2009年3月31日火曜日

舞鶴とれとれ市場へ行った。

 今日は、旧友だるまとんろう氏を会社サボらせて午後から無理矢理日本海まで。土日だと1000円の高速を平日の高い料金払って、贅沢なドライブである。しかし、三宮から実質2時間強で日本海まで行けるのである。いい時代になったといえる(ちなみに勝谷誠彦氏は今回の値下げについて怒りまくっていたが・・どんどん、ワケのわからん人になっていく)。
 舞鶴のとれとれ市場でとれとれのイカやらサザエとか焼いて貰って喰う。旨い。特にイカはホンマ刺身で喰いたかったほど旨かった。日本海のイカは旨い。
 だるまとんろう氏は牡蠣をノーマルのと岩ガキという今の季節でしかできない贅沢な組み合わせ。
 とれとれ市場のええとこはフツーの魚屋さんがいっぱい集まっていて、そこで好きなヤツを選んだら、焼くなり刺身にしてくれたりして、その場で喰えるとこであろう。相場よりちょっと高い目かもしれんが、それはそれ。


 ちょっと更新の間が空いてしもたが、先々週の土曜日お呼ばれした大学でのパーティ(お世話になった教授の退官記念事業だから行ったの)、アルコール抜きで出席したのはいいが、ウーロン茶を1.5リッターもがぶ飲みし、アルコール飲みすぎた以上に、帰ってから、体調を崩ししてしもた(と云っても、頭痛がして悪寒がして・・つまりウーロン茶飲みすぎて、体が冷え、風邪を引いたのである)のと、今月でいよいよ終了となる、おそらくTV史上最強の爆笑番組「おねがい!マスカット」に関しての何か書きたいと思ってあれやこれや書いている最中。わたしを窓辺に飾ってよ、いい花咲くよ、ちゅうことですわ。

2009年3月20日金曜日

三月二十日

 WBC、韓国にようやっと勝つ。もう、WBC=韓国戦ちゅうイメージがオレの中でできてしもたから、WBCそのものに興味がなくなってもた。失礼かもしれんが、往年の万年最下位スワローズ時代、讀賣戦だけは互角に戦っていたのを思い出す。あ、監督が讀賣生え抜きの原だから、か。

 なんと、そろそろ、桜が咲き始めてる。
 あしたは、大学の担当教授だった方が退任されるので、それのあれやこれや、に出席させていただくつもり。
 ホンマ、今も尚、「明日、ひとりで教養課程の授業に出ないとアカンので、憂鬱になる夢」はしょっちゅうだし、きわめつけは、「卒業間際、内定も決まり遊びに遊んでいるのだが、ちょっと気が向いて単位を計算してみると、どう計算しても卒業に必要な単位に足らないことに気がつき焦りまくる夢」だ。まあ、実際、それに似た状況だったのだが、無事卒業できたのも、すべて、先生のおかげである。実験主体の研究室にもかかわらず、楽しく過ごせたのも、先生のお陰である。
 
 話題は変わるが、なんと、「スローターハウス5」がとうとうDVD化されるみたいだ。大昔、テレビで観ただけなのだが、未だに鮮烈にイメージが残っている。もちろんヴォネガットの原作の映画化で、第二次世界大戦中、原爆投下と東京大空襲と並び大量の一般市民の死者を出したドレスデン空襲を捕虜だったため、被害者として体験する主人公の、それからの二つの人生を描いた、それはそれは、素晴らしい映画なのだ。
 まあ、奥さんがダイエットするわ、と云いながら、どんどん太っていくとことか、しょうもないことしか実は覚えていないのだが。

 "スローターハウス5 [DVD]" (ジョージ・ロイ・ヒル)

2009年3月18日水曜日

WBC:日本、韓国に敗退

プレッシャーでメロメロ。これで負けて終わりかと思いきや、また敗者復活戦があるらしい。なんか、なあ・・・

日本は、準決勝への残り1枠をかけ、18日(同19日)に行われる敗者復活2回戦で、キューバと対戦する。

[From WBC:日本、韓国に敗退 4強へ残る1枠かけキューバ戦 - 毎日jp(毎日新聞)]

