東京ヤクルトスワローズ、ボロ勝ちに勝つ。それだけでなく、前回はできず、金本選手並びに阪神ファンの皆様をがっかりさせたが、今回は、引退の決まった金本選手に最終回ホームランまで献上するという気の使いよう。さすがである。これぞ、心の野球の真髄である。
安倍晋三氏が自民党総裁に。よかったよかった。首相になれば、民主党政権と朝日毎日によってボロボロにされたワシらの「国」の機能が回復し、国の機能が低下した時に起きる「戦争」という状態は回避できるだろう、石破氏は残念であったが、安倍晋三氏にともかく、国の機能をちゃんとしてもらってからでも、遅くないと思う。ウソ臭い未来のために、現在を台無しにして、過去を踏みつけにする、もう、ウンザリである。
連休中(オレの場合、フツー土曜日は何かしらあるのである)、タイヤを替えに尼崎まで行き、帰り、石屋川駅近くカーショップでETCをつけ、二日目にはカーステ付け替えた。純正のヤツ外す作業はちょっとやってみて、面倒くさくなったので、近くのオートバックスに頼んだら、2,575円でやってくれた。5分の位置にオートバックスがあるのは、頼もしい。おかげで、後のカーステの取り付けは、すいすいすらすらすいすいすい、と一人ででけた。
iPhoneからの音出しも、ごくごくスムーズ。カーステ本体の曲の検索は使いモンにならんが、何、iPhoneから操作可能であるんで、それで充分、ただ・・・。
そう、ただ。
今日日のカーステ、こうも設定項目が複雑怪奇になっているとは思わず、悪戦苦闘している。だいたい、機能詰め込むのはいいが、iPhone登場前の日本のケータイ並のひどさである。そいでも、なぜか、ちっこいマイクが付属しており、それを運転席にくっつけて、しかるべき処理を行うと、自動的に車内の音楽特性を測定し、強力なイコライザーを駆使し、そのクルマに適切な「音」を設定してくれるという便利な機能(AutoEQ)がある。
早速やって、AutoEQ、ONにして、今年に入って、100回以上は聴き込んでいる、アイドリング!!!(正確にはギザギザアイドリング!!!)の
「NA・GA・RA」かけたら、ドラムの部分がフライング・リザーズの
The Flying Lizards - Moneyっぽい(懐かしい)変てこな音が出た。これはこれで、いいのだが、肝心のヴォーカル、小泉瑠美もフォンチーも三宅ひとみもミッシェル‥未来も全部同じ声に聴こえる。純正だったら、聴き取れたのだ。そのクセやたら、高音域が良くて、ヴォリュームちょっと上げても、耳に突き刺さらない、気持ちいい高音である。
思うに、AutoEQ、フロントダッシュボードにセットしている低音が出ない10センチのスピーカーから、無理矢理、低音、出そうしているとしか思えない。なんやかんやいいつつも、機械はアホやから、「低音出てへんやんけ」「低音部のヴォリューム上げたれ」「お、まだ出てへん」「上げたれ上げたれ」「まだ出てへん」「あ、もうMaxか、しゃあない、そのまんまMaxにして、次は中音部や」。という原発で同様のロジックだと深刻な事態を引き起こすバカ・フローチャートを通過したと思う。そいで、10センチのスピーカーとしては、歪みまくり、ダッシュボードのペナペナのプラスチックが共鳴し、ドラムスが段ボールみたいに聴こえるようになったんだろう(あくまでも、予測)。
ちゅうことで、AutoEQをオフにして、いつも音をいじる時にやっているように、目をつぶった状態で一番聴いている音楽(同上)を一番自然に気持よく聴こえるようにしているところである。だが、設定するとこが多く、しかも、操作性が悪いので、まだ、試行錯誤中である。基本的に帯域を狭めていくローファイ化、1970年代のモノラルのカーラジオ並に音が暖かく鳴ればしめたものである。
念の為に云うとくが、イコライザーとか全部オフにして、フツーに音出すと、ちょっと高音部がキツ目にしろ、まあ、フツーに音が鳴る。「Na・Ga・Ra」も、ちゃんと、2号小泉瑠美、8号フォンチー、17号三宅ひとみ、18号ミッシェルの声の区別できる。こいで、満足したらいいのだが、いろいろ変えれると思えば、つい・・・・。
あと、もっと悪いことは、オレの中に20年間眠っていた「長岡鉄男」がむくむくと起き上がろうとしていることである。
まだまだ人間の修行が足りないと思う今日このごろである。