2010年7月15日木曜日

4連勝

 雨雨降れ降れもっと降れ・・・アカンアカン、各地で土砂災害やら大変だ。東京ヤクルトスワローズ、中日に勝つ。ただ、どん底の時より、強くなったとは思えんし、相変わらず、ガイエルなんて、絶不調やし。まあ、ちょっとはましになってきたことにしとこ。

 チームは前日の接戦を制し、チームは今季4度目の4連勝。5月26日に最大11・5ゲーム差をつけられていた3位中日に、6・5差まで接近した。3位に入った昨季は7月28日に13・5ゲーム差をつけていた阪神に、一度は逆転された。苦い経験があるからこそ、“追う側”の強さと“追われる側”の難しさは、痛いほどわかっている。 先発の中沢からバトンを受け取った中継ぎ陣が粘りの投球を続けると、打線も四、五、六回と1点ずつ効果的に追加点を奪い、九回には4点を挙げ留めを刺した。大逆転でのクライマックスシリーズ進出へまだまだ、あきらめない。ツバメ軍団が一丸になった。

[From Yahoo!スポーツ - プロ野球 - ニュース]

 ホンマに「一丸」になってよ。次の対戦相手はえーっと、神宮で阪神タイガースか。どうなるでしょ?
 神宮か、雨雨降れ降れもっと降れ・・・アカンアカン各地で・・・というものの、微妙な気分。

2010年7月14日水曜日

SUGAR MINOTT死去

えらいことである!
 あー負けや、と思てラジオ消したら勝っていた、どころの騒ぎではない。

ヴェテラン・レゲエ・シンガーのシュガー・マイノットが7月10日の午後10時頃、ジャマイカ・キングストンのウェスト・インディーズ大学病院にて死去した。享年54歳。死因はあきらかになっていないが、1年半ほど前から心臓病を患っており、今年5月には体調不良で入院していた。

 マイノットは60年代末、アフリカン・ブラザーズのメンバーとして歌手活動をスタート。過去のリディムを再利用する手法にシンガーとしていち早く着目し、多くのヒット曲を輩出。70年代から80年代にかけてソロで絶大な人気を獲得した。また、自主レーベルのブラック・ルーツを設立し、ユース・プロモーションというサウンドシステムも運営するなど、プロデューサーとしても活躍。90年代以降も精力的な活動を続けていた。

 謹んで故人のご冥福をお祈りいたします

[Fromレゲエ・シンガーの重鎮、SUGAR MINOTT死去 - OOPS!]

 数日前、何故か、突然、レゲエが聴きたくなり、バカみたいにCD買い込んだ。虫の知らせ、というのではないだろうが、今日、来たCDをiTunesに移しながら、久々に、レゲエのサイトを巡っていると、シュガー・マイノットが亡くなった、というニュースにぶち当たった。
 享年54才ということからわかるように、ちょうど、オレからしてみれば、年齢がちょびっと上で、1980年、日本で発売された「Good Thing Going」で、レゲエちゅうともすれば、遠い国の肌の色から文化まで何から何まで全然違う人たちが作り出す「ややこしい」音楽から、一挙に、「そこいらのあんちゃん」が作る、とても親しみやすい音楽、にまで、引きずり落としてくれたことは、何よりも僥倖であった。恥ずかしいことだが、ひょっとしたら、音楽というものが、「楽しいもん」やと初めて知ったのはこのアルバムかもしれん。タイトル曲のマイケル・ジャクソンのカヴァー曲のみならず、Make It With You、Now We KnowとかCan You Remember?とか、今も好きな曲いっぱい。大手RCAから出て大ヒットしたせいか、レゲエプロパーの方々には、小馬鹿にしとる向きも多いが、シンガーとして直球勝負した名盤である。ラブソングまともに歌えないヤツに、ジャマイカの現実や社会の矛盾なんか歌えるわけないじゃないか。

"Good Thing Going" (Sugar Minott)

 そして、4年後の1984年、ニューヨークはワッキーズスタジオで作った音の、もう一つの「Good Thing Going」が入っているのが、「Wicked Ago Feel It」である。これで、オレの音の好みは決定したといえるだろう。地面を這いつくばるかのような、ど低音、対照的に自由気ままに飛び回るホーン、シュガーのヴォーカルは、あるときは、暗く、あるときは明るく、あるときは、ぶっきらぼうに、そして、その全ては音全体で聴いている人間を気持ちよくさせる、という一点に集中していく。


