)
ただ、オレが「柔」や「悲しい酒」とかに涙するような段階に達する頃は、多分、日本という国が世界地図から消えている頃であろう、ということもわかった。遠い先かもしれんし、案外、すぐかもしれん。
「かっこいいことはなんてかっこわるいことなんだろう」であり、同時に「かっこわるいことはなんてかっこいいことなんだろう」である。
なんで、トウトツに美空ひばりの「むらさきの夜明け」なのか、といえば、下のアルバムのことを書こうとして、2曲目の「むらさきの夜明け」で止まってしまったからなのであった。このアルバム、ボーナストラックとして「ボーイハント」「大人になりたい」「ヴァケーション」が入っているのだが、82年のライブからのもので、かなりリラックスして歌っており、弘田三枝子や伊東ゆかりの最強ヴァージョンに殴りこみをかけるようなものでなく、安心した・・・何を「安心」しているのかわからんが、あのひばりが本気でヴァケーション唄ったらどうなるか、を想像したのである。
はたして、ワシらに「むらさきの夜明け」はやってくるのであろうか?
2010年10月1日金曜日
中日ドラゴンズ、セ・リーグ優勝おめでとうございます
最初にマジック点灯したチーム別のチームだったのと、今日貴チームのカードがなかったため、ついうっかりしていましたが、本日なぜかマジック0になったわけなのですね。
あらためて、 中日ドラゴンズならびに中日ドラゴンズファンのみなさま。セ・リーグ優勝おめでとうございます。
チャレンジシリーズでのご活躍をお祈りするとともに、老婆心ながら、一年の疲れを癒すため、明日の試合ぐらいは勝負を忘れ、ごゆっくり休養なされることを心よりお願い申し上げる次第でございます(心にもないこと書くとやたら文章がクドくなるなぁ)。
2010年9月30日木曜日
9月30日
何かすごく赤面する。いわば、ジョニー・ロットンやマイケル・ジャクソン以上の人なのだ。
東京ヤクルトスワローズ、前田健太くんにええようにされてしまい、負け。日本一のピッチャーだ、ま、しゃあない。
しかし、薄々思っていたのだが、上位三チーム、カルテルでも結んでいるのか、絶妙のタイミングで負けたり勝ったりして、ついに、スワローズの手の届く範囲に、一チームも降りてこないで終わるつもりである。それが証拠に、今日こそは、日頃お世話になっている阪神ファンの方へ、マジック点灯に対しての、心のこもったお祝いメールをしたためようと思っていたが、最終回、どう考えても、どう考えても、どう考えてもである。「負けに不思議の負け無し」(野村語録より)、というではないか。ま、ともかく、友人に中日ファンがいないことを幸いとしよう。
大正筋に。タバコ買うため三軒はしごする。なんか、昨年末で「峰」が販売終了して以来、受難の連続である。徒労。今日の大正筋は前回のように粋なおねえさまたちが自転車びゅんびゅんかっ飛ばしてる、という時間帯ではなく、お子たちを2,3人ほど載せたお母様方の自転車とお年をめした方の自転車しか走っていなかった。徒労の徒労。
今はタバコ吸いがイジメられておるが、尖閣の次が沖縄、竹島の次が対馬、北方領土の次が(はなんぼなんでも書けまへん)と同様、次は当然アルコールがそうなるのである。タバコと死の関係性が高らかうたわれ、ええ気になっておるが、そもそも、タバコ吸って激昂しケンカして死んじゃったとか、吸い過ぎて路上で朝まで寝こんでそのまま死亡、とか、ニコチン酔運転で電柱にぶつかって死亡、とかないのである。それにばら撒きと増税しか政策のない政党が与党であることを忘れずに。
ま、オレは禁酒に成功しとるので、関係ありまへんが。
突然のようにAmazonから下のアルバムが届く。突然もクソも自分で頼んでいたのであるが。
土曜日以降、無性にいろんな音楽聴きたい気分が戻ってきた。
DJ KENTAROという人のレゲエ・ミックスアルバム。DJ KENTAROという人、HipHopのDJみたいだが、スゴイ人みたいで、YouTubeにあった動画(http://www.youtube.com/watch?v=X4LrsDdRPLE )見ると、ヘッドフォン無しにDJしてはる。なんかで一等賞とりはった(http://ja.wikipedia.org/wiki/Dj_KENTARO)みたいだが、まあ、おっさんのオレにはわかりまへん。それよりなにより、Pressure Soundsというジャマイカが一番おいしい低音出してたころの音を発掘しているレーベルからの選曲というのに、そそられた。