男らしうに、負けたらきれいさっぱり、の、高校野球形式のトーナメントで今度からやったらエエ・・とか思ったりする。キューバに勝ってもまた、韓国とせなアカンのだが、どうも、なあ。シャキッと試合するんやったらええけど、気合い負けみたいな感じの試合、飽きてきたわ。

WBC、日本が負けたのだが、悔しくもなんともなく、こっちの方が嬉しい。もちろん、岩村と稲葉が今もなお、スワローズだったら別なのだが。

ヤクルトの石川が粘り強い投球で試合をつくった。二回以外は毎回走者を出したが5回1失点。13安打9得点の打線では、3安打3打点の宮本が目立った。

[From 試合結果 - オープン戦 - プロ野球 - 野球 - SANSPO.COM]

スワローズ、今季はAクラス目指して(少し、目標を上げました)頑張って欲しいものである。

2009年3月16日月曜日

弘田三枝子 Mico Is Back 1990年

 

"MICO IS BACK" (弘田三枝子)

 弘田三枝子(リンク先はwiki)ファンである。まあ、オレの音楽の嗜好は弘田三枝子に始まり弘田三枝子に終わると云ってもいいぐらいの存在であるからして、しゃあない。


 もちろん、「ヴァケーション」、1962年のこのとんでもない曲は、瞬く間にこの世を席巻し、当時辺境須磨で4歳児していたオレをも巻き込み、 デタラメにまっしゅぽてとを湖で踊ろう、と、叫ばせておったわけだ。今から想像するには不可能ぐらいスゴいヒットであったそうである。当時弘田三枝子は15才か16才。

 最近も、ステージでは、必ずといっていいほど唄われていたりする。

 仕方ない、みんな、弘田三枝子の「ヴァケーション」は大好きなのだ。コニー・フランシスがオリジナルのこの曲は、けしてリズム感溢れる曲ではない。それを弘田三枝子は、凄まじい当時の力で、もうなにか、別のスゴい曲に変えてしまった。クルマに例えると、曲そのものが軽自動車並の足回りとすると、当時の彼女の声、リズム感、ノリはまさに7.0LのV8エンジン 並の馬力とトルクなのだから、その走りのじゃじゃ馬ぶりが知れよう。

 しかし、彼女にしてみれば、どうなのだろう? オレなんかに例えると、高校時代の夏休みに作った工作を今も作らされ、高校時代に作ったものと比較され、同じようにできていないとか、あれやこれや云われるみたいで、少し複雑である。まあ、それでも、プロであるから、彼女は求められたら、唄うし歌い続けるのであろう。

 1990年に自主製作として作られたこのアルバムも、 全17曲中、13曲、彼女自身のヒット曲のカヴァーで占められている。オレのようなファンは、表現力の豊かさとか、「加点」ポイントを置いて聴くものだから、いい。ただ、残念なことに、びっくらこいた!、曲そのものを自分の中に取り込みたい!!とかの感動は、おきない。だって、それは、しょうがないのである。もう、既に、「取り込んでしまっている」曲ばかりだからだ。

 である。であるのだが。
 弘田三枝子は天才なのである。

 並の歌手が、年を経て全盛期を過ぎて、ファンである聴き手の「懐かしさ」に つけこんで、作ったアルバムじゃないのである。
 
  弘田三枝子は天才なのである。

 
 このアルバムの最後の曲は、オリジナルである「雪色のサンバ」(ボーナストラックで「思い出して」「別離」「雪色のサンバ(ポルトガル語版)」 の三曲が加わる)。

 「雪色のサンバ」!
 
