2011年9月15日木曜日

バカ走り

 まあ、どうにかこうにか、今日も勝った。

ヤクルト・青木が決勝打 「打席にいても一人じゃない感覚がある」 (スポーツナビ) - Yahoo!ニュース: "最後までみんなで粘って回してくれたので、何とかしようという気持ちだけで打ちました。それまで打ってなかったので、『今日はこのために試合に出てるんだ』と考えていました。 (タイムリーは)最高ですね。価値のあるヒットだと思いますし、これからもこういうヒットをもっと打ちたいです。  ベンチの中でも『次に、次に!』という声が出ていて、みんなに浸透しているから、打席にいても一人じゃない、みんなで戦っている感覚があります」 "



打席にいても、一人じゃない・・・エエ言葉や。  

最近は土日ちゅうてもなんやかんやあって、なんやかんやせなあかんことが多く、地道になんやかんやしとるのだが、あんまし、クルマでどっか以前みたいに行けない。
 今日の午後、ひさびさに時間が空いたので、クルマでバカ走り。バカ走りちゅうても、バカみたいにばんばんに走る、ちゅうやつではなく、単に、目的地もなく、単にだらだら、たらたら、クルマを走らせる、ちゅうやつで、時間とガソリンの、完璧なムダ遣いだ。まあ、地球に厳しい温暖化推進走りと云えよう(ガソリン代は気にします)。だいたい、地球にやさしい、とか言い始めてから、大地震大津波大雨大洪水の連続じゃないか。ここいらで、ビシッと地球には厳しいしとかなあかん。


   

いつもなら、音楽聴くのだが、昨日、ひさびさに大音量でダブ聴いたもんで、今日耳日曜、ちゅうやつだ。まあ、やっぱ、耳が疲れとる。
 175号線、ずっと北上し、春日インターで舞鶴自動車道のって戻り、中国自動車道の吉川インター降りて、箕谷に抜ける道で、ちょびっとだけ、山走りのまね事した程度。でも、混んでたので、大人しいものである。
 今は収穫が終わったのか、そこいらの田んぼで藁とか焼いていて、その薫りが、気持ちエエ。
 走行距離200キロほど、時間は4時間ほど。しかし、175号線、道が良くなったのはいいが、大規模電気量販店、イオングループ、おなじみの全国チェーンのファミレス、廻る寿司、牛丼屋、ドーナツ屋、そして、ハンバーガー屋ばっか。あとコンビニは信号毎にあるのかと思うぐらい。
 クソ婆としか云いようのないばばあが記憶に残るほど不味いコーヒー(だって作り置きだもん)だらだら持ってくるような、道路脇にあった喫茶店がどんどん淘汰され、その分、ストレス(「こんなマズいコーヒー、10分も待たせて500円も取りやがって!」)は減ったが、クルマ2時間走らせて、コンビニ入ってC1000タケダ飲んでもなあ。わざと脇道に逸れたら、いいのだろうが。

2011年9月14日水曜日

今日の気分は、ダブ。

 スワローズ、また、勝つ。チーム状態、正直、投手力も打撃も落ちているのだ。でも、どうにかしても、勝っている。

 首相の所信表明があったそうであるが、まあ、さすがに飽きた。民主党、ちゅうのは、政権担当能力、単純に自民党が100としたら、まだ60ぐらいな感じがする。こればっかは、単純に、政権担当して、まだ日が浅く、「新入生」もしくは「新入社員」レベル、ということだけだ。61を狙い、次は62という具合にやれば良いものを、鳩山由紀夫や菅直人みたいに、イキナリ、120をやるとハッタリかまし、60の力のまま、やろうとするから、アカンかった。今度はどうなるのか。

で、久々に音楽の話題。 久々にジャマイカの音楽だ。オレはiTunesで買った(このリンクiTunesMusicStoreへ行く筈)で買ったのだが、アナログでちゃんと出ている。

Jamming in the Street [12 inch Analog] [Single, EP, Import, From US]

 

