昨日は、泳ぎ初(およぎぞめ、ね)。久しぶりだし、空いていて、コース占有できたので超ゆっくり泳いでみる。だんだん、泳いでいるのか、水中に浮かびながらストレッチしているのかわからん状態になる。しばらく、そうやってたら、筋肉が程よい感じに水に馴染んできた感じに、なってきたんで、本気で泳いだら、足の指がつった。これが今のオレだ。
まあ、大河。黒田官兵衛。まあ、だいたい、秀吉モノ読んでたら登場するし、播磨灘物語も読んだし、ひと月前、海音寺潮五郎の「武将列伝」でも読んだとこなんで、もう、通ぶったこと云わんと、フツーに見とこ、と思ってた。云うておくが、黒田官兵衛はカッコいいし、黒田官兵衛の一生は、フツーにオモロい。フツーに生涯をフツーにやるだけでオモロイ。ただ、そこはNHKである。平和、それも、憲法9条的平和が盛り込まれ台無しにしてしまうにちがいない。たとえば、長期間籠城させて一番残酷な死に方の餓死や餓死寸前にして人間の尊厳を失わせるのが「憲法9条的」なイイいくさ、で、合戦で武士として思う存分、その力を出しきって相手と闘い、相手を殺すんは、きっと「非憲法9条的」な悪いいくさ、になっちゃうんだろう。
しかし、尾藤イサオが出ていた。ヒモやチンピラやらしたら、天下一品。今回は善人みたいだが、そいでも、うさんくささオーラ強烈であった。しかも、唄を歌わせていた!実は年末、「尾藤イサオ・ゴールデン☆ベスト」手に入れて、聴きまくっていたとこだったんで、嬉しかった。
しかも、片岡鶴太郎が明らかに「役作り」して来た! しかも、おそらく、類推でしかないが、どうも演技の様子見ていたら、どう考えても「金子信雄」だ。メーキャップも鼻を赤くしているほど凝っている。
日活アクション王道の悪役としての「金子信雄」か、(たいていはこっちと思うが)「仁義なき戦い」の山守組長の線か、はたまた、東映の暴力教室とかの目も当てられないスケベであくどい、けど、なぜか、オカマ言葉の「金子信雄」か、楽しみである。
常々、オレが最近の映画やドラマに欠けているのは、「尾藤イサオ」キャラと「金子信雄」キャラと「菅井きん」キャラと思っていた(あと、荒木一郎キャラも欲しいなあ)。まあ、単にこのお三方のファンということだが。色悪ではないけど尾藤イサオ、本人じゃないけど「金子信雄」の二つが揃った。これで、あと、ホンマ、「菅井きん」に匹敵するクソ婆あが揃ったら、もう完璧なドラマである(あくまでも、個人の感想です)。
あと、せっかく、播州の話やるんやったら、あの播州弁でやって欲しかった。摂津国のオレとしては、爆笑できるんだが。播州弁自由に操る柴田恭兵や岡田准一なんか、サイコー。まあ、好感度がガクンと下がってしまうから、無理だったんだろう。ただでさえ、黒田官兵衛、人質になった後は、全身瘡だらけ、片足びっこ、でこれに播州弁加わったらあんまりだろう(あくまでも、個人の感想です。播州弁は大好きな方言です。なんどいや)。
ここ数年、セリフ覚えるんがやっとのイケメンや若い女優(美形は不思議と出ないのが不思議だ)ぎょうさん出すもんだから、単に大声で汗かきながら一生懸命セリフ云うことを演技と思っているような人ばっかでやるもんだから、ほんま疲れた。昨年の綾瀬はるかなんか、そいでも主役やらせるもんだから、可哀想に、ついには常時青筋立ててた。