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雑感



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九月四日
新宿マッド、観る
60年代後半(1970年を含む)、ちゅうんは、ワケのわからん「熱気」ちゅうもんがあったんやないやろか、というんが、未だ、60年代のもんに惹きつけられてしまう理由なんであーる。
あんなんなかったでぇ、ちゅう人もおるし、今の方があるでぇ、別の国にあるでぇ、ちゅう人もおるんだろう、ただ、そういう場合は、もう、個人的な理由ですんまへんけど、オレは「60年代後半の熱気の方が好きなんや」とこたえるしかないわけだ。
ただ、今もある種の映像と共に語られる学生運動やらいかにも60年代後半でっせ、ちゅうもんにその熱気がありそうかと思ったんだが、実はそうでもなく、当時、そこいらに転がっていた(筈の)フツーの歌謡曲やフツーの映画とかにこそ、ワケのわからん「熱気」を感じることができているみたい。
ちゅうことで、多分おそらく「フツーの映画」ではないとされている、若松孝二監督の元ピンク映画「新宿マッド」(1970年)を観た。云うておくが、オレは映画のこと書くのは苦手だし、そもそも映画絶対量みていないし、しかも、オモシロいと思う映画が日活アクションというレベルなので、この映画に関しては、勘違いとかしている筈なので、くれぐれも以下、まにうけて、観て、がっかりなされないようお願いしとく。
ピンク映画としては、うーーーーーーーーーーーんとなるほどその手の表現が弱いし、そもそも少ない。しかし、主演(というのか)の女優さんはけっこういけてる。
新宿で殺された息子のため、田舎から出てきたおっさんが、新宿中を誰に殺されたか何で殺されたか探し回る映画なんであーる。田舎者のおっさんが、当時の濃厚な新宿を「まきたじゅうろう(息子の名前)を知りませんか」と誰彼構わず尋ね周り、群衆に土下座までしたりするかと思えば、当時の若者のあんましな行動に腹を立てては、「ワシは20年間毎日休まず自転車で郵便配達をしてきた」と説教したりする。
しかも、駅構内であろうがヤバい場所であろうが児童公園であろうがフーテンの溜まり場であろうが、ところかまわず、このノリでやるもんだから、当然、ヒドい目にあわされたり、刑事に怒られたり、娼婦に連れ込まれたりし、そいでも、とうとう、殺したのが「新宿マッド」であることがわかり、そこから、またもや同じパターンでイヤな目に思う存分あいながらも、ついには、「新宿マッド」とその一派と対決する。
そいで対決するのだが、オレの苦手な革命思想やらがとうとうと出てくる。これはダマシである。
この映画、監督とその仲間たちが、そのスジではかなり神格化されている人で、しかも、あれやこれや難しい言いたい人でこの作品についても云うているが、最後の勝負が拳銃の撃ち合いではなく、議論で勝負をつけるだけで、なーんのことはない、男がたったひとりで謎を追い、いろんな事件にまきこまれながらも、謎を突き止め、ついには復讐を自分の手で果たす(オッサンはもちろん殺したりしないけど)という、ハードボイルド・ディテクティブ・ストーリーの王道なんである。
しかも、「新宿マッド」との勝負では、思わず、「オッサン、カッコええ!」と拍手したくなるシーンがある。
結論としては、かなりオモシロかった、ということになる。実はアングラとかヒッピーとか新宿とか苦手なのだが、まあ、いいだろう(オレとしては1966年の本牧をこの手で描いた映画が欲しかった)。
低予算のため、ほとんど、当時の新宿がそのまんま、映像の中に入っているし、役者も、アングラやらそこいらのフーテンとか出しているみたいだし、音楽もフードブレイン(つのだひろ、柳田ヒロ、陳信輝、石川恵)で、硬質な感じだし(ついでに云うと、街をふらついていると、ジャックスの「裏切りの季節」が混じっていたりする!)。
そいで、またもや思うのだが、この映画でも、出てきたヒッピーやら革命家の兄ちゃんやらより、田舎から出てきたフツーのおっさんの方が、それこそオレが思うところの「60年代風ワケのわからん熱気」というのビンビンに感じたんであーる。
あと、息子の下宿に勝手に入り込んで、寝っ転がりながらマリファナを決め「眠いんです」と朦朧としながら、そいでも、オッサンの質問にワケのわからんことばで、答えてる、つのだひろ、が良かった。
2007年9月3日月曜日
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2007年8月30日木曜日
岡崎友紀 DoYouRemenberMe
ちゅうんで、午後からの休み、寝てましたわ。そしたら、当然クソ暑い。クーラーつけると、風邪引いているもんで、気持ち悪くなる。こんなときは、そうだ、熱い風呂だと、過去の経験を思い出し、風呂に入ったら、立ちくらみ、そして、めまい、年だなあ。でも、どっと汗かいたんで、もう大丈夫でしょう。
こういうときに、元気の出るヤツと、You Tube探したら、岡崎友紀のDoYouRemenberMeが見つかった。
いつもみたいに、エンベッドでけへんので、リンク先 http://jp.youtube.com/watch?v=c7UmAu9QFY8
いつもながら、こういうのをYouTube で聴かせていただくことができて、しあわせ、である。
1980年の曲。You Tubeのやつもそのあたりなのか?
