2011年6月7日火曜日

叱られて・・・  2011/06/07

 またも、雨が降ったり晴れたり。
 大昔YouTubeにアップした沢知美の「モッカラ・ゴー・ゴー」、Toho.co.Ltdというところから、著作権侵害ちゅうことで怒られたそうで、無効になってしもた。引用ちゅう概念もないらしいので、まあ、しゃあない。これが3件続くとアカウントまで、削除されてまうんで、日本一小市民を目指すオレとしては、早速他のYouTubeにあげたヤツも削除の方向へ。

あなたの動画(モッカラ・ゴーゴー 沢知美)が権利を侵害しているとの通報を Toho Co., Ltd. から受けたため、この動画がアクセス不能になったことをお知らせします。

注意: 侵害行為を繰り返していると判断されたアカウントは、削除される場合があります。今後この侵害行為を避けるには、権利を所有していない動画をすべて削除してください。また、著作権を侵害する動画をアップロードしないでください。

詳しくは著作権に関するヒントをご覧ください。

この申し立てが誤っている、または当該コンテンツの使用許諾を得ているとお考えの場合は、異議申し立て通知を提出することもできます。

このページに記載されている手続きにより、著作権侵害に関して虚偽の申し立てや不誠実な申し立てを行った場合、国によっては法的に不利な結果になる可能性があります。

Sincerely,
- YouTube チーム

 ・・ちゅうことや。まさに仰るとおり、まあ、しゃあないわなぁ。

 
 モッカラ・ゴー・ゴーは下のDVDの「100発100中」に入っている。多分CD化は未だの筈。是非ともといいたいが、あの水着を取っ換え引っ換え歌う(口パクなのだろうが)シーンはやっぱ、スゴい。

"100発100中/100発100中 黄金の眼(DVDツインパック)" (福田純)

ツインパックのもう一つの「黄金の眼」のタイトルバックには、あの久美かおり(ザ・タイガースの映画にいつも出てた)が唄う「GoldenEye」という極めてカッチョいい曲が流れる。まあ、この曲は下のCDにも入っている。


"GO!CINEMANIA SERIES REEL8 STYLE TO KILL-殺しのスタイル-" (サントラ, 久美かおり)

 そいと、オレがYouTubeにあげたヤツの中では、アクセス数が異常に高かった「内田裕也とフラワーズ」のカッチョいいカッチョいいシーンはコント55号の「世紀の大弱点」より。この映画には、三浦恭子のカッチョいい「女は生きるために泣く」も入っている。


"コント55号 世紀の大弱点 [DVD]" (和田嘉訓)

 YouTubeでの著作権侵害という大それたことしでかした人間ということを度外視して云えば、東宝松竹東映日活大映新東宝と各映画会社が週替わりで映画作ってた頃、それらの中には、映画そのものの出来知名度に関係なく、数々の歌唱シーンや演奏シーンがあり、そこには歌謡曲的にはトンデモナイ貴重な映像が残っている筈で、ザッツ・エンターテイメント的にそれらのシーンばかり集めたDVDくらい出して欲しいものである。



 それはそうと、日活「紅の流れ星」、早くDVDにならんかなぁ。





2011年5月30日月曜日

こりゃイカン

 スワローズはまたあかんたれになってしもて。
 ハードディスク買うんでAmazonいろいろみてたら、何故か、歌謡曲のCDとこばっか見てしもうて、ついに青山ミチのポリドール時代のゴールデン☆ベストが出ていたんで興奮し、加速度がついて、中山千夏に、千賀かほるやら、思わずヨダレたらたらもんがごっそり、いつのまにか、売っていた。それら全部クリックしカートに入れ、ついそのまま、買ってしまうとナンボ何でもアカンので(過去、そいで、何度も痛い目にあいました、つい気がデカくなるのはなんでなんで?)、ワン・クッション置こうちゅうことで、今回は、欲しいCDのリストアップをすることにする。

 中山千夏と千賀かほると青山ミチはまあ、今日にでも注文するが、ほかは、まあ、おいおいと。

 あ、あ、あああ。それよりもなによりも、2TBのハードディスクが6,180円!もうココまで安くなったらDVDなんかイランなぁ。


"Western Digital Caviar Green 3.5inch 5400rpm 2TB 64MB SATA 3.0Gbps WD20EARS" (WESTERNDIGITAL)

