2007年11月16日金曜日

やめてけれ、やめてけれ、パヤパヤ 2007/11/16 23:05

やめてけれ、やめてけれ、パヤパヤ!!!





 なんやねん、これ?来季、ラミちゃんが「そんなの関係ねー」やってくれるん楽しみにしとったのに。 

 <ヤクルト>ラミレスの退団決定…球団社長「合意できず」 | エキサイトニュース 

 昨夜のこれも、大概ショック受けてるのに。

  電撃!深夜の決断 石井一「西武移籍」 | エキサイトニュース 



 もう、笑ってしまうしかない。
 最下位チームから、エースと主力打者が抜け、来季、どないしてやっていけるのだろう。もう、わやや、や。  しかし、この前の広島の新井の件といい、なんか、球団間の貧富の差が大きくなってしもたな。貧乏ったれの球団は、低位にとどまって、しこしこ若手を育成しとれ、ちゅうんかいな。

2007年11月15日木曜日

ザ・レンジャーズ「赤く赤くハートが」考

 Mac、レオパードにしたら動かんようになったもんの中で一番イヤやったんは、iTunesの音をよくするVolume Logic(http://www.volumelogic.com/index.asp ただし、製造中止)というプラグインがアカンようになってもて、残念に思っていたら、ちゃんと、対処の仕方がのっていた。
MAC REVIEW 
1. Volumelogicをアンインストール、または/Library/audio/hal/ にあるvolumelogicのプラグインを捨てる
2. Volumelogicを再インストール
3. SRS iWowの最新版(Leopard対応版)をダウンロードしてインストール(トライアルでOKだと思います)
4. /Library/audio/hal/からiWowのプラグインをデスクトップに移動
5. /Library/audio/hal/のVolumelogicのパッケージの中身をファインダで表示
6. デスクトップのiWowのプラグインのパッケージの中身もファインダで表示
8. iWowのプラグインのパッケージの中の/macOS/の中にあるiteaをドラッグしてVolumelogicのパッケージの/macOS/にコピー


 

 まあ、ややこしかったが、うまいこといった。 


 で、iTunesで聴く音がいつものに戻ったんで、音楽ネタ。 


 「夢見るような唇が、俺の心を迷わせる、たまらな・・たまらないほど、あの子があっあっ好きさ、赤く赤くハートが、あ、赤く赤くハートがあー、焼けるのさ」。 ( ザ・レンジャーズ「赤く赤くハートが」山口あかり作詞新井靖夫作曲 1967年 より)  



タイガースの映画ばっか見とるとやっぱ、タイガースは当時の「少女の夢」を具現化したところがあり、それはそれで、当時の男子がどうしても踏み入れられなかったサンクチュアリに、今、ようやっと、足を踏み入れるという、スリルがあるんだが、それはそれ。まあ、あんまし、そういう世界におると、やっぱ、口直しに、ぶっとい曲、聴きたくなる。 ちゅうんでクルマでは、




 という、ちょっと前出たコンピレーションを聴いているんだが、他にもいろいろいい曲が入っているんだが、レンジャーズのとこへ来ると、リピートしてしまう。

  「赤く赤くハートが」は、もう、数年前、初めて聴いた時、もう、ぶちのめされた。昭和42年。1967年。もう、既にこのレベルまで行ってたんだと思うと、なあ。


    男というかオスの早急な激しさがこれほど表現された曲は他にしらない。
  「甘えてそっとよりかかる、
        肩が小さく震えてる
    オレを信じた、あの子のしぐさ、
       赤く赤くハートが、あ、赤く赤くハートが騒ぐのさ」  



  この、「肩が小さく震えてる」うーん、このシチュエーション、ええなあ。


  「さよならなんて、辛いから、街の明かりが消えるまで、恋のしずくに、あの子と、あっあっ、濡れりゃぁ、赤く赤くハートが、あー、うずくのさ」 


   三番の歌詞なのだが、こうやって書いてみると、思いを遂げたように思われるのだが、尚も赤く赤く「うずく」ハート・・・・うん、うん、若いのぅ・・・完璧である。

  あと、このコンピにはレンジャーズはもう一曲、「レッツ・ゴー・レンジャーズ」も入っている。この曲も、前向き、青春賛歌の歌詞なんだが。

  ムダな余裕を聴く者からどんどん剥ぎ取り、せっぱつまらせ、煽って煽りまくって、前に向かって走らせる、とんでもない曲だ。そして、行く手に待っているのが、「まっかな太陽が燃える燃える」だから、そのまま、太陽に飛び込んで燃え尽きるわなあ。