作詞安田かずみ作曲加藤和彦ちゅうある意味強烈な夫婦コンビ、80年代初頭どっと出たウソのフィフティーズ、当時ぼんぼん量産していた筈だ。
ホンマ最初聴いたときは、フィル・スペクターがマイナーなガールグループに作ったヤツのカヴァーと思ったぐらい、いわゆる「Wall of Sounds」の世界だ。それも当時、全盛期をはるかに過ぎた岡崎友紀に歌わせる。全盛期の岡崎友紀ちゅうと、実は「風に乗って」とかでA&Mサウンドの和製化に成功しとるんよ。
まあ、数年前リバイバルしたというか、なんでも、ドラマの主題歌で使われたみたいで、その時出たシングル買っておいてあったからいいようなもの"当然廃盤になっていて、他のCDとかでも聴きにくいんではないだろうか。
このマキシシングル、カラオケ込みの4曲入りだが、他の2曲、You make me happyやらストーンズのAs Tears goes Byやら入っていて、これもまたスバらしいわけよ。
それが、80年初頭やたら出た80年代風フィフティーズサウンドの典型みたいなウソくさい胸キュンサウンドだが、それが、わかっていても、もうだまされてもいいや!、と半ばヤケクソになっても、胸キュンしてしまう。
80年初頭のある時期、奇跡的にカヴァーをする時、本来のおいしいとこだけは変にさわらないで出すのが流行ったんはホンマ奇跡としかいいようがない。
後世、ずっとその時代時代にカヴァーは作られているんだが、どうも、ナウいことへのスケベ心が過大で、そっちへ色目ばっかつかうせいか、ロクなもんあまりないのだ。
このマキシシングルの元になった80年に出たアルバムの方の(こっちはアルバムの画像すらない)
ドゥー・ユー・リメンバー・ミー岡崎友紀
1. ドゥ・ユー・リメンバー・ミー
2. ウォッカ・ツイスト
3. ユー・メイク・ミー・ハッピー
4. アイドルを探せ
5. アズ・ティアーズ・ゴー・バイ
6. メランコリー・キャフェ
7. 雨の街
8. 恋のジャック&クィーン
9. さよならフォー・ユー
10. タキオン
もCDで復刻されておるんだが、既に廃盤、曲名みているだけで、よだれがでる。このアルバムに入っている「アイドルを探せ」は下のコンピで聴くことがでけるが、これも、オリジナルのおいしいとこに忠実で、オリジナルのシルヴィー・バルタンのほわほわほわしたあたりが残されていて、好感が持てるちゅうもんよ。
で、肝心の「ドゥー・ユー・リメンバー・ミー」 聴けるアルバムちゅうと、オレが調べた限り、下のコンピぐらいか。
"CITY POP ~WARNER MUSIC JAPAN edition"
おお、「ドゥー・ユー・リメンバー・ミー 」やらたっぷり聴いたんで、風邪が治っている!死ぬかと思ったが、no music,no lifeちゅうけど、lifeって命のことだったんだね。
それはそうと、今、TSUTAYAで「奥さまは18才」のDVDがレンタルで出てたの思い出した。うーん、借りても、エエが借りたって、全部観る根性はないからなあ。どうしましょ?
ecto使ってみる
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