2013年7月7日日曜日

7月7日

 なんか、梅雨が明けそうで困る。もう、ちょい続いてくれた方がエエ。

  スワローズ、まさかの連勝。ちゅうか、中日さんが満塁で如何に点を取らないか合戦みたいな感じの試合でした。またもや、ゲーム差無しの勝率で最下位という「むらさきの夜明け」状態。今度こそ、脱出してほしいけど、まあ。

  アイドリング!!!オンデマンド、300円コースに変えてから、月初めにしか観られないようになってもた。#1013のアイドリング!!!によるアイドリング!!!モノマネ選手権はめちゃくちゃオモロかったが、#1012なんか、「検証!高級な毛抜きは毛を抜く時全然痛くないらしい」ちゅうて、メンバーがスタッフの毛を抜くという、ヒドいヒドい企画。おっさんの鼻の穴アップ。河村唯が嫌がりながら鼻毛抜く・・これ金払って観るもんじゃないわ。こんなんするなら、もうフツーにお色気企画やった方がエエと思う。オンデマンドアイドリング!!!見放題1000円はこれじゃ払えんでぇ。バカリズム、昔(といっても2009年あたり)、加藤沙耶香か遠藤舞かとの二人きりんグで「品のある番組にしたい」と云ってたのは、もう忘れたらしい。


  レンタルで「ヘルタースケルター」観る。
  もう、ちょっと前のものなんで、オレが感想書いても、目立たないだろうから、好き勝手書けるちゅうもんである。

  ブスの原作使ってオシャレなブスの監督が超美女沢尻エリカのスタア性をいかに台無しにするか合戦みたいなもの。

   オシャレでど派手な映像連発するが、なぜか、なーんも感じず、逆に沢尻エリカを目立たなくさせる方向にしかいかない。

 沢尻エリカは脱ぎまくり濡れ場連発だが、どういうわけか、彼女の最大の魅力である、プリケツを目立たせなくしているため、オトコのオレとしては「わざとでしょ」と思わざるえないわけである。

  ストーリー自体、おとなりの半島の南部分の同じような顔と同じようなスタイルしたアイドルたちや、釈由美子やシルク姉さんがフツーに「そこいらにおる」状態している今、別段どーってことない。

  むしろ、ブスなイモのネエちゃんが、整形等駆使しまくり、過酷なトレーニングしまくり、芸能界の頂点を極めたとすれば、それはもう、スキャンダルでもなく美談でしかない。「情熱大陸」もんである。

 指原莉乃がトップになる時代である。また、どーせ、どんな人気がある人でも2年ほどで落ち目になるわけで、整形していない美人でも数年経ちちょっと衰えがみえると、フツーに「劣化した」とネットで写真アップで載せられる時代なのである。

  このあたりの現在と原作時のギャップをなんとかしないと、今、あまり説得力ないのである。だから。大森南朋にいかにもっともらしいこと云わせても、上滑りするだけ。もうちょっとこのあたり、監督や脚本は考えた方が良かった気がする。 

 だから、後半になり、異常に焦りだす主人公に移入できず、ちょっとダレた。ダレたがさすがは沢尻エリカ、顔がアップになるたんびに見惚れる。
 やっぱ、映画産業がちゃんとしてたら、主演するだけで、満席にできる逸材なのは確か。あの、クソ映画「パッチギ!」、彼女のシーンだけは今も鮮明に覚えているほどである。
  
 音楽も戸川純「蛹化の女」出たあたりおおおおおっと思ったが、その後、正々堂々、スペース・オディティじゃあるまいし、美しき青きドナウ、だぜ、あと、なんと、ベートーヴェンの「運命」が流れた日には、観ているこっちはどーすればいいのか、何を感じればいいのか、おせーておせーて。いやはやなんとも。絶望的である。 

 まあ、ちょっと長いストーリーのついた沢尻エリカのイメージヴィデオとしては、プリケツ場面が少ないものの、音消して流してれば、最高である。
 
 ボロクソ書いている気がするが、映画館で観る映画というものが廃れてしまった今、DVDやBlu-rayでポーズ効かせながら、こちらのペースで観る「もの」としては、いいのであろう。DVD実際売れているみたいだし、今頃になってようやっと、レンタルできたほどであるから。

 あと、寺島しのぶを脱がせなかったのは、すばらしいとしかいいようがない。この部分だけは、観るもの(まあ、オレだけかもしれんが)の心をちゃんと掴んでいた。


 
ヘルタースケルター スペシャル・エディション(2枚組) [Blu-ray] (2012)

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