  ど派手で仰々しいイントロが始まり、やがてリズムセクションがサンバのリズムを刻み始め、そして、弘田三枝子の歌が聞こえてきた瞬間、「雪色のサンバ」に、もう、完膚なまで叩きのめされた。そして、彼女の声がぐいっと伸びてきて、オレを耳から歌の世界に引きずり込む。久々の快感である。いつの時代の弘田三枝子ではない、まったく新しくなった、まさに1990年型、ブラン・ニュー、弘田三枝子なのだ。
 

 こな雪、男と女とかの日本語、パラレルワールド、モノクロームとかタペストリーの外来語、そして英語歌詞部分に「白い雪がふりつむ」加えたかなりぎくしゃくな、しかも、歌詞カードみただけでは理解しにくい歌詞(事実、歌詞カードだけ読むとなんのことかさっぱりわからん)を、まるで「川の流れのように」スムーズに唄い、しかも、曲がすすむにつれ、情景を伴った、豊かな世界が次から次へと現れてくるのである。実際、ボーナストラックの方の「雪色のサンバ」はポルトガル語版であるが、言葉はワケがわからんが、ほんま、何か世界が広がるのである。

 びっくらこいた!

 曲そのものを自分に取り込みたい、と思った。

 即、一曲リピートして、何度も何度も聞きかえした。

 この曲の直前、「私のベイビー」までは、それなりに、リラックスして、むしろ細部のいろんな唄い方の相違を楽しみながら聴いていたのだ。不埒にも、「昔はどすんとパンチ効かせたとこ、こんな風に処理してるんだな」とか思い上がった感想すら抱いたりした。
 
 すべては、伏線だったのだ!!
 
 今(1990年時点)の彼女の声にぴったりした曲を歌った時の、能力全開状態のスゴさに、圧倒された。いや、彼女の能力を超えた「何か」がそれに加わって、とてつもない曲になってしまっているのである。かててくわえて、彼女のキャリアすべてがその上にのっかかってくるのだから、聴き手のこっちとしては、うろ、が来るほどである。

 アルバムのこの曲に入るまでの自曲のカヴァーは、まるで、この曲をイキナリ聴いて、聴き手が、あまりにもびっくりしないようにの布石であったのか、とも思えるほどである。知っている曲を次から次へと歌ってくれたことで、大分、馴らされた。実際、最初にこの曲を聴いたら、多分、オレのキャパシティを越えてしまったであろう。

 まあ、このアルバム、ライナーを弘田三枝子ファンの「炎立つ」の高橋克彦氏が入魂のあれやこれやが書かれており、そのことも書きたいこと(高橋克彦氏は「別離」を35年で6000回も風呂で唄ったそうである。負けてられん!)あったのだが、今日はここまで。

 しかし、オレはいつになったら、弘田三枝子のことをみんなのように「ミコちゃん」と云えるようになるのだろうか??
 ともかく、弘田三枝子は今までの歌手の誰にも譬えられる存在ではない。時代時代、全く異なるジャンルの音楽にチャレンジして、それをモノにしとるのであーる。

 

 

 

2009年3月14日土曜日

ヤクルトが明治神宮を参拝し必勝を祈願 - 野球 - SANSPO.COM

ドブから出てきた人形拝むより、やっぱなあ。

ヤクルトは12日、高田監督や選手、チーム関係者らが明治神宮を参拝し、必勝を祈願した

[From ヤクルトが明治神宮を参拝し必勝を祈願 - 野球 - SANSPO.COM]

今年は4位以上をめざしてがんばって欲しい。

2009年3月13日金曜日

カーネルおじさんの現実

 午後、日本海に行く。全部高速だったので、2時間ほどであっさり着いてしまう。
 
 この前書いた「カーネル神社」構想、オレとしては能力の限りのアホさを思いクソ使って考えたのだが、まだまだ未熟やった。甘かった。「真に受けないように」って念を押すことなかった。粗大ゴミを目にもう優勝並の騒ぎである。

