2016年4月15日金曜日

4月15日

 プール行く。今日で4日連続かな。泳ごうとして行くと、イヤになる性格なので、ともかく、ある時刻になれば、オレという物体はプールに入っている、という消極的な方法なんで、あんまし、気合入れて泳いでいないのだが、ベッドに入ると、こてん。

 2年ほど前は、体重を減らすという目標があったし、泳いでいるうちにあれやこれや、やりたいことが増えて、試したりして、オモロかったのだが、いざ、目標とした体重になった途端、目標を失ってしまったのか、ダレてしまった。体重、風邪のおかげで、大学時代に体重に戻っていた。今や風が吹けば飛びそうな、やせっぽちだけど、2年半で、17キロ減量したということになる。好きなように泳げるだけの筋肉はつけるつもり。

 さて、「ピンキーとキラーズ大全集」届く。CD5枚組。ちょろちょろ、聴いている。
「恋の季節」の大ヒット時(オリコン17週連続1位270万枚 https://ja.wikipedia.org/wiki/ピンキーとキラーズ)、今陽子は、16か17。やっぱ、秋元康的に、戦略がどうのこうの、というより、出してみたら、当たった、という方が好きだ。でも、「セルジオ・メンデス」を目標とした「ボサノバグループ」とは、どうしたって思えない。


 今日は、ピンキーとキラーズとなる前の、15歳今陽子が日本コロムビアから出した、「甘ったれたいの」。全然売れなかったそうだが、「恋の季節」と同じ、作詞:岩谷時子/作曲:いずみたく。オレが持っている音源は、「池中くんの昭和歌謡 Japanese Lovely Song Graffiti
」と「見上げてごらん夜の星を~いずみたく作品集
」というコンピレーション。

 キューティ・ポップ。

2016年4月14日木曜日

2016年4月13日水曜日

4月13日

 東京ヤクルトスワローズ・・・。

 プールに行くと、2キロ、体重が減ってた。これは、ダイエットとかじゃなく、アカンやつだ。「また、痩せましたな」と云われたが、アカンやつ。  風邪で、2週間。それ、2回やったもんな。風邪とは云え、病気で痩せただけ、筋肉がかんぺきに落ちてしもうて、あとは、かわりに脂肪がどんどん増えていくパターン。あかんあかんあきません。
 

2016年4月12日火曜日

平成28年4月12日

 東京ヤクルトスワローズ、勝つ。勝つとは思わなかったんで、うれしい。成瀬も頼りになるじゃん。

 今日は、ひさびさに泳ぎに行った。あかん、完璧に鈍ってた。北島康介氏も引退したことだし(全く関連性のない2つの事象を並べて書くことにより、関係性があたかもあるように思わせるテクニック)。

 ちゃんと、一日のある時間スケジューリングしといて、その時間は、ともかく、プールに入っていて、一定時間はプールにいる、というようにするわ。最初、プール行きだした頃、取った手法。

 ミッチー★サハラの「天使のハンマー」にハマる。この前、書いた、「聞いてよ, お願い~キング・イヤーズ・コレクション」に入っている曲だ。導入部のコーラス部分、思いきし高音出しているんで、耳にツーンとくるが、そこがたまらん。嫌いなどフォークであるが、ミッチー★サハラが唄うんなら、話は別だ。ノリノリ。

 PPMのバージョンが有名だが、オリジナルは、ピート・シガー。トリニ・ロペスのカバーが最初に大ヒットした。ミッチー★サハラはその英語の歌詞、そのまま、唄っている。  大キライなフォークなので、あまり詳しくないので、曲の詳しいことは、http://blog.livedoor.jp/lemontree123/archives/17936.html等を参照してください(あーよかった)。

