2010年4月22日木曜日

春だからP.I.L.

 うーん、石川勝てないなぁ。惜しかったんだけどね。くさらず頑張ってほしいものだ。まあ、そのうち、「風」が変わったら、バカ勝ちしまくることでしょう(石川いうても石川遼じゃなく東京ヤクルトスワローズの石川雅規のことである、あたりまえだが)。
 前回に引き続き、「フィル・スペクターを めぐる」なんちゃら、とかしようと思っていたのだが、なぜか、突然、パブリック・イメージ・リミテッド聴きたくなって・・・「なぜか、突然」と書いたけど、時代はもちろん、ぜんぜん違うが、音的には似とる気がしとる。まあ、フィル・スペクターちゅうのは、おおざっぱに云うて、「ベース音強調イントロ」が肝、ただし、アメリカン・ゴールデンエイジ・どポップ故、ハチミツ煮詰めた感じの甘ったるく甘ったるく仕上げてあるわけだ。オレはアホやから、そんなんばっか聴いとったら、同じ「ベース音ど強調イントロ」でも、乾いた音が聴きたくなったわけだ。キリンラガーばっか飲んどったら、アサヒスーパードライが恋しくなる・・・ちゅう感じか。
 そいで、ファーストイシューの「アナリサ」、久々に聴いたら、案の定ハマってしもて、Amazon覗いたら、こんなアルバムとか、


Plastic Box

 これは4枚組のベストちゅう感じで(おれが買ったときには2000円ほどだったが、今は4000円弱・・どうなっているのか??)、4枚組のうち、後期収めた2枚は、ムダになりました。
 それよりなによりも、メタルボックスのCD版レプリカちゅうのが出てた。アナログのとき、せこいオレは、LP一枚に収めたセカンド・エディションちゅうのを買ってしもてえらい後悔した思い出がある。明らかに「ど低音」の出方があたりまえだが違うのだ。


Metal Box (Vinyl Replica Edition) [Original recording remastered] [Import] [from US]

 カッタるい、カッタるい、「ポップトーン」が当時もなぜか今も一番お気に入りになり、ついで「バッドベイビー」、「スワンレイク」なのだが、plastic boxに「デスディスコ」として入っている方を聴いて、余は満足じゃ・・・。

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