 昨日の夕方のニュースは、どのチャンネル回しても、ほとんど、このニュースで持ちきりで、今日のスポーツ紙、日刊スポーツ(しかチェックしていないがおそらく他紙も)なんか、一面にデカデカとあの汚い汚い、腐りかけのカーネル人形の写真がデカデカと載っており、脇にバカでかい活字で「阪神に強力助っ人」として紹介されている(ネットではこのような落ち着いた記事なのだが)。
 別のページでは、丸ごと使って、引き上げた人を思いクソ持ち上げた記事が載っていた。
 どうせ、この分では、シーズンに入ったら、甲子園に運ばれ、「ご神体」として展示されるのはもちろん、周りでは、ケンタッキーフライドチキンと一緒に道頓堀から出てきた状態のカーネル・サンダースに阪神のはっぴを着せた人形とかストラップ、あのメガネなしの殆どバケモンのお面とか 売られるに違いないのであーる。いやそれどころか、多分、オレのこうした想像がぶっとぶぐらいケッタイなケッタイな事が、4月に入れば起こること間違いない。

 まあ、粗大ゴミひとつで、みんな楽しそうなのが唯一救いであるが、なんかブードゥーに改宗したくなった。日本、明治維新の時、「文明開化」したと歴史にあったが、失敗していたのであろう。
 

2009年3月10日火曜日

カーネルおじさん発見・・・アホなこと、書きたい春の夜

悪いニュースが飛び込んできた。

1985年に阪神タイガースが優勝した際、騒いだファンが道頓堀川に投げ込んだとみられるケンタッキー・フライド・チキンのカーネル・サンダースの人形が、24年ぶりに大阪市内で見つかりました。

[From 広島ホームテレビ|ニュース]

 まあ、阪神ファンの方ならもう常識だが、昨年の13ゲーム差をひっくり返されたのも、実は24年間もどぶ川の底で川の流れの身を任さざる得なかった、このかわいそうなかわいそうなカーネル・サンダースさんの「たたり」なのである。
 「たたり神」は成長する。オレなんかは、今の日本経済の落ち込み方もあまりにも、オカルトっぽく、このありさまもひょっとして、と思っているわけである。2003年の優勝で祟りが終わった・・と思ったのは甘すぎたのであーる。サンダースさんだって、一年や二年ぐらい、祟り疲れすることもあるのである。
 
 2003年の優勝監督が中日出身の監督、それが名古屋近くの日本一の自動車メーカーが史上最高利益を挙げた翌年にまさかの失墜が、昨年の阪神タイガースパターンを踏襲しているのでは・・というのは、あまりにも穿ち過ぎた見方だろうか。アメリカ経済の破綻、否、世界経済そのものが昨年の阪神タイガースの急降下とあまりにも似ているとも思えてくるから不思議である。

上半身のみで、白かった姿は真っ黒に汚れてしまっています。下半身については、11日以降に捜索する予定だということです。阪神優勝のどさくさに紛れて人形が投げ込まれた翌年以降、タイガースは長期のスランプに陥り、虎ファンの間ではまことしやかに「カーネルおじさんを投げ込んだ『たたり』ではないか」ともささやかれました。

[From 広島ホームテレビ|ニュース]

 真っ黒に汚れてしまって痛々しい限りである。しかも、下半身が見つかっていないという。下半身はもちろん「下阪神」に通ずる。これがどのような示唆を含んでいるのかわからん。しかし、お歳を召しておられるとはいえ、カーネル・サンダースさん、24年、下半身無しではかなり男性として、忸怩たる思いをしておられるのが、想像できよう。

 まあ、しかし、日本は神の国である。幸い、有史以来、素戔嗚尊から菅原道真公、崇徳天皇、など、天変地異、凶悪な災いや祟りをもたらした神々は、きちんと神社に祭られしかるべきあれやこれやを行うと、祟りを行った強烈なパワーをそっくり「ご利益」の方に振り向け善男善女を救済してくれる有難いありがたい神様になられるわけで、24年ぶりに発見された「ご神体」、即刻、どこぞに神社作って、きちんとお祀りすることを、老婆心ながら、願うばかりである。
 
 これはなまじもう一つのプロ野球球団の問題ではない、日本全体、いや、世界全体の願いでもある筈である。全国八百万の阪神ファンの方々は神社設立のため定額給付金を差し出すべきであーる。

