2013年10月28日月曜日

ルー・リードと岩谷時子

 昨日神戸市長選。また、元官僚出身。似たような名前のオッサンが立候補してたんで、だいぶ、票損したんじゃ??

 神戸市、思うんだが、ハーバーにしても新長田駅界隈の再開発地域にしろ、行ってみたらわかるが、駅から目的のとこに行くまで、階段、エレベータいくつも経由してわかりにくいのってなんの。思うに、設計した人や神戸市の担当者は、実際に、フツーの「買い物客として」の検証していないんだろう。そいで、ようやっと、いくつもの店が客不入りで潰れたり、苦情がある程度集まってようやっと、手を打つのだが、それも、実際に、フツーの「買い物客として」自分が歩いてみて、じゃないから、余計、要らんもんを作るだけ(例新長田駅前の広場からジョイプラへ行く歩道橋)ごちゃごちゃしてしまう。だから、住みにくい住みにくい街にどんどんなっていくのである。

 神戸市長選のあれやこれやを見ようとして、神戸新聞夕刊の第三面あけたら、ビックリ、訃報が二件、そのお二方とも、大好きな人だったんでビックリ。

 岩谷時子とルー・リード。97才と71才。ご冥福をお祈りします。合掌。

 岩谷時子については、今さらオレがどうのこうの、云うまでもないだろう。


愛の讃歌~岩谷時子 作品集


 最近、フランス・ギャルの「夢見るシャンソン人形」の日本語詞が岩谷時子であったことにびっくり仰天したところだ。
 あと、小学校の頃ゴジラと併映された加山雄三の若大将シリーズで、加山雄三にカブれて、須磨の海岸に出ては、「君といつまでも」を突堤に腰かけながら、ガナって、ドブ川でダムを作ることに熱狂してた同級生を横目に気取ったもんである。ただ、カッコつけにならんかったんは、セリフ部分の相手がおらんかったことである。

 阿久悠やら安井かずみに比べ、歌詞だけその唄の世界を完結させようというんじゃなく、シンプルな誰でも使うような日本語で枠組みとなるイメージを構築しといて、あとは、「歌手」「作曲家」「編曲家」、特に歌手の表現力と聴く側の感性に委ねるとこがあるような気がする。

 ご冥福をお祈りします。合掌。

 ルー・リードについても、また、今さらオレがどうのこうの、云うまでもないだろう。


Lou Reed (Original Album Classics)


 オレの場合特に、高校時代のいっとき、ルー・リードの「コニー・アイランド・ベイビー」と「ベルリン」ばっか聴いてた時がある。当時、「コニー・アイランド・ベイビー」の歌詞の「He was she」というオレの英語力ですらわかるシンプルな一部分は、それだけで、腰をぬかさんばかりの驚きで、しかも、ルー・リードの全てがわかったような気になって、ハマりにハマった。そして、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドに至るんだが、当時、ロック好きな連中の中で、ルー・リード聴く奴なんか一人もいなかった。

 昨年だったか例の5枚のオリジナルアルバムひとつにした「Original Album Classics」聴き直してみたが、ルー・リードってフォーク歌手だったんだな、となぜか思った。

 ご冥福をお祈りします。合掌。

2013年10月25日金曜日

音楽をガンガン聴く

 元アイドリング!!!2号小泉瑠美あらため、あらため長谷川るみ、ついにCMYou are LIQUIDMAN: HALLS ICE CUBE)に登場(最初に出てくるメガネかけたおっさんが長谷川るみではない、念のため)。メガネも似合う。で、このCMの次のバージョンでは、今変な踊り踊っているおっさんのかわりに長谷川るみが踊り始めるヤツになるんじゃないか、と、勝手にドキドキわくわく(出てくる情報が少ないので、こんなことでも、大喜びしている)。

   


 雨。昨日一昨日と、台風が怖かったんでプール行かんかったんだが、こっちはあんまし大したことなさそうなので、今日は行く。遂に、体重が73キロ台に突入する(4キロ減量した結果です)。プール女性は多いのだが、オレより年上の方ばかりな気がする。