 そいじゃ、リストアップだけ。中山千夏と青山ミチはもう待望の待望の、といっていい。青山ミチのは後期のクラウン時代のが随分前に出ておったのだが、やっぱ、1962年デビュー時からのポリドール時代ちゅうのは、今からもう聴きとうて聴きとうてタマラン。

 "ゴールデン☆ベスト 中山千夏" (中山千夏, デュークエイセス&中山千夏)

 

"ゴールデン☆ベスト 青山ミチ" (青山ミチ)


"千賀かほる ゴールデン☆ベスト" (千賀かほる)


"ゴールデン☆ベスト 伊東きよ子 シングル・コレクション" (伊東きよ子)


"ゴールデン☆ベスト" (荒木一郎)


"荒木一郎 プライム・ベスト" (荒木一郎)


"本間千代子 ゴールデン☆ベスト" (本間千代子)

 

天地総子のこんなのも出ている。

"天地総子と東京ブギウギ+8~天地総子コロムビア・イヤーズ~" (天地総子)

 あと、おおおおおおお! 辺見マリのオリジナル・アルバムが3点復刻しとるがな。


"マリとあなたの部屋+3" (辺見マリ)



"20才の女+1" (辺見マリ)


"太陽に走る女+真夜中のファンタジー+2" (辺見マリ)

 あと、悩ましいのが、西田佐知子のベスト・セレクションといしだあゆみのゴールデン☆ベスト。持っていない音源が1,2曲という感じだが、まあリストアップだけは。


"初めての街で~西田佐知子ベストセレクション~" (西田佐知子)


"ゴールデン☆ベスト" (いしだあゆみ)

 あと、まあ、6月発売なのだが、忘れるとアカンので、一応。


"潮風の季節~コンプリート・コレクション" (朋ひろこ・田代麻紀, 朋ひろこ, 田代麻紀)


"恋のチャンス~コンプリート・コレクション" (ポピーズ)

 

 ちゅうことで、まあ、忘れたら困るんで。リストアップだけ。


"PENTAX デジタルカメラ Optio NB1000 モノトーン ナノブロックボディ 1400万画素 27.5mm 光学4倍OPTIONB1000MT" (ペンタックス)

2011年5月15日日曜日

弘田三枝子のダーリン・オブ・ディスコティック

 毎日がバレンティン・デーてなもんで、ホンマ、頼りになります。横浜に3連勝して交流戦(スワローズ関連では主語を省略することがあります)。

 今だからこそ、こっそり告白するが、実は震災前あたりから、ピチカート・ファイブばっか聴いとった。あまりにもオレには似つかわしくない音楽なもんで、なんか、悪いことが起きないかと思っていたのだが・・・。謝って済む問題ではないが、一応、謝っておく。ごめんなさい。


 オレが音楽、かなり長い間聴いてこられた理由の一つに、たえず、音楽的な「仮想敵」をその時折時折に設定していたことがあると思う。変なクセだと思う。おそらく、そのようなクセは、パンクが出たての頃、風俗では「ヒッピー」、音楽ではヘヴィメタが「敵」と設定されていたことにあると思う。ジャマイカの音楽ばっか聴いてた頃、それはちょうど、「渋谷系」と呼ばれる、上っ面のオシャレ、軟弱・・ぶっちゃけ、東京私立高校東京私立高校した決して自分の手は汚さないでオイシイとこだけ持ってくようなふにゃけた感性そのもののような音楽が勃興しつつあったので、当然中年おっさんのオレの格好の「敵」になった。もちろん、「敵」ちゅうても、 小沢健二のコンサートにラジカセ持って乗り込んで、キング・タビーのダブ大音量で鳴らして邪魔するとかの過激な行動をとった、ということではない。単に遠ざけて生きていただけ。渋谷でも道玄坂界隈で働いて井の頭線のガード下で飲み深夜の円山町を通って帰宅する毎日だったので、大丈夫であったが。

 まあ、「敵」だった。「デトロイト・メタル・シティ」ほどではないかったにせよ。

 最近、何故か、ピチカート・ファイブの気の遠くなるようなアルバムを見かけるたんびに(ブックオフとか )手に入れ、聴いとった。
 10年、下手したら20年前の「音」である。リアルタイムで聴いたときの灰汁が見事とれてこともあるし、だいたい、オレ自身、このところ、樋口康雄a.k.a.ピコにぞっこんであり、それよりもなによりも、昭和歌謡のあまりにも太っ腹で節操のない音ばっか聴いてたせいもあり、耳が「汝の敵を愛せよ」的寛容さに満ちあふれていたことも見逃せない。