 (アホなこと書いてしもた、真に受けないように。シャレですから・・・と云いたいところだが、政府が下手な政策打つより、新しくなった甲子園内にカーネル・サンダース上神社(下神社は道頓堀)作って、試合前、選手とファン一同で「まんまんちゃーん」とお祈りした方が日本経済にご利益がありそうに思えてきたから、不思議だ)  

 

2009年3月9日月曜日

今さらのビヨンセ、今さらのスタラグ

 WBC日本負けるが、スワローズの林が好投したんで、嬉しい。野球においては、「日本」より「東京ヤクルトスワローズ」の方が遙かに好きなのでしゃあない。

 昨日、小川あさ美(嗚呼、昔、小川亜佐美が好きだったなぁ)のメチャクチャかっこエエ(しかも、爆笑できるのだ!!)_ダンスの影響で、ビヨンセの曲というか動画ばっか、YouTubeで探して聴きまくる。今さら、であるが、カッチョええ。まあ、こういうメジャー極まりない人はオレがわざわざ昼食代へつった金で、CD買ったりDVD買ったりせんでも、ナウでリッチなヤング諸君がどこぞのよからぬクラブの暗闇の中、ワケのわからんイラク人やらからワケのわからん植物クソ高い値段ふっかけられて買う金節約して買えばヨロシ、と思ってた。それに、アメリカのこーゆー人ちゅうのは歌は巧いダンスも凄い動きは敏捷リズム感抜群スタイルはええしオッパイもでかい、それにかてて加えてアメリカが全世界の貧乏人からかき集めた金と才能をふんだんに使って、こさえるもんだから、凄くてあたりまえ、カッコ良くてあたりまえ、で全然オモシロくないのであーる。
 あーるが。

 で、吃驚仰天したのは、下の動画である。


 

 「Baby Boy」、フツーにカッコええ曲で、まあ、こーゆー感じなのか、と素直に思っていたのだが、「Baby Boy」曲が終わった瞬間、鳥肌が立った。
 なんでならば、「ヘーイ」の叫びをきっかけに、じょんじょん、じょこじょこりん・・じょんじょんという暗く低い、しかし、オレの体、細胞、否DNAレベルまで染みついとるリディムを刻み始めたからだ。意外。あまりにも意外すぎる。

 
 
 そのリディムこそ、  スタラグである。スレンテンと共に1985年(実言うとスタラグの方が数年古いのであるが)、ジャマイカの音楽を根底からひっくり返してしもた恐らく人類が生み出した最強のリディムの一つである。上の動画では2分20秒あたり。このあたりまで、300メートルあった、ビヨンセとオレの距離が25センチあたりまで近づいた・・・いうか、その瞬間、299.75メートル、オレがビヨンセの方へ走って行ったわけであるが。

 ビヨンセ、そのおいしいおいしいリディムを使って、93年あたりジャマイカを席巻したチャカの「Muder She Wrote(ビヨンセは女だからMuder He Wrote) 」に流れ込み、ノリを持続させたまま、「Muder She Wrote」の元リディム「Bam Bam」(オリジナルはたぶん、1963年、メイタルズだ!)雪崩れ込む。
 かなり盛り上がったところで、クールに切り捨て、あっさり、「Ring The Alarm」にスウィッチ、まわりに兄ちゃんたちを這わせ踊らせながら、かなり変形したテナー・ソーの「Ring The Alarm」で、まとめあげる。

 もうちょい、低音をもっと、ぶーんぶーんさせてたらカッコええのになあ、とか思ったが、それは贅沢というもので、贅沢は敵だ。もっとがしゅんがしゅんした音聴きたければジャマイカの音楽の方聴けばいいのであーる。事実、今、オレは久々にテナー・ソー(http://www.youtube.com/watch?v=DWsKO0osyE0 あたり)聴いとる。日本に来たとき、サインしてもらっているのであーる。ビヨンセ、持ってねぇだろ。もう亡くなってしもたもんな。ざまあ、みやがれ。