"Wicked Ago Feel It" (Sugar Minott)

 他にもいっぱいアルバムや曲のこと書きたいが、それこそ収拾がつかなくなる。まあ、上の2枚が無かったら、多分、今もなお、音楽を聴いていなかったと思う。 今、ハマっている歌謡曲だって、この二枚(と、弘田三枝子のヴァケーション)で音楽そのものの楽しみ方を学習した結果、なのである。

 以降、ともすれば、大量にリリースされるレゲエ関連のアルバムシングル群で、しかも、スゴいスピードで音が進化している状況で、さして、迷わなかったのは、 シュガー・マイノットという、いつも「先端」を走っていながらも、横向いて、ニカっと白い歯だして笑いかけてくれるアーティストがいたからだ。どんな時でも、一番新しいシュガー・マイノットはそこに「居て」、聴けば、「わかった」。まさに、I Came,I Saw,I Conquered。
 また、レゲエ愛好家の常として、時代を遡って古いヤツを聴こうとしても、スタジオワンにもチャネルワンにもシュガー・マイノットはちゃんと、「居た」。 また、レゲエの旬の「音」がどんどんダンスホールになっていき、ついにジャミーズのスレンテンで革命的な変化を遂げても、シュガーは、いつも、先頭を走っていた。どころか、自身のレーベル、ユースプロモーションでテナー・ソーを初めとする若手を育成していたのだから、畏れ入る。

 日本に来た時も、新宿ツバキハウスで、日本のディスコ用機材から、ど低音中心のジャマイカの音を出そうと、なんと、「モノラル接続」で乗り切って、DJやったとか、オレがある日、渋谷タワーレコードでジャマイカのレコード棚漁っていると、ふと、人の気配がして、ふりむくと、ニカッと白い歯だしたシュガーがいたりした(恥ずかしかったので、そのまま、気がつかないフリしたオレは小市民)。

 まあ、多分、弘田三枝子と同じぐらい好きな人なので、最初は悲しかったが、今、こうして、あらためていろんな曲聴くと、不思議と亡くなった悲しさというものが、薄れてきている。彼の「旬」をオレは吸い尽くしているのだ。叩き込まれているのである。これからも、オレが生きている間、彼の音楽を聴くたんびに、その一番おいしいとこを味わい尽くせる自信みたいなものが、ある。
 ジャマイカの音楽のみならず、音楽そのものの楽しさを教えてくれたリンカーン・バリントン・マイノット(aka シュガー・マイノット)氏の冥福を祈ります。 合掌。

2010年7月13日火曜日

龍馬伝

 スワローズは雨天中止でひと安心(安心したら、ホンマはあかんのだが)、首位奪還、ザンネンでした。
 民主党が負けて、ひと安心。事業仕分け、だけは人気だが、天下り、給料高い、退職金多い・・・ならば、その分、仕事してもらおうやないか、という視点がひとつもないのは、疑問に思っている。甘い汁吸っている連中をどうのこうの、ちゅうだけではなあ。もともと超「優秀」な連中集めたとこやねんから、もう一工夫二工夫させれば、エエ仕事してくれへんもんかのう。まあ、そうじゃないから、こうなるのだろうが。

  「龍馬伝」、久々のグダグダ、ずるずる、愚図愚図ドラマ。
  ここまで、徹底すると、意地でも「観てやろう」という気になるから不思議だ。

  龍馬登場すれば、わめいて泣いて叫んでいるだけ、寺田屋のお登勢に出逢うシーンでは、「お母ちゃん」だ。どう贔屓目に見ても、これじゃ単なるバカ。薩摩と長州というどちらも海千山千に同盟を結ばせる人物とは思えん。龍馬はいつも、わめいて泣いて叫んでるだけだから、比較的演技のできる俳優がやっている武市半平太と以蔵をフィーチャしたのはいいが、半年間も引っ張りよった。実際、この4週ほど、演出家に石井輝男氏が乗り移ったように、以蔵の拷問シーンばっかするもんだから、でウンザリしきっており、ようやっと、半平太が切腹してくれて、心底、ほっとした。

