スワローズ勝つ。しかし、10点差を8回9回で3点差にまで、追いつかれ、ようやっと、バーネットまで引きずり出して、という危なかっしい勝利であった。
ただ、8月25日の対讀賣3連戦で、なぜか、阪神タイガースファンの方の一部が、3位東京ヤクルトスワローズが2位讀賣に勝つように、応援(というか、単に讀賣負けろだろうが)したというのを聴いて、「しめた」と思ったものである。
あの、ことに、甲子園でおいての、それこそ、一心不乱の5万観衆の「集団超能力」をしばしば、目の当たりにすると、なにか、お寺には不義理の限りを尽くし、ユリ・ゲラーを鼻でせせら笑ったオレでも、ことプロ野球においては、スーパーナチュラルな、不思議だが本当だ世界を、実は信じているのである。例えば、85年のバックスクリーン3連発って、「現実」にはありえないことなのである。阪「神」だから、「神」的能力があるのである。ちなみに、東京ヤクルトスワローズファンには、そのような、能力は無い。悲しいがそれが現実なのである。
そのような、ある種強力な「超能力を持つ」阪神タイガースファンが、5日前東京ヤクルトスワローズの勝利を祈ってくれた・・・この、些細な出来事が、館山投手、ケガからようやっと復帰した館山投手、今まで5年前1本打っただけの館山投手に、今夜、生涯2号目、それも3ランホームラン、それもそれも、3点差の決勝となるホームランを打たせたことに、つながったと、オレは、密かに、思うのであーる(と、イヤミはそのくらいにしといて、いやあ、しかし、やはり、スワローズ、先発陣はともかく、投手陣が貧弱ですわ、甲子園のあの雰囲気にすぐ呑まれてしまう投手が多い)。