2010年9月14日火曜日

走れトロイカほがらかに・・・

  風邪をひく。咳がひどい。このクソ暑さだ、風邪の熱で暑いのか、ワケがわからくなり、困った。   

 で、退屈なので、風邪がひどかった土日、宍戸錠の「拳銃(コルト)は俺のパスポート」、観た。1967年の日活、宍戸錠主演のメチャクチャかっこいい映画である。観るとハマってしまい、二三回観返したり、他の日活アクション観て過ごす。だいたい、全盛期の日活アクション、ちゅうのは、「殺し屋」が普通に出てきて、そこいらの「暗黒街」や「港町」のバーでフツーにピストルで撃ち合いするので、ハマれ無かったら、何やっとるねん??で終わってしまうのである。

 政権第一党の党首選挙、つまり、日本の一番ムダな二週間もようやっと終わり、よかったよかった。
 結果は、ま、なるようになったのだろう。
 完璧な外野としては、最小不幸社会なんぞに大それたもんにせんでええから、現状維持を目標に、悪くても今より−5%(でもエラいことなのだが)でも、我慢するから、ともかく、今あるあれやこれやをひとつひとつやってほしいものである。今の日本はいわば借金19時代の東京ヤクルトスワローズみたいなもんなのである。なのに、今から日本シリーズのこと大言壮語してウソの夢国民に持たせたりするのはやめて欲しい。
 ま、あかんかっても、もう、腹は立たない。ただ、竹島がいつのまにか日本の地図から消えていたように、こんどの政権終了時には、尖閣列島、下手したら沖縄までもが、そうならないことを願うばかりである(朝日新聞にはどうせ、友情の島 としよう、とか、ウソくさい、さぶいぼの立ちまくる言説がのるのだろう)。

  しかし、このところのネットの一部での、異常なまでの小沢人気はなんだったのだろう。小沢を勝たせたいあまりか、相対的に菅直人が官僚の手先になってしまっていく経過はオモロかった。オレとしてはもし事実なら、たった三ヶ月であの典型的な団塊の世代の首相を洗脳した官僚を褒めてやりたい。
 

 今日の結果、こればっかは認めるしかないのだろうが、どうせ、悔し紛れに、官僚と結託したマスコミの「プロパガンダ」(こういうナチスドイツと左翼と、あとスパークスぐらいしか使わない専門用語はそろそろなんとかならんのか、とおの昔にナチもソ連も崩壊しとるぞ!)のせいだ、陰謀だ!謀略だ!、が次に出て来るのだろう。もちろん、負けたらそういうことを云って煽るのが好きな方々が集まった政党であるからしゃあないことでもある。ま、外から見てると、オモロイが。しかし、万が一、そういうことがあっても、そういうことがある政党のそういうことをするのが好きな方々による選挙の結果だから、しゃあないのではないか。やられたら、やりかえしたったら、エエだけのことである。国政選挙じゃなくあくまでも、一政党の選挙である。
 被害妄想を膨らますだけ膨らまし、党内や官僚やマスコミを詮索し、複雑怪奇かつ難解極まりない「謀略論」組み立てるより、ここはひとつ、男らしく(人間らしく)やなあ、素直に、党の方へ「解散総選挙」を求めて欲しいものである。実は、国民(オレ一人かもしれんが)は小沢一郎でも菅直人でもなく、それを求めているのである。







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