2016年1月11日月曜日

1月11日

 昨日は、寝屋川から、Kやんが来たので、一緒に伊川谷のI君とこ行って、食事。大学時代のしょうもない話ばかり、楽しく話す。久しぶり。最後に、ちょっとしたお願いをすると、快く引き受けてくれた。断られたら、どうしようと思ってた。やはり、持つべきものは友人である(毎日、投票してね)。

 影浦由佳さんのTwitter投票よろしく。
マシェリバラエティ×レインボータウンFMパーソナリティ争奪オーディション 第6期
か、
マシェリバラエティ×レインボータウンFMパーソナリティ争奪オーディション 第6期

 NHKのNewswebのトップで身内のアナウンサー逮捕事件すっ飛ばし、「デビッド・ボウイさん」とか聞くと、猛烈な不快感を抱いたものの、いや、ヤング・ミュージック・ショーとかでライブ、フルでやってた筈とか思い出し、結論として「ま、エエか」となってしまう今日このごろ、みなさんはいかがお過ごしですか。

 一応、合掌。

 でも、NHKぐらいは、ロックや、ロックに限らず歌謡曲をはじめとする大衆音楽は、小馬鹿にしといて欲しいもんである。弾圧とまでは云わんけど。
もし、NHK入って、デビッド・ボウイが好きと言おうもんなら、一生、昇進もできず、リストラ話があれば真っ先にその対象になる、とか、でないと、すべての若き野郎どもがレベルレベル(すみません、聴くつもりなかったけど、聴いてしまっています・・・絶対、スペース・オディッティ聴かんとこ)でけん。

 まあ、もう、ロックが不良の音楽どころか、若もんの音楽ですら、なくなってしまって、もう何十年も経ったことに、感慨を持つのであった(キンクスのカヴァーだが、Where Have All the Good Times Gone)。レゲエもヒップホップも、ロックと同じ道。だから、なーんもない若もんは成人式で暴れるんであーーる。

・・・なにしろ、チャイナ・ガールのジーン・ジニーはスターマンと駅から駅へと火星あかん、昔なら曲名うまいこと盛り込んで、文章書けたんだが、よし、こーなったら、みんなで、宮沢りえ聴いちゃおうぜ!!!下手やぞぉ(知ってると思うけど、Fameのカバー)。

 

宮沢りえの前ではデビッド・ボウイはもはやデビッド・ボウイではないのである。

2016年1月9日土曜日

1月9日

 寒くなったんで、プール休み(ええんかいな、こーゆーことで)。昼は、このところ、丸亀製麺で、お正月用の大海老うどんをいつも食べてます。おぼろこんぶと梅干しが、うれしい。  ピストルズの、I use the best、I use the rest、I use the enemy、I use anarchy。戦いの真っ最中にいる人に、これ云うことは、とてもじゃないけど、できない・・・。そやけど、「敵」や「状況」は利用する方向にいけたら・・・(アナーキーは使わん方がエエ)

 影浦由佳さんのTwitter投票。このブログの善男善女諸君、大丈夫か? 
 PC、Macからは、こっちからでもできる。 マシェリバラエティ×レインボータウンFMパーソナリティ争奪オーディション 第6期

おれはもう決めたから。投票の仕方がわからない方はもう、直接、ご教授に行く。明日、覚悟しとけ。



    PASSPO☆が日本クラウンから、Re:デビューした。昭和歌謡ファンにとって、カルトGSにとって、日本クラウンこそは、まさに宝庫、60年代レンジャーズ、ザ・プレイボーイ、ジェノバを生み出し、恋はハートで、の泉アキ、燃えろブーガルーの環ルナのひとりGSの名曲を生み出したレーベルである。そのDNAがプラスされたら、エエのになあ。