  今日日の、悲しいことやイヤなことがあってもともかく前向きでいましょう、というのとは根本的に異なるわけで、好きやわぁ。

  ジャックスの暗さが何度聴いても「ワケのわからん暗さ」なら、こっちの激しさも何度聴いても「ワケのわからん激しさ」で、その「ワケのわからん」ところが、昭和40年代後半ちゅう時代特有なのである。


2007年11月13日火曜日

 この前「たちばな」というたこ焼き屋で「たこ焼き」食ったという、どーってことないの書いた。しかし、メール貰って思い出したが、オレが大学卒業がどうやら、できそうということが判明した時、いろいろお世話になった仲の良い友人たちに、珍しくも、おごった店であったのだ。    今でもみる悪夢の一つに、大学オレひとりだけ、卒業できない、というのがある。実際、卒業間際まで、単位取得状況が卒業できるかでけへんかギリギリのところだったのであーる。マイナスの方にギリギリだったといえるだろう。  入試や入社試験とかは落ちて元々というのが、基本的にオレにあるらしく、なんぼ落ちても、全然、平気の平左であるんだが、ひとり、卒業でけない、そのまま、残留するということは、怖かった。つまり、人間的にも学業的にも優秀な友人たちの助け無しには単位取れないような人間がひとり大学に残ってしまうということは、よほど、想像するだに怖ろしいことであったのだろう。  理系だから、学部に進むと地獄ときいていたが、楽しかった。教養の時よりも楽しかった、と断言できるほどだから、メチャクチャ楽しかったといえるだろう。まあ、その分、担当の助教授やら周りは大変だったかもしれんが・・・合掌。  今日は冷えた。  午後の休み、駒ヶ林の「あぐろの湯」へ久々に行って、ついでに散髪したりする。しかし、なんとなく、寒気を感じたんで、風邪をひいたらアカンので、とっとと帰る。  

2007年11月11日日曜日

メモれぇ〜

 ナベツネ問題もおさまりつつある今日この頃、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。アジアシリーズ(これやるの決めたのはナベツネがらみじゃなかったか?)、中日がようやっと勝ちました。

 「風林火山」、NHKお得意の技、出ましたなあ。桶狭間の戦い、裏で勘助が動いていたちゅう技、昨年の大河で、山内一豊の妻、千代が関ヶ原の戦いの黒幕だったちゅうのに、匹敵する大技でした。

  ひさびさに、タワーレコードやら、行く。
  元町で降りて、センター街2丁目の「たちばな」でたこ焼きを喰う。旨いが、ちょっと出汁が薄いような気がした。新長田「ちえ」の味に慣れたせいかもしれん。

 そいで、ぷらぷらと生田筋越えて、ホンマの「神戸センター街」へ突入する。まあ、うじゃうじゃと人の波である。

 疲れたんだが、やっぱ、街にミニスカが少ないことだろうと思う。ホットパンツみたいなんが流行っており、贅沢云うたらアカンのだが、やっぱ、ミニスカが多いと、ホンマに疲れが少ないのよ。

 そいで、HMVやらその他の店なんかをちょっとだけ覗いたりして、ぷらぷらと、ようやく、新聞会館もとえミント三宮のタワーレコードに辿り着いて、欲しかったCDチョイスしていったんだが、ミュージッシャン別アイウエオ順に商品が並べられているんだが、アホなので、歌手の名前を忘れてしもた。もちろん、アルバム名など覚えてもいない。

 ちょっと前までは、歌謡曲コーナーがあった筈で、それなら、ざっと、見るだけで、あ、これや、とあたりがついた筈。そのコーナーは消えており、「J-Pop」に統合されているみたいだ。

 誰が考えたか、J-Pop。膨大な量のCDがあるわけで。しかも、ど歌謡曲と云っていいアルバムなのに、神戸で確実にあると思われるのが、タワーレコードという皮肉。

  まあ、今、アマゾンで確認したところ、あっさり、判明した。


西城慶子・慶子の気も知らないで


 で、ある。慶子だけ覚えておいて、「西城」が出てこず、あー、もちろん、アルバムの名前ももちろんうろ覚え。


 で、しゃなないから、ア行からひとつひとつ見ていけば思い出せるだろうと、そう思い・・・。

 店の人に聞こうかと思たけど「えー、なんとか慶子ちゅう人の、えー、なんやったっけ、なんとかの気持ちも知らないで」。まあ、アホを晒すようなもんである。まあ、ぼちぼち見ていこか、と。  ぼちぼちみていくと、ア行からウ行で。