このアルバムはミックスアルバムちゅうて、いろんな曲をぶっ続けたヤツで、まあ、この手のものは、レゲエがらみのイベント会場、レコ屋でCD、テープとかであれやこれやそらもう、沢山売っている。売っていた、か。もう、その手の場所に行かなくなって、幾星霜。
ぶっちゃけ、いろんな人のいろんな曲が回転ずしのように次から次へとぶっ続けに流れるワケだが・・・。
1回めはスピーカーから、2回目は今こうしてヘッドフォンできいているのだが、Beware(レゲエ知り始めにはまった曲 クレオールというグループの曲)のダブがわけがわからんようになっており、オレには馴染みのヴォーカル部がしっかり入っていたり、大好きなEarl16というこれまた渋いシンガーのFreedom、これはPressureSoundsのCDで一時期バカ聴きしていたのが終わったと思ったら、Roots Kunta Kinteだ。お馴染みの曲のダブだが、えーっと、最近レゲエ聴いていないので、すぐにはワカラン。あとも聴き飽きるまで聴いた筈のShake The Great (The Overnigt Player)・・えーこれも元歌は・・・まどろっこしくなってきた。慣れ親しんだ曲の間に初めて聴くたくさんの曲がはさまっており、一つ一つがどうのこうの云うのがあほらしくなるぐらい、久々にぶっ続けで、おいしい低音を頂きました。ごちそうさま。回転寿司というより、ちゃんとした寿司屋でおまかせで喰った気分。
て、また、Amazonウロチョロしてたら、なんと!また、新しい歌謡曲のコンピが。さすがにもう金がない。どないしよ。ヤードバーズやらレッド・ツェッペリン買っている場合ではなかった。タバコ値上げが無ければ、なんとかなったものの。税金用の金に手をつけるか?・・・これというのもそれというの、あれもこれも、全部、政治が悪いのである。
2010年9月28日火曜日
9月28日
そうなのだ。早川義夫は「別格」なのだ。(http://ja.wikipedia.org/wiki/黒澤進)。
それが証拠にまあ、三日め、早速フラッシュバックが来る。92年のリー・ペリー初来日ライブ以来である。あの時はどでかいウーファーに密着してたため、ド低音の音圧のせいもあるが。
「自分をわからないのに、他人がわかるわけがない」(「批評家は何を生み出しているのでしょうか」作詞作曲早川義夫より引用)。生で聴いた早川義夫の言葉だ。それが、いまごろ突き刺さって来やがった。ほんま、キツいわぁ。
たるいライブやコンサートなら「感動をたくさんもらいました」とへらへらしてたらええけど、ホンマのライブが終わったあとは、くたくたになり、その肉体的疲労は快感になるかもしれんが、くたくたになった心の方は、喜びは喜びだが、むしろ「よくもこんな目にあわせやがって」という怒りに近く、それが、ぐるぐる心の底で渦巻いている。あたりまえだ。スワローズ負けた試合観ても、その腹立ちは翌日ぐらいまで残るのに、ライブの場合、打ちのめされたのは「自分」なのだから。
そうなのだ。早川義夫は「別格」なのだ。いろんな人がいろんな人と比較したり並べられているが、声の耳にこびりつき度からいうて、美空ひばりとかに近いのではないか、とか生意気なことつい書いてみたいやん、ファンとしては・・「自分をわからないのに、他人がわかるわけがない」(同上曲より引用)・・・・・な、キツいやろ。ま、そもそも、オレ批評家でもなんでもない一市民やから、関係ないと云えば関係ないのだが。
いつもの日常に戻ろう。戻らなアカン。戻れんようになったら困る。月末だし、10月からは税金の季節だ。タバコ買い置きしてへんし。タバコ、エコーに変える作戦もなぁ。
スワローズ勝った。石川、やはり、エースである。これで13勝。開幕6連敗して、ふてぶてしくなった。苦しそうな顔イヤそうな顔が試合中ほとんど無い。頼もしい。
それはそうと、ちょいと鳥取で耳にした噂なので確証がないし、また、確認する気もないのだが某チームにマジックが出ていたそうである。そのチーム、今日負けているのだが、どうなったのだろう。確証も確認もする気もないが。マジック点灯したのだから、フツーはいつもお世話になっている阪神ファンさんに祝賀メールの一本でも打たなアカンところだが、逆に落ち込ませたり怒らせたりするかもしれへんからなぁ。いやあ、気をつかいます。