 かくして、10枚以上(ピチカート・ファイブはなぜか、大量にアルバムがある)集め、かたっぱしから聴いた。 野宮真貴の声はやっぱ好きになれないなあ、でも、「トゥイギー・トゥイギー~トゥイギー対ジェームズ・ポンド」みたいに、ハマればスゴいなあ、とか、ソニー時代の音の方が強いて言えば好きかなぁ、媚びまくった音だが、それを批判しようとしたら、ダサい、ちゅう戦略はやっぱ、スゴイなあ、とか・・・例によって例のごとく、小賢しいことを考えながら、聴き続けた。聴き続けたというより、「流していた」。

 そして、ついに。見つけた。
 いわゆる「オシャレな」音に野宮真貴のフツー極まりない退屈な声が「また恋に落ちた」とツラツラ続いていたので、油断していた。その瞬間、背筋がピーーーーーーんと伸び、伸びきって椅子から、ずり落ちた。


 弘田三枝子の声だ。
 しかも、最初からノりまくった弘田三枝子だ。
 かてて加えて、最初からノりまくった弘田三枝子がなおも、凶暴に暴れまくるのだ。 弘田三枝子のスゴさ、つまり、彼女の声がありとあらゆる音そのものを従え、とんでもないノりを次から次へと創りだしていくのだ。
 西暦2,000年の弘田三枝子だぜ!
 
 

 

 

"REMIXIES 2000" (ピチカート・ファイヴ)

1. the GROOVE ROOM:また恋におちてしまった~ダーリン・オブ・ディスコティック

 リミックス盤なので、9分以上ある曲だが、4分あたりから、弘田三枝子のダーリン・オブ・ディスコティックが始まるのだ。そいで、ズルしてそっからばっか聴いている。
 

6曲目の「パーフェクト・ワールド [A night at Organ b. MIX]/Remixed by Sunaga texperience」にも弘田三枝子がフューチャーされている。
 
  かくして、ピチカート・ファイブ病は終焉した。まあ、「仮想敵」とはいかないけど、まあ、「I Shot The Shelif」カバーしたエリック・クラプトン並か。

 (いつこんな曲出てたんだろう? アルバムで探したけど、見つからず、YouTubeでは次の2つ。最初のとはアレンジが違い、動画のある方が近い)
 


2011年4月28日木曜日

9連勝!

讀売に三連勝。新人の沢村くんとやら、には申し訳ないが、これがプロの世界というもんである。
 9連勝。9回も続けて勝つなんて・・・シアワセ過ぎて怖い・・・この昭和歌謡の重要なテーマのひとつをひしひしと感じ取ります。
 願わくば、明日も、このシアワセが続きますように。


"Panasonic デジタル一眼カメラ GF2 レンズキット(14mm/F2.5パンケーキレンズ付属) フルハイビジョンムービー一眼 エスプリブラック DMC-GF2 C-K" (パナソニック)

2011年4月26日火曜日

四月二十六日

 スワローズ、七連勝。まあ、今日は相手が相手なので、嬉しい。「飼い犬に噛まれた」とか、言っているようだが。やっぱ、野球はマウンド上では9人対9人でやって貰えたので、嬉しい。気をつけんと、試合の途中、ふと気がつくと、審判全員が讀賣のユニフォーム着ていることもあるのだ。

 七連勝で当然首位のまんま。嬉しいので、スポーツニュースはしごした。明日の朝、喫茶店行って、モーニングの茹で卵剥きながら、スポーツ紙のはしごという喜びもある。まあ、「糠喜び」ちゅうの、もうちょっとさせてやってくださいな。

 それはそうと、新聞の週刊誌の広告からだけだが、あの「広瀬隆」がまたぞろ復権してきたみたい。エラいことになるぞ。 もう、しらないっと。

 そして、オレには言う資格がないのだが、田中好子さんが亡くなってしまった、合掌。当時、ほんま、意識的に無視しないと、いや、したところで、恐るべき事に、彼女たちの主だったヒット曲だけにしろ、今、そらで唄えてしまうのが、哀しい。女優としては、下手すれば、日本芸能史上、数えるほどしかいない、「実年齢に相応した役」が、これから先もずーーーーーっと、できる方だったんで、惜しい。
 
 

"GOLDEN☆BEST キャンディーズ コンプリート・シングルコレクション" (キャンディーズ)