上田正樹と有山淳司・ぼちぼちいこか+6tracks(紙ジャケット仕様)


アナログで持っているが、以前1000円でCD化されたけど、いつでも買えると油断してたら、廃盤、中古ではクソ高いプレミアがついていたのが、再発となっていた。紙ジャケで6曲ボーナス、2000円だ、よし、買い!。 

   そいで、ウ、エ、オ。オといえば、大瀧詠一。アカン、もう足洗った筈でしょ、あかんあかん。



大瀧詠一 ・多羅尾伴内楽團 Vol.1 Vol.2 30th Anniversary Edition

カキクケコ、サ・・・。しかし、こんなんでてたんなら、話は別でしょう。  カ行抜かし、サ行は今日買う予定だった、もう一枚を、確保。

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沢知美・人の気も知らないで


ジャケットもええなあ。
あと、サ行、なんやねん、なんやねん。こんなんまで出ておるではないか。
三東ルシア・太陽の季節

しばし、ジャケットを手に取り、しかし、エエジャケットじゃ。思い出に浸る。おさかになったアタシ。まあ、一応。

そいで、ス行で、予定分の


スリー・キャッツのセクシイ・ムード

を。

シ行で、これは前回、迷いに迷った純アリス。


純アリス・花模様(紙ジャケット仕様)




しかし、犯罪やな。明らかにどす黒い意思が、ワシら世代の琴線を狙い打ちしとるとしか思えんじゃないか。

例えば、同じ系統かと思える安西マリアやら夏木マリなら、歌としても、ある程度期待できるが。三東ルシアと純アリスは・・・。  そのすぐそばに、



シェリー ・GOLDEN☆BEST


シェリーが歌を歌っていた記憶はないが、揺れるわぁ、シェリーって、「噂のチャンネル」出て、和田アキ子やらデストロイヤーにぼこぼこにされている印象が強いのだが、実は、ちょびっと好きやったんや。このはのこもおったなあ。


のこいのこ・のこいのこ大全

うっ。木の葉のこ=のこいのこ?(別人です)、まさか?、でも! ・・・。



まあ、てな具合に、中年男こうやって、棚を順々に見ながらとうとうラ行まで行き、それでも、「西城慶子」は思い出すことなかったのでありますよ。
でも、気になったのを長考しては、ピックアップしていったんで、セコい中年男でも、片手で持ちきれない量になってしまいました。

さて、キャッシャーに向かう段となり、急に寒気が背筋を走り、腕を組み考えること1分、はっと我に返り、買いに来たもん買わずしてなんとしよう、と思ったのでありますよ。また再び、CD棚に戻り、持っていたCD一枚一枚、それはていねいに元あった場所に戻し、アマゾンで買お」と店を後にしたのでございますよ。

しかし、肝心の「西城慶子」をど忘れしてしまうとは。

やっぱ、メモして行かなアカンみたいですな。

 若かりし頃、仕事で、北海道出身の先輩が、今も変わらず、いや、今よりひどかったかもしれない、オレの、ど忘れの多さに、あきれ果てたのか、いつも、「おい、メモれぇぇ」と、山羊が鳴くような特有のイントネーションで云われ続けたことを思い出しました。
 