弘田三枝子の「Ruby」、昨日に引き続き、例によって、繰り返して聴きながら、心を整える。Ruby、どっかで聴いた曲と思うが、ひっかかったまま。ジャズのスタンダーズらしいのだが、そうした場ではなく、思い出せず、ひょっとしたら、とオムニバス映画「世にも怪奇な物語」引っぱりだして確認する。
フェリーニが監督した「悪魔の首飾り」の下の表彰会場で突然そばに寄ってくる謎のおねえさまのシーンのバックに確かに「Ruby」が流れていた。
ジャズに関してはほとんど知識0なので、知識が足りなくて、ホンマ、困る。
「足りないのではなく何かが多いのだ」(同上曲より引用)
2010年9月27日月曜日
9月27日
爪に火をともすようにして、貯めた税金用の金を銀行に入れておくため、大橋へ。銀行出て大正筋商店街をフラフラしてたら、前から自転車に乗ったミニスカのねえちゃんが。慌てて、眼をそらすが、間一髪、間に合わなかった。縞だった。心の中でそっと手をあわせる。これが、神戸。
そいで、ぼっかけ焼きそば480円喰ったら、いつもの毎日が戻ってきた。
スワローズは讀賣に負けたが中日には勝ち、青木が200安打達成。政治はあいかわらず、あいかわらずだが、まあ、しゃあない。小学生が高校入試の問題やっているようなもんやから、そりゃできへんしまちがえるわ、そもそも問題の意味すらわからないだろう。
経験則から云うと、ええライブに行ったあとは、確実に「耳」がよくなる。 いろんな曲をあれこれや聴いたあと、弘田三枝子のジャズアルバム「The Nearest of You」の「Ruby」にはまる。
眠くなってきた。
2010年9月26日日曜日
9月25日早川義夫・熊坂るつこ
間があいた。9月25日に向けて「心の準備」というヤツをしていた。フツーなら斎戒沐浴するところだが、オダギリジョー&麻生久美子の「時効警察」をレンタルでみて、明鏡止水。百面相ならず「百表情」の麻生久美子、惚れてもたがな。
で、昨日は9月25日。
鳥取まで、早川義夫のライブに行ってきた。
遂に、である。鳥取では旧友さんどさんにお世話になった。サザエ等鳥取の海産物をたらふく食ったが、今、サザエもう一個喰っとけば良かったと後悔中。
今回ばっかは、なにせ、早川義夫である、舞い上がった。ライブ中、ケンカに行く時みたいな感じ。ここでクールなんかになれん。しゃあない。しかも、帰りし本買うたら、サインのみならず、握手までしてもろた。AKB48のファンの気持ちが初めてわかった。ライブの感想はこの時、ご本人に直接伝えることができたので、なんかスゴく満足した。おそらく意味不明瞭であろうが、目の前の早川義夫に対し声が出ただけでも自分をほめてやりたいところである。かつて、そばの工場へ出張で何ヶ月も行ってたくせに、中原の本屋さんには恥ずかしくて入ることすらできなかった男がである。
早川義夫の存在が強烈なのと、おれのいた場所から、見えにくいところにおられたため、最初の頃あまり気がつかなかったのだが、鬼太郎のネコ娘 を彷彿とさせる熊坂るつ子(鳥取駅で「ネコ娘号」の看板をみたのでしゃあない、このあたりまったくのオレの主観である)も凄い。るつ子さんが作詞なされたというネコの歌あたりから、凄く、まさに圧巻であった。アコーディオンソロちゅうのも、生まれて初めてであったし、アコーディオン特出し(変な表現だが仕方ないアコーディオンをひきながらライブ会場を縦横無尽に駆け巡ったのだ)もアコーディオンとまさに一体化し、なにかに確実に変化していた。
ネコの歌だが、曲名を忘れたが、今まで存在していたものが存在していないという空虚感空白感欠落感の描写が見事で、この3月愛犬を亡くしたばかりのオレには泣きそうになったが、そこはケンカモードだ、ぐっと我慢してやったぜ。ペットブームの今だ。この曲シングルにしたら、「トイレの神様」の次に泣ける曲として、確実に一発アタル筈だが。
これを書いとるのは翌日だが、まだまだ余韻が残っていて、言葉に出来ん何かがともすれば、わきあがってくる。そうなのであった。その言語にできんものをなんとか、へたれでもあてずっぽうでもちょっとウソがまじってても、エエ加減でも、ともかく書いたろう、ちゅうのが、この、ブログのテーマだったのである。東京ヤクルトスワローズの勝利を悦び、讀売や阪神、中日に「心の野球」を説くブログじゃなかったのだが、もちろん、それも、やめまへんよ。