 
 思えば、小学校の頃、同じNHK大河ドラマ、「龍馬がゆく」の龍馬役北大路欣也のあまりのカッコよさにシビれ、カブれたものである。実際、このドラマを契機に10代後半まで、「幕末」には凝りまくったものである。あと、おりょうは、劇上の人物としては、若大将の「澄ちゃん」に次いで実際惚れてしまうほど、粋でいなせで、良かった。まあ、浅丘ルリ子がおりょう役、だから、仕方ないか。真木よう子も胸がデカイので好きなのだが、動作が重い感じがして、「おりょう」ちゅう感じが今以て抱けない。けど、まあ、例の寺田屋お風呂事件は楽しみにしとくことにする。

 まあ、おそらく、今回の「龍馬伝」終了後には、眉毛剃った茶髪の兄ちゃんの尊敬する人のリストから、「坂本龍馬」が外れることであろう。

2010年7月11日日曜日

レゲエCD買い込む・・・渋谷HMV閉店に捧ぐ

閉店のお知らせ この度HMV渋谷は、2010年8月22日を持ちまして閉店させていただきます。 渋谷の地にて20年に及ぶご愛顧、誠にありがとうございました。 引き続き、8月22日までのご来店を心よりお待ち申し上げます。


今後は近郊のルミネ池袋/ルミネエスト新宿/アトレ目黒を
是非、ご利用いただきますようお願い致します。

[From HMV 店舗情報 | HMV渋谷]


 出来たての頃、よく行ってたもんだ。感無量。
 東京ヤクルトスワローズ、今のところ、順調・・・でも3月の終わりの妙な高揚感が無いのは、何故?
 選挙は金曜日期日前投票しといた。


 ちょっと、最近、ごらんのとおり、昭和歌謡の感想文を書くブログ、という当初のオレの偉大なる野望が、どっか行ってしもとる。CDあんまし買っていないのであーる。まあ、手持ちを繰り返し聴いて満足している状態だから、仕方ない。でも、やっぱ、ちょこちょこ、欲しいCDとか出てきたり。世の中から取り残された気分になったり。
 ちゅうことで、しばらくは昼飯抜きの覚悟決めて、アマゾンやiTunes Music Storeをサーチしてみたのだが。
 オレは意志が弱すぎる人間というのをコロッと忘れてた。
 で、気がついたら、かなりの枚数のCDをポチってしもてた。しかも、レゲエばっか。しかも、ちゃんと調べたら手持ちの音源とかなりの重複がある感じがする。
 ・・・わかっている。来月請求されるであろうかなりの額に後悔のあまり、爪を噛みながら「直しなさいね、悪い癖、爪を噛むのはよくないわ」をくちずさむオレなのさ。

 昔昔、オレが紅顔の美少年であった頃、レコ屋で、青いジャミーズと赤いパワーハウスのシングルがあったら、アーティストも曲名も確認せず、そのまま、もう、ひったくりがオバハンからひったくるように、シングル盤ひったくって、万引きして逃げる勢いで、レジに走ったもんだ。 iTunesMusicStoreではかなり前から、タイトルにあがっており、買おうかかと思ったけど、3000円もするので躊躇していた(但し40曲も入って3000円)。

 


"Power House Selectors Choice 1" (Various Artists)

 

"Power House Selectors Choice 2" (George Phang)

 

"Power House Selectors Choice 3" (Various Artists)

 

"Power House Selectors Choice 4" (George Phang)


 これで、すめば20年間もレゲエ聴いていない。同じくシングルばっか買っていた頃、ジャミーズとパワーハウスのラベル以上に見つけたら興奮したのが、もちろん、火山噴火している「ヴォルケイノ」レーベル。80年代前半、イエローマンと組んでジャマイカの音楽を変えたレーベルである。CDになってもかなり買い集め、聴きまくったのであるが、こういうのが出てたら、また、脊髄反射でポチッと。



"Volcano Eruption: Reggae Anthology (W/Dvd) (Dig)" (Henry 'Junjo' Lawes)