 メモ取っても、字が下手で、後から見てもなんのことかさっぱりわからないんで、メモ取る振りしてその場その場を誤魔化していたのですが、きっと、その祟りでしょう。

まあ、全部買っていたら、とんでもないことになっていたのは確実なのですが。

  合掌。

2007年11月9日金曜日

 実は先々週、うちのMac、新しいOSX、leopardにバージョンアップしたんだけど、あっさり入っちゃったんで、セットアップがらみでいろんな愚痴をつらつら書けへんのよ。もちろん、問題が皆無というわけでなく、使えなくなったアプリとかぎょうさんあったけど、まあ、それは、いずれ、アプリの方でのアップデートを待てば良い話。  しかし、前がタイガーで今回がleopard、豹のことらしいが、もちろん、ワシら世代はleopardといえば、加山雄三がCMやってた日産のleopardである。レオパード、と云っていたような気がするが、自信ががない。  当時、すんげー、高いクルマが出るちゅうんで、話題になったが、すぐにソアラ(おっさんになったんだから、そわら、と発音しようね)が出たらあっちゅうまに影が薄くなった。まあ、どっちも、乗ったことすらない、オレには関係ない世界のことだけど。  http://ja.wikipedia.org/wiki/日産・レパード  まあ、どんな車種にもコアなファンはおるみたいですな。  You Tube調べてみたらさすがに加山雄三の出ている一番最初のモデルのCMは見つからず、1988年のモデルが見つかった。  しかし、このCM,何が云いたいねん?素直に解釈すると、ドレス姿でヒッチハイクしとる外人女がホイホイ乗ってくるぞ、ちゅうことなのか。どう考えたって、そうとしか、取れん。自慢じゃないがそうしたシチュエーション、オレは経験したことがないぞ。  まあ、しかし、当時も、今もそうかもしれんが、クルマのCM、やたら、外人使ったり、外国のどこぞの街を走らせたり、あるいは、到底考えられないほど、空いた道をスイスイ走ったり、誰もいない海やら山やら、ホンマ、非現実的なパターンが多いもんですなあ。    今も外人が出てくるクルマのCMけっこう多いのかも知れん。  これもよう考えてみたら、戦争負けたことが遠因となっているのか、それとも、ペルリの黒船来襲以来のことか、或いは、もっと昔昔の遣唐使遣隋使以来のことなのだろうか? ワシら日本人は外人になりたいんだろうか? そいとも、そんなに外人が好きなのだろうか。少なくとも、外人はデフォルトで「カッコええ」という共通認識はあるみたいだ。  ・・・てなこと考えてしまうのも、最近、またグループサウンズばっか聴いとって、やっぱ、掛け声が「英語」が多く、ときたま、聴いていて恥ずかしくなってしまうからなの。  と強引に音楽のネタにひっぱいておいて、今日はおしまい。

2007年11月8日木曜日

 寒くなって来た。しかし、立冬としては、あったかい。  3日ほどサボってしもた。DVD見てたらそのまま、眠ってしまうんで。GS映画ついでに、オースティン・パワーズまで観てしまう。    この前、またもや、苦手の時事問題を書いてみたら、案の定、予想は見事、外れた。ほんま、時事問題は、苦手である。  小沢=謙信、福田=秀吉説というのをアホなりに考え、ひさびさに、こりゃ、ヒットじゃわいと思っていたら、さにあらず、ナント、まあ、裏でナベツネが動いておったとは!  しかも、事実はどーかわからんが、両方に同じ事云うて、連立を画策するとは、さすがナベツネである。  巷間ではあれやこれやいろんな推測がなされておるが、オレは、ジャイアンツの今年、日本シリーズに出られなかっ腹いせにこういう政治がらみのことしたと思っている。いや、信じとる。  だって、ペナントせっかく珍しく一位になれたのに、チャレンジシリーズであっさり負けてしもたんで、ナベツネにしてみれば、最悪のパターン。もう、必ずといっていいほど、ナベツネのことだから、はらわたにえくりかえっている、筈である。  こういう時、シーズンオフ、プロ野球の制度がらみでケッタイな事をしたり、札束に物言わしたりして、非ジャイアンツファンの心を逆撫でしてきた過去があるのである。  でも、そのフラストレーション、いや、ルサンチマンか?、怨念か?、ともかく、今回の中日優勝を横目にふつふつと湧き上がったどす黒く、激しい、何かが、政治の方向へ行ってくれて、良かったと思っている。 

2007年11月5日月曜日

老人と子供のポルカ

 

 

 もちろん、当方、オッサンであるからして、NHK大河は欠かせない。まあ、見とる。信長秀吉家康ラインだと、こっちもある程度知識があるんで、あれやこれや、いろいろツッこめるんだが、さすがに、信玄ー謙信となると、基本的に知識が無いんで、ツッコミようがなく、素直に面白がって見ている。  ただ、ひとつ、上杉謙信に関して読んだことがある本というのが、 

上杉謙信は女だった (八切意外史)
八切 止夫

というケッタイな小説であり、もちろん、「そんなアホな」で終わってしまうような一つのアイディアを膨らましまくって、小説に仕上げたんだから、そこを味わうもので、まあ、「史実」がどうのこうのでそっから教訓を得ようという司馬遼太郎的な小説ではないのだが・・・。

