2011年10月16日日曜日

穏やかな秋の一日

 スワローズ戦が無いと、かなり、穏やかな日々を送れるわけであーる。
 今日は、久々に、クルマのワックス掛けなどしていた。今、うちの前の道路、バリアフリー化ちゅうので、大々的に工事しているので、クルマを駐車場から出しにくいというのもあるが、下手したら、ワックス掛け、一年ぶりである。ワックスも、すごい進化を遂げているらしいのだが、大昔からあるシュアラスターのなんとか蝋の固形ワックスである。  これも下手すりゃ3年ほど前買ったヤツだったりする。それでも、まあ、6年以上経ったクルマでも、それなりに、キレイになった。
 

 大河ドラマの「お江」、ますます、トンデモない展開を見せ、竹千代問題も、悪いのは春日局と家康、いつも正しいヒロインは、竹千代をイジメまくり国松を甘やかすこともなく、「好感度」保持である。
 しかし、今日は、家康が竹千代を跡取りと宣言するシーンがあったのだが、あっさりしたもの。

 だいたい、フツーのドラマなら、家康が孫に再開し、大喜びで、「竹千代、お菓子をやろう、ちこうよれ」「はい、ジジ様」「ほれ、もっと近こう」家康武千代を抱き寄せる。それを観ていた、国松、つい羨ましくなって、ヘラヘラしながら、「ジジ様、国松もお菓子くださいな」と家康に近づいた瞬間、家康烈火のごとく怒り「 国松、そちは、竹千代の弟、いづれは竹千代の臣下となる身、ここに上がることは許さん!そこに控えておれ」・・国松を跡取りとしたかったお江、秀忠、真っ青、春日局、ホッと一安心・・・・・ちゅうのが、まあ「定石」。まあ、史実かどうかはわからんが、まあ、いわば、「名場面」のひとつである。
 この場面は、なにも、お江VS春日局、という図式だけではなく、「戦国時代」ならば、多少跡目争いが起きても、戦国時代を生き抜く優秀な子に跡を継がせるのだが、もうオレが「戦国時代」は終わりにする、だから、「長子相続」がこれからのトレンドであるんだぞ、という家康の「宣言」でもあるわけであーる。 

 ほんま、このドラマ、無理やり、お江を歴史の中心人物として描く、ちゅうのは、まあ野心的でいいと思うのだが、しかし、同時に「立派な人物」にしてしまおうとしたのが、アカン。多分、上野樹里の「好感度」がらみなのかもしれんが、 ついつい、小憎たらしい長男より、カワイイ方の国松を溺愛してしまう、フツーの親が時には陥る「愚かさ」といういものを排除してしまった。そういう、フツーの「愚かさ」フツーの「醜さ」、をあえて排除することによって、「お江」を描こうというのは、なんらかの意図があるとしか思えない。

 脚本というか原作というか、こういうドラマを作ってしまった人の品性を疑うわけであーる。

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