2016年1月7日木曜日

1月7日

  今年最初のプール。すっかり、からだが、なまっていた。ちょっと五毛天神のあたりに用があったので、ついでに、地元(でもないけど)での初詣しとく。けど、帰ってウィキペディアみたら、正式名称が「河内国魂神社」とかだったので、慌てて、ウィキ見るのやんぴした。神社なんて、2礼2拍手一礼で、十分ですよ。出雲大社はちがうけど。

 影浦由佳さんのTwitter投票よろしく。
マシェリバラエティ×レインボータウンFMパーソナリティ争奪オーディション 第6期
か、
マシェリバラエティ×レインボータウンFMパーソナリティ争奪オーディション 第6期
けっこう、いろんな写真があって、おもしろい。昨日なんか、ナマコのやつがあったぞ。


 
 曲はわかるのに、曲名が出てこない、とかよくあるけど、そういうもん。
 正月観た映画、というか、日活映画月額見放題でみたヤツのメモ書き。
 スターウォーズやスペクターより、amazon.ukプライムのディックの高い城の男「the man in the high casle」観たくてしょうがない。

 「喧嘩太郎 」 1960日活。舛田利雄監督 主演石原裕次郎、ヒロインに芦川いづみ、ヒロインの恋敵に中原早苗、悪役に芦田伸介の、  サラリーマン映画。カラッとサラッとスカッと終わる。ヒロインが芦川いづみなんで、さすがに、中原早苗なんて、と思っていたが、観終わったら、「中原早苗ってエエなあ」とか。


 「殺人者を消せ 」1964日活。舛田利雄監督 主演石原裕次郎と喧嘩太郎とここまで同じだが、ヒロインが十朱幸代で、がっかりしたけど、観終わったら、「十朱幸代ってエエなあ」とか。
 サラリーマン映画なのだが、社長の身代わりとして入った会社の、重役陣全員が殺し屋(というか社長の命を狙っている)という設定。もちろん、ダレたり、「ちょっと・・?」というシーンもあるが、カラッとサラッと、ちょっとだけドロっと、でもスカッと終わる(しかし、なんやこの映画評は)。あと、やっぱ、石原裕次郎とヨットと海。「狂った果実」っぽいシーンもある。裕次郎、太り始めているけど。

 脚本が池田一朗、つまり後の隆慶一郎だ・・とか深く掘り始めると、また、とんでもないことになるんで、ここいらで、カラッとサラッとスカッと終わる。
     

2016年1月3日日曜日

平成28年1月3日

あけましておめでとうございます。駅伝、青山学院大学、最強。

  元日は、奈良の葛城まで、一言主(ひとことぬし)神社へ初詣に行ってきた。
 神戸から2時間弱、走行距離100キロなかった。ただ、元日の道が空いた状態で、フツーの日だと、とても大阪の渋滞を乗り越える勇気がない。

 閑散としているかと思ったら、クルマでいっぱい、参殿も、列ができてた。まあ、クルマでいっぱいとは云え、停められないほどではなく、列ができているといっても、1分もかからず、お詣りできた程度。

 なにせ、「吾は悪事も一言、善事も一言、言い離つ神。葛城の一言主の大神なり」と、雄略天皇にバシッと言い放った神様で、カッコええなあ、と思っていたのだ。おそらく、日本最初のいわゆる「捨て台詞」を放った神様だ(で、Wikipedia見たら、後に役行者にこき使われていたりする・・・)。  

 最初の鳥居抜けてすぐ、古井戸みたいなとこに、「蜘蛛塚」ってあり、蜘蛛が大量発生したのかな?と思っていたら、帰って調べたら、日本書紀に出てくる「土蜘蛛」の塚だったり、する。「土蜘蛛」って、虫の蜘蛛じゃなく、葛城あたりに住んでいた原住民、人間です。出雲族や熊襲とか一緒で、いづも、と呼ばず、いづ-くも、と読めるし、くまそだって、くもそ、かもしれん。「クモ」あるいは「クマ」という言葉そのものが、大和朝廷に敵対する連中のことをあらわす言葉かもしれん。どうせ、どっかに載っているんだろうけど。熊野は?

