2011年12月8日木曜日

アリス・クーパーを聴いたりして・・


エイティーン(紙ジャケットSHM-CD&2011年リマスター)



キラー(紙ジャケットSHM-CD&2011年リマスター)



スクールズ・アウト(紙ジャケットSHM-CD&2011年リマスター)


ビリオン・ダラー・ベイビーズ(紙ジャケットSHM-CD&2011年リマスター)



マッスル・オブ・ラヴ(愛の筋肉)(紙ジャケットSHM-CD&2011年リマスター)
 

アリス・クーパー、アマゾンで検索したら、上の紙ジャケット仕様が出てきたが、どれも、3000円以上する。うーん、日本の小中学生には手が出ないんとちゃうか。
ちゅうことで、今、アリス・クーパー、聴いている(オレのは全部1000円以下の輸入CD)が、ほんま、スカっとしますわ。お前の感性がおかしい、と言われればそれまでだが、なんの先入観無しで聴いて、心底スカっとできる「ロック」が実は、ホンマに少ないのですよ。

今、Love It To Death(エイティーン)、Killer、School's Outと手持ちの3枚のアルバムから、聴いているのだが、アリス・クーパーのエエトコは、必ず、スカっとできる、「フツーのロック」が入っているところである。単純明快。音量上げれば、すこぶる気持ちええ。もちろん、ややこしそうな曲もあるが、他のアーティストと異なり、そんな曲飛ばして、おいしいとこ取りしても、なんら、罪悪感を持たないでいい。これがT.Rexやデヴィッド・ボウイだとそうはいかない。後を引く。

アリス・クーパーの上のアルバムには、ホンマ、「フツーのロック」が必ず、入っとる。70年代初頭、ほんま、「フツーのロック」聴きたくて苦労したもんなのだ。上の5枚は、その71〜74年に発表されたもの。リアルタイムん時は、オドロオドロしいイメージにビビって、手を出せなかったが、後年聴いて、「フツーのロック」ぶりに地団駄踏んで悔しがったものである。

単純に「I'm Eigteen」(エイティーン)、「School’s Out」(スクールズアウト)、「Under My Wheels」「Yeah, Yeah, Yeah」「Be My Lover」(これら3曲はキラー)とか。今日は集中的に聴いている。あらためて、ほんま、歌詞もティーンエイジャー向けに徹しており、というか、「中学生」そのものであり、何故か、ホッとする。

そいで、「Be My Lover」のギターのイントロ、小泉瑠美のアイドリング!!!加入前いた「No Kiss」の「BIRTHDAY KISS」のイントロとそっくりということを確認した。「BIRTHDAY KISS」のイントロ、どっかで聴いたことあると思ってたんだ。で、突然今頃、あらためて「ロック」聴きたくなったのは、アイドリング!!!ばっか聴いていた影響じゃないか、と気がつく。

アリス・クーパー、Youtubeで検索したら、さっそく、大蛇を首に巻いた動画が出てきて、なぜか、すごく安心した。偉大なアメリカの永遠の「中坊」、アリス・クーパー。


2011年12月6日火曜日

I heard the news today oh boy

 フェラーリーがボコボコなってた・・・。  ・・・・ロック久々にアルバムいっぱい買ったんで、感想文書きまくろうと思っていたのだ。


Young Americans (W/Dvd) (Spec)


 今週はルックス的にオレと似ているという噂があるとかないとか、の、デヴィッド・ボウイにしようと思ったのだが、昨日は、いちおう、なんとかなったが、今日、1975年「Young American」聴き始めたのは、ええが、「Fame」で止まってもたがな。しかも、である。30数年前、初めてこのアルバム聴いた時もそうやった。成長してへん・・・。これ聴いてもたら、このアルバムの他の曲、聞く気しなくなるも何も、今、「Fame」永久リピートさせて、聴きまくっている。「Young American」も景気のエエ曲だが、「Fame」のカッチョよさには・・・・。
先に、ジギー・スターダスト聴いたら良かった。
ジョン・レノンと一緒に作った曲だが、どこがジョン・レノンやねん!!
まあ、このアルバム、「アクロス・ザ・ユニバース」(オレは繰り返して聞きたくないが)やっとるし、どこといわんが、I heard the news today oh boyのフレーズが出てくるし、まあ。
この頃のジョン・レノンちゅうたら、奥さんと別居して、飲んだくれてて、遊び歩いていて、1974年には、「プッシー・キャット」というアルバム、ニルソンと一緒に作っている。ジョン・レノンの一連のソロアルバム(よりも好きなアルバムである。

当時のソウル好きが夢中なったテレビ番組「ソウル・トレイン」に「Fame」ひっさげ、単身乗り込むデヴィッド・ボウイ、カッチョいい!!(口パクかもしれんが)

 

そういや、もうすぐジョン・レノンの命日か。いっぺん、デヴィッド・ボウイと一緒にフェームやっているとこ観たかったものである・・・いや、下の方がもっと観たいかも!!



