2008年7月18日金曜日

祭りの後にさすらいの日々を

 スワローズ、阪神に勝ち越しした上、今日も広島に勝ってもた。

 しかし、「傷だらけの天使 魔都に天使のハンマーを」を読んだら、あたりまえだが、どないしても、「傷だらけの天使」最終回を観たくなるもんである。

 だいたい、「傷天」で今もはっきりくっきり記憶しとるのは、中山麻里がゲスト出演した回のヤツで、当時、それはそれは強烈な印象を・・・収拾がつかなくなりそうなので、話を戻すが、最終回の殺伐とした雰囲気と夢の島で大八車(記憶違い リアカーだった)ひっぱっているショーケンの姿だけが覚えており、それが、「魔都・・・」を読んでいる時、記憶をたぐろうとしてイライラしたもんだ。

 そいで、セコく近所のレンタルショップ廻ったが見あたらず、googleったら、「ファミリー劇場」でつい最近までやってたが終わったところだ。だいたい、オレのテレビで「ファミリー劇場」というチャネルが見れるというのに初めて気がついたのは収穫だが、まあ、そういうもんだし、その程度の人間である。で、しゃあないから、「傷だらけの天使」最終回の入ったDVD、アマゾンで買った。アマゾン、定価販売。

"傷だらけの天使 Vol.13" (萩原健一)

 ちゅうことで、「祭りの後にさすらいの日々を」(脚本市川森一監督工藤栄一)食い入るように観て、感無量。たった、45分ほどなのに、驚くべき完成度である。
 例によって例のごとく、名シーン、キャプチャー。

vlcsnap-536232.png

「辰巳さん、もう日本はダメよ。この国があたしに何をしてくれたっていうの?あたしはいつも裏切られてばかり、もうたくさん、もうたくさん。我にしあわせを与えた祖国、我が望みを絶つ祖国、永遠に、別れの口づけを!」















 いつもとノリが違って演劇モード全開の岸田今日子。いつも余裕たっぷりの「綾部貴子」が初めて、不安定な表情を見せる。
 ここでグッと来ないと男じゃないだろう。もう、この頃からええ年であるが、それでも力づくで、ええ女やなぁ、とまで思わせてしまうもんがある



 vlcsnap-527719.png 「そういや昔、こんな場面どっかでみたことがあるような気がするな」
 「『ペペ・ル・モコ』です」
 「知っているよ。昔、新宿の武蔵野館で観た・・あの刑事、イカしたなぁ」
 「僕の時代は池袋の人生座でした。  懐かしのジャン・ギャバン週間」
 








このシーンも気に入った。実は包丁持った辰巳が梅津警部に襲いかかって始まった格闘後のシーンなのだ。
「ペペ・ル・モコ」がジャン・ギャバン主演の「望郷」ということを、今、わかった。・・観たくなってしもた。
ちゅうことで、ショーケンや亮のシーン(亮のオカマショーもキャプチャーしたかったが、まあ)は、キャプチャーするもんでなく、動いているとこ観てもらうしかない。

 つうとこで、このあたりまで。あとまあ、どーだってええことだが、オレ的には、矢作俊彦のデビュー作「マイク・ハマーに伝言」の舞台となったのは、長嶋茂雄引退の日(1974年10月14日)で、「傷だらけの天使」放映中( 1974年10月5日から1975年3月29日 http://ja.wikipedia.org/wiki/傷だらけの天使 より)がまさにその頃。この頃ヨコハマで、「令羽」(りょう)や克哉や雅史や英二が首都高横羽線でのあれやこれやを算段してたと思うと、ちょっと面白い。


 しかし、ショーケンは癖になる。
 まあ、オープニングシーンはYouTubeにありました。

2008年7月15日火曜日

ヤクルト:マスコット「つば九郎」、“大記録”で花束受領 - 毎日jp(毎日新 聞)

まさか、セ・リーグぶっちぎり首位、マジックの出ているチーム(でも、すぐ消えた)にまさか、ドーピングでクビになった選手はおるわ借金まみれで5位に低迷しとるわのチームが、まさか、まさか、勝てると思わなかったから、今日のネタはこれで行こうと思った。  「つば九郎」が1000試合連続出場という偉業を去る七月十日達成した。  なにぶん、ツバメゆえ漢字はおろか、カタカナすら危ういみたいだが、この謙虚さ。見習いたいものである。

