2020年5月17日日曜日

2020年5月17日

金曜日(5月15日)、「とある科学の超電磁砲T.」#14、放映あった。てっきり、また、コロナウイルスの影響で、再放送だと思ってたけど、ちゃんと、#14。
 上条当麻、凄かったなぁ。
 

次回(来週になって欲しい)「ドリー」と、食蜂操祈と、「みーちゃん」のエピソード、か。楽しみ。



「新約とある魔術の禁書目録」の方は、順調に読み進んでおり、今、「20」新約 とある魔術の禁書目録(20) (電撃文庫)

 まあ、ほんま、オレの中の「こういう感じのもん読みたいな」という長年に渡る欲求不満を一挙に、解消してくれる、感じ。「解消」どころか、過剰に、大量に満たされまくってる・・って感じか。



「9」新約 とある魔術の禁書目録(9) (電撃文庫)

 なんか、オティヌスのエピソードがあまりにも素晴らしくて、読み終えた瞬間、再読しようかと思ったくらい。

 ただ、ちっちゃくなったオティヌスにも、興味があったので、強引に読み進んだわけや。

 いや、ネタバレせんようにネタバレせんように書いているんだが、木原脳幹推しのオレとしては、ちょっとだけ、さびしい。上里翔流には、ちょっと、厳しく、行きますよ。  

2020年5月4日月曜日

HAC from Youtube

 まあ、もともとは音楽の感想文のブログである。

 女性ラッパーHACの動画、曲。前世紀。
 以下Youtubeで紹介しているが、HACの登場部分から始まるようにしてある。
 自分のための備忘録ですな。
 

 さんぴんCAMP(1996)でのSPECIAL TREASURE 。
 夢見てる 夢見てる なぜなの教えてBaby。
 ダンサー二人従えて、貫禄たっぷりに登場。「みんな歌って〜」やぞ。
 


 SPECIAL TREASUREのスタジオ録音盤 。ライブでは聞き取りにくかったけど、日本語の使い方、凄い。
 下記リンク歌詞全部載っているが、日本語感覚すごい。なまじ、変に韻踏みにこだわらず、自由自在。
 チクタクタクタク秒数 君何年かんけーない そんなこと毎年 考えてたら とにもかくにも きりないない 意味ないない 数えよーの無いこの波乱 のゲーム あーゆーこーゆーそーゆーのそのまた LOVEの豪遊

   きり無い無い無い、意味無い無い無い、んとこ気持ちエエ。
 

 ECDのご存知バイブレーション、笠井紀美子のバイブレーション(1977)のカバーだが、HACのラップの部分、以前も書いたけど、今も、「粋」で「いなせ」で「蓮っ葉」という江戸時代の形容詞持ち出さないと、オレは感想を書けない。辰巳芸者並みの蓮っ葉なお姐さんが、カエル声で早口で、まくしたてている、粋、だなぁ、いなせだなぁ・・。 

  オレはそんなに日本のヒップホップ聴いていないが、このHACの部分が、一番好き。要するに「頂点」と思っている。これは、もう、今聴いても、(いくら世の中、コロナ騒動であろうと)今もどこぞの街で繰り広げられているであろうあれやこれや、という、ライブ感ビンビンに感じてしまう。

 街歩いていると、
 もう、男から、次から次へと声かけられ、もう
「よりとりどりどりよりどころ」
な状態であるけど、
「こんなんでトリプルプレーなんて、てんで、あいにく、御用なし・・・」、
 でも、
「ナックルボールみたいな性格のヤバめ」
 な男出会って、本気出し、ついに、得意技を決め
「すれすれ、きりきり、はらはら、ドキドキ」、
状態、からの、
「クールなクルーな香り漂わせて、で向かって来て来て来て」、
と、「トリプルプレー」オーケーする状態に至る感じが伝わってくる(個人の感想です、多分、ちがうかも)。

 
 しかし、「トリプルプレー」って何のことだろう?
 でも、深く、掘り下げない。

 江戸時代に例えると、惚れてもしがらみが大きく心中しちゃう郭の女の子とかじゃなく、もう、惚れたら、相手の名前、入れ墨入れちゃう辰巳芸者深川芸者あたりの潔さまで、感じちゃうのである。
 
 
次のは動画。独特の「カエル声」の秘密がわかったような、わからないような。
 「バイブレーション」の歌の部分歌っている方も、エエ。




 HAC MY Road 今回、見つけた。ドスの効いた声だけど、粋やいなせ、は、感じられない。

 

2020年5月2日土曜日

2020年のラジカルな意思のスタイル 2




Super Black Market Clash


 クラッシュの1980年(あたり)の、アルバム。まあ、ごくごく素直に、ウィリー・ウィリアムスの名曲「Armageddon Time」カヴァーしたのは、当時、すごく新鮮だった。でも・・・

 このジャケット!