 まあ、ホテルのあーだこーだが問題になっとるが、オレがガキの時、ようやっと不二家のお子様ランチを卒業し、フツーのレストランに連れて行ってもらえるようになった頃だ。当時、神戸で一番のホテル(今は名前だけが全然別の場所で一部残っている)のフレンチレストランで、デザートのアイスクリームにガラスの破片、それも、デカいのがボコっと入っており(割れたグラスの破片)、しかも、口にして気がつくという事件があって以来、ホテルのレストランというと、凄い警戒感を持つようになっており、今話題になっている事件があっても別に、あーそういうもんだろな、とかしか思わない。

 TIMEDOMAINのLightというスピーカー手に入れた話はしたと思う。
 以来、けっこう、オモロくて、そんなにエエ音とは思わないが、小音量でも、聴ける音が出るんで、調子に乗って、パソコンのiTunesから音出して、ガンガン聴いている。三日前はキンクス、一昨日はTraffic、昨日は小川知子、と云う風に、一アーティストの曲ばっか、聴いている。今は寺内タケシとバニーズ。最強のGSであろう。

 まあ、今日はこんなところで。

2013年10月23日水曜日

OS X 10.9 Mavericks

 雨。また、台風が来るらしいんで、それも、2コ、上陸はせえへんみたいやけど、きっちり、日本列島は、ひどい暴風雨になるらしい。ナンギやのぉ。

 「笑っていいとも」もついに終わるそうで、ちょっと寂しいが、まあ、しゃあないやろ。「テレフォンショッキング」がショッキングじゃなく、スケージューリングされてしまったし、このところ、タモリが全コーナーに参加していない。

 ホンダがモーターショーでS660出しよったが、クソ高くなりそうな感じ。それよか、今ホンダが出している軽自動車、マニュアル車も選択できるようにしてくれた方が、オモロイんだが。ホンマ、クルマ買い換えたいが、いつのまにか、AT、CVTしか選べない状況になっていることに愕然としている。まあ、日本車は例によって例の如し、目の前の客を見ないで隣のライバル会社しか見ず、燃費競争にあけくれているし、困る。また、外車か・・・。

 昨日、Mac、OSXのバージョンアップが発表され、OS X 10.9 Mavericks、それも、無料。
 早速、バージョンアップしたら、バカみたいに時間かかった。ダウンロードとインストールで計3時間ほどか。
 
 こんなに時間かかるんやったら、その間、プール行けたのに。

 新しいOSインストールしたら、外付けハードディスクを認識しなくなったんで、ちょっと焦った。SATAカードのドライバー認識してなかったんで、ドライバーインストールしたらエエだけやと思い、製造元から最新のドライバー、と云っても、2010年のヤツだが、それをダウンロードして、インストラー起動させようとしたら、「開発元が未確認のため開けません」ちゅうメッセージ出しよったんで、また、ちょびっと焦った。強引に右クリック(CTRL+クリック)で「開く」して強引にインストラー起動させたら、フツーにインストールできた。外付けも認識した。

  そいで、バージョンアップして、うんと便利になったそうであるが、なんとなく、その恩恵が実感できん。デュアルモニタしてたら、その二つともにメニューバーが表示されるようになったぐらいか。便利だが、便利というだけ。

 まだ、バージョンアップしたばっかりでろくすっぽ使っていないが、「おおぉぉぉ!!!」という経験はしていない。云うか、スティーブ・ジョブズ亡き後、インターフェース、やっぱ、見た目はカッコよくなったが、「直感的」から遠くなって来ているような気がする。

2013年10月16日水曜日

TIMEDOMAINのLightというやつが一万円しない価格で売っていたんで、衝動買い

 昨日、バカでかい台風が来るというので、ちょっと緊張していたら、朝起きたら、晴れていた。風は強かったが。だが、伊豆大島とか大変なことになっており、ほんま、大変である。

 CS。讀賣が勝ってた。結果しか見ていないのでノー・コメント。広島はやっぱり広島なのねと、だけ、云うておく。

 一昨日だったけか、掛布雅之氏のなんちゃらちゅうのやってて、ほんのり、観ていたのであるが、ホンマ、阪神ファンのコアコアなファンというのは、ホンマ、業が深い。凄いなあ、と思う。今こういう類の事件が多く、コメンテーターの精神科医とかがわかったようなことを云うて小銭を稼いでいるが、「愛」を突き抜けると「憎」に変わるというのは、人類にとって、きっとまだまだ、大きな謎のままじゃないのか。