報道陣の質問に筆談で応じたつば九郎は、「まだまだつうかてんです。2000しあいをめざします」と頼もしい一言。

 最近は、中日のマスコット「ドアラ」が人気上昇中。しかし、ライバルは「じぶんじしんと、なつのあつさ」と答え、今夏の目標を問われると「ほしのじゃぱんいり!」。

[From ヤクルト:マスコット「つば九郎」、“大記録”で花束受領 - 毎日jp(毎日新聞)]

2008年7月13日日曜日

「傷だらけの天使—魔都に天使のハンマーを」補遺

 暑くて暑くて。たまらん、たまらん、たまらんぜ、たまらん転けたらみなこけた、ちゅうぐらい暑い一日でした。

 スワローズ、勝つ。最近めっきり調子を落としている「監督の息子さんよりスター性のある選手のいないチーム」に。しかし、「優勝をのがすたんびに腹立ち紛れに金にあかしてスワローズのみならず他チームからええ選手ばっか取っていくチーム」も3連勝してしまっている。「優勝するたんび、何故か日本がおかしくなるチーム」は無慈悲にもせっかく最近調子が上がってきた「年俸が12球団一低く2千万にも届かないチーム」を負かしとる。

 NHKの連ドラ「瞳」、人がせっかく、次の「ローズマリー」と「ブルーシューズ」のダンスバトルわくわく期待して観とったらのに、先週は小池栄子が出てきて、それも、小池栄子をとことん説教したくなってたまらなくなるような話の展開に。

 ちゅうことで、この燃える気持ちどうしてくれようと、久々にヒップホップ黎明期の名作「WildStyle」と「Beat Street」観て気持ちを静めた。
 映画としてはあんましどうのこうのちゅう映画じゃないが、やっぱ、元気出るわ。
 お坊ちゃん体質のわが国、なにか事件があれば「格差社会」に矛先向けておしまい、だが、両方の映画で共通する殆ど荒野と化したブロンクスあたりの風景(ビルの持ち主が保険金目当てに放火しまくってでけたスペース、焼け残ったビルに勝手に住んでいる)をみると、今のウチの国の格差など、まだまだ、だと思う。それが証拠になんら新しいムーブメントが生まれてきていない。もっともっと格差が広がれば、もっともっと誰も思いもしなかった新しいもんが生まれる筈である(もちろんエゲツない事件もたくさん発生するだろうが)。「格差社会」、ホンマ、カシコからバカまで判で押したように、暗いことしか云わないからよけい暗くなるばっかだが、負の部分ばっかじゃない筈。

 つうことで、ようやっと本題、Googleしたら、けっこう、オモロイのが見つかったんで、忘れんようにリンクしときますわ。

「傷だらけの天使—魔都に天使のハンマーを」補遺

Podcast書評(ショートドラマあり・・・しょぼい)

傷だらけの天使—魔都に天使のハンマーを(新刊ラジオ 第543回)

[From 「傷だらけの天使—魔都に天使のハンマーを」矢作俊彦─新刊ラジオ by 話題の本や新刊を耳で立ち読み!新刊JP]

小説だけの話ではなく、ホンマになんとまあ、未だ残っていた・・・

木暮修(ショーケン)の暮らすペントハウス

[From retour&Retour: 代々木『傷だらけの天使』のビルは、今も傷だらけです。]

 矢作俊彦、もう俊ちゃん、と呼べないようになってしもた。近来、ホンマ不自由なく新作が手に入るのは喜ばしい限りだし、フツーの小説よりオモロイし、スケールもでかいし、各方面で大好評で、それはそれで、いいのだろうが、例えば

「ベルギー製の鋼鉄の感傷的な冷たさに触れた「令羽」の左手が、ベッドに捨てた黄色いリヴォルヴァーを想って、細かく震えた。令羽は、なんだか立派な友達を失ったみたいな気になって、ポケットの中で小さく怯えた。」(「抱きしめたい」単行本「神さまのピンチヒッター」収録より引用)

 みたいな、読んだ後鳥肌が立ち、その鳥肌が立ったまま、そのまま動けなくなるような絞りに絞りきった感触が懐かしくなることがある。このところの、日本のあれやこれや世界のあれやこれやも詰め込んだぶ厚い長編も、いいんだろうけど、やっぱ、アクアスキュータムのコートでも天上遙か手に届かないと思える時代の狭くてドブ臭いヨコハマを舞台に自分の肉体しか信じないガキが山手の令嬢にええカッコするためや難解極まりないこだわりのために命がけでドンパチする話も、読みたいなあ、と思ったりする。