なんで、こんなスゴイのが、今頃出ているのだ! 
   なんか、イヤになってくる。

 自慢でもなんでもないが、ジャマイカの音楽に関しては膨大な金と膨大な時間と膨大な体力を今まで使ったおかげで、ちょっとやそっとのことは耐性が出来ており、100曲ぐらいぶっ続けに聴いても、口を半開きにして、肩の力を抜き、手足ぶらんぶらん状態で鼻水のひとつ、よだれの一雫ぐらい垂れ流しても気がつかないぐらい、なーんも考えんと(ウソ、ちょっとスケベなことを妄想したりすることもある)頭頂部から、気化した脳細胞がゆっくり抜けていく心地よさを感じたまんま、という「境地」に達したと思っていたのだが。

 シュガー・マイノットの「ジャミング・イン・ザ・ストリート」の単なるロングバージョンと思い油断してたら、B面(iTunesで買ったら2曲目)のダブ・バージョン(jamming by BlackRootsPlayers)に入った瞬間、背筋がピーーーーーんと伸び、カツと目が見開き、よだれまみれの口はぎゅっと閉じ、弛みきった頬はぎゅっと詰まり、すぐさま、ど低音が出るテクニクスのRP-DH1200をかぶり、ヘッドフォンプラグを差し込み、iTunesとMacのヴォリューム最大にして、左右の手でそれぞれヘッドフォンを両耳にくっつけ、ひとつの音、ひとつのノイズ、ひとつの無音状態も聞き逃すかと集中してしもたがな。しばらくは、何かを覚えたてのサルのように、曲が終わったら、また最初から、曲が終わったら、また最初から、という永遠ループ。

 いきなり、テープエコー特有の処理間違えたとしか思えない音の塊から、キーボードのとぼけた感じのリズムが抜き出で、しばらくしたら、正確に刻むベースが現れ、ああ、このベース頼りにしていったれ、と思った刹那、クソデカい音でドラムのハイハット、ウルサいし耳痛い、それに輪をかけるようにさっきのキーボードが入り、ちゃんとベースは健気にそいでもリズムを刻み続けている。しばらくハイハットとキーボードでメチャクチャやったあと、ダブ特有のエコーしつつフェイドアウトやら、びりばりびりばりと破れるようなひどいノイズがまじり・・・(ダブを文章で表現しても、まあ、いかに無意味か)。ウルサいし、ひどい音だし、音域のレンジ、多分狭いし、フツーにノイズのっているし、テープ、ハサミで切って継ぎ足したとこ丸わかりだし、下手したら、やっつけ仕事の上、手抜き仕事かもしれん。かもしれん・・じゃなくそうなのだろう。

  しかし、悔しいことに、気持ちいい。フツーの人が聞いたら、多分、騒音にしか聞こえんだろうが、もっともっと大音量で聴きたくなってくるわけだ。まあ、ダブに関して、唯一オレが云えるのは、もっと大きな音で聴きたくなるのが、良いダブでっせ、ちゅうこと。エンジニアが誰それスタジオがどこちゅうのは、
 ダブ、ちゅうのは、ホンマ、不思議である。ダブをダブとして研究してそっからテクニックとしていろんな手法を抜き出して、練習して、でも出来るのだろうが、それが完璧いったとしても、じゃ、気持ちいい音なのかどうかは、また別問題なわけで・・まあ、不思議である。  
 ちゅうか、なんで、こんなスゴイの、まだまだ、どこぞにいっぱいあるんとちゃうか、と思っただけで、気が遠くなる。せっかく更正し、アイドリング!!!のファンになって、地道に人生歩もうと思ったのに。

ダブ - Wikipedia: "1968年頃、ジャマイカの音楽エンジニアキング・タビーがサウンド・システム用のボーカル抜きのトラック(ヴァージョン)を製作する過程で偶然発明したとされる[1]。しかし、リー・ペリーまたは、エロール・トンプソンがダブの発明者であるという説もある。 ダブは本来ボーカル入りの楽曲を加工したものだが、発表される場合は歌手ではなくエンジニア名義であることが多い。1973年に発売されたリー・ペリー『Blackboard Jungle Dub』、もしくはインパクト・オールスターズ『Java Java Java』が初のダブ・アルバムである[2]。 "

2011年9月11日日曜日

ヤクルト、阪神3タテで6連勝! - 野球 - SANSPO.COM

ヤクルト、阪神3タテで6連勝! - 野球 - SANSPO.COM: "ヤクルト、阪神3タテで6連勝!"