 目の前でわさわさうじゃうじゃ群れてる「警官隊」にたった一人、立ち向かう、ドレッドロックス。

 カッチョいい!
 いつかは、こういうシチュエーションに出逢いたい!
 
 ところが、今、Twitter界隈ふらふらしとると、こうした構図が多い。ただ、さすがに2020年。逆転してしもうてるわ。

 目の前にうじゃうじゃ群れてるのは、反抗がカッコエエと思い、自分たちが正義と思ってる「エエ者たち」で、ひとり立ち向かってるのは、今は、彼らから「悪」とされる価値観を持つ人である。

 大勢で寄ってたかって、「正義」で、ボコボコにされてる。

 みっともなくって、情けなくなってくるのである。


 ロックはもともと群れてたから、まあ、しゃあない。和を以て貴しとなす、ロックの定義の一つである。

 オレがイヤになるのは、パンクやレゲエの方々も、あっち側にしっかり、おられるみたいなのだ。


 いつの時から、一人になることを怖れるようになったのだろう。特に、レゲエなんか、最初、だーれも、聴くヤツおらんかったのに。日本ではごくごく少数の方々が、「誰も耳を傾けない」「無視されること」「誰も集まらない」をデフォルトに、てめえが信じる、「いい音楽」いっちょうで、がんばってきたのを見ているだけ、余計に。


 まあ、相手が、いくら強大な力を持つ相手かもしれんが、「音楽」なら、一人でも、群れなくても、勝てるだろう?
「音楽で、世の中を変える」・・・それすらも信じられなくなったのかい?
 「政治」より、世の中変えられるパワーがある。


 自分で言葉を考えず、どっかの他人に煽られ、どっかの誰かが使い古した言葉で、「怒った」ふりして、群れて数の力で世の中変えられるなら、たしかに、そっちの方が楽だろう。マスコミや野党のエラいヤツにも、褒められるだろう。でも、それは、単に、「どこぞの誰かの言いなり」・・・。

 じゃ、なんで、「音楽」やっている?
 意味ないやん。

 まあ、エエわ。言い過ぎた、それが、あんたらの「カッコ良さ」なんだろう。そっちはそっちでやって。

 オレは、まだ、「音楽のパワー」は政治なんかのパワーより遥かに凌駕する強さと大きさを持っているって、信じておく。ガキだもん。
(「音楽」を「演劇」「映画」・・その他に置き換えても、いっしょ)




2020年4月30日木曜日

令和2年4月30日

 食蜂さん、今、エラいことになってるからなあ・・・。



 明日は13話放映決まったみたい。 先週はコロナの影響で、12話再放送。
 木原幻生、めちゃくちゃ腹立つが、こういうジジイにならんとあかん。


 

2020年4月26日日曜日

2020年のラジカルな意思のスタイル

 アベノマスク早く届かないかなあ。

 手持ちのマスク、不繊紙の使い捨てを洗っては使い洗っては使いしているうちに、マスク掛けた途端、不繊紙の細かい繊維が喉に入って、クシャミや咳するようになって、なにか、もう、何してるのか、わからんようになってくる。コロナウイルス以外の理由で肺を悪くしそうである。
 
 というのに、アベノマスクをボロクソ云うてる方々が、Twitter界隈におられるみたいで、困る。

 今日は、ちょっと政治的なネタ(というほどのこともない、妄想ダダ漏れ文だが)なので、読まなくてもよろしい。

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 アベノマスクをボロクソ云うてる方々、どうも、「反体制」の方々みたいである。

 そいで、その「反体制」ちうと、50〜60年前の「反体制」がベースとなり、フォーマットになってしもうているような気がする。

 「反体制なオレ」・・カチョいい!!、「権力に立ち向かうオレ」カッチョいい!!・・という、レベルである。ただ、反抗する対象が、50〜60年前当時の「体制」「権力」であることが、痛い。明治時代になっているのに、徳川幕府打倒しようとしているみたいな、齟齬をオレなんかは感じるだが、彼らはそいで、エエんであろう。


