1ヶ月、2キロ減らせた。
今日の「あまちゃん」はオモロかった。ゆいちゃんに火がつくシーン、歴史に残るだろう。
今、クラッシュ、聴き返している人、世界で何人いるんだろう?
英Amazonで買ったクラッシュの超豪華ボックス「Sound System」、今日着いた。送料込で81ポンドほどだった。
うわぁ。ここ、すっかり忘れてた。そうか、渡哲也主演の「紅の流れ星」のDVDの感想書かなあかん、書かなあかんと思い、渡辺武信の「日活アクションの華麗な世界」を読み返したら、つい「太陽への脱出」観たくなり、観たら、つい悪ノリしてしもて、「嵐の勇者たち」観たら途中で寝てしまった。矢作俊彦の「夢を獲える檻」を読み返したら、背筋がピンとして、小林信彦も書いてたような気がして、氏の著作ひっぱり出しているうちに、「紳士同盟」見つけ、一気読みし、「続・紳士同盟」も勢いで読み、ぐっすり寝た。四方田犬彦「ハイスクール1968」での「紅の流れ星」が、「勝手にしやがれ」のパクリとして扱っていることに、心底腹立てて、あまりのことにねむれなくなった。けど、プール行っていたんで、肉体的疲労でぐっすり、寝た。
本ばっか読んでたらアカン、映画は現場で撮られている、そうだ、外にでよう、と、「紅の流れ星」の神戸部分46年後のロケーション・ハンティング試みたが、なぜか某女子大前の狭い細い坂道に入り、にっちもさっちもいかなくなり、校門前で引き返しながら、いやいや、この映画の中の神戸は、神戸でなく、あくまでも日活の「神戸」なわけで、そんな無粋なことして何になる、と思い、そのまま、県民プール行って、その夜はぐっすり寝た。
それから、東京五輪は決まるわ、バレンティンはホームラン57号まで打つわ、台風は来る、で今日をむかえているわけであーる。
今、クラッシュ、聴き返している人、世界で何人いるんだろう。
クラッシュ、1枚目から聴き始めて、今、ロンドン・コーリングが終わって、サンディニスタ!に入るとこ。
サンディニスタ!、まあ、人生を変えたアルバム、ちゅうのはウソ臭いんで使いたくないが、ともかく、オレの音楽の聴き方を変えたアルバムであることは確か。まあ、ぶっちゃけ、このアルバムと、ブラック・マーケット・クラッシュは、オレをレゲエの大海に引きづりこんだのだ。かわいそうに、オレはまだ、その大海のどまんなかで、迷子になって、途方に暮れているまま、である。
当時のジャマイカのフォーマットに従った、ちゃんとしたレゲエが、たかが英国の白人パンクグループごときの商業アルバムにフツーに放り込んであるんだから・・。
トロピカル風にしたくてレゲエやってみました、とか、今、一番、この音がナウイんだぜ、とか、これからはダブだダブだダブダブ!!!とか、わたくしはボブ・マーレイに崇拝しています信仰しています理解者です、ジャマイカも何回も行きました、じゃーらすたふぁーらい、とか、という当時、あまたあった「レゲエ」の扱い方を一変する、「そこいらにある」音楽の一つとしての「レゲエ」だった。ラスタファリアンじゃなくても、ジャマイカ人じゃなくても、「そこいらにいる」連中、つまり、ど極東のど黄色人種のど日本人の育ちが良く(3秒ルールで拾い食いはするが)金持ち(パチンコに勝った時だけだが)で成績優秀(まあ、留年はしたけどね)品行方正(日常的にサボりはしてたけどね)のど大学生のオレが、フツーに好きなように聴いてもエエ、と思わせた、はじめての音であった。
今からだからこそ、云えるが、パブリック・イメージ・リミテッドやポップ・グループやスペシャルズ聴いて、当時のオレが、ジャマイカの音楽の大海へ漕ぎ出せたか、と云えば無理であったろう。サンディニスタ!の例えば、「If Music Could Talk」とそのダブというかDJ版「Living In Fame」の甘ったるさがあればこそである。
クラッシュも変なこと悩まんと、「サンディニスタ!」、この路線で行ったら、もうちょい・・・やめておこう。
ブログのファンであった「キエるマキュウ」さん、今、オレの方はこんな感じで「Sound System」を聴いています。合掌。