 そもそも、この作家、「信長殺し、光秀ではない (八切意外史) 」という本で一世を風靡したほどだから、して。

   しかし、今回の大河の謙信役というのが、けっこう、キレイな方というか、上杉謙信は女だった、という仮定が入り込めるだけの余地があるルックスをしてはるんで、将軍や関東管領の権威に弱いのはヴィトンやシャネルが好きと同じで、ブランド志向のあらわれや、とか、やたら京都行きたがるんはやはりディズニーランド好きで年に何回も行く女みたいなもんか、とか、生涯不犯、ちゅうのも、そりゃ女やったら、対象を「女」とした限りにおいては「不犯」でも、きっちり美少年遊び(稚児あそびですな)はしてはった、そうやからなあ。

  とか、まあ、アホなこと考えながら、見ている。

 不思議なことで偏見もって見ていると、本当に「上杉謙信は女だった」と思えてくるから不思議だ。

  しかし、現実は、戦国時代より妙なり、ちゅうもんで。

  福田康夫が秀吉ばり(まだ完全に服従していない家康のとこへサシで会いに行き、いろいろゴマすりまくって、翌日、秀吉に服従させる芝居をしてくれるよう土下座して頼みこんだ)の手を使ったかと思うと、今日は、小沢が謙信ばり(先週か先々週か、謙信、拗ねて、すべてを放りだして単身高野山いくのがあったでしょ)のスネ方をして、バラバラの民主党をまとめようとしとるし。まあ、歴史は繰り返す、ちゅうもんかもしれん。

  さて、ワケがわからなくなって参りました。

  オレのように、福田も小沢も大キライで、前の首相がワリと好きな人間は、こういうタヌキ同士の芝居ぶりをみていると、やっぱ、前の首相のあまりの正直ぶりは、大好きな故左卜全翁と重なって見えて仕方なく、ドゥビドゥバーと復活して欲しいものである。


  ちゅうことで(ちょっと、こじつけ、強引すぎるか)左卜全とひまわりキティーズ「老人と子供のポルカ」だ。せっかく見つけたから、しゃあない。  



 昨日はまおちゃんと迷ったが、大河の方をみていしまい、後悔しとるわけである。浅田真央、ようやった!!

2007年11月1日木曜日

ふくし君にまた会えそうなので、ウレシいことであるのだが

 日本シリーズ終わる。
 53年ぶりとは驚いた。他人事ではなく、今世紀中、スワローズももう一度、日本一になれるか、心配になってきた。

  心情的に日ハムを応援していたが、なにせ、中継、ランダムに、のべにして1時間ほど見ただけ。エラそうなことは云えない。

 稲葉、今シリーズではすごいブレーキに。

  しかし、8回までパーフェクトしてた若い投手、容赦なく、9回には変えよったのは、びっくりした、というか、まあ、これが、落合なんだろう。

 落合らしいといえば落合らしいが、しかし、ど地味野球なのね。あの鉄板野球、石橋でも叩いて一度ぶっ壊して新たに鉄筋で作り直すような野球が売りの往年の森監督でも、こんなことせんやろう。

   試合後、野村監督が「9回、一本ヒット打たれたら、その時点で変える」と云ってた。オレも同意する。  もちろん、結果論で、9回、ちょっとしたきっかけで往年の松岡弘みたいに崩れ、ノリ始めたら止まらない日ハム野球、怒濤の攻撃で逆転、そのノリで、球場揺らすファンのおる札幌行って、ポイントポイントで、観客のジャンプによる、球場全体揺らす、ピンボールで云うところの「チルト」使いまくられ、ぼこぼこ点を入れられ、中日日本シリーズ敗退ちゅうこともあるころはそりゃあるだろうが、まあ、それにしても。


 しかし、シーズン中(夏あたりから 笑)、わたしたちスワローズファンを最も悩ませたのは、ナベツネか落合か?、という究極の選択であっただろう。

  ナベツネのとこ優勝逃させたら、また、ムキになって、貧乏球団がせっかく手塩にかけ、蝶よ花よ乳母日傘で大事に大事に育て上げた選手、札束でほっぺた叩きながら持っていってしまうわけで。    

2007年10月30日火曜日

タイガースをキライなヤツは信じない、誰だって。

 「ストーンズを嫌いな奴は 信じない。世界中の誰だって。」加藤和彦。

「タイガースを嫌いな奴は信じない。世界中の誰だって。」tko。


 ・・・アカンアカン、阪神タイガース、オレは嫌いや。まあ、GSのタイガースちゅうことで。



 ようやっと、東宝GS映画ボックスが来て、ちょぼちょぼ観よか、と思てたら、つい・・・。タイガースの「世界はボクらを待っている」を観てしまう。もちろん、初めてではないのだが、放送と違ってディテール確認とかできるんで、つい・・・。そいで、あかんがな、はまってもたがな。もう、3度目観てるわ。

ザ・タイガース

 ここまで、アホ(アホはオレのボキャブラリの中で最高のほめ言葉である)に徹底しとるとは!すばらしい!