 ここは、昭和歌謡のブログなのである。中年、いや、初老の人間の脳内に浮かんでは消えるような、しょうもないしょうもない書く価値のないことを書くブログでは本来無いのである。

 一ヶ月ほど前、HARD OFFでTIMEDOMAINのLightというやつが一万円しない価格で売っていたんで、衝動買い。ついていた保証書の日付が21年だから4年落ちということになる。
アンプ付きのちっこいちっこい、スピーカーである。



TIMEDOMAIN light



上のAmazonんとこリンクみてもらったらわかるが、レビュー件数が50件を越しており、概ね、好意的、☆の数でいうと、平均4超えている。
くれぐれも、云うておくが、Amazonのレビューで高評価なんは、逆に、眉にツバをつけてかからんと、あかん。経験則である。

 実際、読んでみると、商品レビューなのか、自分の持ち物自慢かわからんヤツ、過剰なまで絶賛しまくっている方、逆に低評価の方もおられる。

 オレがなるほど、と思ったのは、「 人の声を聞くのに適したスピーカ」というレビューである。

 ちゅうのも、買ってすぐ、弘田三枝子「甘い嘘」、伊東ゆかり「恋する瞳」美空ひばり「むらさきの夜明け」、小鹿しおり「恋は片道切符」、緑魔子「信じていいの」平山三紀「スプーキー」西田佐知子「涙のかわくまで」越路吹雪「メランコリー」とか、オレの大好き中の大好き歌謡曲、通算数百回は聴いているヤツを聴いてみた。

 確かに、ヴォーカルを中心に聴く限り、オレの手持ちのスピーカーやヘッドフォンより、より集中して聴ける。

 例えば、弘田三枝子の声はよりホンモノの弘田三枝子みたいに聴こえる、のである。ま、そういうふうに自己暗示しているだけかもしれんが。

 ただ、一曲リピートさせて聴いてると、そのうち、「聴こえすぎてる」感じになって、ヴォーリュウムを絞りたくなってくる。ヴォーリュウムを絞ると、音量は確かに小さくなるが、聴こえにくくなることもなく、自然に聴こえるのである。
 確かに、不思議なスピーカーではある。
 結論としては、ま、買って良かった。

 ま、オーディオ、つまるところは、某氏曰くの「何億もするストラストヴァリの音がまったくそのまま、紙(当時のスピーカーの振動部は紙素材中心)から出てたまるか」、である。

 以来、Macつけてる時は、iTunes立ち上げ音楽流しっぱなしにしている。

ただ、レゲエ聴いていると、突然、ヘッドフォンに変えてフルヴォリュームで聴き直したくなる。レゲエはやっぱ、ど低音あってのもんである。

あと、途端にカーステレオの音がショボく聴けたもんじゃない、と思い始めている。

2013年10月14日月曜日

平成25年10月14日

快晴。
10月10日がいつのまにか、「体育の日」じゃなくなったが、今日の「体育の日」は快晴。
でも、台風が近づいているらしい。

3連休の終わり、こういう日は、県の体育館、公共施設の哀しさ、いろんな団体のいろんなイベントがあって、駐車場が混んでいたりするんで、警戒して、午後6時に行ってみると、駐車場もプールも、ガラ空き。
混んでいる時は、バサッバサッバッシャーンバッシャーンと、マグロの養殖所かイルカショーのエサの時間みたいな様相を呈しているのであるが、どのコースもゆったりと、
一コース2名という感じ。しかも、みなさん、まったり泳いではる。オレも、思いクソ、たらたら、だらだら泳ぐ。一緒のコースで泳いでいた方が、横泳ぎ、していたんで、教えてもらう。おそらく、オレより20は年上の方と推察する。だが、下手なんで、耳に水入りまくり。くすくす笑いながら楽しく泳いだ。

Youtubeで矢作俊彦・村川透、高橋源一郎による、「ゴタールについて語る」(http://youtu.be/sqyUB8G3QKw)というのを見つける。が、高橋源一郎が大キライ(人物じゃなく作品だけど)なもんで(ワケがわからんが内田樹とこの人は文章が生理的に受け付けない・・・だいたい、10歳年上、となると、敬意より敵意が先に立つタイプなんで)、すぐ、退屈して(だって、勝手にしやがれ何回観た、始めて気狂いピエロ、見終わった時、立てないほど感動したとか、自慢話ばっかだもん、矢作俊彦の自慢話は大好きだが、高橋源一郎の自慢話聞くほどこっちは暇じゃないわいな)こういうのを見つけ、興奮する。