2011年12月5日月曜日

12月5日

 ぐらんこんとろるつーめーじゃたん。
 おお、今は、ついに、デヴィッド・ボウイ聴くようになってもた。
 ちょっと、「ロック」聴き始めたりして、オレの「ロック」の知識ちゅうものが、1985年あたりで止まっていることに気がついて愕然としているところである。

 中学に入った1971年あたりから、岡崎友紀〜カーペンターズ〜ビートルズ〜キンクス、T.Rex、パリスやエドガー・ウィンターグループときてレッド・ツェッペリン、すぐにヤードバーズ聴き始め、以降パンクが出てくるまでは70年代のほとんどは「60年代」を聴くのに、費やし、80年代に入ったら、ニューエイジステッパーズとクラッシュ経由で、ジャマイカの音楽という深い深い落とし穴に文字通りずぼずぼっとハマりまくり、弘田三枝子とジャックスと一部のヒップホップを除いては以降20年、ずーっとジャマイカの音楽ばっか聴いていた。ジャマイカの音楽の奥底深く埋没しとったわけだが(もちろん、その「奥底」ちゅうとこは、めちゃくちゃ気持ちエエ)、今世紀になって、地元ローカル女性レゲエバンドが渡辺マリ「東京ドドンパ娘」をこれ以上できるかというぐあいに、下手糞にカヴァーしてたのを聴いて、胸がキュンキュンしてしもうて、「消すに消せない火」がついてしもうた。一瞬、ボーカルのおんなのこに胸キュンしたのかと思ったが、ルックス的にそれは無理とわかったのが幸いだった。

 で、歌謡曲が数カ月毎に「リズム」を変えまくっていためちゃくちゃな頃の音楽を聴いているうちに、ついに大原麗子とルビーズの「ピーコック・ベイビー」というスサマジイ曲にぶちあたり、大原麗子の調子外しまくっりながらもノリまくった声に一発でヤラれてしもうて、歌謡曲聴きまくり、今日に至るというわけである。もちろん、ジャマイカの低音欠乏症になる時もあり、その時はスナオにジャマイカの音を聴いた・・・・・ちゅうか、なんちゅうか、歌詞が日本語かどうかだけで、実は歌謡曲もジャマイカの音楽も、区別できなくなっていたのであーる。

 ロックの場合は、聴いていた昔、つくづく、思ったが、音楽そのものよりも、それに付随する「情報」が過多すぎて、シンドイことが多く、それも歌謡曲のように、ちょっと低迷してたが、ダイエットして美容整形してイメージチェンジしたら、また人気が出た、とかという微笑ましいエピソードちゅうもんじゃなく、音楽的にあれやこれやエトセトラエトセトラの「音楽評論」「音楽評論」した情報が多く、アホな俺は、「たんなるカス曲にしか聞こえないけど、実は聞く人が聴いたらきっとエエんだろう」とレッド・ツェッペリンのサードとかビートルズの「マジカル・ミステリー・ツアー」、退屈しまくりながら、聞きながら思ったものである。楽器弾けるヤツは楽器弾けるヤツ的難解なこと云うし、今でも、アマゾンのユーザーレビューで見かけるがチャートでトップだった、なんとか賞を取った、誰それがプロデュースした、誰それがギターで参加している、何百万枚売れた、エリック・クラプトンが影響受けた、坂本龍一が褒めてた村上春樹が聴いてた、インド人もビックリ、エトセトラエトセトラ・・・・3回聴いて、クソやったら、なにがどうであろうが、クソやろう、というオレの音楽の聴き方が通用しない世界みたいなのである。
歌謡曲やレゲエ(まあ、レゲエでもボブ・マーレイ系統は除く)では通用するのが、「ロック」だけ、ちゃうんであーる。実はロックは権威の音楽なのであーる。

 

じすいずめーじゃたんとぅぐらんこんとろる

 ・・といえば、やっぱ、デヴィッド・ボウイの「Space Oddity」だぜ!・・・ダサさがカッチョいい!