 さて、皆さんご存知のとおり、85年、ジャミーズがスレンテンのヒットでジャマイカの、否、世界の音楽そのものを定義しなおしたワケであるが、まっさきにスレンテンに喧嘩売ったのが、かつて、美しい美しいうっとりするようなコーラスグループ、テクニークスのおっさんウィンストン・ライリーが、儲けた金で作ったレーベルが作り出した「スタラグ17」であった(実際は、スタラグの方がスレンテンより早かったのである)。

 さて、こんなのが、上記、アルバム群と一緒に出てたら、あなたも、ついついついつい、アカンアカンアカンと思いつつも勝ってしまうんじゃないでしょうか。




"Quintessential Techniques (Bril)" (Winston Riley)


 さてさて、これで終わらせようと思っていた。

 70年代、まだ、らすたらすた、じゃーじゃー云うてた時代、いや、その前の甘く蕩けるロックステディ時代から、プロデューサー として、もう数々の活動し、ダブからルーツロック、そして激動の80年代に入ってもなお、カッチョイイー音作り続けていたジョー・ギブスのこれまた、よだれ垂れ流し鼻水垂れ流し確実(だろう)のディスコミックス(歌3分にそのダブ3分ぶっ繋いで6分で12インチ一丁上がり)ばっか集めたCDが5つも。


 


"Reggae Discomix Showcase 1" (Joe Gibbs)




"Reggae Discomix Showcase 2" (Joe Gibbs) 




"Reggae Discomix Showcase 3" (Joe Gibbs)




"12" Reggae Disco Mix Showcase 4" (Joe Gibbs)



"12" Reggae Disco Mix Showcase 5" (Joe Gibbs)


 ・・とまあ、こういう感じ。甘い甘い歌声とど低音のダブが楽しめたらエエのにな。

 上ではアマゾンのリンク先紹介(ちゅうかジャケットとリンク貼り付けただけ)なのだが、悪いな、オレはセコいのである。レゲエちゅうのは、ホンマ、いくら古い音源でも、ソフトがいろんなところから、容易にしかも手に入るわけである。発展途上国であるわが国では、そうした状況はまだまだ贅沢なことなのかもしれんが、理屈こねるより、早くこうしたインフラを整備してほしいもんである。

 下の2枚除いて、HMVに注文しました。だって、CD3枚以上30%引きというキャンペーンやってたもんだから、HMVの方が安いんだもん。
 そういや、渋谷HMV閉店だってな。遙か昔、渋谷のHMVには世話になったことだし、まあ、ご祝儀がわりに・・なるのかならんのか、ようわからんが、久々にHMVで。

2010年7月8日木曜日

「心のサッカー」とは

 ドイツ負けよったがな。フランコに翻弄されまくったヒトラーを思い起こした・・・なんちゃって、いっぱしのこと、云うてみたかっただけ。オランダ戦は起きて後半だけは観たのだが、今度は中継時間起きれませんでしたわ。

 まあ、しかし、さすがにほとぼりもさめただろうから、今頃書くが、日本のサッカー、見事、「心のサッカー」をようやく確立したのは、驚いた。練習試合で負け続けアホやアホや罵られ、本番に望み、見事な勝利、「アホやアホや思てたけど、アホに教えられましたわ」、そいで、終わりが、PK失敗して泣きじゃくる駒野の肩を抱いて慰める松井ら。さめざめともらい泣きするワシら日本中の観客・・・パラグアイ戦はへまばかりしている感じだったが、このシーンで万事オーライ。日本中は感動で包まれたわけである。
 もちろん、これは藤山寛美全盛時代の「松竹新喜劇」のパターンである。よくぞ、この日本独自のパターンを日本のサッカーは数回のワールドカップで習得したものだと思う。
 前回なんか、なんぼ天才で屈指の選手か知らんが、終わるなり、ひとり、大の字に寝転んで、ひとりの世界に入りこんで、ため息ついたりしとったのから、誰も寄りつかず、まだ毛唐の目を気にしたワザトラシサ、ウソ臭さが感じられたもんだが、今度はごくごく自然、素直に見ているものから、感動を生み出した。
 これで、完全に日本のサッカーは洋物借り物サッカーを見事日本独自のカタカナで「サッカー」に書き換え、日本のものにしたといえよう。

