2011年10月6日木曜日

ひいきのプロ野球チームが首位じゃなくなったとき、どんな音楽を聴けばいいのでしょうか?

まあ、いろいろあるわな。チームの調子の落ちている時もあれば、調子のええ時もある(と、自分の心に大きく大きくウソをついておく・・註東京ヤクルトスワローズがらみの話なので、軽く流していただきたい)。
 最近、ロック聴くことが多く、それは何でかというと、この前のレッド・ツェッペリンのボックスセットみたいに、そのアーティストの正規に発売されたアルバムがほとんど揃い、それでいて低価格なボックスセットが沢山出てきているからである。  たとえば、このドアーズのボックス。   Collection [Box Set, CD, Import, From US]ザ・ドアーズ
 ジム・モリソンがヴォーカルとった7枚のアルバムのうち、アブソルートリー・ライヴ以外の6枚組で、オレが買った時は2,000円台前半であった。


ハートに火をつけて - The Doors (1967年、EKS74007)
まぼろしの世界 - Strange Days (1967年、EKS74014)
太陽を待ちながら - Waiting For The Sun (1968年、EKS74024)
ソフト・パレード - The Soft Parade (1969年、EKS75005)
モリソン・ホテル - Morrison Hotel (1970年、EKS75007)
アブソルートリー・ライヴ - Absolutely live (1970年、29002)
L.A.ウーマン - L.A.Woman (1971年、K42090)



ドアーズのアルバムはアナログでは持っているし、1枚目と2枚目はCDでも持っているのだが、あとの4枚は質から云うて、わざわざCDで買い直すにはかなりが勇気が要るところがあって、当然、小心でセコいオレは持っていないのだが、これで、「The Unknown Soldier」「Hello、I Love You」や「Touch Me」「Love Her Madly」、「Riders On The Storm」やらをいつでも聴くことができる。
 なにが、嬉しいかというて、こういった廉価版ボックスは、ボーナストラックが皆無でアナログで聴いてた頃のノリでアルバム単位で聴けることだ。ボーナストラック、ちゅうのは、最初の頃は、アナログではシングル盤で出ていて他のアルバムでは聴けない、ホンマの「ボーナストラック」ちゅう感じがして良かったのだが、最近は、飛ばすしかないガラクタがボーナストラックになっていることが多く。それから解放されるだけでも、良しとしたい。
 あと、おれはつい最近まで知らんかったが、数年前から「Original Album Classics」ちゅうて、いろんなミュージッシャンの5枚組のボックスがでている。
 これも、オリジナルアルバムを5枚、紙ジャケットにぶち込み2,000〜3,000円という安さ、つまり、かつてのCD一枚分の価格で売っているんで、つい、つい、かなり買い込んでしまった。エルビスやらルー・リードとか。ジャズやR&Bとかも沢山でている。もっと早くこういうのが出ていたら、と思うが、まあ。ユーミンやら山下達郎のが出たりすると、日本も・・まあ、無理だろう。
 最近、一番良く聴いているのが、


Original Album Classics [Box Set, CD, Import, From US] モット・ザ・フープル

これも5枚組だが、「すべての若き野郎ども」「革命」「ロックンロール黄金時代」がモット・ザ・フープルで、あとはイアン・ハンターが抜けたあとMottと名前を変えたヤツ2枚入っている。ちゅうことで、実質3枚組なのだが、たとえば、ひいきのプロ野球チームが負けたり連敗したり、雨降ったから今日は中止と思ったらドームだったとか、宮本が肺炎になったり、エースが打たれ、もう一人のエースも打たれ、打たれまくるのになぜか、こっちは全然打てなったり、ついこの間3連勝した相手に三連敗したりした後、この3枚のアルバムぶっとおしで、音量高めで聴くと、少しはスカッとしないまでも、まあ、気が晴れたりするのではないであろうか(あくまでも、たとえば、の話で、すべての人にあてはまるわけではありません)。

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