 大和朝廷ができるかできないかあたりの神様だから、神戸や京都の神社と違って、いろんな、いわく、があって、おもしろい。

 初詣だったので、まわりを探検したりすることなく、千早赤阪村方面へ抜けて、楠木正成公の生誕の地があったので、お詣り・・お参りか?しといた。神戸の湊川神社の混雑とは逆に、誰もいなかった。


 帰り大阪府の渋滞に巻き込まれる。
 ま、一言主神さんにお願いしといたから、今年は、Twitterとかいろんなコメントが上手くなるでしょう。
 

2015年12月31日木曜日

平成27年12月31日



 昨日、Twitterをぽけーっと見とると、どんどん、ツイートを上げておられる方がおられ、?、と思ったら、UMB2015(ultimate MC battle)の決勝が行われており、その実況をTwitterで、つまり、文章で、現場から実況しておられたのであった。MCバトルだから、即興での勝負、そこから、的確に最小の字数ですくいあげるツイート、すばらしかった。

   小鹿しおりの「恋は片道切符」(恋「の」片道切符ではない)(1969)、美空ひばりの「むらさきの夜明け」(1968)、そして、弘田三枝子の「可愛い嘘」、ぶっ続けに聴いてると、歌謡曲「耳」が戻ってきた。
 この3曲、歌謡曲というより、もう、ひとりGS、和製R&Bというか。「グルーヴ」という単語使ってしまうのがもったいないほど。実は、黒い、んじゃないかと。

 そいで、ダメ元で、正体不明の小鹿しおりを検索すると、
三枝伸ひきいるヨコハマのGSベイ・ビーツのリードVo,出身の1人GS娘 小鹿しおりで「恋は片道切符」をどうぞ。作詞作曲:藤原国利、編曲:森岡賢一郎、演奏:ケニー・ウッド・オーケストラ。
って、クレイジーケンさんがらみのサイトで見つけてしまう。

 ベイ・ビーツ?
 と思って、Googleると、あっさり、「愛のモトマチ ベイ・ビーツ」がみつかってしまう。
 CD化されてんのかどうか知らんが、めちゃくちゃエエ曲やんけ!
 
ちゅうことで、今年の最終日に、このブログ、「昭和歌謡の感想文を書くブログ」にとりあえず、戻しておく。来年はどないなるんやろ?みなさまいいお年を。
 

Youtubeで小鹿しおりの「恋は片道切符」をみつけた。埋め込めないのでYoutubeで。https://www.youtube.com/watch?v=eKdJWSZky38

2015年12月29日火曜日

2015年12月29日

 年末。銀行とかあれやこれや。ソースの焼けた香りに誘われ「イカリ 新長田鉄人付近足湯横店(これが正式名称とは知らんかった)」で、ぼっかけ焼きそばを喰う。500円。

 ちゅうことで、「映画・チャンネルNECOオンデマンド 日活映画月額見放題」で観たやつの感想文、というよりメモ。映画のあれやこれや、は省略させてください。


 海の勝負師
 宍戸錠主演。始まってすぐの、中原早苗が、宍戸錠を探しながら、港湾労働者いっぱいの横浜港から、山下公園、ニューグランド前を経由して根岸屋(劇中では根本屋、伝説のジャズ酒場 )まで、ぐいぐい歩きまわるシーンが最高。ちょっかいかけてくる港湾労働者には、ばしっと啖呵を切りながら、すごいテンポ。中原早苗意識したことない(後年、深作欣二監督夫人)が、汗ばみながら、ぐいぐい人混み(全部港湾労働者)掛け分けていくとこなんか、ちょっと、きた。
 後は、まあ。