 当時に間に合わなかった若い人(と、言っても、中老年の方々)たちは、「ウッドストック・コンプレックス」もしくは、「全共闘コンプレックス」過大というか、当時を美化しすぎ、理想化してしまっている感じところがあり、やはり、「体制」「権力」の定義が50〜60年前のまま、なところは一緒である。


 しかも、彼らはいまだ、それが、カッコいい、と思ってるから始末に悪い。
 
 しかも、アベガーの方々の中で、相互批判一切見られないのだ。うがった見方をすると、多分、首相の悪口以外、彼らの中で共通項は、案外少ないのではないか。
「みんなで仲良く、首相を罵倒しようぜ、だって、それが反体制だもん!」、そいで、OK・・・ロックですなあ。


 今じゃ、国が配布するマスクに、いちゃもん」つけるのが、大流行。それも、チンピラヤクザが定食屋で「うどんにゴキブリ入ってた」と店にいちゃもんつけるレベルである。
 
 今どき、そんな事をするチンピラ(そもそも、チンピラすら存在しているのかどうか)ですら、躊躇すること、彼らは、やっているのである。「反体制」の名の下に・・・。

 オレなんかは、幼い頃、新宿駅で大勢で暴れるわ、火炎瓶投げるわボロボロにするわ、東大では、安田講堂に籠もってめちゃくちゃにして、入学試験中止にするわ、太陽の塔目玉男出てくるわ、しまいめには、ハイジャックして、「われわれはあしたのジョーである」捨てゼリフに他国へ亡命して・・とかの、まさに体を張った、「大芸」をテレビで楽しませてもらった身からすると、情けなくなってくるのである。

 反体制、するなら、マジメに反体制やって欲しい。
 まあ、オレもこのままじゃ、「反体制」に反対しているだけになってしまう。

 よろしい。
 門前の小僧習わぬ経を読むじゃないが、「習わぬラジカル」を教授してしんぜよう。「今の反体制」を教授してしんぜようじゃないか。

 ただし、オレは、政治がらみでは、選挙権しか、行使しないことにしているので、そのつもりで。例によって君もしくは君のメンバーが捕らえられても、一切、関知しない。

 今の政権が気に食わず、ぶっこわしたかったら、非常に簡単で、それこそ、「リベラル」とか云う嘘くさい偽善を捨て(あんたら、そう言えば、「代々木的」なもん、さんざん、バカにしとったんじゃ・・・)、もう一度、「ラジカル」なスタイルを取ればいいのである。

まず、

絶対に安倍政権を倒す

を目標とすること。

そのため、

ありとあらゆる手段を取ることに躊躇しないこと
ありとあらゆる犠牲を払うことに躊躇しない


・・・まあ、最低それぐらいは、覚悟して欲しい。

ここまで、来たら、後は、戦術を考えたらいいだけ。試しにオレが考えたその戦術は、


  • ・朝日新聞、毎日新聞、東京新聞が、政権を褒め称える記事を毎日載せはじめる
    ・玉川徹等がモーニングショーで突然、政府の方針を支持はじめる
    ・Twitterでラサール石井を始めとする界隈が突然、安倍首相褒めはじめる

 これは、彼らが「プライド」を捨てるだけで、簡単だと思う。

 これだけ、で、オレなんかに代表される、今の政権を消極的に支持している層は、「あれれれ?」と思いはじめる。デマでもソース確認が取れていなくても、煽れるなら、なんでも飛びついて来た連中が突然、手のひら返して、褒めはじめる・・・「こりゃ何かあるぞ・・」疑心暗鬼を生じるわけですな。

と、トドメに、

・鳩山由紀夫氏、小沢一郎氏、自民党に復党させる
(自民党というのは、彼らすら受け入れしまう「政党」なのである)

