(前回までのあらすじ
最近、アナログで持っているCDばかり買っていたこと(特にビートルズモノボックス)に気がつき、いっちょう、レコード(死語)でも聴くか、とプレイヤー(死語)引っ張り出し、久々にステレオ(死語)から音を出したところ、ダブでもないのに、ぶわんぶわんした音しかしなかったので、つい意地になり、まともな音を出そうと、カートリッジをいろいろ変えてみたり、ハードオフで二〇年前のアンプ買ったりし始める。でも、ヘッドフォンはともかく、やっぱり、かつていつも聴いていたスピーカーからの音がおかしいので、スピーカーのネットを開けてみると、開けてびっくり玉手箱、ウーハーのウレタンエッジがボロボロになっていた!ネットで検索すると、エッジを交換する方法があるというが・・・・音楽はMacやiPhoneで聴くもの、と割切ってしまうか、それとも、やっぱ、フツーにステレオでレコード聴けるようにするか、これぞ、10万円、7万円、5万円、運命の分かれ道! )
と、自分でもあらすじ書かなようわからんようになったぐらい、更新に間がしもうたが、祐ちゃん、スワローズに来て欲しかった。タイガースより人気球団になれたかもしれん(てな、呑気な事を云うていると、ロッテの小林宏之が大リーグ大リーグ云うてたと思たら・・・・。先生!讀賣体質の球団がセ・リーグには2チームもあって、貧乏球団はまっとうな野球ができません、不公平です。菅直人よ、子ども手当より貧乏球団手当やで)。
あと、民主党、理屈はもうええから、即刻、総辞職総選挙やで。同じTPPでも消費税増税やっても、絶対フツーの内閣がやった時より、下手打つに決まっとるねんから。
で、朽ち果ててしまっているエッジ交換、しようと思ったが、どうも、やり方ややこしそうだっし、短気で不器用で力のない色男体質のオレにはちょっとムリめに思え、JBLのHP見てたら、補修部品で、ちゃんとウーハーが載っており、
価格が7,000円
だったので、少し熟考の上(前回の更新から先週の金曜日あたりまで)、素直に電話して注文し(7,000円×2+送料1,200円+消費税で計15,960円)、備え付けてある天井からスピーカーを下ろし、3ミリと4ミリの六角レンチを使って、スピーカーからウーハー取り出し、交換して、ようやっと、フツーに音が出るようになった。「フツー」というても、オーディオマニヤの人が見たらというか聴いたら、まあ、軽く40はクレームつくであろうが、ようやっとホッと一息、である。
のべ3ヶ月、かかった費用もカートリッジ色々買ってしもうたので、伊達直人さんに恥ずかしいぐらいかけてしまったが、新たに買い換えるよりは、かなり安くついた。
オレのステレオ(死語)はよう考えたら、震災(ああ、もう一六年も経つのね)あたりから、ほぼそのまんま、であるし、だいたいCDプレイヤーを使わなくなって一〇年は経っている(MacのiTunesで聴く)。ハードオフの垂水商大跡で、Control5みつけ、それが15,000円程度だったので、中古で買い換え、という安易な方法も考えたが、そのエッジもオレのと同じ状態になっていたので、もし買っていたら、エラいことになっていた(考え方を変えると、エッジがボロボロになったControl5は、あと+16,000円でウーファー毎交換するか、もしくは、エッジ交換(5,000〜)すれば、まともな音になるわけで、これが今のスピーカーと比べ、安いか高いか・・ワカラン)。
参考資料
JBL スピーカーシステムControl 5の仕様 1987年発売
88年頃買った記憶があるから、なんと、二十三年落ち。これのウーファーのエッジがぼろぼろになってたわけであーる。
修理について | ハーマンインターナショナルから、JBLユニット修理価格表(PDF: 340KB)をダウンロードすると、Control5のウーファーの型番は「C5003」で、価格は7000円とあったから、早速、お問合せ | ハーマンインターナショナル で、記載されている電話番号にかけて、注文すると、送金額、振込先教えてくれるから、そこへ振込、翌々日には、モノがついた。
Control5の解体については、JBL コントロール5 スピーカーエッジの貼り替え、エッジ張り替えられた方のページであるが、Control5の分解からウーファー取り外し、取り付けまで懇切丁寧に写真入りで説明されており、非常に助かった。スピーカー解体用に、六角レンチが要るが、本体とウーファーのボルトのサイズが異なっており、3mmと4mmが必要であった(ホームセンターでバラ売りだと100円しない)。難易度としては、天井からスピーカーひっぺがすという重労働を度外視すれば、カーステのスピーカー取り付けよりずっと楽(あたりまえか)と簡単であった。ざっと一時間ほどの作業。ブログ上で申し訳ないが、どうもありがとうございました、大変助かりました。
音については、今、すぐ近くに置いて、アナログレコード、ぶっかけているのだが、快適そのもの。Mac通して聴く音楽とはまた別の味わいがある。ウーファーからもちゃんと音出ているし、同じように劣化している筈のツイターからもフツーに高音域が出ている。昔聴いてた音だ、と云いたいところだが、昔聴いてた音そのものを覚えていないから何とも云えない。エージングなんか知らないよ。
開けて思ったのだが、例によって例の如く、細い細い配線コード、貧弱で、ムラムラ悪い誘惑が起きたが、グッと抑えた。オーディオ無間地獄への崖っぷちに、今、オレは立っているのであーる。スピーカの線変えただけで、感動する人間にはなりたくない。AMラジオから流れる弘田三枝子に涙する人間で十分。
この交換でどのくらい寿命が延びたのかわからんが、昔は満足していた音である、なるべく、長く使っていこうっと。元の天井のに設置するのは、また体力気力が充実してから、ちゅうことで。
(ウレタンエッジにアマオール塗ったら、長持ちするってホンマだろうか。思いクソ振りかけておいたが)