2011年4月24日日曜日

首位奪還

 まさかの首位である(主語がないが、東京ヤクルトスワローズが主語の場合、省略することがあります)。
 瞬間最大風速的な首位かもしれんが、素直に喜びたい。
 開幕三連敗したんで、またもや、昨年の悪夢がよみがえって、また監督代行とかなるんかいな、とかよからなぬことを考えていたがこの始末である。だから、スワローズファンはやめられまへん。ふぁっはっは。
 しかし、斎藤佑樹はスゴいのう。打たれても打たれても勝ちよる。

 このところ、震災の影響でテレビ番組がクソで、とくにCMみるたんび、拷問みたいに苦痛になったので、スナオにテレビみるのやんぴして、レンタルDVD借りたり、ついにはケーブルの時代劇専用チャンネルを視てたりしてた。 北大路欣也の「地獄の辰捕物控」にはハマった。ケッタイな番組で、主人公の女房役が大原麗子なのだが、なぜか、初回あたりに早々と失踪してしまい、以降殆ど出てこないので、ガッカリしたが、五十嵐じゅんがカワイかったのと、北村栄三の渋い、とっつあんぶり、あとはやっぱ、ストーリーが東映東映していて、つまり、最初極悪非道の連中が極悪非道やったあげく、最後、北大路欣也に暴れまくってやっつけられるんで、オモロかった。

 まあ、久しぶりの更新なんで、今日はこのくらいで。

2011年3月15日火曜日

怒ってもいい頃

 「大人の千羽鶴」・・・日本人、いや人類もまだ捨てたもんやないなあ。

 それにつけても、あー腹がたつ腹がたつ。さすがに、政府や東電とかは、所詮人間がすること、腹がたてることはもうなくなったが(ウソ)、地球!おまえじゃ、一番腹がたつのは。今回の件は、人類ゆえにお人よしなんで、はっきり言わへんけど、地球が全面的に悪い。100%悪い。人類みんな心の底ではそう思てる筈や。反省しとんのか、ぼけ。
 人類かて、 そりゃ悪いとこあるかもしれんが、ここまで、酷いことはないで。カワイイもんじゃ、地球に比べたら。地球、アホボケカス、何考えとんじゃ、このあほんだら、空気読めんのか、エエ年こいて。おまえにとって、ちょっとした気まぐれみたいなことかもしれんが、人類とか動物とか植物とかは、大迷惑なんじゃ、ぼけ。ちょとは考えて行動せんかい。十六年前といい、今回といい、もうガマンできん。


 あと1000年は津波とマグネチュード8以上の地震起こすな、プレートがズレたとか情けない言い訳すんな、ぼけ。
 都市部では、震度換算で6以上起こすな、ぼけ(というてるそばから、震度6の地震また起こしやがった、売ってんのかボケカス!)。
 CO2ちょっと増えたからちゅうて、思春期の女の子みたいな底意地の悪いイジワルすんのやめぇ、いくつになったちゅうねん。
 だいたい、何億年かしらんが、図体だけでかく、なーんも考えんと生きとるからこうなんねん。今からでも遅ない。
 ええ気になっとったら、他にも、水金火木土天海冥、小惑星、太陽系にはまだなんぼでも惑星あるんじゃ。 引っ越すぞ。

 ・・・・山とか海とか川とか行ったら、必ず、どこぞで立ちションしたる、山登ったらヤッホーの代わりにアホと叫んだる・・・・てなアホなこと、阪神大震災の2,3日経った頃、何故か、腹が立って腹が立って、どうしようもなくなったとき、こうやって、地震そのものに対して怒ってみたら、ほんのチョッとだけスッキリしました。ま、すぐ、現実に引き戻されるけど。地球を憎んで人、特にご自分を憎まずといいます。

 地球のアホ、負けへんでぇ。何代かかっても、いつかは必ず勝ったるでぇ・・・やっぱ、人類として生まれた以上、地球に始終ケンカ売ってる覚悟でこれからも、生きていきたいものです。でも、明日、鶴二羽、はちょっとシンドイかなあ。

   