たった、3安打で勝っちゃった。三日前、3連敗だけはせんといて欲しいと、思った3連戦だったが、3連勝するなんて。うれしい。

しかも、宮本、さすがに、ちゃんとしとる。「力の差で3連勝したとは思っていない・・」なんて、フツーの選手には云えないよ。スワローズファンでよかった。

ヤクルト・宮本、阪神戦3連勝も「力の差だとは思ってない」 (スポーツナビ) - Yahoo!ニュース: "  以下は宮本慎也のコメント。 「(先制打は)落ちてくれ、という一心で走った。良い3連戦だったと思う。これで優勝なら最高だけど。ただ、流れは簡単に変わるので。相手に関係なく、できることをみんなでやっていきたい。 (阪神に)力の差で3連勝したとは思ってないので。先を見ずに一戦一戦、みんなで力を合わせていきたい」"

  小松左京の処女長編「日本アパッチ族」の感想文書こうと思ったが、後日。やっぱ、スゴイわ。久々に知的興奮と食欲増進、爽快感を小説から味わった。こうなると、「明日泥棒」も読み返したくなったが、どこへいったやら(「日本アパッチ族」は探したが結局、本棚ひっくり返して部屋中探したのだが、本棚ひっくり返しただけに終わり、結局、見つからず、ブックオフやそれに類する本屋廻って、3軒目、文庫105円で手に入れた)。

2011年9月10日土曜日

さっすがぁ、館山

復帰戦で虎止めた!ヤクルト・館山が9勝目 (サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース: "復帰戦で虎止めた!ヤクルト・館山が9勝目"

由規が故障し、血行障害が良くなったばかりの館山が戻ってきたというものの、今季、3勝10敗と大きく負け越してて、しかも、連勝中で調子づいている阪神相手でどうなるかと、思ったのだが、苦しいところで、ふんばって、勝つことができた。久古もカッチョ良かった!

 しかし、われわれ東京ヤクルトスワローズファンが、見習わねばならないのは、たとえ、負けた試合でも下のような超プラス思考であろう。それも軽くエラー4つもしちゃう守備、病み上がりの投手を打てない打線を責めるよりも、ちゃんと重箱の隅をつつきひっくりかえしても、なんとか長所をほじくり出して褒める、まさに、明日につながる記事である。やっぱ、人気があり華やかな球団は違う。

虎・新井、完全復活先制弾!難敵館山撃ち (1/2ページ) - 野球 - SANSPO.COM: "虎・新井、完全復活先制弾!難敵館山撃ち"

阪神・金本、執念の一打!紙一重実らず… - 野球 - SANSPO.COM: "阪神・金本、執念の一打!紙一重実らず…"

虎・桧山、見せ場つくった!キッチリ仕事打 - 野球 - SANSPO.COM: "虎・桧山、見せ場つくった!キッチリ仕事打"


 極めつけは下の記事であろう。
 いくら名監督として後世に長く語り継がれるであろう監督ですら、そりゃ相手に「丸裸されていた」では勝てない。今季、100%完璧に選手の人心掌握でき、100%完璧な采配でファンの絶大なる信頼を得る監督でも、まあ、しょうがないことである。打たれた投手が悪いわけでもない、打線が悪いわけではない、エラー四つしかしない守備が悪いわけでも無い捕手が悪いわけでも無い、ましてやコーチ陣や監督が悪いわけでは無い、なのに、今日なんで負けたのだろう、そうだ、相手チームがきっとスパイしているに違いない・・・と考える方がよりプラス思考である。こういう記事があれば、高田前監督や古田前監督、救われたにちがいない、いや、今、尾花監督にこそこうした記事がひとつでもあれば・・。まさに、明日につながる記事である。

衝撃の敗因!真弓虎、丸裸にされてた (1/2ページ) - 野球 - SANSPO.COM: "衝撃の敗因!真弓虎、丸裸にされてた"