2008年7月10日木曜日

傷だらけの天使 魔都に天使のハンマーを

 スワローズ負ける。うーむ、前途多難。
 「傷だらけの天使 魔都に天使のハンマーを」、不良読本の方、まだ、読んでいないが、かなり加筆訂正されているという新刊で、読んだ。
 一挙に読めた。
 泣けた。
 それよりなにより、ドタバタシーンは「気分はもう戦争」以来の、爽快痛快大爆笑、最近の矢作俊彦から失われてた部分が戻ってきた。


 読み終わって、岸田今日子が亡くなったことが猛烈に悲しくなってきた。悲しいちゅうても、口惜しすぎて、悲しくなってくるのだ。
 岸田今日子がいないと、この小説の実写化は無理だ。他のいかなる女優が「綾部貴子」やろうとも、「綾部貴子」になりえないのがこの小説を読んでいるうちにわかりすぎるほどわかった。
 岸田森も西村晃も亡くなっており、惜しいけど、まあ、妥協しよう(岸田森ももちろん換えがたいが小倉智昭なら代役可能だろう)。当然、石原慎太郎も出て欲しい。あと、若い頃の小林旭も是非とも出て欲しい・・・皮肉なことに水谷豊は、今ぶいぶい云わしとるのに。
 矢作俊彦の新刊、ちゅうても、アキラ抜きのショーケンと岸田今日子の「傷だらけの天使」の最新作、ちゅう部分がどないしても、強い。けど、まあ、贅沢云わんとオリジナルキャスト、ショーケンだけで他は誰でもエエから、映画なりスペシャルの2時間ドラマ(おさまらんか)で実写版がみたい。

 

"傷だらけの天使 魔都に天使のハンマーを" (矢作 俊彦)


 

2008年7月9日水曜日

電動歯ブラシ

 「くいだおれ」のCMソング、YouTubeで探してたら、結局みつからず、バカみたいに時間が過ぎてしもた(結局なぜかその筋のとこ、へらへらしながら次から次へというパターン)。「みなみへ行こう、道頓堀へ、おいしい広場だ、くいだおれ、笑顔が広がるくいだおれ」(キダ・タロー作曲)は、名曲とは言い難いが、まあ。「くいだおれ」は閉店してしまったが、まだ、「たよし」がある。


 たんたんたよしぃ、いくよし、たよし・・・この関西の人間だったら誰もが知っている曲、東京で唄ったら、スゴく受けたもんである。・・・・と、ここまで、実は昨日書いてた分。

 昨日は昼頃、いきなり集中豪雨でびっくりしたもんが、本日、こっちは、雨じゃなかったのに、何故か甲子園は雨天中止。もう一つの頂上決戦、ヤクルト横浜戦、第二戦、点の取り合いだったが、追いつくことなく、負けてまう。まだまだ、ゲーム差が開いているものの、大丈夫だろうか。


 iTunes Music Storeで、何故か、オーロラ三人娘の「クールな恋」みつけてしまい、購入。もちろん、「巨人の星 オリジナルサウンドトラック」というアルバムに入っているのだが、験を担がないオレでも、なんぼなんでも、この一曲のため、アルバムまるごと買う気はなかったので、一曲分150円だけで、ラッキー。
 YouTubeで以前、唄っている場面あったのだが、さすがに今はもう無い。ニコニコ動画で曲(オーロラ三人娘とゴールデンカップスの両方)あったので、一応リンクだけでも。オーロラ三人娘の方は、もう昭和元禄ミニスカごうごうごう、ごうえんどゴー、スザンヌや里田まい、優樹菜よりアホでっせオーラをふりまくっておるが(Paboにカヴァーさせて欲しいもんである)、かたや、カップスの方は、深夜本牧の外人バーでベトナム戦争中気の立った米兵がナイフふりかざして喧嘩している中、その片隅でパン助の姉ちゃん想って不良の兄ちゃんがジンストレートでがんがんやってる感じがするが、まあ、この曲に限っては、いろいろ好みがあるだろうが、オレはカップスより、オーロラ三人娘の方を取るな。
 誰か新幹線で藤川球児にりんご(みかんやったかもしれん)抛ってもらいたいもんである。

 なんか、昨日You Tubeツアー のおかげで、話題、飛びまくり、本題の電動歯ブラシに関して書けんかった。これはエエぞ。

 


"PHILIPS sonicare エリート 音波式電動歯ブラシ e5700 HX5751" (Sonicare (ソニッケアー))