 抜き射ち風来坊
 宍戸錠主演。ヒロインになんと、松原智恵子(17歳!)。そいで、「悪役」に金子信雄、「宍戸錠役」に深江章喜。

 「宍戸錠役」って書いてしまった。あーあ、また説明が長くなる。まあ、小林旭主演の渡り鳥シリーズなんかで、宍戸錠がやってた役を深江章喜、この稀代の悪役俳優がやっている、ちゅうこと。

 宍戸錠がヒーローやっているんだが、小林旭や赤木圭一郎の映画で、「宍戸錠役」やっている時の、カッコ良さが無く、銃さばきなんか、むしろ、どんくさく見えてしまい、がっかり。日活アクションのヒーローは、人を殺さないのであった(例外ありまくりだが)。

 松原智恵子は、やっぱ、松原智恵子、まだ、日活入って、1年経つか2年経つかというのに、既に、松原智恵子であった(あたりまえか)。脚本どおり演出どおりやっているだけなのに、映画をとびこえて、松原智恵子のワガママさが伝わってくる。なんなんだろう?(と考えはじめると、また、スランプになる)。

 一歩も外を出るなと、わざわざ、深江章喜に電話してもらっているのに、電話切った瞬間、部屋を飛び出す(で、当然、ワルモンに捕まっちゃう)。やっぱ、すごい。十代だぜ。
 「宍戸錠役」の、深江章喜、もちろん、ものたりないけど、けっこう、おもしろかった。




 悪魔と天使の季節 1958年
 池部良主演。小林旭、中原早苗。
 池部良が赴任した高校に、不良グループがおって、あれやこれや、という話。小林旭が卒業してるくせに、その不良グループのボスやっている。
 ラストが妙に爽やかであるが、おそらく、どうにでもなった筈。「狂った果実」にPTA等が猛反対したというから、その影響か?
 エゲツない終わり方したら、文芸作になり、青春映画の名作になったりする(後年のATGなんか、そればっか)。ラスト、ぬるくて、よかった。オレには十分新鮮であった。
 クルマで東京から茅ヶ崎まで、渋滞なしの道をぶっ飛ばすとこが、好き。
 小林旭は、まだ、ブレイク前。でも、カッコつけすぎてるとこが、笑える。笑ったらアカンのだが。


  じゃ、今日は3本だけ。映画のあれやこれや、はもう、各自調べて。おもしろかった、おもしろくなかった、で云えば、おもしろかった。だって、最後まで、観た。

 今日の3本は、日活アクションでも、傍流中の傍流という気はする。宍戸錠主演(二谷英明)なら、やっぱ、「用心棒稼業」観てから、抜き打ち風来坊や海の勝負師が、どうのこうの、となるんだろうが、オレはまだ、観ていない。観たいけど、DVDにもなっていないから観ることができない。あー観たい。また、長くなってきた。以上。
 
       

2015年12月28日月曜日

12月28日

 ブログ更新のノリが完全に戻ってきた。今度から、スランプになったら、ともかく、更新しまくる、これが一番。 
 
 実は、イブに「邪悪」が届き、それはそれは、世界征服企んでるような「邪悪」だったので、思わず、財布に入れてます。 
 
 スターウォーズ、観に行こうと思ったが、レイア姫が出てるというので、途端に萎えてしまった。経年劣化という理由ではない。  
だいたい、最初のから微妙だったが、あのホログラムの雑な解像度にかなり救われ、そうでもなかったが、次のは、もう、酷かった(ドラッグばっかやってジョン・ベルーシみたいなアホと遊んでいたため、と云われている)、どんなセクシーな衣装してても、目を伏せたぐらいで、三作目ともなると、罰ゲームみたいなもんで、ルーク、兄妹でよかったなあ、ハン・ソロざまあ、という感じで、もう、スターウォーズの壮大なストーリーとはには集中できんようになっていた。ハン・ソロとどこぞ、銀河の片隅で細々とながら、仲良う暮らしました、めでたしめでたし、ではアカンかったのか。そっとしておいてあげたかった。 
 