2011年3月10日木曜日

まぁ、うかつでした

 げ。3月最初の更新か。カートリッジの聴き比べ、ちゅうのをやったら、収拾つかんようになってもた。

 民主党ネタは疲れる。誰か一人ぐらいマシなヤツはおらんのか。政権取った途端、みんな揃ってバカになったのは、不思議である。
 今回、竹島、売り飛ばす、というより、そもそもウチの国から無かったことにしようとしたアホな議員、ウチの選挙区の人やんけ。選挙中、選挙カー何故か、うちの近所にはまわってこないので、入れたこと無いが、二人区なので、自民とセットで、デフォルトで受かってしまうのだ。こんなん、国会議員にしたのは、選挙民の責任ですわ。すんまへん、アホな議員出してしもて。
 いや、もし、それがちゃんとした信念があって、その信念に命かける、ぐらいの気持ちを持っての共同宣言ならまだしも、早速苦し紛れの言い訳して、「まぁ、うかつでした」やもんなあ。情けない。ちゅうか、それやったら、ロシアや中国行こうもんなら、「まぁ、うかつでした」で、あの島この島関係で同様の共同宣言して来る、ちゅうことになる。そいで、アメリカ行ったら、国毎・・・。

 売国奴、ちゅうのは褒め言葉、ちゅうのが初めてわかった。だって、売るならこっちも何かもらってくるわけやもんな。

2011年2月26日土曜日

聴いたアナログ ザ・フー「四重人格」

 ザ・フーの「四重人格」、聴く。
もちろん、映画「さらば青春の光」原作アルバムである。
 高校時代買ったものだ、
 30年以上は経ったアナログでも、フツーに聴けるから不思議である。もちろん、当時つけたレコードの「傷」もブチブチいうが、あんまし気にならない。当時聴きまくったのでCDで改めて聴く気にならず、この2枚組、通して聴くのは、だから、30年ぶりぐらいだ。やはり、スカっとした。あたりまえであるが、トミーなんかよりずっとずっと好きである。

 しかし、もっと腹が立つのは。

 Amazonの

"四重人格" (ザ・フー)

四重人格
ザ・フー | 形式: CD
5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (26件のカスタマーレビュー)

[From Amazon.co.jp: 四重人格: ザ・フー: 音楽]
 Amazonの評価、26人の殆どが★5つということである。実際カスタマーレビュー読めば、絶賛の嵐だ。
 ・・・・・ウソやろ?
 映画「さらば青春の光」と一緒くたにしとるんとちゃうか?
 ザ・フーやぞ。
 ザ・フーに雇われたサクラじゃないとしたら、日本も捨てたもんやない。GDP3位でも、民主党が幼稚園児みたいな政治しようが、日本は大丈夫である。 ちっ!30年ほど生まれるのが早すぎたぜ!

  高校時代、当時のいわゆる「クソ」アルバムのひとつである。

 友人に貸したらたいていは一泊で帰ってきた。ワケがわからない、というのが理由である。四重人格がメンバー四人を象徴しており、しかも、アルバムにはそれぞれ、テーマの曲があり、最後の曲ではその4つの曲がいり混じってひとつになる。それを裏打ちするため、かなり複雑なおはなしがついており(映画「さらば青春の光」観てなかったら、ナンノコッチャさっぱりワカランし、今読み返してもやっぱ、ワケわからん)、親切丁寧にもその「おはなし」をもとにした、ぶあつい写真集がついておる。これも、その「おはなし」をフォーローするどころか、余計ワケわからん状態にし、その上、音楽聴きながら、歌詞カードの和訳とかに目を通そうもんなら、完全にアウトである。

 オレの友人たちは、それにごまかされてしもたのだろう。ザ・フー一流の「ハッタリ」にひっかったのであーる。
 オレはキンクスの「プリザベーションACT1」と「ACT2」で鍛えられていたのだが、みんな、ジョン・レノンやらピンク・フロイドやら聴いてたため、意味がありそうなアルバムはその意味も理解しないとアカンねんというのにとらわれていたのであろう。ザ・フーちゅうたら、音だけ、或いは、気に入った曲だけ、を聴けばそいで、エエのだ。ザ・フーは中身あるようで実はない。ただ、大音量で聴けば、気持ちエエように作っている。気持ちエエように感じへん人はあっち行って、ちゅうわけや。レッド・ツェッペリンやストーンズみたいに、「これであかんのやったら、こういうのはどうでっか」的親切じゃないのだ。

  後半、いつ、藤山寛美がベスパ乗ってベルボーイマジメにやっているスティングの前に現れ、「人生双六、あんたの勝ちやったなあ」とに云うか、心配したほど、松竹新喜劇度が高かった人情モッズ映画「さらば青春の光」が公開される6年前だ。仕方ない。

"松竹新喜劇 藤山寛美 人生双六 [DVD]" (松竹ホームビデオ)

 (オチがつけられへんので、4,700円のNumark CS-1が一生懸命、「四重人格」をトレースしとるとこ、CS-1レコードに映っているとこ、カッコええやろ?)

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