 ちょっといろんなテクニックが、要求されると思うが、もともと、二人とも、自民党、まあ、そこは、もう、そっちで、考えて。

 ここまで来ると、オレみたいな人間は、脳内「?」まみれになって、次の選挙では、絶対に自民党に、投票しない。

 だいたい、鳩山由紀夫氏や小沢一郎氏は、もう、存在するだけで、いろんなトラブルを自ずと引き寄せてくれるから、自民党めちゃくちゃになること請け合いである。
 

 かくして、確実に、安倍政権は倒せる、のである。しかも、暴力沙汰一切無しで。


 ただ、不思議なことに、あれほど、悪口罵倒の限りを尽くし安倍政権打倒してる野党が、なぜか、安倍政権を倒した後の「政権取った時の構想」というのが一切出していない。
 
 総理大臣誰にして、他の大臣ポスト誰にして、どういう政策で、とかの「マスタープラン」がわかんないのである。今、野党の党首ですら、アベノマスクガー、アベノマスクガー・・・・こりゃ、ダメだ・・・

 あと、
 今のコロナウイルスが完全に終息してから、やってね。
 ここんとこ、一番大事。



2020年4月16日木曜日

令和2年4月16日

明日は、とある科学の超電磁砲T.放映日。
楽しみ。黒子と食蜂操祈、めちゃくちゃがんばるんじゃなかな。



 「あたまの中に直接話しかけるの、やめていただけます?」。
 
・・実は、どんどん、食蜂操祈推しになっていっている。


と、いうことで、世の中、こういう感じなので、ノベルというか小説の方の「とある魔術の禁書目録」(鎌池 和馬 著, 灰村 キヨタカ=イラスト)全22巻、手に入れて、このところ、がしがし、読んでいる。もう、めちゃくちゃオモロい。もちろん、アニメ観てしまっているので、最初から順に・・という感じじゃなく、科学サイド、一方通行や暗部組織のエピソード中心に、である。

 こっちの世界にもっと早く気がついていたら良かった。何年経っても、本出さない作家をえんえんと待ったり、とか、単につまらんだけ、でも、(これが今の「新しい」でっせ)風味、でごまかしてある小説、ほんと、もう、意味ない。

 「新約とある魔術の禁書目録」の方も、読んでみるつもり。



2020年4月9日木曜日

令和2年4月9日

 

 おお、明日(4月10日)からは、いよいよ、「とある科学の心理掌握(メンタルアウト)」(笑)か。  楽しみ!  

・・というか、オレが食蜂操祈好きになったきっかけ、コミック「とある魔術の禁書目録外伝とある科学の超電磁砲10」のエピソードにいよいよ、入るのか。


2020年4月2日木曜日

令和2年4月2日

 いやあ、ハマったはまった、もう、ずっぽし。
 「とあるシリーズ」である。
 こういう時期に熱くなれるもんがあって、しあわせ、である。

 音楽にしろ小説にしろコミックにしろアニメにしろその他ありとあらゆるエンターテイメント、アーティスト、こういう時期に、受け手が集中できるもんが創れる方々というのは、素晴らしいのである。

 一方、それができる立場にありながら、それを放棄、あるいは気が付かず、「正義感」に心を蝕まれ、怒りのあまりTwitterで毒づいている方々もおり、哀しい。その怒りなり不安のパワーを創作に使えば・・と思うが、アカン人はもうアカンのやろ。低次元な悪口以外、もう、何も生み出せない。

とある魔術の禁書目録」、そのスピンオフ「とある科学の超電磁砲」「とある科学の一方通行」とか、ノベル、コミック、アニメ、あと、オレがハマることになったきっかけが、ゲーム「とある魔術の禁書目録IF」。
おもろうておもろうて。かたっぱしから、読んだり観たりしとる。

 オリジナルの小説(ノベル)が2004年。知らんかった。
 こんな長いのか。あれやこれや、は省略するが、オレが一番、ぐっと来たのは、小説上の「学園都市」のトップが、アレイスター・クロウリーが実在の英国の魔術師という点。なぜか、敗北感をいうか、「やられたー」感大である。
 もちろん、出てくる登場人物もエピソードも、魅力的である。


アニメの「「とある科学の超電磁砲T」はいわゆるサードシーズン。
もう、毎回録画して観ている。
明日は、いよいよ、「才人工房(クローンドリー)」。
コミックで読んでしまったので、もう、ついに「ドリー」登場かと思うと、もう、胸いっぱいである。コミックで読むんじゃなかった、いや、コミックも、めちゃくちゃ良かった。コミックはコミックとして楽しんだし、今度はアニメで楽しんでやる。

この予告編、最後、わからんかったが、「エクステ、嫌〜」だったのね。





アニメで食蜂派閥の髪が紫で、縦ロールな子が出てきて、御坂美琴(主人公)と同じゲコラーで気になっていたが、なんと、恐るべし、「とあるシリーズ」!。
彼女、帆風潤子、主人公で、「超電磁砲」のスピンオフとして、「とある科学の超電磁砲外伝 アストラル・バディ」として、コミックになっていた!