 

2011年12月4日日曜日

12月4日

まあ、プロ野球が終わると途端にネタ切れ状態になり、本来の「昭和歌謡を聴いて、あれやこれや書きなぐるブログ」に戻ろうとするが、ペースがつかめんで、困る。
 しかも、このところ、ロック方面で、「ORIGINAL ALBUM SERIES」や「Original Album Classics」とかで、CD5枚組ボックスセットが2,000円程度で出ているもんだから、ここぞ幸いと買いまくり、流して聴いているもんだから、歌謡曲ネタに困る。
 んなこと云う取ったら、そのまま、オレ自身がブログの存在すら、忘れてまうので、今日は、ようやっと、更新。
 NHK大河「お江」が終わってホッとしている。なんか、もう、一番やっちゃあかん事、歴史上の人物の「美化」ちゅうのをNHKでおおっぴらに、正々堂々堂々とやっていたのは、驚いた。大阪市長選で「独裁怖い」「独裁怖い」の連呼だったが、こっちの方がもっともっと恐ろしい。ある人物を礼賛するために、歴史をねじ曲げよったのだ。戦前のウチの国、今はお隣の半島の北の部分の国でやっていることとかわりがない。
 最後まで、自分の子供と心を通じ合わせない「親」がいても、夫の浮気を絶対に許さない「妻」がいても、なんら、その人物を貶めるものではないと思うが。それが原作脚本家とNHKにとっては非常に好ましくないのだろう。くそくらえですわ。
 で、「坂の上の雲」観たら、有名な消耗戦「旅順攻略」で、今度は、シゲキが強すぎて。

 人生難しいもんである。

2011年11月13日日曜日

Rifle Range 射撃場の出来事


讀賣が揉めてる、第二巨人とかできたらオモロイのだが。TPPはワケがさっぱりわからん、ギリシャの次にイタリアが来たがどうせイタリアがななんとかなったら、なったで、次はスペインとかポルトガルとか出てくるんだろう、ソフトバンク、橋下、頑張れ!と簡単に時事ネタにコメントしとく。

 青木大リーグ入り、さっそく、阪神タイガースファンの方から、「お慶び」のメールいただく。阪神さんも金でFAや大リーグ帰りを引っ張ってくるだけではなく、今や日本も貿易赤字国、心を大きく持って、どしどし、自軍の選手を海外へ羽ばたかせ外貨を稼いで来てもらいたいものであーる。




アイドリング!!!がらみの話題であるが、アイドリング!!!8号フォンチーのブログ見てたら、「Na・Ga・Ra」をライブでやったと書いてあり、嬉しくなる。小泉瑠美、ミシェルの代わりに三期の橘ゆりか、大川藍との組み合わせ。ギザってそうだなあ、観たかったなあ。



この前紹介したBlondieのシングルボックス、聴いていたら、「耳慣れない」曲があまりにも、グループサウンズぽく、つい、ハマってしまう。1976年の「Rifle Range」。三つ子の魂百まで、ではないが、やっぱ、デボラ・ハリーのヴォーカル、好きである。











2011年11月10日木曜日

青木、大リーグ挑戦表明=ヤクルトが移籍容認 (時事通信)

青木、大リーグ挑戦表明=ヤクルトが移籍容認 (時事通信) - Yahoo!ニュース: " ヤクルトの青木宣親外野手(29)は10日、東京都内の球団事務所で記者会見し、ポスティングシステム(入札制度)を使って米大リーグ移籍を目指すことを表明した。青木の申し入れを受けた球団が容認した。 "

うーーーーーん。

2011年11月8日火曜日

スパークスの「No.1 In Heaven」The Number One Song In Heaven



プロ野球から手が離れたので、ようやっと、本来の昭和歌謡ブログに戻れる。
つーか、嗚呼、なんということでしょう、最近は、ちょっと、歌謡曲聴いていない。
否、最近は音楽そのもの、東京音頭以外本気で聴いてない。
リハビリがてら、ちょっと聴きたい音楽、手持ちの中から、聴いていこうと思う。
感想も、素っ気なく。


1. Tryouts For The Human Race
2. Academy Award Performance
3. La Dolce Vita
4. Beat The Clock
5. My Other Voice
6. The Number One Song In Heaven

1979年、パンクからニューウェーブへ移行しつつあった時、老舗の兄弟バンド、スパークスがドナ・サマーの世界一スケベな歌「I Feel Love」をプロデュースしたGiorgio" Moroderを迎えて作ったアルバム。  

他の曲はどうであれ、
やっぱ、6曲目の「The Number One Song In Heaven」にトドメを刺す。オレは、その前の
    5曲目「My Other Voice」で盛り上げといてから、というより、気持ちを焦らしに焦らしといてから、「The Number One Song In Heaven」へ入り、また、導入部のコーラスで、さらに焦らしといて、規則正しいドコドコドコで気持ちがどんどん盛り上がり、ついに、ラッセルのヴォーカルが始まると、「弾けて」しまう。以降は、まさに「天使の声」の領域へ突入したラッセルの甲高い声と規則正しいリズム頼りにシンセの作る神々しい音の中をまさに「天使」のように飛び交うことができ、気持ちがエエワケだ(すみません、ワケのわからんこと書いているが、久しぶりなんで。ちなみにオレは先祖代々仏教徒ですわ)。