 ちなみに、オレの手持ちの音源だと、「天使のハンマー」で、ザ・ワンダース(1967「コンプリート・シングル&モア)、「If I Had A Hammer」で、内田裕也(1964アルバム「ロック、サーフィン、ホットロッド」)。内田裕也のヤツは日本語歌詞。ちょっと、過剰かも。
   これらも、それぞれ、同じ曲のカバーだが、それぞれ、味があって、いい。でも、今はミッチー★サハラだな。フォークの名曲なので、おそらく、もっともっと、たくさんの歌手がカバー出していると思う。サム・クックやとかカッコいい。

 ちょっと、オレの趣味じゃないが、Youtubeで、忌野清志郎のカバーみつけたんで。

     

2016年4月11日月曜日

4月11日

 ギガビッグマック、今日、ドライブスルーで注文したところ、「大好評につき販売中止しております」とか、あきらかに矛盾している言い訳をされ、ギョッとして、思考停止状態。やっぱ、マクドはマクド。チキンナゲット問題をすっかり忘れたとみえる。「販売中止」=チキンナゲットみたいな理由かも・・ということを消費者の心理わからんのだろうが。数秒後思考が戻ったので、グランドビッグマックにして、商品受け取る時に、好評で材料の調達ができなくなっていて、いつに再開できるかわからない、とのこと。素直にそう云えば、ギョッとすることなかったのに。おっさん、こういう不用意な言葉使い、大キライ。


恋の季節 ピンキーとキラーズ大全集

 嗚呼、キングレコードさんよ、今ごろ(注昨年の10月に発売されていたけど、昨日気がついたの)、「ピンキーとキラーズ大全集」出してくるとは、殺生な。しかし、メジャー中のメジャー、「恋の季節」のギガヒットを持つ、国民的グループのこうしたまとまった音源が出すのに、何年かかっているのだろう?キングレコードは、某AKBでボロ儲けしている筈。昔の国民的グループも大事にしてこそ、やで。

   Amazonレビューでは、オレなんかより、ずっとずっと、待ちくたびれていた筈のファンのかたが、感謝の言葉満載。怒りのあまり、感謝してしまう平和をお祈りしてしまう、というのは、我が国の美徳だ。
 でも、うれしい。5枚入りボックスで1万強という価格も良心的。
 それよりも、なによりも、「シングルABは勿論、スタジオレコーディングのオリジナル作品は完全収録されているようです。またカバー作品も完全ではありませんがほぼ網羅されています」(Amazonレビューより)。
 こんな、嬉しいことがあるだろうか!!! CD予算今月分使い果たしてしまっているけど、ええい、今、買う、買います買います、ポチ。「七色のしあわせ」聴きながら、しあわせを噛みしめてやる。

 
 

2016年4月10日日曜日

4月10日

 昨日、ギガビッグマック喰ってやった。うまかったし、満腹感が気持ちいい。今日は丸亀製麺で、あさりうどん。春になると食いもんが旨くなるって本当ですな。

 昨年、あんまし、音楽聴く気になれん買ったのは、東京ヤクルトスワローズが強かったからだと、実感。東京音頭で十分だった。
 だって、原樹里が初回、2ラン打たれるとこ見てしまったら、もう、なんか、もう。まあ、最終回、1点差にまで詰め寄ったらしいけど、なんと云ったらいいのか、それはそれは・・・あーこんな気持、あーうまく云えたことがない、ないあいあい。

   ちゅうことで、君の知らないメロディ、聴いたことのないヒット曲聴くことにする。ベイエリアからでもリバプールからでもない、日本からの音楽だ。
 オレの手にはあまりまくる、もう、すばらし過ぎるアルバムであるが、「LOVE ゆかりとニューサウンズ」、(伊東ゆかりとグリーンジンジャー1971年)を、聴いた(とりあげるだけ、でご容赦願いたい)。







LOVE-伊東ゆかりとグリーンジンジャー


 かつて、東海林修ファンクラブの方とネット上で懇意にさせていただいていたことがあり、このアルバムの存在を知り、聴いて、当時のオレの趣味の音楽とはまったく違った筈なのに、すっかり、このアルバムが、というより、このアルバムの創る世界にびっくらこいたことがある。よく知っている曲のカヴァー集みたいなもん、として聴いたら、そんな生やさしいものではなかった。すべての曲がひたすら、ここちよい。

