2010年9月28日火曜日

9月28日

 そうなのだ。早川義夫は「別格」なのだ。(http://ja.wikipedia.org/wiki/黒澤進)。
 それが証拠にまあ、三日め、早速フラッシュバックが来る。92年のリー・ペリー初来日ライブ以来である。あの時はどでかいウーファーに密着してたため、ド低音の音圧のせいもあるが。
  「自分をわからないのに、他人がわかるわけがない」(「批評家は何を生み出しているのでしょうか」作詞作曲早川義夫より引用)。生で聴いた早川義夫の言葉だ。それが、いまごろ突き刺さって来やがった。ほんま、キツいわぁ。
 たるいライブやコンサートなら「感動をたくさんもらいました」とへらへらしてたらええけど、ホンマのライブが終わったあとは、くたくたになり、その肉体的疲労は快感になるかもしれんが、くたくたになった心の方は、喜びは喜びだが、むしろ「よくもこんな目にあわせやがって」という怒りに近く、それが、ぐるぐる心の底で渦巻いている。あたりまえだ。スワローズ負けた試合観ても、その腹立ちは翌日ぐらいまで残るのに、ライブの場合、打ちのめされたのは「自分」なのだから。
 
 
そうなのだ。早川義夫は「別格」なのだ。いろんな人がいろんな人と比較したり並べられているが、声の耳にこびりつき度からいうて、美空ひばりとかに近いのではないか、とか生意気なことつい書いてみたいやん、ファンとしては・・「自分をわからないのに、他人がわかるわけがない」(同上曲より引用)・・・・・な、キツいやろ。ま、そもそも、オレ批評家でもなんでもない一市民やから、関係ないと云えば関係ないのだが。

 いつもの日常に戻ろう。戻らなアカン。戻れんようになったら困る。月末だし、10月からは税金の季節だ。タバコ買い置きしてへんし。タバコ、エコーに変える作戦もなぁ。

 
 スワローズ勝った。石川、やはり、エースである。これで13勝。開幕6連敗して、ふてぶてしくなった。苦しそうな顔イヤそうな顔が試合中ほとんど無い。頼もしい。
 それはそうと、ちょいと鳥取で耳にした噂なので確証がないし、また、確認する気もないのだが某チームにマジックが出ていたそうである。そのチーム、今日負けているのだが、どうなったのだろう。確証も確認もする気もないが。マジック点灯したのだから、フツーはいつもお世話になっている阪神ファンさんに祝賀メールの一本でも打たなアカンところだが、逆に落ち込ませたり怒らせたりするかもしれへんからなぁ。いやあ、気をつかいます。

 

 弘田三枝子の「Ruby」、昨日に引き続き、例によって、繰り返して聴きながら、心を整える。Ruby、どっかで聴いた曲と思うが、ひっかかったまま。ジャズのスタンダーズらしいのだが、そうした場ではなく、思い出せず、ひょっとしたら、とオムニバス映画「世にも怪奇な物語」引っぱりだして確認する。

 フェリーニが監督した「悪魔の首飾り」の下の表彰会場で突然そばに寄ってくる謎のおねえさまのシーンのバックに確かに「Ruby」が流れていた。
 ジャズに関してはほとんど知識0なので、知識が足りなくて、ホンマ、困る。
 「足りないのではなく何かが多いのだ」(同上曲より引用)

 

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