 まあ、わりと東京ヤクルトスワローズの記事が多いサンスポですら、この有様である。関西の報知新聞を含む他のスポーツ紙も推して図るべしである。
 ポジティブ思考、ちゅうやつがオレが大キライな理由がちょっとは理解していただけただろうか。

2011年9月9日金曜日

4時間33分

プロ野球タイ記録…両軍合わせて15投手登板 (スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース: " 横浜―ヤクルト戦は横浜8人、ヤクルト7人の計15投手が登板。9回試合で両軍合計15人登板は07年7月11日楽天―ソフトバンク戦で楽天8人、ソフトバンク7人と起用したのに並ぶプロ野球タイ記録。 "

 なんか、上のような記事をみると、ほんま、「どじょう野球」呼ばわりされても、しゃあないのとちゃうか、と思えてくるから不思議である。4時間33分もかかっとる。まあ、勝ってくれたらエエ。横浜3連勝。次は・・・相性の悪い球団相手だから、調子づかせることのないように、祈るばかりである。まあ、3連敗しても、まだ、1ゲーム差で首位と余裕を持って・・持たれへんやろなぁ。しかし、どぜうが久しぶりに食いたくなってきた。

2011年9月7日水曜日

どじょう野球?

燕・小川監督“どじょう野球”送りバント4度 - 野球 - SANSPO.COM: "燕・小川監督“どじょう野球”送りバント4度"

贔屓のチームが勝ち、翌朝、喫茶店でモーニング食いながら、スポーツ紙を広げ、ニヤニヤしながら、該当の記事(関西のスポーツ紙ゆえ、かなり念入りに探さなアカンちゅうのはデフォルト)を見る、ちゅうのは、オッサンにならんんとわからん悦びのひとつであるのだが、「どじょう野球」ちゅうのはなぁ。今の政権、大キライなのだが・・・まあ・・・と、思えば、そのスケベ笑いにしか見えない「ニヤニヤ」を一瞬にして凍てつかせる下のような記事があったりするわけで、人生、まさに山あり谷あり、である。

巨人・渡辺会長、ヤクルトファン!? - 野球 - SANSPO.COM: " 巨人の渡辺球団会長が6日、都内で取材に応じ、独特の言い回しでヤクルトとのマッチレースを望んだ。中日に勝利したものの、首位ヤクルトとのゲーム差は3のまま。「中日が勝つよりはヤクルトが勝ったほうがいい。ヤクルトファンだから。澄さん(ヤクルトの堀澄也オーナー)とオレ、親しいんだよ。巨人が勝てないなら、ヤクルトが勝ってください、というのがオレの心境だから」とまくし立てた。"

 ころっと忘れとった。ナベツネこそは「讀売の最終兵器」だった。ナベツネ、喜ばしたくない・・・。こんな攻撃してくるとはなぁ。敵ながらあっぱれ、ちゅうとこか。あと・・・菅直人や鳩山由紀夫がスワローズファンやったら、どうしよう?!

2011年9月3日土曜日

九月二日台風接近中

 

 台風接近中。台風、この分やったら、まっすぐ神戸来そうやんけ。

   

 東京ヤクルトスワローズ、勝つ。昨日は3安打、今日は6安打、打線はあいかわらず、不調だが、なんとか、勝てるようになってきた。

 

 一期生時代のアイドリング!!!ばっか観ていたら、フツーの音楽も聴けるようになってきた。さすがに、このところ、音楽に「飽き」てきた、或いは、「ケリ」がついた、感じがしてたが、また、興味が戻ってきた。「NA・GA・Ra」がカッコ良すぎたもんな。石川や 浜の真砂は 尽きるとも、世にカッコ良さの種は尽きまじ・・・ちゅうやつだ。カッコええ音楽はまだまだ、あるんだろう。オレにとっての「カッコええ音楽」というのが、昭和40年代の青山ミチだったり、80年代前半のレゲエだったり、70年代前半のキンクスだったりするのが、アレだが。
 ApogeeのDuetから、ちゃんと音が出て来るようになったし、「音楽の感想文ブログ」に戻れるかもしれん。


2011年9月1日木曜日

ApogeeのDuetが正式にLion対応

昨日、半日ほどかけて、「裏技」をやってみたのだが・・・
今朝、ApogeeのDuetが正式にLion対応となった。詳細は下記リンク先で。


Apogee Electronics > Downloads: "Duet"