 しかし、ビヨンセ、エラい!(オレ的には、何人であろう、ジャマイカの音楽やったらエラいのであーる)。

 他にも、今さら、であるが、DVD買うことにした。CDより遥かに安いのはどーゆーわけなのだ、とか野暮は云うまい。


"Live at Wembley (2pc) (Bonc) [DVD] [Import]" (Sony)


"Beyonce Experience Live [DVD] [Import]" (株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント)

 

2009年3月8日日曜日

何も言わん

 オープン戦、阪神に完封負け。
 日本、韓国に勝ってもたな。イチロー外しとったらエラいことになってたところや。

 今日はもう何も言わん。↓ しかし、久々に腹の底から笑いました。

2009年3月5日木曜日

三月五日

 先々週、クルマの5年目の車検だった。フロアマットが穴があいていたので、純正頼もうとしたが、高かったんでやんぴ。で、KAROのシザルという麻のヤツにしてみた。注文してから作るので、明日あたりようやっと出来上がってくる。あとやっぱりETCも遅ればせながらつけた。これも、オートバックス。なんちゃらキャンペーンやっていたので、1万円。但し一応外車なので、+2500円。しかし、エンジンかけるたんびに大声で「カードが入っていません」とか云うので、キレる。

 そろそろ、オープン戦が始まって今のところスワローズは調子いいみたいなのでほっとする。あくまでも今のところ。しかし、高井雄平、今年もあんまし良くないみたい(三年前からオレはスワローズの復活は高井雄平に託しとるのであーる)。
 あと、某球団の新外国人選手、しかし、メンチという名前、どうせ、
メンチ勝つやらメンチ斬る、とか今季の在阪スポーツ紙の一面をバカの一つ覚えみたいに踊らせそうな名前だ。しかし、太陽はどないしたんだろう。

  WBC、またも、中国相手にケッタイな試合しとったなあ。原にイチロー外す勇気あるやろか。

 なんか、またもスキャンダラスな政治的な話題が世を席巻しとるが、鳩山家の陰謀 、とかアホなことを考えてしまう今日この頃。
 そもそもが戦国時代、兄弟を徳川側と豊臣側にわけた戦国時代の真田家みたいでしょう。徳川豊臣、どっちが天下獲っても真田家は生き残るように。なんか知らんが、昨日から今日にかけての事件の事と次第によったら、下手すれば「党首」の可能性が出てきたんとちゃうか。与党の方の鳩山もなんか最近やたら存在感見せとるし。もし兄弟揃ってそれぞれの党の党首になりでもしたらオモロイやろなあ、次の選挙は。何の根拠もないから、念のため。しかし、どっちが兄で弟かは知らん。

 つうことで。昨日、重いネタだったんで、このぐらいで。

2009年3月4日水曜日

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程、観てしまう

 またも、寒くなってきた。
 ずいぶん、間が空いてしもたが、そもそも、このオレが、"実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 [DVD]" (若松孝二)ちゅうDVDの感想文を書こうというのが、あまりにも無謀というか。まあ、しゃあない、観てしもたのだから。
 

 だいたい、このDVD、見始めたはいいが、途中であんまりにあんまりなシーンが続いたもので、いったんやんぴして、二三日間を置いてあらためて、見返すというのがあった。
  遠山美枝子役の坂井真紀の場面が凄すぎるのである。
 それに、3時間はたっぷりある映画だし。
 
 まあ、さすがに連合赤軍にかなり近い位置におった監督ということで、一方的に美化し、英雄視するような内容かと、ちょっと心配したが、学生運動の歴史とかちゃんと挿入してあって、小さな点はひっかかるものの、まあ、そういうのはこっちで修正できる箇所ばかりで、まあ、思想的にフラットな方だと思う。  以前、同じ事件を扱った映画、高橋伴明の"光の雨 特別版 [DVD]" (高橋伴明)があくまでも、密室に閉じこもった人間たちのあれやこれやで終わってしまったのに対し(これはこれでオモロイ)、こっちは、60年安保からの学生運動左翼運動の歴史の中の事件として捉えることも可能で、視野が広い。

