悪いニュースが飛び込んできた。
1985年に阪神タイガースが優勝した際、騒いだファンが道頓堀川に投げ込んだとみられるケンタッキー・フライド・チキンのカーネル・サンダースの人形が、24年ぶりに大阪市内で見つかりました。
[From 広島ホームテレビ|ニュース]
まあ、阪神ファンの方ならもう常識だが、昨年の13ゲーム差をひっくり返されたのも、実は24年間もどぶ川の底で川の流れの身を任さざる得なかった、このかわいそうなかわいそうなカーネル・サンダースさんの「たたり」なのである。
「たたり神」は成長する。オレなんかは、今の日本経済の落ち込み方もあまりにも、オカルトっぽく、このありさまもひょっとして、と思っているわけである。2003年の優勝で祟りが終わった・・と思ったのは甘すぎたのであーる。サンダースさんだって、一年や二年ぐらい、祟り疲れすることもあるのである。
2003年の優勝監督が中日出身の監督、それが名古屋近くの日本一の自動車メーカーが史上最高利益を挙げた翌年にまさかの失墜が、昨年の阪神タイガースパターンを踏襲しているのでは・・というのは、あまりにも穿ち過ぎた見方だろうか。アメリカ経済の破綻、否、世界経済そのものが昨年の阪神タイガースの急降下とあまりにも似ているとも思えてくるから不思議である。
上半身のみで、白かった姿は真っ黒に汚れてしまっています。下半身については、11日以降に捜索する予定だということです。阪神優勝のどさくさに紛れて人形が投げ込まれた翌年以降、タイガースは長期のスランプに陥り、虎ファンの間ではまことしやかに「カーネルおじさんを投げ込んだ『たたり』ではないか」ともささやかれました。
[From 広島ホームテレビ|ニュース]
真っ黒に汚れてしまって痛々しい限りである。しかも、下半身が見つかっていないという。下半身はもちろん「下阪神」に通ずる。これがどのような示唆を含んでいるのかわからん。しかし、お歳を召しておられるとはいえ、カーネル・サンダースさん、24年、下半身無しではかなり男性として、忸怩たる思いをしておられるのが、想像できよう。
まあ、しかし、日本は神の国である。幸い、有史以来、素戔嗚尊から菅原道真公、崇徳天皇、など、天変地異、凶悪な災いや祟りをもたらした神々は、きちんと神社に祭られしかるべきあれやこれやを行うと、祟りを行った強烈なパワーをそっくり「ご利益」の方に振り向け善男善女を救済してくれる有難いありがたい神様になられるわけで、24年ぶりに発見された「ご神体」、即刻、どこぞに神社作って、きちんとお祀りすることを、老婆心ながら、願うばかりである。
これはなまじもう一つのプロ野球球団の問題ではない、日本全体、いや、世界全体の願いでもある筈である。全国八百万の阪神ファンの方々は神社設立のため定額給付金を差し出すべきであーる。
(アホなこと書いてしもた、真に受けないように。シャレですから・・・と云いたいところだが、政府が下手な政策打つより、新しくなった甲子園内にカーネル・サンダース上神社(下神社は道頓堀)作って、試合前、選手とファン一同で「まんまんちゃーん」とお祈りした方が日本経済にご利益がありそうに思えてきたから、不思議だ)