芸者と遊び―日本的サロン文化の盛衰 (新書)
サムライ・ノングラータ I (文庫)
サムライ・ノングラータII (文庫)
Hotwax presents 歌謡曲名曲名盤ガイド 1960’s 1960-1969
愛と苦悩の日記: フランスの人気実力派歌手ナターシャ・サン=ピエール(Natasha St-Pier)
さよならを教えて (フランソワーズ・アルディ) 歌詞・訳詞など
『さよならを教えて』は Jack Gold 作曲 Arnold Goland作詞の作品でヴェラ・リン(Vera Lynn)が1954年に歌った It Hurts To Say Goodbye のカバーです。
珍しく、昨夜突然ネットに繋がらなくなった。何かよくわからん。書庫(物置とも云う)より、小林信彦の本ごそっと引っ張り出したりしていた。ぶりかえしそう
週末、買ったまま、読むたんびに気が重くなり、読み切れなかったノモンハンの夏根性で読んだ。山本七平とか読んでたので、ある程度は予想できていたものの、やはり、しんどい。
昭和天皇、ドイツのヒトラー、ソ連のスターリンとかのちゃんとキャラが立った歴史上の人物に混じって、キャラの上では、もう一人、彼らに優るとも劣らないキツーい人物が登場する。参謀にしか過ぎない人物だが、ひっかきまわしまくる。何なんだ?というぐらいだ。普通こういう人物がフィクションに出てきたら、オレなんか、惚れてしまうタイプなんだが、今回ばかりは逆だ、著者同様腹が立ってなんの。戦前は「言論の自由」がなかったらしいが、きっちり、参謀にすぎない一個人が「戦争の自由」を行使しとる。普通は国家単位やろが・・
前の戦争は、ともかく、大雑把に捉えられすぎ。細部をみていくと、なんも、今と変わっていないことがわかる。ボロクソ云うまでもない代わりに、賛美するまでもない。
たかじんの番組で、竹島問題、自衛隊で海上封鎖せい、とか灘高出身の某オッサンが云ってた。
軟弱シリーズ、その2。
ベル・エポック〜トワ・エ・モアの良き時代
トワ・エ・モア。
表題のはベスト盤。他にもいっぱいベスト盤出ているが「白い波」が入っているから選んだに過ぎない。23曲も入って、そんなに高く無かったし。
トワ・エ・モアである。・モワなのかもしれん。
無害無菌清潔感いっぱいの山室(白鳥)英美子・芥川澄夫のデュオ。1969年デビュー1973年解散。
オレが勝手に類推するに、「ロック」を「GS」にして売り出したように、当時のフォーク、小汚くむさ苦しくラリってたりヤバいことばかりしていたりしたので、お茶の間向けに、安全にフォークっぽさを楽しめるようにしたのではないか。
その線で大成功だった。。紅白に2回出ているし、札幌オリンピック公式ソングもやっている。
そんなことはどうでもええ。
「白い波」という曲だ、最初やられたのは。
もう、めちゃくちゃカッコ良くて。
「東京ボサノヴァラウンジ」というコンピレーションアルバムに入っていた。
渡辺貞夫作曲の和製「ボサノバ」。トワ・エ・モアだけじゃなく、ヒデとロザンナの前身ヒデとユキというデュエットもやってるそうだが、そっちは聴いたこと無い。
この頃(1970年あたり)のこの手の曲、今の今まで誰にも責められなかった「ツボ」がオレの中にあったらしく、この曲を耳にしたとたん、一発で、もうメロメロである。
デュエットとは良く考えたモンで、おるかおらんかわからん、男の声が、かすかに聞こえているというのが、また、ええのである。白鳥英美子単独だと、オレにはしんどいかもしれん。
「美しい星」やら「地球は回るよ」とか大きく地球を主語にした曲もええ。あとボサノバ調の「誰かのために」という曲も1970年っぽくて好きだ。「白い波」より今は好きかもしれん。
オレが好きになるだけあって、やっぱし、どっか、胡散臭さがあるわけで、、「美しい星」をオリジナルの「赤い鳥」のシンプルな方と比べると、やっぱ、ぎたぎたした腹黒な野望が見え隠れするのだが、森山良子ほどではない。
70年代半ば、同じ路線で、うじゃうじゃ出てくるが、それは「ニューミュージック」という新しいジャンルになる。
あくまでも、個人的な見解だろうが、やっぱ、トワ・エ・モアと云えども、自閉的な「ニューミュージック」に比べたら、歌謡曲界に身を置いてしまった以上、いろんな曲やらされているわけで。オレとしては、そっちをとりたいなあ、やっぱ。
ある日突然、軟弱サウンドに目覚めてしまった。