夢見ごこちでファンタスティック かとうれいこ
かとうれいこ
B0014HL4LM
松金洋子 4 Pieces BOX松金洋子 4 Pieces BOX
松金洋子

by G-Tools
失楽園秋山莉奈[DVD]―RINA、オトナへの決意
4883805336

2008年7月7日月曜日

メールのお返事をここで書く

 遅ればせながら、阪神ファンのみなさん、おめでとうございます。世知辛いこの世の中、一つぐらい「人の痛みのわかる球団 」になってこれからも、尚一層のご活躍をお祈りします。

私設応援団「六甲猛虎会」の六甲太郎団長は「昔は七夕のころにシーズンが終わっていたことを思うと、もうすぐマジックが点灯するなんて信じられない。チーム一丸となって、ぜひ日本一に輝き、兵庫県で優勝パレードを」と話している。

[From 神戸新聞|スポーツ|優勝へトラ走る 最短で11日にM点灯]

  昔じゃなく「今」、七夕のころにはシーズンが終わってしもた球団ファンより。

  まあ、しかし、ワシら阪神間のスワローズファンは、究極の選択を強いられるわけで、CSシリーズ、

 優勝するたんび、何故か日本がおかしくなるチーム(1985年あのバブルが始まり、格差社会が問題になりはじめたのは2003年から地球温暖化が問題になり始まったのは2005年からということをみんな忘れたらアカン、今年も石油の異常な高騰が既に問題になっとる)、
 息子さんが微笑ましい監督がおるチーム、
 優勝をのがすたんびに腹立ち紛れに金にあかしてスワローズのみならず他チームからええ選手ばっか取っていくチーム、
 
 という最悪の組み合わせが予想されるわけで、それを思うと、発作的にこれから秋まで、般若心経、写経でもしたろかいな、ちゅう気分になってくるわけですわ。

 
 
 

2008年7月3日木曜日

歌謡コンピの難しさ

 なんか、「歌謡コンピの難しさ」ちゅうことで、一発入魂で書いたのだが、アップしたら、消えてしもてた。

 こういうのは最近では珍しい。

 まあ、結論から書くと、最近、買うた歌謡コンピ「昭和ガールズ歌謡 レアシングルコレクション」、あんましエエこと無く(曲それぞれはいい曲が入っているのだろうけど、アルバムとおして聴くと、高村ルナの「天使の朝」が一番いい曲に思えてしまうほどだから・・・)、

"昭和ガールズ歌謡 レアシングルコレクション~ミッドナイトローズ/謎の女B~" (オムニバス, ザ・キューピッツ, 南田聖子, 泉アキ, 市川純子, 草間ルミ, 環ルナ, 篠ヒロコ, 須藤リカ, 水沢有美, 城野ゆき)



 下の二枚持っていないなら、先に下の二枚買ってから、聴いたらヨロシ、ちうことですわ。

 まあ、人の勝手やけどね。曲の並びだけで、なんでこうも違うのか、そいで、「歌謡コンピの難しさ」。そやけどなんで、アップしようとしたら、消えてもたんか? スワローズ、讀賣に負けるし、もうイヤ、寝ますわ。



"60’s ビート・ガールズ・コレクション : GSエイジのマドンナたち" (オムニバス, 江美早苗, 美川サチ, 涼川真理, ピンキー・チックス, 小畑ミキ, ザ・バーズ, マーガレットwithバニーズ, 三朝れい子, 福原真理子, 大原麗子withザ・ルビーズ)


"60′S ビート・ガールズ・コレクション Vol.2" (オムニバス, 川奈ミキ, まりや・まり, 知川ユキ, 天知八重, 泉アキwithザ・レインジャーズ, 泉アキ, 黛ジュン, 田村エミ, 真理明美, チコとビーグルス)

2008年7月1日火曜日

七月一日

 ガソリン、またも上がる。ハイオクで190円だ。こうまで上がるともう、なんか、これぞ、ホンマのエコ、ちゅう感じがしてくるから不思議だ。エコ、CMやらでキレイ事のように思われているが、実際はこういうしんどいしんどいことなのかもしれん。

  快晴。駒ヶ林のアグロへ行って、散髪がてら温泉に入る。久々だったので、快適快適。

 スワローズ、勝つ。ラミレスに2本打たれたんで、こりゃアカンと思ったら、鮮やかに逆転。今さら3位に入れとは云わないから、相手を調子づかせるないように、してほしいもんである(気弱)。