音楽ジャンルに問わず音楽好きな善男善女は、ともかく、機会があれば、行っとくべきである。もう、二度と「伝説」にしてたまるか。
2010年9月16日木曜日
ヤードバーズ聴く
ようやっと涼しくなったと思ったら、風邪がひどくなってしもた。ワケわからん。
スワローズ、5割復帰。
テレビは政治ネタと押尾とワケのわからん児童虐待ばっかなので、音楽ネタに戻る。
iTunes Music Storeうろちょろしてたら、ヤードバーズの「Putty (In Your Hands)」とか全然知らん曲見つけ、それがあまりにもカッコよかったので、買ってしまう。ヤードバーズ好きだったのは、今を去る30年前(おお!)の浪人時代あたりで、この頃、渋谷陽一がNHKでやってた番組の影響なので、あまり、デカいことは云えんし、未だギターが上手いというのはどういうことなのか、ワカランので、エラそうにも云えんが、「Putty (In Your Hands)」はカッコええ、と思いました。せっかく大発見した気分なのだが、YouTubeにフツーにあるから、困る。
ヤードバーズWiki http://ja.wikipedia.org/wiki/ヤードバーズ
約30年前の渋谷陽一によれば、ヤードバーズの末期、ジミー・ペイジ(当時、オレはレッド・ツエッペリンが好きだった)がおった頃があり、アルバムは2枚あって、一枚はとっくに廃盤、もう一枚のライブ盤は発売即回収ということで、「幻」とされており、もう、オレみたいな人間はその「幻」というだけで、フツーに手に入るアルバムそっちのけで、血眼でその「幻」のアルバムを追い求めたものである(多分、放送でアルバムまるごとかけてくれたと思う)。が、時は変わり、ジミー・ペイジがおったヤードバーズの曲はおろか、動画まで、YouTubeでフツーにあった。
ヤードバーズの中で一番好きな(好きだった)曲、「トレイン・ケプト・ローリン」もジーミー・ペイジがギターで・・・でもあんましカッコ良くないような・・・。
これは有名な映画「欲望」の中の「トレイン・ケプト・ローリン(ストロール・オン)」、こっちはジェフ・ベック・ジーミー・ペイジ、のツインリード。ザ・フーのピンチヒッターで出演したそうで、ギターメチャクチャにするのはやらせらしいが、そいでも、フツーにカッコええ。
これはジェフ・ベック時代のライブ。まあ、こんなのもあるから、今の青少年少女諸君は恵まれとる。カッコええ。。
ヤードバーズちゅうのは、エリック・クラプトン・ジェフ・ベック・ジミー・ペイジとスゴいギタリストがおったため、スゴい神格化されてしもうているが、おれのようにギター上手いか下手かわからん人間なんぞは、なんか、その神格化のご威光で聴いていたところがあって損したと思ている。スゴいスゴいヤードバーズの貴重な貴重な曲、を聴いているんだ、と力んで聴かずとも、このあと、ヤードバーズとほぼ同時期に活動していた、ザ・フーやらキンクスやらスモールフェセズやら、リラックスしまくり、寝転んで口半開きでよだれ垂れ流しながら、聴いても「カッコええ」と思えるバンドがいっぱいあって、「あのヤードバーズへの変な熱狂」はなんだったのだろう?とか思ったものである。
ジェフ・ベック、ジミー・ペイジのツイン・リードの「Happnings Ten Years Ago」の動画まであった! http://www.youtube.com/watch?v=0AF8yMx9SvE。
2010年9月14日火曜日
走れトロイカほがらかに・・・
風邪をひく。咳がひどい。このクソ暑さだ、風邪の熱で暑いのか、ワケがわからくなり、困った。
で、退屈なので、風邪がひどかった土日、宍戸錠の「拳銃(コルト)は俺のパスポート」、観た。1967年の日活、宍戸錠主演のメチャクチャかっこいい映画である。観るとハマってしまい、二三回観返したり、他の日活アクション観て過ごす。だいたい、全盛期の日活アクション、ちゅうのは、「殺し屋」が普通に出てきて、そこいらの「暗黒街」や「港町」のバーでフツーにピストルで撃ち合いするので、ハマれ無かったら、何やっとるねん??で終わってしまうのである。
政権第一党の党首選挙、つまり、日本の一番ムダな二週間もようやっと終わり、よかったよかった。
結果は、ま、なるようになったのだろう。