 あと、まあ、「光の雨」の方は永田洋子、こっちの「実録・・・」の方はなんといっても、遠山美枝子に、スポットライトが当たっているように思った。
 ともかく、この映画で描かれているようなことは日本人なら知っておいてもらいたい。

 まあ、それでも、やっぱり、やりきれない。やりきれない、のだが、しかし、もちろん、めちゃくちゃ、オモロイのである。不謹慎と思われようがしょうがない。
 仲間だった筈の人間を次から次へと断罪して、殺害していくわけであるが、他人の細かい細かい言動や態度、過去に遡ってまで、あげつらっては、「総括」する対象を見つけ出す永田洋子、その対象を次から次へと新手の「総括」の方法(かなりエゲツない)を考え出しては強要していく精神主義オンリーの森恒夫、このまるで夫婦漫才風コンピの良さ(実際、終わり頃、無理矢理に永田は坂口と別れ森と結婚してしまう)。正直に自己批判したら、即、総括というのがわかっているのに、尚かつ、自ら告白して、総括されて殺されてしまう(ダイレクトに処刑されてしまうヤツもいた)連中の健気なまでの正直さ真面目さ。

 まあ、なんやかんやあって、ようやっと残った数人が逃亡の末、あさま山荘にこもってようやっと、ホンマの敵、つまり機動隊やらと銃撃戦を始めるのであるが、変な話、ほっとした。救われた気がした。

 少数の人間で日本全体、いやひょっとしたら全世界にケンカ売ってしまうというムチャが底にあるわけであるが、ホンマに闘う前に、その少数の人間の中で、まず、「敵は己にあり」をやってしもうた。野村監督じゃないのである。

 学生運動がらみの映画とか書籍とか読んでいつも思うことがある。ホンマ、日本はラッキーだった。よくぞ、「革命」を失敗しといてくれた。万が一、彼らの革命が成功していたら、その後、理想の国家を作るために、おそらく、終わりのない粛正、ホロコーストが待ち受けていたに違いないからである。

 この事件があったのは、リアルタイムでは中学生、テレビにかじりつき、鉄球が山荘を破壊するシーンに熱狂し、後にリンチ事件が明るみに出てからは、クラスで「総括ごっこ」が流行したのであーる。まあ、「後の世代」としては、彼らがいくら真剣であろうが、彼らが大暴れしようがなんであろうが、何一つ成功しなかったし、その後の日本を、何一つ、いい方向へ持っていかなかった。リアルタイムでテレビ中継してるのを寝っ転がって観る限り、めちゃくちゃオモロかった。
 

 まあ、それにしても、謎は残る。
 なんで、東大医局員の待遇改善運動や学費値上げ反対運動、一大学の使途不明問題が、1年も経たずに大学相手に止まらず政府まで相手にした「革命」運動にまでおっぴろがり、やがては「世界革命」まで果てしなく目的がでかくなっていくのは、もう不思議でしょうがないのである。まあ、いろんな既存組織のあれやこれやがあったというが、やっぱ、そういう理屈じゃなく、時代のノリ、当時の若者の気持ちを支配していたノリとか、ワケのわからん「何か」と思いたい。
 

 この映画はシリアスなものになってしまった。まだまだ、事件に関して遠慮みたいなものがあるのかもしれない。まあ、本当にこの事件が、「総括」されたら、「ゴッドファーザー」やら「仁義なき戦い」並の オモシロいエンターテイメントとなりうる題材だと思う。

 http://ja.wikipedia.org/wiki/実録・連合赤軍_あさま山荘への道程

 http://ja.wikipedia.org/wiki/山岳ベース事件

 http://ja.wikipedia.org/wiki/あさま山荘事件

 http://ja.wikipedia.org/wiki/全共闘運動

 http://ja.wikipedia.org/wiki/新左翼_(日本)

 

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