うー。
・・・と唸る前に、野球のことを書いとこ。な、なんと、監督代行のす最下位れすれ5位の東京スワローズが、あの二位で天上の世界を謳歌しとる阪神タイガースにまさかの3連戦2勝1敗である。さすがに、千葉ロッテみたいに他人の球場へ大挙して押しかけ、その上、びゅんびゅん跳んで他人の古球場の老朽化を早めて、行きがけの駄賃に10連続安打の記録をかっさらって行くような、ど千葉千葉したチームとは違う。
この三連戦、オレが感じたのは、「交流戦でえらい苦労したんやね、監督も辞めてもたんか、でも、もう、大丈夫やで、ほーう、外人二人ともアカンたれやから、ホワイトセルちゅうのが入ったんか、花もたせたろ花もたせたろ」という、あったかさ、っていうか、まさにキザと云われても否定できない、「心の野球」をひしひしと感じたわけである。だから、阪神タイガースは好きなのである。讀賣には到底到達できん高潔な「チーム徳」がある。
こちらも、お返しというたらなんやけど、金本に記念に450号のホームランを献上した。まさに武者小路実篤の「仲よき事は美しき哉」の世界である。人生と色紙は、相田みつをより、やっぱ、武者小路実篤である。また上杉謙信が塩不足でひいこら云うてた武田家に塩を送った逸話も、思い出される向きもなきにしもあらずであろうかと思われる(アカン、ハトヤマ風回りくどさがクセになってもた)。サッカーという頭蓋骨蹴飛ばして始まったスポーツには見られない麗しい野球の世界である。
もとい。
うー。
最近読んだ本の感想文を随分前から書こうとして、挫折ばっかしとる。書き出したら、読後でテンション上がっているもんで、あれやこれや一緒くたになってまとまりがつかんようになって、わやや。
"世界は俺が回してる" (なかにし 礼)
オモロかった。
とてもオモロかった。
うん、オモロかった。
再読。オモロかった。
・・・ちゅう、小学生低学年でももう少しマシな感想を抱くだろうが、まあ、しゃあない。まあ、「過剰な個性」が許された「過剰な時代」と「過剰な業界」のハナシ、なのであるが。
そいと、東京ヤクルトスワローズファンで東海林修ファンのはつよさんから、この前の讀賣戦でがっかりしてた時教えて貰った曲であるのだが、「It Might as Well Rain Until September(9月までずっと、雨ふったらええのに・・この訳オレだから信用したらアカン)」ちゅう曲である。
調べてみると、キャロル・キングが「つれずれおり」やら出してぶいぶい云わす前の60年代の作品だそうだが、シンプルゆえに気に入った(ええ!「ロコモーション」もキャロル・キングの作曲!!)。
阪神戦終わった今となっては、「9月まで、ヤクルト戦試合終了後5分間だけ、ずっと雨降ったらエエ」(みんなで青い傘広げて東京音頭踊るんじゃ!)と、やや強気になったから不思議である。