完璧な外野としては、最小不幸社会なんぞに大それたもんにせんでええから、現状維持を目標に、悪くても今より−5%(でもエラいことなのだが)でも、我慢するから、ともかく、今あるあれやこれやをひとつひとつやってほしいものである。今の日本はいわば借金19時代の東京ヤクルトスワローズみたいなもんなのである。なのに、今から日本シリーズのこと大言壮語してウソの夢国民に持たせたりするのはやめて欲しい。
ま、あかんかっても、もう、腹は立たない。ただ、竹島がいつのまにか日本の地図から消えていたように、こんどの政権終了時には、尖閣列島、下手したら沖縄までもが、そうならないことを願うばかりである(朝日新聞にはどうせ、友情の島 としよう、とか、ウソくさい、さぶいぼの立ちまくる言説がのるのだろう)。
しかし、このところのネットの一部での、異常なまでの小沢人気はなんだったのだろう。小沢を勝たせたいあまりか、相対的に菅直人が官僚の手先になってしまっていく経過はオモロかった。オレとしてはもし事実なら、たった三ヶ月であの典型的な団塊の世代の首相を洗脳した官僚を褒めてやりたい。
今日の結果、こればっかは認めるしかないのだろうが、どうせ、悔し紛れに、官僚と結託したマスコミの「プロパガンダ」(こういうナチスドイツと左翼と、あとスパークスぐらいしか使わない専門用語はそろそろなんとかならんのか、とおの昔にナチもソ連も崩壊しとるぞ!)のせいだ、陰謀だ!謀略だ!、が次に出て来るのだろう。もちろん、負けたらそういうことを云って煽るのが好きな方々が集まった政党であるからしゃあないことでもある。ま、外から見てると、オモロイが。しかし、万が一、そういうことがあっても、そういうことがある政党のそういうことをするのが好きな方々による選挙の結果だから、しゃあないのではないか。やられたら、やりかえしたったら、エエだけのことである。国政選挙じゃなくあくまでも、一政党の選挙である。
被害妄想を膨らますだけ膨らまし、党内や官僚やマスコミを詮索し、複雑怪奇かつ難解極まりない「謀略論」組み立てるより、ここはひとつ、男らしく(人間らしく)やなあ、素直に、党の方へ「解散総選挙」を求めて欲しいものである。実は、国民(オレ一人かもしれんが)は小沢一郎でも菅直人でもなく、それを求めているのである。
2010年9月7日火曜日
復帰
ようやっと、新しいMac、なんとかなった。 恐るべきことに空気清浄機能まで、持った(安いエアコン用フィルター買ってきてくっつけただけ)。いうか、前のMacの中のファン見てびっくり、したためである。羽のひとつひとつにそりゃホコリがこびりついてワケの分からない物質に変化していた。まあ、単にエアコン用のフィルターくっつける、こういうイランことして、イランことになったら困るので、一応、CPUやらHDの温度調べてみたが、あんまし、変わらなかったので、まあ、エエやろ。アップルケアプラン適応外だろうか? まあ、空気清浄の効果もあんまし、ないだろうが、タバコのケムリを続々吸い込んでいくので、まあ、気休めには。それに犬の毛とかデカイヤツはまあ・・・つうても犬ももうおらへんか。
この一週間ほど、なんど、インストールしたりフォーマットしたことか。
素直な性格ならもっとすんなりいった筈だが、そこは素直になれない業を持つからしゃあない。
しかし、前の環境と比べて、あんまし変化なく、こんなもんか、ちゅう感じ。3GBしかないメモリを増やしたいのだが、もう既に予算使い果たしたし。
Windows7のHomePremiumの64ビット版、ずいぶん前、バンドル版一万円ほどで買ったヤツ、今度の新しいMacでは、BootCampではスンナリ動いたので、まあ、良しとせなあかん。前のMacではインストールすらできなかったのだ。
しかも、3.1以来、生まれて初めて、Windowsが速いと感じたから、たいしたものである。
ただ、、古い古いオフィス、いまさら、インストールするのも気が引けるし、クソ高い今のオフィスには手が届かないし、動画観るぐらいしか使いようがない。 でも、動画観るなら、Macで充分なのだ。悩ましいところである。
ま、今回のMac移行作戦、最大の成果は、某党で行われている、目くそと鼻くそとの罵り合い合戦(代表選終わったら、国民は目くそか鼻くそか、を食わなアカンのである!究極の選択とはこのことである) にほとんど感情を動かされなかったことであろう。赤い風船にのってどっかいきたいところだが、これが日本だわたしの国だ。