2011年8月31日水曜日

8月31日

 しかし、アイドリング!!!だけでもあれだけ歴史があるというのに、AKB48とか、ほれ、なんちゅうの、なんちゃらZちゅうの、とかになると、どれだけ、歴史があり、どれだけ、伝説があるのか、気が遠くなってくる。
 まあ、「ぺしゃぽう」や「べろべろばー」だけで否応なく、暴力的に場を爆笑の渦に巻きこむという天才は、おらんと思うが・・・。


 ・・・・・またもや神宮球場方面で非常に不幸な出来事が起きたようである。でも、ぜいたくは敵である。まだ、首位。
どうでもいいことかもしれんが、OSX10.7 Lionにしてから、どうも、調子が悪いというか。まあ、OSのアップデートだから、使えなくなるアプリがかなりでているというのは、しゃあないことだとしても、
  特にオーディオがらみで、数々の試行錯誤を経て、オーディオインターフェース、クソ高いApogeeDuetでようやっと落ち着いたというのに、これが、使えん。使えることは使えるのだが、

 ・ 音量の調節ができん
 ・ ワケのわからんタイミングで音そのものがでなくなる
かなり致命的である。
 メーカーのHPに行くと、案の定、なんかDuet2というのが出てもう、型落ちしとるのは、まあ、しゃあないとして。
IF YOUR PRODUCT IS NOT COMPATIBLE - WAIT TO UPDATE
[From Apogee OS X Lion update guide and compatibility overview]

まあ、Lionインストール終わってからこういうの見ても、覆水盆に返らず、ちゅうやつで、ホンマ、困る。そいでも、8月中のドライバーアップデートがアナウンスされているので、じっくり待っていたが、まあ、今日の時点でもまだ、アップデーターが出ていない。で、いろいろ調べてみたら、下のようなやり方が紹介されていた。
<バイパス方法>
1.アクティビティモニタを起動
2.プロセス名でDuetDaemonを探して選択
3.強制終了ボタンを2回押して終了する
(その後、Duet Daemonは再起動されますがそれでOKです)
[From てん音探検隊: 第一世代のApogee Duetを、8月にアップデータが出るまでMac OS X Lionで動かす方法]
ちょっと、面倒くさいが、しばらく、これで様子を見てみるつもりだ。

2011年8月28日日曜日

アイドリング!!! 4thLive 何かが起こる予感がング!!!  28th August 2011

さて、スワローズが負けたことだし、ついに アイドリング!!!の4THライブの感想文を書く。 
長くなると思うが、ほぼ、一か月がかりだからしゃあない。アイドリング!!!ファンの方には、「今頃、何書いてやがるんだ」だろうが、しゃあない。まずは、地べたに頭こすりつけてお詫びしとく。まあ、今年の震災でテレビ観なくなって、YouTubeで小泉瑠美を発見して、5ヶ月ほどの人間が書くことである。事実誤認・誤解・思い込みによる暴走等お許し願いたい。

この今から約二年半前の2009年1月18日ライブ、アイドリング!!!初の中野サンプラザという大きな会場でのライブである。

 

"アイドリング!!!4thLive 何かが起こる予感がング!!! [DVD]" (ポニーキャニオン)

 タイトルは「何かが起こる予感がング」、セットリスト以外他に何も書かれていないが、実は、小泉瑠美はこのライブをもって、アイドリング!!!を「卒業」してしまうのである。


その卒業も、メンバーに対しては、このライブのリハーサルがはじまったときに初めて、観客に至っては、ライブ当日、小泉瑠美登場直前の、アンコールがはじまる寸前、初めて小泉瑠美のアイドリング!!!卒業を知ることになる、というぐあいだ。そして、アンコールに入ってから現れ、「NA・GA・Ra」とか4曲歌って、アイドリング!!!を去っていくのだ。カッチョいい!

