2013年9月4日水曜日
恋のダブルブッキング ランキン・タクシー、フィーチャリングLeyona
今日はプール休んだ。
度付きのゴーグル、Amazonで買おうとしたら、レンズとそれくっつける部品一緒に、買わないとアカンので、めちゃくちゃ面倒臭かった。それにAmazon直販じゃなく、いちいち、送料が別にかかったりして。やっぱし、こういうのは、スポーツ店とかで買った方が良かった。
ひどい雨。気温がギュンと下がった。こうなると、もう、「秋」を強引に感じてしまう。先週の気温が35度をすっかり忘れて・・・。
こうなると、胸キュンな音楽を聴きたくなり、胸キュンな音楽というと、グループサウンズとその頃の歌謡曲と、レゲエ、それも、スタワンしか思いつかないほど、絶望的にオレは、つい、ランキン・タクシーとLeyonaのかけあい、「恋のダブルブッキング」につい、ハマっていしまうのであった。
ランキン・タクシーは思想的にはその「遅れてきた全共闘まんまの価値観」(プラス広瀬隆ね)が大キライだし、若いころはともかく、60過ぎた今やレゲエDJとしては今やド下手な部類に入る、でも、ともかく、ある時期のある時点において、日本で唯一、ちゃんとした音を出すサウンドシステムを持っており、その恩恵にどっぷり浸かったオレとしては、やっぱし、大キライな部分もひっくるめ、好きである。
往年のPENTHOUSE(雑誌じゃなくて、ジャマイカのレコードレーベル)っぽいあざとくも甘ったるいラヴァーズラヴァーズしたリズムトラック、老いて声が出なくなったところを強く押し込みながら、Leyonaという、すこぶるつきの女性シンガーに補ってもらい、夏の終わり、夏の終わりと共に終わった恋の思い出がつまった携帯電話の画像やメールを消去しながら、だれもいなくなった浜辺で終わった恋に思いを馳せる世界を構築してしまう。
もう、胸がキュン、キュンしてたまりまへんわ。
ワンズ(失礼、GSのワイルド・ワンズね)「思い出の渚」の「あのぉなつのひ」というフレーズを効果的に使ってるし、これは、もう、歌詞は全然違うが、まさに「思い出の渚」の世界、いや、60年代終わりあたり、突然流行ったGSや黛ジュンや弘田三枝子が好んで歌った海や浜辺が舞台の夏の恋のテイストが詰まっている。
甘ったるい甘ったるいリズムトラックの選定といい、今どきアイドルソングでも書かないようなロマンちっく満載の歌詞といい、そうなのだ、ランキン・タクシーはラヴァーズやらせたら、ひょっとしたら、世界一じゃないかと思うことがある)。
まあ、「遅れてきた全共闘」と書いたが同時に、ランキン・タクシーちゅう人は、かつて60年代終わりのGSや歌謡曲が持ってきた歌詞の胸キュンで臭いまでのロマンちっくな世界をレゲエのフォーマットを使って、蘇らせられる人だ。ともかく、この曲は、まさに、今の、「思い出の渚」だ。桑田佳祐なら照れてしまうところ、もう、正々堂々。
反原発や革命もいいけど(オレは良くないと思っているが)、そんなん、某太郎議員に任せ、こっち方面、もっとやって欲しい。
まあ、例によって例の如し、オレの勝手な妄想であるけど、「恋のダブルブッキング」は今の気分にぴったっしでした。この夏、恋してないけど。
(今日書いた恋のダブルブッキングは下のDVDに入っていたライブから変換したヤツを観ながら書きました、Leyonaの足がまぶしくて)
RANKIN TAXIのボヨヨンNight