 カバー曲が多い。けど、単なるカバーじゃなく、ヒップホップ等引用系のジャンルの音楽が元歌のビートや一部分を引用し、新しい曲を作るみたいに、ひとつひとつの曲を解いて(ほどいて)、編み直しているのだ。
 昭和歌謡聴き始めた頃なので、編曲家のスゴさを実感した瞬間だった。例えばオーケストラを入れたら、そのひとつひとつの楽器の譜面を作るというスゴい作業なのだ。

 最初アルバムを手に入れるまでは、一曲目のオリジナル「グリーンジンジャーフライング」をコンピレーション(ソフトロックドライヴィン)で聴いていた。初めて聴いた時、初めて聴くまで、なんと、遠回りしたのか感におそわれたもんだ。もう、何度聴いたか知れん。当時、Millenniumの「5AM」と繰り返し繰り返し、聴いたもんだ。朝の表現の違いに何か書きたいが、収拾つかなくなるので、あとは、曲名とオリジナルのアーティスト名を挙げておく。



 ジョージ・ハリソンの「マイ・スウィート・ロード」、エルトン・ジョンの「僕の歌は君の歌」、カーペンターズの「ふたりの誓い」、バカラックの曲でフィフス・ディメンションで「One Less Bell To Answer」、村井邦彦作曲のオリジナル「And Now I Know」、ジョン・レノン「ラブ」、映画「ある愛の詩」(アンディ・ウィリアムス)、カーペンターズの「遙かなる影」、クロスビー、ナッシュ&ヤング「Our House」、ヴィッキー「When On When」、そして、「マイ・ウェイ」。

 すべて、英語。

 いろんなアーティストのいろんな曲に編曲の力で、ある統一感を持たせている。組曲みたいな感じすらする。
 これらの「素材」、伊東ゆかりの歌唱力、そして、そして、スキャットの女王伊集加代子、岡崎広志、そして東海林修の3人のコーラス、演奏は石川晶ら。そして、歌謡曲の歌手「伊東ゆかり」のアルバムじゃなく、あくまでも、「ゆかりとグリーンジンジャー」のアルバムだ。

 東海林修氏は、「編曲」で、今までにない、このアルバムでまったく新しい「音楽」を作ろうとして、そして、見事、成功していると思う。なんで、そういうことが言えるかというと、このアルバムをひととおり、聴いた「今」、すっかり、原樹里が打たれた「あーこんな気持、あーうまく云えたことがない、ないあいあい。」感は、完全に失せている。まあ、東京ヤクルトスワローズが、負けているのは変わらないけどね。


 また、こんな、感想文書いてもた。
 ちゃんとしたレビューは、ここ(http://www.geocities.jp/cultmandu/review04/review676.html)とか、ここ(http://ameblo.jp/moritan0717/entry-11885588772.html)とかで、おねがいする。

2016年4月9日土曜日

4月9日

 桜もそろそろ、終わりかなと思いきや、東京ヤクルトスワローズ、負ける。石川で負けてしもうた。10対5だ。
 まあ、そういうもんであろう。ちょっとだけ、覚悟した。うん。まあ、一昨年もその前の年もそうだったし、慣れっこだ。


 ちゅうことで、ミッチー★サハラ(★は芸名のまま)の聞いてよ、お願い、聴く。いろんなアルバムやシングルなどのキング音源を集めたもの。主に1965年から66年の音源が多いみたいだ。聴いて、なんで、もっと、早く聴いたらよかった、というのは、セコいオレの常套句であるが、出たらすぐ聴いとくべきだった。


聞いてよお願い~キング・イヤーズ・コレクション(紙ジャケット仕様)