 まあ、なんで、オレがこのDVD買ったかというと、そのアンコール中、30分たっぷり「小泉瑠美卒業のセレモニー」が入っとるのである。YouTubeでその一部分見て、笑いこけたのだ。それも半端ない笑いだ。

  「小泉瑠美卒業のセレモニー」約三〇分の部分、最初観た時なんか、笑いが見終わっても後を引くほどだった。

 まあ、MC升野英知をツッコミ役にして、一人の挨拶が終わったら、次は、メンバー17人ひとりひとりが小泉瑠美へ卒業のメッセージを送るという形式で、だから、三〇分にもなるのだが、卒業のメッセージというより、どんどん大暴露大会になっていき、しかも、小泉瑠美は、その一人のメンバーに対して、基本「泣き」の状態にもかかわらず、あるときは、ボケ、あるときはツッコミ、またあるときは、升野英知を引き込み、どんどん笑いを引き出していくのである。「卒業」までの「不調」(実際、番組とかライブとか休み勝ちになっていた、ということである。また、出ていても、一期メンバーだけの頃とは明らかに別種の笑い)を軽く吹き飛ばし、彼女本来の「天真爛漫さ」「底抜けの明るさ」が涙ずぼずぼの状態で戻ってきたのである!

1号加藤沙耶香の挨拶は平凡だが、昼の部では「(このところ体調不良で休みが多くなり)他のメンバーに迷惑かけると云ってたけど、瑠美ちゃんはみんなに迷惑かけていいだよ、そんなの、二年半前(アイドリング!!!開始時)からわかってたことだもん」と挨拶している。

泣かないキャラの2号遠藤舞は マジ泣きし、言葉をつまらせながら。
ここまでは年齢の近いメンバーで、わりとしんみりと静かであったが、
江渡万里彩の番になった途端に小泉瑠美が爆笑し、場内も爆笑に包まれる。江渡万里彩は定番「江渡泣き」を駆使し、機嫌が悪いときの小泉瑠美で爆笑をとり、
滝口ミラは泣きながら、小泉瑠美が遅刻したとき、スタッフに起こしに行けといわれた、スタッフのカップヌードル一緒に食べて怒られたで、
外岡えりかは、出会った時は怖かった、から、アンコール前に歌った「フレンド」は小泉瑠美のために歌ったと、
谷澤恵里香は「小泉会」、「小泉チルドレン」、滝口ミラが変な女にカラマれた時、小泉瑠美が怒鳴り散らして追っ払ったエピソードで、
仲の良いフォンチーはいつになく饒舌に小泉瑠美に数々の迷惑かけられたエピソードや機嫌が悪い小泉瑠美を「ナントカする」役だったことで、
小泉瑠美のソウルメイトと云うべき横山ルリカは、ライブの時、待ち合わせの時、小泉瑠美が遅れたので、先行ったら切れて、その後大変だったというエピソード(この時は、横山ルリカもマジ切れし、大げんかになったらしい)で、

 場内を爆笑、もちろん、オレも腹が痛くなったほど笑った。

 泣きながらも、笑い、笑いながらも、涙を流している一期生9人はホンマうらやましい。まあ、会社で言うたら創業者同士ということか。実際、フォンチーとか卒業当日あたりのブログを拝見すると、涙なしでは読めん。

二期生からはちょっとあっさりしてくる。卒業までのつきあいが8ヶ月ほどなのでしゃあない。


ただ、当時15才の朝日奈央が、涙流しながら言葉をつまらせながら、挨拶してもシカトする、一緒に帰った電車の中で大声で喋るのでどうしようと思った、午前二時にメールきたので見たら「なんてカワイイの」だけだった、と小泉瑠美への単なるクレームの羅列、もちろん、その度、場内みんな爆笑なのだが、なぜか、じんわり来る。「本音」をストレートで小泉瑠美のど真ん中へ投げ込んでいるのだ。小泉瑠美がキレないか、とひやひやした。


あと、因縁の菊地亜美(番組で菊地亜美がケンカ売り、菊池亜美号泣小泉瑠美号泣するという事件があった)の番になると、 小泉瑠美がこの日、それまで見せたことのない、明るい笑顔「おぅ、あみみか」と。まるで、宍戸錠がようやく決闘相手の小林旭を探し当てたような、爽やかな笑顔を見せる。そして、「最後に瑠美のモノマネみたい」とせがむ時の無垢なおねだり。