 「勝ち」のストレートな喜び、だけじゃなく、「負け」もあれやこれやストーリーを作って楽しむ・・・日本のプロ野球での第一人者はなんといっても、阪神タイガースで、まあ、我らが東京ヤクルトスワローズもそれにあやかりたいが、何せ、1985年から2003年までという長きにわたって、その負けを楽しむ歴史があるわけである。
  今日も、打線好調向かうところ無しというチーム状態にもかかわらず、うちの「加藤」という3年間勝利無しの投手に「心の野球」をしていただき、見事勝利をプレゼントしてくれた。これから、「加藤」も一軍で頑張っていけるだろう。まさに「心の野球」ここにあり、である。感動をありがとう。

FRICTION ライヴ PASSツアー1980(紙ジャケット仕様)

で、とってつけたように音楽ネタ。フリクションなのだが、日頃歌謡曲ばっか聴いていると、乾いた音というのが恋しくなってくる。まあ、歌謡曲ちゅうたら、湿度が高く、中には粘性も高いもんが多いから、お口直し、というか「お耳直し」にどうしても、からからに乾いた音が欲しくなるわけである。
フリクションの80年のライブ。


"ライヴ PASSツアー1980(紙ジャケット仕様)" (FRICTION)
これ、オレが愛聴しまくった同じ80年のライブ(↓)と同じもんと思い込んでいたのだが、違う。

"LIVE 1980" (FRICTION)
どっちがどう、というわけでもないが、やはり、聞きこんだ"LIVE 1980" (FRICTION)の方が、心地よい気がする。
 YouTubeでライブらしき映像見つけた。

2010年7月7日水曜日

世界最大の携帯電話としてのiPadが欲しかった

 民主党キライだが、自民党も今の党首がキライだ。

 かといって、雨後のタケノコ新政党に入れることもためらわれるし、宗教団体を支持団体に持つ政党や9条でがんじがめになってるサヨクには初手から入れる気がしない。


 難しい選択である。小泉進次郎クンを党首にする度胸があれば、迷うことないのであるが。まあ、落ち目の日本、本当はそういう状態のときは、人間でもそうだが、大きなできそうにないことぶちあげたり、「悪」をみつけて、それを排除すれば良くなるとかの幻想煽るより、目の前の問題、ひとつひとつ、地道に解決することしかないのであるが。
 
 ここのブログ、ちょこちょこ、模様替えしてみた。でも、肝心の文章はサボってた。
 
 ちゅうのも、iPadついに来たので、そっちで遊んでいた。6月15日に注文して、25日に着いた。


 iPad、オレは当初、世界最大の「携帯電話」と勘違いしていて、ソフトバンクから買ったら、ケータイになるのかと思っていたらそうじゃなかったんで、Wi-Hiモデルにした。ソフトバンクからだと月々の払いが重い。ナビケーションアプリでスゴいのがあったら、別だが、今のところは。


 まあ、買って良かった。


 このデカい画面ではムービーがストレス無しに観れるので、早速「野良猫ロックシリーズ」のDVD、HandbrakeちゅうソフトでiPad用に変換して、いったん、iTunesに放り込んでから、同期でiPadへ移してから観ている。それも寝床へ持っていって、観れるので、助かる。かなり手間暇かかるが。梶芽衣子、范文雀の一番カッコいい時期の姿を眠り間際観れるのは、エエ。電池の持ちも悪くない。せこく、16GBモデルにしたが、動画中心なら、2万円の差で64GBにした方がよかったかも。
 
  そいで、新聞等が大騒ぎしていた「電子書籍」なのだが、日本ではまだまだお寒い限り、個人がこつこつ無償で膨大な時間と手間暇をかけて、長い間かけて、作り上げた「青空文庫」ぐらいしか、まだ、使いもんにならん。そいで、夢野久作とか読んでいるんだが、「気分」が出ん。「犬神博士」も早く青空文庫に入らないかなあ。

 そいと、iPadのアプリは高い。高い、といってもiPhoneと比べてなのだが。ちょっとしたヤツでも、600円あたりする。でも、手持ちのiPhoneのアプリの殆どがiPodでも使えたのは感動した。
 