1. 聞いてよお願い
2. ラブ・イン・トーキョー
3. モア
4. 明日を忘れて
5. イパネマの少年
6. 愛の願い
7. 紅い、紅い花
8. 恋の一夜
9. 淋しくて
10. 夢みるシャンソン人形
11. ハロー・ドーリー
12. クライング・イン・ザ・チャペル
13. 春のときめき(シングル音源)
14. はだしで踊ろうよ(シングル音源)
15. 雨に消えた想い(コンパクト盤音源)
16. 風に吹かれて(コンパクト盤音源)
17. グリーン、グリーン(コンパクト盤音源)
18. 天使のハンマー(コンパクト盤音源)
19. 泣くための肩が欲しい(シングル音源)
20. そして今は(シングル音源)
21. そえから、そえからとせがむ僕(コンピ盤音源)

 1,7,14,19の4曲が、ミッチー★サハラ作詞作曲。  日本初の「シンガー・ソングライター」なのであるが、あまりそのことで評価されていない。けど、このアルバムがでたことで、ちゃんと評価され、昭和歌謡史そのものを見直すきっかけになれば、もっともっとウレしいが、まあ、無理だろう。ジャンル分けが細分化して、今や、全体を見渡せる評論家が誰もいない。
 あと、15から18までの曲は、「ミッチー★サハラのフォーク・ロック」というミニ・アルバムからの音源で、全部カバー曲なのだが、なんと編曲が東海林修先生。こういう言い方が許されるなら、東海林修感たっぷりである。

 なるほど、この爽やかさ、日本語で唄われているのに、日本語で唄われている感じがしないという日本土着感の希薄さは、(伊東)ゆかりとグリーンジンジャーの「LOVE」にどことなく似ている(単にオレが東海林修先生だから、「Love」に結びつけてしまっているだけかもしれんが)感じがする。プレ「Love」かも・・???)

  昭和歌謡のコンピレーションでいくつかの曲が取り上げられており、そのすばらしさにヤラれたオレとしては、こうして、キング音源のほぼ全部が聴けるのは、うれしい限りである。
 ちょっと、オレの手持ちだけであるが、まとめておく。


 愛の願い、ラブ・イン・トーキョー 60's キューティ・ポップ・コレクション〜スキ・スキ・エディット
 マッハで行こう 東京ビートニクス ハイ パノラミック シリーズ 池中くんの昭和歌謡 Japanese Lovely Song Graffiti
 聞いてよ、お願い 昭和ガールズ歌謡 レアシングルコレクション キングレコード編 ~イエ・イエ / 銀座ゴーゴー~
 愛の願い ナウなヤングだ!エレキ歌謡でGo!Go!Go! Now Exciting! 60's Japanese Guitar POP A G
 夢みるシャンソン人形 ジャパ・ヨーガク ~バババ~
 グリーン, グリーン ゴールデン・スタンダード集~ ロックアラウンド・ザ・クロック
 太陽は燃えている ゴールデン・スタンダード集~ レッド・リバー・ロック
 風に吹かれて、ラヴ・イン・トーキョー Tokyo Beat Anthology Vol. 2 Swingin' Tokyo 1964-1966

 「太陽は燃えている」「マッハで行こう」はキング音源ではないので、このアルバムには入っていない。

 これらのコンピレーションで、ミッチー★サハラに出会うたびに、クセの無い、自己主張の少ない唄い方に、もう灰汁の塊のような、しいてあげれば、オレがオレが感、、ワタシがワタシが感満載の他の昭和歌謡歌手たちの曲の中で、清涼感を覚えたものである。夢見るシャンソン人形の編曲や唄は、オリジナルを超えている。

 「愛の願い」(橋本淳作詞すぎやまこういち作曲森岡賢一郎編曲)は、朱里エイコらの「クレイジー・ラブ」の元曲であり、昭和歌謡の中でもとくに大好きな曲のひとつである。
 

 しかし、すばらしい。
 昨日聞いたポップ・グループの音の濃度と比べたら(こういう比較自体、まったく意味のない比較である、自覚している)、音の濃度がずっとずっと薄く、美しいので、また、ミッチー★サハラの声が好きな声なので、すーーーーーっと沁み入る。
 