 まあ、二期メンバーも「例の菊池亜美」を含め、「みんな、ええ子や」と思いました。

 
まあ、ほんまのアイドリング!!!ファンの方は気分を害されるかもしれんが、このDVDで肝心のライブシーンは観ず。オレはこの部分ばっかくりかえしゲラゲラ笑いながら観てたわけだ。そうやって、くりかえしていると、その場で「ああ、なんて、いいアイドルグループなんだろう!」とか思うようになって、この「小泉瑠美の卒業セレモニー」が終わって、最後の、曲、「Snow Celebration」聴いたら、嗚呼なんということでしょう!?、マジ泣きしてしもた。

歌詞がぐぐぐぐぐっと、イキナリ、飛び出してきたのだ。

 この「Snow Celebration」、恋愛成就したおんなのこの気持ちを歌った、ワシらオッサンには、なんてことのない曲だが、 「泣けちゃうほど大好きな キミへCelebrate” あの日巡り逢えたこと 今 素直に“ありがとう”を云うよ』 のとこで「うんうん、そうか、そうか」状態、まあ他の17人は小泉瑠美に向けて、小泉瑠美は他の17人に向けて歌っている感じがして、うーん、エエ曲や!、と思ったわけだ。「特別な今日という日を 共に祝おう ひとりじゃない」なんて、この日を計算して書いたとしか思われない。だいたい、遠藤舞と手をあわせお互い見つめ合いながら「果てない 愛を唄おう」と唄う部分など、もう反則である。

 そうやって、さかのぼって、遠藤舞と江渡万里彩、小泉瑠美の三人で唄う、「想いの詩」も、ずうん、と来たし、泣くのをガマンできず泣きながら唄った「恋ゴコロ」も、エエ曲や、と、また、アンコール前の「Friend」、外岡えりかが云うてた「瑠美ちゃんのこと思って歌うね」を頭に入れて聴くと、感慨深い。それよりもなによりも、「小泉瑠美卒業セレモニー」で、他の17人のキャラがオレの中で「立った」のだ。

 そうやってみると、 アンコール一発目、つまり、小泉瑠美がこれ以上無いという感じで、カッコ良く登場して歌う「NA・GA・Ra」も「生まれながらの人柄 好きなことだけしていたい・・・・(中略)・・・過程よりも結果オーライ 私 」とかは小泉瑠美の「卒業の宣言」のようにきこえるではないか。


あたりまえだが、歌詞で歌われる世界ちゅうのは架空で、歌詞の情景や感情を、いったん想像して、歌うものなのだが、ここでは、ライブアンドダイレクト、今の心のありのままを、そっくりそのまま、歌っているのである。歌唱力もクソも関係ない。これで感動できんかったら、音楽なんか聴く必要はない。

 アイドリング!!!の曲はワシらおっさんにはほど遠い世界のものであったのだが、「小泉瑠美の卒業」という補助線を入れてもらったことにより、ぐぐぐぐぐっと、目の前にカタチを持って現れてきたのである。

 「ぺしゃぽう」と「べろべろばー」「母ちゃん、醤油が足りないんだよ」等の部分における小泉瑠美の「天才」が好きになったのだが、初期のアイドリング!!!の曲まで気に入るようになってもた。小泉瑠美はこうした部分でも「天才」だ。

 まあ、小泉瑠美のアイドリング!!!卒業の原因については、ネットとか調べてみると、いろいろあるようだが、面倒くさいんでどうでもエエ気がする。このライブで云うたように「前みたいに元気がばんばんに無いので」でいい。今の小泉瑠美に関してもオレがどうのこうの云えん。だいたい、天才のあれやこれや、ワシら凡人がどうのこうの云てもしゃあない。オレがもうほんの少し金持ちなら、「NA・GA・Ra」今からでも、100万枚単位で毎月注文して、ヒットチャートを席巻してやるのだが。

 ただ、願わくば、もっともっと、小泉瑠美の歌を聴きたい。
まあ、長くなるかも知れんが、待ってみようと思う。
おなじ天才早川義夫の時だって、20年ほど待ったのだ。

 

 

 

   

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