  昨日、三宮行って、またいつもの蕎麦を喰おうと思ったが、ちょっと足を伸ばして、センター街の地下へ行ってみた。驚いた。こういう状況になっていたとは。勝手知ったる店もかなり健在な上、ベトナム料理屋はある台湾料理屋はある、しかも、驚いたのは、「長田」を名に冠した店が2つもあったことである。肝心の長田(といっても、新長田大正筋界隈だが)では見かけていない。うーむ、「長田」が一人歩きしている・・・と思った。 
 
 とか、アホなこと思っていても、しゃーないので、ベトナム料理屋に入って、ランチセットみたいなもん頼む。
   そこのちっこい丼のフォーを喰っていると、隣の方が単品のフォーを頼んでいたので、ひどく、後悔した。それほど、ちっこいフォーですら、旨かった。今は一件もないが、かつては、新長田大正筋界隈には、オレが行ったことあるだけで、4軒はベトナム料理屋があり、その中で、「ぼっかけ」フォーと今なら、メニューにだすような、フォーに、ぼっかけ、つまり、ホルモンを入れたフォーがもう、絶品で、こってりした肉の部分と、あのあっさりしたフォーのスープがもう、あと、それにパクチー等を放り込もうもんなら、それはそれはこの世のものとは思えない(注、一日のうち、最も空腹な時間にこれを書いてます、多少過剰な表現になっているかもしれません)絶妙な味であった。今回のフォーは鶏が入っていて、あっさりして、それはそれで、とても、美味しかったです。 
 あと、カフェ・バーのなれのはて、みたいな古い店に行って、タバコ吸う。でっかいテレビと、ウェストコースト系のポスター、それにアメリカンアメリカンしたネオンサイン(絶対に教えたらへん)。
 
 あー、カニ食いてぇ。 

 と、今日の更新、一丁上がり、なのだが。 

ギブ・イット・トゥ・ミー
 トミー・ザ・ビッチ。ず~~~っと、書き損ねてたCDの感想文あっさり書いちゃお。10月に買ったヤツ。70年代和製ディスコだ。なんか、最近、この手のもの、再発ブームである。
 
 トミー・ザ・ビッチ、と名前にビッチ入れたスゴい人。BBSやったけ、ちがうわ、元フラワー・キッスの方。 
 和製ディスコ・サウンド。「和製」だが、おそるべきことに、ちゃんとした、ディスコ・サウンド、B級感がまったくない。つまり、そこまで。オレのつけ入る隙がないわけである。変にしょぼかったり、ダサかったりすると、逃さないで、その部分にハマり、持ち上げ、そして、それを自分のスタンダードにしてしまう。これがオレの手口。このアルバムに関してはそれが、できない。どう聴いてもEW&Fっぽい曲あるけど、それもありありの世界がディスコ・サウンド。

 チークタイム用の曲なんか、絶品である。実際のディスコで使って、反応が良かったヤツをレコードにした感じすら、する(未確認)。 
 
 希望を云えば、せっかく、名前に、ビッチ、それも、ザ・ビッチ入れてんだから、ドナ・サマーの「I Feel Love」や「Love to Love You Baby」とか、もう、モロのが聴きたかった(今は、16分以上ある、聴いてます)。
 今年再発になったばかり、このアルバムのあれやこれや、知りたい人は、他のちゃんとしたブログをgoogleってください。
 
   

2015年12月26日土曜日

12月26日

  あっというまに、年末。このところ、聴いている音楽。自分に対するメモ書きみたいなもんなので、スルッとするーしてください。

 ・ロッカーズ・ヴァイブレーション
  1980(〜82)年頃。
  クラッシュと組んで一挙に世界的に知名度を上げたラジオDJマイキー・ドレッドが自身のレーベルを立ち上げ、そっからのアルバム。有名無名のシンガーを集めて、自分の曲のリズムトラック(カラオケ)に歌をつけました、というアルバムだ。
 ジャマイカの本流のリズムトラックと違うけど、録音はチャネル・ワン、キング・タビーズ、そしてアクエリアス、そして、演奏そのものは、ルーツ・ラディックスと、ど真ん中のど真ん中である。