2016年4月8日金曜日

4月8日

 しまったことをしてしまった。影浦ゆんちゃんの久々のショールーム登場を見逃してしまった。ああ・・。

 このところ、坂井麻美さんの配信、深夜の分、ベッドに入って観ることにしているので、ほぼ、毎日Showroom行ってたし、スワローズの勝利を確認してからは、今日はとくに、Paletの配信があって、星集めとか、したりしてたのに・・まあ、間の悪さはオレの特性でもあるから。
 でも、これを機に、本格的に、影浦由佳さんのShowroom配信の目がでてきた、と思えば、吉兆。末吉はワシらのもんでもある。

 先月買った、The Pop Groupの「For How Much Longer」の再発盤、聴く。
 感想は・・。単なるノイズの洪水に、焦り、絶望、やりきれなさ、を感じたこともある。さすがに、前回のCD化ん時(We Are Timeとのダブルインワン)時より、音が鮮明で、細かいとこまで、聴けるけど、その分、音の塊感が減り、圧倒されてしまうことが少なくなった、と感じる。やっぱ、どうしたって、今、これを聴くには、今という時代が大きな邪魔しよる。当時だって、混沌としてたし、今だって、混沌としている。でも、悲しいことに、「懐メロ」、でしか聴こえない。音量をいくら上げても、あのパワーはもう感じられない。
 そして、このアルバムをまた手に入れたのは、単に、いつ廃盤になって、手に入らなくなるという恐れ、と、日本盤のおまけのポスターが欲しい、いう情けなさだけ。そして、今、このアルバムを聴いているのは、せっかく、買ったから、というだけ。
 それはそうと、パブリック・イメージ・リミテッドも再結成してコンサート・ツアーしているらしいやないか。
 みんなそろそろ、老後に備えなアカン。まあ、そういう意味では、大きな意味を持つ再発では、ある。世界中の紛争やらなんやらより、自分の老後が大事。We are timeの頃は、終わって今は、We were Time.
 One Out of Manyも、ボーナストラックで入れたらよかったのに(ハッとしたが、どんどん、ネガティブなこと書きまくってる・・・たしかに、このアルバム、そういうパワーは残っているぞ)。  大量のノイズやリディムから、パワー、ビンビンの「絶望感」みたいなの感じたのは、ポップ・グループが初めて。スゴいグループではある。ユーミンやら山下達郎やら大滝詠一ばっか聴いてた頃だから、かもしれんが。

   

2016年4月7日木曜日

4月7日

 風が吹いたんで、葉桜ばっかになってしまった。ま、あれやこれや、ややこしい一日でした。
 でも、今日は、スワローズは試合が無く、心静かに夕べを過ごしました。よかったよかった。

 日活アクションの謎に、松原智恵子の行動の不可解というのがあって、ずっと、悩み続けていた。
 どうも、松原智恵子は「映画」に出演しているにもかかわらず、その「映画」の世界とは、別なところにいるのではないか、と思われるふしが多々あるのである。水木しげるに「テレビくん」という作品がある。テレビの中に入って、CMでやっているチョコレートを、食べちゃったりする、ひょっとしたら、松原智恵子は映画の中に入っちゃった、本当はそういう存在じゃないか、いや、もちろん、本気でそう考えてるのではないけど、そう考えた方がすんなり、オレの心のもやもやが解消されるのだ。

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まあ、あれやこれや、具体的に挙げていくと、万万万が一、松原智恵子さんの目に触れると、嫌われるから、書かないけど、さすがに、小林信彦である。今日、寝っ転がって読み始めたところで、あの小林信彦氏もそう思っていたのかと、安心した。
 「・・・ヒーローが悪と対決する時、ものごとを複雑化させるのは必ず、松原智恵子だ。あれがちょろちょろ出てきて、せっかく盛り上がった対決を盛り下げるのだ」  (「ドジリーヌ姫の優雅な冒険」文春文庫P.18)