2010年6月28日月曜日

It Might as Well Rain Until September

 うー。
 ・・・と唸る前に、野球のことを書いとこ。な、なんと、監督代行のす最下位れすれ5位の東京スワローズが、あの二位で天上の世界を謳歌しとる阪神タイガースにまさかの3連戦2勝1敗である。さすがに、千葉ロッテみたいに他人の球場へ大挙して押しかけ、その上、びゅんびゅん跳んで他人の古球場の老朽化を早めて、行きがけの駄賃に10連続安打の記録をかっさらって行くような、ど千葉千葉したチームとは違う。

 この三連戦、オレが感じたのは、「交流戦でえらい苦労したんやね、監督も辞めてもたんか、でも、もう、大丈夫やで、ほーう、外人二人ともアカンたれやから、ホワイトセルちゅうのが入ったんか、花もたせたろ花もたせたろ」という、あったかさ、っていうか、まさにキザと云われても否定できない、「心の野球」をひしひしと感じたわけである。だから、阪神タイガースは好きなのである。讀賣には到底到達できん高潔な「チーム徳」がある。

 こちらも、お返しというたらなんやけど、金本に記念に450号のホームランを献上した。まさに武者小路実篤の「仲よき事は美しき哉」の世界である。人生と色紙は、相田みつをより、やっぱ、武者小路実篤である。また上杉謙信が塩不足でひいこら云うてた武田家に塩を送った逸話も、思い出される向きもなきにしもあらずであろうかと思われる(アカン、ハトヤマ風回りくどさがクセになってもた)。サッカーという頭蓋骨蹴飛ばして始まったスポーツには見られない麗しい野球の世界である。

 もとい。
 うー。
 最近読んだ本の感想文を随分前から書こうとして、挫折ばっかしとる。書き出したら、読後でテンション上がっているもんで、あれやこれや一緒くたになってまとまりがつかんようになって、わやや。

  "世界は俺が回してる" (なかにし 礼)
  オモロかった。

 "天才 勝新太郎 (文春新書)" (春日 太一)

  とてもオモロかった。

 "昭和の爆笑王 三遊亭歌笑" (岡本 和明) 

   うん、オモロかった。

 "ねぼけ人生 (ちくま文庫)" (水木 しげる)

 再読。オモロかった。

 ・・・ちゅう、小学生低学年でももう少しマシな感想を抱くだろうが、まあ、しゃあない。まあ、「過剰な個性」が許された「過剰な時代」と「過剰な業界」のハナシ、なのであるが。

 そいと、東京ヤクルトスワローズファンで東海林修ファンのはつよさんから、この前の讀賣戦でがっかりしてた時教えて貰った曲であるのだが、「It Might as Well Rain Until September(9月までずっと、雨ふったらええのに・・この訳オレだから信用したらアカン)」ちゅう曲である。



 調べてみると、キャロル・キングが「つれずれおり」やら出してぶいぶい云わす前の60年代の作品だそうだが、シンプルゆえに気に入った(ええ!「ロコモーション」もキャロル・キングの作曲!!)。
 阪神戦終わった今となっては、「9月まで、ヤクルト戦試合終了後5分間だけ、ずっと雨降ったらエエ」(みんなで青い傘広げて東京音頭踊るんじゃ!)と、やや強気になったから不思議である。

2010年6月25日金曜日

岡田監督、ごめんなさい

 昨日というか今日のサッカー、観てしもたがな。まあ、どうせ、負けるんや、という中途半端な気持ちが無かったと云えばウソになるといえるかもしれない(元首相的な回りくどい回りくどいいいまわし)、ところが、びっしゃっとフリーキック、それも2発も決めよるもんだから、つい・・・。
 オレは謝罪せねばならない。
 ゴメンなさい、岡田監督。
 ちょっと前、日本三大バカリーダーとして、、サッカーのこと、なーんも知らんのに、つい周りがそういう雰囲気だったので、ハトヤマ、我らが高田(元)監督と並べてしまった。  
 ここに、突っ伏して、謝罪する。
 今までの日本人が到達した以上の領域にチャレンジしようとする心意気にあらためて心からの敬意を抱くものである(やっぱり元首相的な回りくどい回りくどいいいまわし)。

日本勝ちよったがな。

眠い。 しかし、勝ってもたがな。 眠い。

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