2009年5月10日日曜日

ミレニアムの5.a.m 2009/05/10

 晴れて気持ちいい。洗車等する。


 しかし、連休中、中途半端に高速1,000円ちゅうので、篠山とか近場ばっか、意味もなく走ったものだから、連休中使った高速代が一万円を突破してしもた。篠山あたりなど、高速使わんと行った方が、田園風景やカーブのオモロイ山道とかあって退屈しないのだが。

 スワローズ、今日は勝つ。ホンマ調子エエ。ところで、昨年、スワローズは某在京球団に大きく負け越し、他球団の心ないファンより、「讀賣の犬」「讀賣優勝のMVP」とかボロクソ云われ、生まれて初めて「忸怩たる思い」にどっぷりつかったものだが、今シーズンはそういう心ないことを云ったファンが応援する球団、二つ揃って、きっちり「讀賣の犬」化しとる。ざまあみやがれと云いたいが、肝心のスワローズ、今季は、対讀賣、勝ち越せとは云わん、でも、せめて昨年の勝ち星を上回って欲しい。

   
  最近、音楽ネタが少ないのは、軟弱に走ってしもて、ゆったりした、たるーい、ヤツばっか聴いとるからだ。


 特に、日本のソフトロックっぽい集めた「ソフトロックドライヴィング」シリーズは数年前にバカみたいに聴いていたのだが、肝心の「ソフトロック」と呼ばれる、欧米のヤツは聴いたことなかったり、遙か昔、意識せずして聴いてただけである。

 だいたい、ワシらが若い頃「ソフトロック」ちゅう呼称すらあったかどうかなのだが、 だいたいオレが知らんのも、それはその筈。

この言葉がやっかいなのは、同じ言葉でも海外と日本で認識の異なる点である。(中略)・・・・日本では、東芝音楽工業(現在のEMIミュージック・ジャパン)から当時リリースされたハーパース・ビザールやアソシエイションのアルバムに「ソフト・ロックの王者」「ソフト・ロックのチャンピオン」などのキャッチフレーズが付けられていた。当時の担当者の談によると、「自然発生的に流通しており、それを拝借した」という。だが日本でも世界でも、文化的ムーブメントもなく、以降もこの言葉が定着することはなかった。
1980年代なかばから、フリッパーズ・ギターやピチカート・ファイヴの小西康陽などの渋谷系アーティストがこの方面のレコードを取り上げ、その影響下にある作品を発表。また『ソフト・ロック―Soft rock A to Z』を発行した音楽誌「VANDA」がこのジャンルを積極的に取り上げ、再評価、レコードの再発売が進んだ。これによりソフトロックという名称が定着化し、現在に至る。

[From ソフトロック - Wikipedia]

 まあ、そもそもは、レコード会社のおっさんがでっち上げたワケやな。後半での最近のソフトロックちゅうのは、「渋谷系」ちゅうヤツが一丁噛みも二丁噛みもしとる。

 オレはどうも、「ピチカート・ファイヴの小西康陽」ちゅう人が好きじゃなく、というより、平たく云えば嫌いで、もちろん会って話したワケじゃないから、人物が嫌いとかじゃなく、選曲した音楽やら作った音楽が嫌いなのだが。

 それに渋谷系のオシャレな兄ちゃん姉ちゃんたちがカフェでお茶飲んでいる時、多分おそらく、いくつものデカいウーファがぼこぼこ云うとる不健康極まりないとこで、地べたに這いつくばって、ジャマイカの小汚いジジイが作り出したひんまがりに曲がったダブを大音量で聴いてた筈だ。

 ちゅうことで、随分遠回りになったが、まあ、どこの誰がどうだって、曲そのもの好きになったら、そんなの関係ないワケで。

 そいで、この曲だ。ミレニアムの 5 A.Mちゅう曲だ。このタルさについ、やられてしもた。

ミレニアム、ちゅうのはどういうグループなのか、探してみたが、みんな知っとるのか、詳しく出てない。しゃあないからCD発売元ソニーからのリンクはっておく。

60年代のアメリカン・ポップスはコーラス・グループが華やかに活躍した時代です。さわやかなハーモニーでビーチ・ボーイズやママス&パパスなどがヒットを飛ばしておりました。彼らはカリフォルニア・サウンドと総称されました。このミレニウムという7人編成のグループもその一つです。中心人物はカート・ベッチャー、父が軍隊にいた関係で岩国に住んでいたこともある人です。1962年ゴールドブライアーズを結成フォーク・ロック系のグループでした。当時斬新なハーモニー・ワークが注目されましたが商業的成功はなく紆余曲折がありミレニウム結成となります。本作はその唯一のアルバムで1968年7月に発売しましたが前衛的であるという理由でプロモーションされずに失敗しました。このグループを他の60年代グループから際立たせているのはベッチャーのコーラス・ワーク、ヴォーカル・アレンジの手腕とスタジオ機材と技術の活用でした。16トラックでいち早くレコーディングされていることです。音はといえば素晴らしいポップ・サウンドが聴かれ天才カート・ベッチャーの面目躍如とした、発売当時より歳月とともに評価が高くなっていく名盤です。

[From Soft Rock]

 まあ、細かいことはどーだってエエ。音にハマればええんであーる。アルバムでは、他に「I Just Want To Be Your Friend」がエエと思たが、他はどうもこうもありまへんわ。キンクス聴きたくなったりした。
 下に、アマゾンへのリンクはっておく。最初のがオリジナル、次のが、オレが買った(今よりもっと安かった)、3枚組の62曲も入ったヤツだが、全部聴こうとしても途中であんましにもかったるくなってヤンピしとる状態であーる。

"ビギン" (ミレニウム)

"Magic Time: The Millennium/Ballroom Sessions" (The Millennium, The Ballroom)

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