写真見てみ。幼稚園に慰問に行ってるんじゃないねん。あの名曲「花の首飾り」歌いながら、一緒に踊りながら、例の、少女が白鳥(しらとり)になった悲しい場面をあらわしとるねん。ぶっ飛ぶぞ。



 確かにかなりクサい、いやクサ過ぎると云って良いだろう。しかし、今日日のミュージッシャンの決まり文句、「パワーをもらってありがとう」やら前向き礼賛とか、どこぞの悪い宗教もしくはタチの悪い催眠商法みたいな上から目線の説教クサさは、どこさがしても、一切ない。



 男がやる宝塚歌劇というか、江戸歌舞伎特有の悪趣味さとか、日本のアホな文化がすべてつめこまれてるとんでもないもんや。ここまで徹底していると、「ロック」なんかタカが単に英国や米国の白人が黒人の音楽パクって金儲けする手段だけの薄っぺらいもんにしかみえん。しょーもないこと、本気で堂々とやったら、カッコええんじゃ。



 まあ、もうちょっとしてから、ちゃんとした感想文書くつもりだったんだが。まあ、エエか。しかし、つくづく、思うのだが、オレもジュリーに生まれたかった・・・。





世界はボクらを待っている

世界はボクらを待っている

2007年10月28日日曜日

roll over the Beatles

 

故黒沢進氏著「日本GS紀GS編コンプリート」この前、一挙に読んだ。


  オレの場合は、今みたいにある程度、GSもん、聴いてから、読む方が正解であった。
  1964年3月上旬(この速さ!)の「東京ビートルズ」結成、から始まるわけなのだが、もう、最初の一ページ目で、ガーンである。

 「以下は、このCDを聴いたファンからの感想で、自分が最も感動したものである」 として、 

  「ビートルズが日本に紹介された当初、彼らの音楽は雑音としてうけとめられた。その反映である東京ビートルズも当然ながら雑音と云われた。あれから30年、もはや、ビートルズは単なるニューミュージックにしか聞こえないが、東京ビートルズの方はあいかわらず雑音のままである。  どちらが偉大であるか、云うまでもないだろう」(日本ロック紀GS編 コンプリートより引用) 

   そうか・・・!  そうであったのか!!  
 と、いたく納得したものである。 

  オレも不思議に思っていたわけなのである。
 東京ビートルズ以降、かなり沢山のグループやシンガーが、日本語版ビートルズカヴァーを出しているが、そのどれもが、聴いていて、「エエなあ」(但し70年代初頭まで)なんだが、いざ、オリジナル聴いてみよか、とビートルズのビートルズナンバー聴いても、ピンとこず、なんか、退屈なだけだったんであーる。

   そこんとこ、オレなりにつきつめて考えて、ここで書いたら、オレの場合、多分ビートルズの単なる悪口にしかならず、全世界に億単位でおるビートルズファン、特に、その恐ろしさは、敵に回すと阪神ファンの比ではない(例 http://ja.wikipedia.org/wiki/ビートルズ論争)、で、書かんかった。  

  そうか、「単なるニューミュージック」にきこえていたのか。

 納得納得大納得、であーる。
  オレも勇気を振り絞って、正直なとこ書こう。 

 イギリスの室蘭みたいな港町出身でドイツくんだりまでどさまわりしていた田舎者臭いビートルズなんかより、花のお江戸の「東京ビートルズ」の方が、ずっとエエぞ!  




 これは4曲しか入っていないが、実はソノシート音源を集めた「 the sound of 1965」というCDも出ていたそうだが、今は廃盤みたい。

  まあ、いろんなコンピレーションがあるが、25曲とたっぷり入っているんで、次の二つ。荒削りながらも勢いの良さ60年代のものが多い前者と、もう、ビートルズが何者かわかってしまい、カヴァーとしての完成度が増した70年代80年代が多い後者。 






「らんちき騒ぎのダンスパーティだ
   羽目を外して踊ろうよ、
 夜の明けるまで」
(「ツイスト・アンド・シャウト」漣健児訳詞)

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