 馴染みが無いかもしれんが、OEMみたいなもんで、一度ハマったら、当時のジャマイカの音楽同様、何度でも聴き直せるタフネスは持っているし、時代を超えて楽しめる。

 シンガーたちが、もう、すばらしいの一言に尽きる。
 でも、今日は2つだけ。シュガー・マイノットも入ってて触れたいが、まあ。元のトラックに触れたかったけど、今、マイキー・ドレッドのカエル声、ちょっとなので、省略。
 
Forever Love (The Ovationz)
  最近、こればっかり。いろんな曲聴いたあとでも、この曲にククッと集中できる。

   Ovationzというコーラスグループ名義だが、詳細は不明。調べたら、ソウルグループが出てきたがもちろん、別であろう。
  メインボーカルがほとんど歌ってるけど、そのシンガーの名前もわからんのが悔しい。
  ピークで全開になることなく、抑制が効いた、
  朝から晩までいっしょ、永遠に愛し続ける、という、かなり、キツ目のラブソングである。  

Mr.DJ Earl Sixteen
  これを本気で聴くと、つい涙ぐんでしまう曲。自分の曲をかけて、と、DJに切なく切なくお願いするんだが、そっからの、ジャマイカの音楽全体へのゆるぎない自信へ展開していく、堂々とした曲なのである。こういうとこ。
 多分、日本人なら、自分の曲かけてもらわないと明日の飯にも困るような(歌詞にその要素一切ない)お涙頂戴の曲にしてしまうとこだが。こういうとこ。


  この曲ともかなり長いつきあいになるが、最初聴いた時、このアール・シックスティーンというシンガーを知らず、レコード屋駆けずり回ったのを思い出す。 
  
  
 ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのローデッド

  売れない売れない売れないバンドであった、末期ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの1970年。ライブ盤聴くと、客席、閑古鳥が鳴きまくっている。当時は全然売れなかったのだが、ワシら世代以降が異常に高評価したため、各アルバム毎に「スーパー・デラックス・エディション」が出ている。CCRやグランド・ファンク・レイルロードより、おそらく、今では有名だ。人生とロックンロールバンドはわからないもんだな、ジーン!
 
  スウィートジェーンの、イントロのふわふわキラキラ感夢見る感じから、ダミ声に近いルー・リードのヴォーカルが入り、ぐぐぐっと現実に引き戻される感じ、ここんとこが、ずっと、好きだ。
 曲を聴いたら、全然、ルー・リード自信は、ジェーンのことを「Sweet」と思っていないのがわかる。
 訳詞調べようとしたら、やはり、歌詞にある、ジャックのコルセットと、ジェーンのベストへの部分の解釈がみなさん違うのがおもしろい。

 

  ロックンロール
  これでもか、というふうに、ロックンロールとアット・オールの韻踏み合戦。これが好き。
  5歳の癖に毎日退屈だったジェーンが、ラジオ聴いていて、たまたま、ニューヨークのロックンロールステーション合わせたら、すべてが、よくなった、というお話。やっぱ、5歳で、人生を退屈せなアカン。

 ヴォイトレなんぞ一度も受けたことない(受けてたらゴメン)ルー・リードの、低い声で喋るように歌い続ける、スタイルが好きか嫌いか、であろう。
 また、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、書いてもた・・・。

2015年12月25日金曜日

12月25日

 昨日は、クリスマスということで、Youtubeで、志ん生師匠の「お直し」を聴きました。男の嫉妬するポイントがおもしろかったです。蹴転(けころ)などなど、これ以上書くと、だらだら感想書き始め、「お直し」何度も聴き直したりせなあかんので、ここまで。