 




多分、馬車道の角っこ「珈琲屋」のおっさんだろうと思う。花咲町に住んでいた頃、フツーに行っていたが、越してから矢作俊彦の文章とつきあわして、始めて、スゴい人と気がついたんだが、時既に遅し、というやつだ。短編「不敵に笑う男」のモデルは多分この人というのは、この短編が発表されたとき、ヨコハマから越していたんで、まだ、諦めがつくが、それよりなにより「マイク・ハマーに伝言」に正々堂々と登場していたのだ!!(りょうがホットドック持って帰らされるシーンを思い出せ)。
 嗚呼、不良になりたい。

2013年10月13日日曜日

CSに「心の野球」の真髄をみた

 こん前、ここ、更新したのが、9月25日。なんか、「あまちゃん」のこと書いてる。今はもう「ごちそうさん」の時代なのに。
 ひしひし、隔世の感。そうか、DeNa戦で3冠王狙っていたバレンディンのライバル、ブランコに村中がわざわざ2本もホームラン打たれ、怒りというより、脱力感に襲われていた。全部四球でええのに、アホやで・・・(まあ、心の野球と言おうと言えば言えるが、やっぱ、アホさが勝つ)。9月30日の試合、まあ、遠い遠い昔のこと。


 CS。
 広島カープが「心の野球」というのをやるとは思わなかった。もちろん、それまでの球場を覆う、不穏な空気からして、あのまま終わったら無事に五体満足で広島に帰れなかっただろう(ただ、最近の阪神ファンは相手チームより自チームの首脳陣に攻撃の対象が向かうことが多いので、確証はないが)。
しかし、、9回裏、引退する桧山選手に現役最後のホームラン打たすことによって、球場の空気は一変、阪神ファンの心はもう、CSシリーズの勝敗なんかもうどうでもエエようになって、ひたすら桧山選手の現役最後の打席でのホームランに大喜び。やがて、感極まって、泣きはじめる始末、さすがである。

もちろん、カープの付け刃的な「心の野球」なんぞ、吹き飛ぶようなもっともっと大きな「心の野球」をしたのは、阪神タイガースであろう。ビジターチームにここまでするか、という具合に、ハンブルあり、暴投(捕逸?)あり、ビジターである広島カープに点をあげよう、あげよう、という、今度の東京オリンピックがお手本にしたいような、「お・も・て・な・し・オモテナシ」の心に溢れていた。


まあ、今季の東京ヤクルトスワローズの殆ど仏教の「うさぎのエピソード」を思わすような、何点差で勝っていても最後は自らおのずと負けていく「心の野球」ぶり、には到底及ばないが。
猿、狐、兎の3匹が、山の中で力尽きて倒れているみすぼらしい老人に出逢った。3匹は老人を助けようと考えた。猿は木の実を集め、狐は川から魚を捕り、それぞれ老人に食料として与えた。しかし兎だけは、どんなに苦労しても何も採ってくることができなかった。自分の非力さを嘆いた兎は、何とか老人を助けたいと考えた挙句、猿と狐に頼んで火を焚いてもらい、自らの身を食料として捧げるべく、火の中へ飛び込んだ。その姿を見た老人は、帝釈天としての正体を現し、兎の捨て身の慈悲行を後世まで伝えるため、兎を月へと昇らせた。月に見える兎の姿の周囲に煙状の影が見えるのは、兎が自らの身を焼いた際の煙だという

今日のエルドレッドの超プレイに代表されるように、今年のカープの守備(特に後半に入ってから)は素晴らしかった。スワローズも見習いたい(宮本がおらんようになっての、スワローズの内野守備に戦慄を覚えるのはオレだけだろうか、あ、外野守備も、あ、投手陣も)。

 スワローズネタ、毒しか吐けない状況だったんで、CS始まるまでは封印しとこうと思ったが、いつのまにか、このありさま。友よ、夜明けは近い(と思わなやってられん)。

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