2008年6月26日木曜日

堺ヨシコ

 ちぃっとばかし、更新、間があいてしまったが、またも、DVDの歌唱シーンをYouTubeにあげようと、あれやこれやしてたため。今季のスワローズは、これから先、膨大な「有意義な時間」をくれたもんである。1962年、東映東京、深作欣二監督鶴田浩二主演の「誇り高き挑戦」の中でのワンシーン。堺ヨシコという人が唄っている。曲もは不明。1962年と云うから時代的にはロカビリーなのだろうが、スクリーミング、シャウト、シャウトシャウト、しかも、攻撃的な歌詞で、久々にガツーンと来た。
 ロカビリーとかジャズとか全く知識ないので、ひょっとしたら有名な曲かもしれんし、映画用に作られた曲なのかもしれん。 たった37秒(曲はその後も続くが、丹波哲郎と鶴田浩二の会話シーンになるので割愛)だが、久々に、グッときてグゥー。ちゅうことで、あげてみたが、もちろん、著作権云々で怒られたら怒られるしかないわけだが、そいでも、これを埋もれさせてしまうのは、日本人として、否、人類として恥である。

 ちゅうことで、ネタ替え。
 人生、長い間生きとると飛んでもない経験をするもんである。
 昨日、NHKの朝の連ドラ「」見とって、ぶっ飛んだ。
 名作「ちりとてちん」の後番組、ちゅう要素もある上、オレの音楽的な趣向とは真っ向から対立するエイベックスが一丁噛み二丁噛み以上しとるけど、ファンである菅井きんが出ているから仕方なしに、まあ脱力して見てたわけだ。

 若い姉ちゃんばっか出てきて踊ったりするするんで、それは楽しみなるかと思えば、さすが、NHK,そういうおっさんスケベ心をあえて排除する作りになっておる上、主人公が無駄にデカいので、まだ引いたままだし、彼女と今チーム組んでいる女子二人も、性格の悪さ、そのまま出している感じだし、せいぜい、とっついきやすい和みキャラ萌ちゃんをみて「萌ちゃんもええ味やのぅ」と思った程度。まあ、ここいらあたりが限度かなぁ、と思っとったわけだ。まゆげねこダンスに至っては、ちびっ子たち目当てのNHKのセコさが滲み出て情けなくなったもんである。 

 それが、NHK、ついに勝負に出よった。かなり強引に
 瞳たちのメンバーがもんじゃ焼き喰っているとそこへ、突然、4人組の女子が入ってきて、大阪弁丸出しでもんじゃボロクソ云うわけだ。あれやこれやで、大げんかになり、ダンスで決着つけることになる。

 この「バトルシーン勃発か?」場面のおかげで、ヒップホップ前史を思い出し、嗚呼懐かし哉、ニューヨーク=東京、ブロンクス(クイーンズかもしれんが)=築地月島という「みたて」がオレの中で成立し、月島でヒップホップするという無理矢理無茶苦茶な設定が無理でなくなり、今日はワクワクしたもんである。
 さて、今日の、肝心のバトル、途中で警察が来て止められてしまい、短いバトルシーンだったが、そいでも、まあ、純子や由香とか、初めてカッコエエ、と思った。
 

2008年6月18日水曜日

六月十八日

 蒸し暑くなってきた。それに、なんか、日焼けしてきた今日この頃みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
 久々に、増田屋平磯店で昼飯。いつもの、ランチにぎり、の代わりに、新しいメニュー(と、云っても最近行っていないから、いつから入ったかはわからん)平磯御膳、1300円注文する。そしたら、にぎり6つ、お刺身、茶碗蒸し、それと味噌汁、それらを喰って、おお、さすがに1300円、ボリュームたっぷりやないか、と思ったところで、天ぷらが来たんでびっくりした。それも、エビが三尾、あと、野菜もついたちゃんとしたもの。ひさびさに、腹一杯喰ったな感を味わう。まあ、近所にこういう店があると、遠くまで行ってウマくて安いもん、とか探す意欲が無くなってしまう。新長田に「大」という居酒屋があるが、そこも、魚とか貝類とか、安くてしかも新鮮で旨いから、日本海とか行って、観光客向けのワケのわからんもん喰うのが、億劫になってしまう。ちょっと、食いもんの嗜好、保守的になっとるのは確かだ。
 ちゅうことで、今日はフツーの日記ということで。スワローズ、勝つ。

過去記事Archive