 おかげさまで、パンツのサイズ、ついに、XLからLに変えました。今日の夕方、さっそく、ユニクロへ行ってきました。水着の方はまだ、XLのまんまですが、随時変えていく予定です。2年3ヶ月か。長かった。体重は落とせても、なぜか、腰回りが、そのままだったんですわ。

 まだまだ、修行が足りず、意思が弱いオレです。
 Iさん、このブログでつい、つい、カニを喰いたいともらしてしまったことがありましたが、早速、ロシアやアラスカ産の冷凍じゃなく、日本海あたりの超高級松葉ガニ系の、ガニの刺し身というのか、なんというのか、身が透き通って、非常に高価そうなカニの写真、わざわざ、DMで送ってくださりありがとうございました。

 もう、どうなってもいい、このまま、クルマに飛び乗り、越前か鳥取まで駆け抜け、そこいらのかに料理専門店、かに宿かたっぱしから、札束で叩き起こして、かにアレルギーになる寸前まで、食い続けるという妄想すらいだいたものです。一週間前とはいえ、今では懐かしく、甘酸っぱい思い出です(今から考えたら、朝の漁業市場で、獲れたてのカニを買って、その場で喰うということも・・・やめとこ)。札束ありませんし。

 しかし、身が透き通ったカニ食いたい・・・と今書いていても思うけど、昼間は、そうした衝動が起こるわけでなく、フツーに、丸亀製麺のうどんとか喰って満足していますから、きっと、オレがデブになったのは、ここいら辺りで、ラーメンとかキットカット喰ってたことに原因があると思います。
 
 今日から、残念ながら、あなた方のおられる「パンツのサイズXL以上の世界(たとえ、サイズがLであっても、デブだったら、こっちね)」から、私はひとり、旅立ちます。不安でいっぱいですが、まだ誰も踏み入れたことのない、パンツのサイズMの世界を夢見ながら、Lサイズで、ひとり、地道に歩いて行きたい、と思います。

 この世の中のどこかに、大きなサイズ専門店(XLサイズ以上のサイズのものしか置いていないと言われている)があるという都市伝説を確かめられなかったのは、少しだけ、心残りです。

 サンタさん、Lサイズの世界というクリスマスプレゼントありがとう。一生大事にします(しかし、今日は久しぶりに、心あたたまる、いい文章書いた)。
 

2015年12月23日水曜日

2015年12月23日 青春挽歌 日活

 影浦由佳さん、昨日のゲーム「ヘルプ!!!恋が丘学園おたすけ部」声優オーディション2につづいて、今日、「レインボータウンFM パーソナリティ争奪オーディション 第6期」の予選3位で、通過されました。よかったよかった。マジェバラ、また、行こうっと。

 
 このごろ、テンション上がってるんで、ずっと書かなあかん書かなあかんと思っていた、チャンネルNecoの日活映画の感想文、今日は書けた。
 
 「映画・チャンネルNECOオンデマンド 日活映画月額見放題」、月540円である。20本、観ることができる。毎月、5本ぐらい入れ替わりがあるみたい。CS放送でやった分の配信版(数ヶ月のタイムラグはあると思う)かな。 
 画質は、いい。 
 
 おすすめしたいのは、やまやまなのだが、石原裕次郎vs三國連太郎の名作「鷲と鷹」、或いは、この前の「恋のつむじ風」とか誰が見ても、まあ、楽しめる作品もあるのだが、逆に、渡り鳥シリーズや、赤毛圭一郎の一連の作品、鈴木清順監督のもん、を知ってた方が、よりおもしろく観ることができる作品も多い。

 上の世代が大事にしないで、そこいらに置き去りにしているもんを、彼らから掠め取って、こっちに引きずりこんでやろう、というオレのような人間は別として、まあ、つまらない、と・・自信を持って断言するところだけど、今年の大河観ていると、その自信が揺らぐ、今日このごろ。