 そうなんですよ。盛り下げるために、なんで、出てくるのか?なんで、ややこしく(複雑化)させてくれるのか?
 でね、もっともっと怖ろしいのは、そうしたストレスすら、松原智恵子の姿を観た瞬間、「そいでもエエ、松原智恵子、観れたら、そいでもエエんじゃ」となってしまうことである。ひょっとしたら、それがアクション映画であろうが、コメディであろうが、渡哲也の無頼シリーズであろうが、「女子学園悪い遊び」であろうが、全部、「松原智恵子主演のアイドル映画」にしてしまう力を持っているんじゃないだろうか。
 脇役にもかかわらず、主役を(演技的に)食う、という表現があるが、松原智恵子は、映画ごと食ってるんじゃないか、いや日活アクションごと、いや、映画会社である日活そのものを・・・。
 今日は、松原智恵子さんを、ディスっているのか、リスペクトしているのか、わからん文章にしてみました。ファンですよ。
 

2016年4月6日水曜日

平成28年4月6日

 今日も、東京ヤクルトスワローズ、負ける。まあ、2回までで6点も取られたんで、今日は19時以降は、なんとなく(あくまで、なんとなく、)、有効に時間を使えました。まあ、今はまだ、リズムをつかむ時期、勝つパターン作っていくようにするには、ええんとちゃうかな(と、自分を納得させているので、ツッコんだらあかん)。讀賣で、博打して、クビになった投手いたけど、スワローズにおったら、そんな暇無かったのになあ、と思う。ほんま、6回まで3点に抑えられる先発投手が欲しい。

 土曜日、本屋珍しく行ったんで、あれやこれや、目についた本、買ってみる。新書コーナーは題名だけで買って、がっかりすることが今まで多かったんで、警戒心いっぱいだが、まあ、オモロい本が買えた。

 で、スワローズがまだ戦っている間、「天使とは何か」(岡田温司著 中公新書)を読む。堕天使のあたり、めちゃくちゃオモロい。まあ、大天使即ち大悪魔、ちゅうのは、もう、平井和正や永井豪の昔から、使い古されているけど、魔王ルシフェルが元は大天使で、天国を追われた堕天使だったことを知った時、ガキだったんで、それはそれは、びっくらこいたもんである(ただ、これはミルトンの「失楽園」由来)。森永製菓はぴよぴよ云うててかわいいけど、ほんまの天使ちゅうたら、めちゃくちゃ強い。なにせ、瞳だけでも、100万ボルトあるっちゅうくらいだから。

 大天使即大悪魔があるなら、大悪魔即大天使もあって良さそうなもんだが、そうなると、仏教か、鬼子母神みたいな。

 どうでもいいけど、Twitter、見ていると、政治がらみの議論によく出くわすけど、方法論、今ここをこうしているけど、今度からこうしたらエエのでは、の議論は殆ど無く、まさに善と悪の最終決戦、大天使ミカエルと魔王ルシフェルの戦い、みたいなことになっている。自分ないし自分たちのグループが設定している「悪」を罵倒しているうちに、自分が絶対なる「善」と勘違いなさっている方々も、見受けられる。罵倒することで自分が「善」になれる安易さは、世の中、どこにも無いはず。だから、論争みたいなものがあっても、平行線のまま、どっちがより汚くてヒドい罵倒用語使えるか合戦みたいになっている。合掌。

 やっぱ、自分は絶対に正しいと思っているけど、ひょっとしたら、大悪かもしれん、とかとの、後ろめたさみたなもん、持たんとあかんのとちゃうかなぁ。
 
 ま、どっちでも、エエか。あしたは、東京ヤクルトスワローズ、勝ちますように。
   

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