最近もスパークス活動しているみたいで、2004年のもあった。

2011年11月6日日曜日

11月6日

 まあ、こういうことであーる。

中日が2年連続の日本シリーズへ! 落合監督「誰一人欠けてもできなかった」 (スポーツナビ) - Yahoo!ニュース: "中日が2年連続の日本シリーズへ! 落合監督「誰一人欠けてもできなかった」]

 「悔しさ」とかあの時あーしてたら、こーしてたら、とか出てこない。チームの戦力がどーのこーの、もどうだっていい、今回、東京ヤクルトスワローズは、すべての力を振り絞った。それ以上何があるだろうか?
あとは、もう、ただ、ひたすら、「お疲れ様でした」と云いたい。

2011年11月4日金曜日

連勝でタイ!

 おおおおお。勝ってもたがな!  めちゃくちゃ危なっかしかったが、ピッチャー6人も使いフォアボール7つも出し、どうにかこうにか、なんとか勝てた。これからも、これぞ「どじょう野球」。野田首相も見習うように。
 楽に勝てそうな気配はあいかわらず無いが、この調子でいけたら・・・。
 山田哲人、上田剛史の1,2番コンビ、まあ、結果はどうであれ、見ているだけでも、闘志にあふれ気持ちええので、もうちょっと、この1,2番、見ていたい気がする。    

ヤクルト、青木が決勝打 連勝でタイに持ち込む (デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース: "ヤクルトが6投手の好継投で1点差を守り、対戦成績をタイに持ち込んだ。 "


2011年11月3日木曜日

石川雅規

 

まあ、今日はなんやかんや云うて、石川雅規の好投に尽きる。飯原も畠山も久々にガンバった。

ヤクルトが接戦制す!飯原が先制弾、畠山2打点 (サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース: "ヤクルトは石川が7回を1安打無失点と完ぺきな投球で、中日打線を封じ込める。打線は八回、石川の代打、飯原が均衡を破る本塁打で先制すると、九回には途中出場の畠山が二死二、三塁から中前へ2点適時打を放ち、試合を決めた。 "

 このところ、家の前の道路一帯、大工事しとるもんで、奥のクルマを出せなかったのだが(もちろん、物理的に出せるのだが、面倒くさい)、なんぼなんでも、一ヶ月ほど置きっぱなしになっとるので、今日は出して、三田あたりまで走らせる。

  ビートルズのステレオボックスも届き、かなり聴いて、昨日なんか、たまたま、NHKでもビートルズやってて、途中からだが、「レット・イット・ビー」と「オール・ユー・ニード・イズ・ラブ」を観た。

  観て、「ハマる」と思いきや、なんとなく、「もう、ビートルズ、お腹いっぱい」になり、今は、やっぱし、キンクス聴いている。


 オレは、中学生の頃から、ビートルズ(特に後期)、歌詞、メチャクチャやないか、と思てる人間で、あまりにも、ぶっ飛び過ぎて、実は、ついていけない・・・というか、みんなついていけてるのに、オレだけついていけないのではないか、と寂しさすら、感じていたわけであーる。


 正直、今まで生きてきて、朝起きたら、聖母マリアが立ってなんぞ云うてくれたことないし(思うのだが、日本の昔ばなしとかに、夢枕に観音さまがたって、どうのこうの、と同じではないのか?)、空見ても、一度もダイヤモンドつけたネエちゃんが見えたことないし、愛よりやっぱ金がすべての人間なのだ。「ああ、オレは所詮セイウチなんだなぁ」と思ったことも、玉ねぎ透してみたら、涙しかでないぐぐぐぐじょぶ。


 もちろん、歌詞ゆえこっちが、歌詞の世界を「想像」したら、ええのだが、しんどいじゃいぐるでいばおーむ。

キンクス聴くと、ビートルズばっか聴いて、舞い上がった心を、ずーーーーーん、と地べたに落としてくれる感じがして、ホッとする。今は、「マスウェル・ヒルビリーズ」聴いているが、家の前の道路工事で、またもや、馴染んだ風景が消えていく気分にぴったし、である。ああ、ど田舎のストロベリーフィールドやペニー・レイン通りより、オレは、まだ見たことのないウォータールーの日没と下のジャケット写真に写っているようなロンドンのパブの方を夢見るのだ。


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