 「青春挽歌」。モノクロ。日活 監督井上梅次公開年月日:1959/8/30

 長門裕之が主人公、神戸の高校へ若い教師として赴任してくる。でも、その高校は進学校で勉強一本のガリ勉高、体育の授業サボることも黙認されているし、部活動も学校集会や修学旅行までない。そんな学校の方針にウンザリしている数人の不良グループがいる。そいつらと最初は反目しつつ、なんらかのきっかけで、仲良くなって、今度は、一緒になって、学校の方針を変えさせるというお話。かつては、やはり主人公同様、学校を改革しようとしたけど、挫折して、意欲をすっかりなくした体育教師に大坂志郎。
 
 赴任先の教師に、浅丘ルリ子、不良グループ紅一点に清水まゆみ。長門裕之の下宿先、そのアパートの向かいに、やがて、実生活で結婚する南田洋子が二号(お妾さんですな)でいる。

 なぜか、長門裕之がモテモテで、南田洋子には夜這いをかけられるわ、清水まゆみには、キスされたりするわ、だが、手を出すことなく、最終的に浅丘ルリ子と結ばれる。

 特に、南田洋子の何度にもわたる、艶めかしい誘惑をはねつける「純情さ」こそが、日活である(誘惑に乗りまくる「狂った果実」で日本全土にわたる反対運動が起きたからしょうがない)。

 あと、フツーのアクションだと、悪役する俳優が、もちろん、理事長や校長やっているので、これも、みどころ。校長役の西村晃(二代目水戸黄門)セコさ、そして、そして、この高校の諸悪の根源、理事長代理が安倍徹。出てくるだけの極悪感。この配役!いいねいいね~イイネ。

   ・・・程度で、いいと思っていた。「青春挽歌」。でも、終われなかった。


  ・ 赴任先の高校が、神戸にある高校であること
 ・ よって、神戸ロケ満載
 この映画の舞台、神戸なのである。もちろん、1962年の、神戸ではあるが。

   ・ オープニングは、でかいプールなのだが、これ、今もある王子公園のプール。

 ・ 大乱闘おこす神社が湊神社(ただ、位置的におかしな感じがする)

 ・ 前の校長が住んでいるところが、廃墟ブーム生んだ、あの摩耶山荘付近。

 極めつけが、神戸市須磨区にあった、藤田ガーデン!!!
 それの営業中のシーンがバッチリでている。

 藤田男爵の元別荘をそのまま、開放し、なんというのか、海水浴客のリッチ層狙って「海の家」の、ちょっとイイとこ狙ったけど、1973年あたりには閉まった。
 その後、伝説によると、廃墟となった藤田ガーデンに、女子にモテないけど、けっこうイイヤツ、でも、やっぱりバカな高校生グループが、毎週のように、深夜、忍び込み、花火したり、廃墟をより廃墟にしたり、深夜バーベーキューとかしていたらしいが、オレは詳しいことは知らん。バカはどの時代もいるもんである。関わり合いたくありません。

 オレは、営業中行ったことないが、プールがあったことははっきり何故か記憶している。

 
2015 12 16 06 17 51
藤田ガーデンに向っているのに、なぜか、舞子の六角堂(移情閣)を西へ
2015 12 16 06 18 12
藤田ガーデン!!! リアルに営業中。
2015 12 16 06 15 45
ハワイアンやってたらしい。このハワイアンバンド、なんと早稲田から、はるばるやってきていたらしい。



 時間にして数分なのだが、おそらく、タイアップなので(藤田ガーデンで、安倍徹と話す必然性あまりない)、いろんな施設が映っている。須磨の海が見渡せる場所で長門裕之と安倍徹が会談しているとこ、好きなのだが、スクショ撮り忘れた。

 5分ぐらいで書くところが、映画また観返したり、スクショ撮ったりで、休日の数時間かかってしまった。
 そいで、読み返したら、内容、まったくの0・・・。映画ファンの方申し訳ない。



過去記事Archive