 もう、貪り食うように読んだ。帆風潤子と食蜂操祈(しょくほうみさき)の関係がすばらしい!
 ただ、オレは致命的な欠陥があり、アニメやコミックの登場人物に「発情」できん体質なので、そこがつくづく残念である。



2020年3月25日水曜日

令和2年3月25日

 いやしかし、また、人類として、「歴史に残る事件」に遭遇してしまった。オレ個人としては、震災以来か。

 これが、みんなが大好きな「自然」というものの、恐ろしさである。

 こういうとき、まあ、首相がどうのこうの国がどうのこうの県がどうのこうの市がどうのこうの、云うてもしゃあない。

 ベストな方法なんか、わかっているヤツ、世界中どこにも、おらん。

 人類の一人としては、より、リスクの少ない方、より、ベターな方と思える方へ、行動していくしかない。完全完璧な対処の方法、なんて、ありえないのだから。

 でも、まあ、なんとか、生き延びたい。
 

2020年3月1日日曜日

令和2年3月1日

 ロック聴きはじめの頃、ザ・キンクスに出会ってしまうと、かなり、その後の、ロック、ひいては音楽そのものに対する接し方が変わってくるのじゃないだろうか?なんとなくそんな気がする。

 それはそれとして。

 昨年、久々に、「SFマガジン」を買った。年遅れの2018年12月号。なにせ、「ハーラン・エリスン追悼特集」である。なにせ、ハーラン・エリスンの本邦初訳短編3つ入ってるのである。

 だいたい、ハーラン・エリスンちゅうたら、小説を読む、というより、文字を通して、わけのわからん「熱さ」「ヤバさ」をビンビンに感じるもん、なんである・・・。小説のストーリーがわかんなくても問題ない、単語、濃密な文章が次から次へと紡ぎ出すイメージの洪水に身を委ねればいい。感じろ!



 でも、遅すぎた。哀しいかな、今、エリスンは、オレにとって、もう、過去形にしなければならない。今回の3篇共、もう、「熱」を持って、読めなかった。
 ま、エリスンがの今までSF、イモばっかじゃねぇか!ばかやろう、とSFそのものに喧嘩売りまくり、ぶっ壊し何か新しいものを生み出そうとしていた頃だし。ま、亡くなってから、あわてて、持ち上げても、遅すぎるのである。



 ほいで、まあ、せっかく「マガジン」買ったのだからと、エリスン以外の掲載中の作品、ひととおり、目をとおしてみたのだが、「・・・?」以外の感想は持てなかった。ま、しゃあない。



 鏡明氏がエリスンについて追悼文書いてて、エリソンの武勇伝、「フランク・シナトラに喧嘩売る」エピソードが紹介されており、オモロかった。文体がいつの間にかキモくなっていたのは、驚いたが、まあ、なにせ、日本最初の「ニューファミリー」だし、超革中のメンバーだから、しゃあない。長生きなさってください。



 で、ちょっと、オレもオレなりに、生まれてはじめて、「これがいわゆる(忸怩たる思い)ってやつ?」感にとらわれつつあった頃、今度アニメ「とある科学の超電磁砲T」が始まるというので、ニコ動その他で、今までの「とある科学の超電磁砲(レールガン)」「とある科学の超電磁砲S」を一挙放映してたので、ふわ~っっと観てたら、一挙に引き込まれた。



 「あ、こっちか!!」



 ちょっと、ノリが、入ってしまった。



 一挙放映、時間があわない、めんどくさい!、AmazonPrimeのアニメチャンネル入って全部、観て、ついでに、本編である「とある魔術の禁書目録(インデックス)」シリーズも全編観て、新作扱いの「とある魔術の禁書目録Ⅲ」「とある科学の一方通行」も、TSUTAYAでDVD借り、片っ端から観た。
 コミックもKindleとDMMブックスで、「とある科学の超電磁砲」8から15、読み、原作小説(ライトノベル)も「新約とある魔術の禁書目録11」、食蜂操祈と上条当麻の胸キュンエピソードのやつ、読んだ。



 オレは肉を喰いたいのに、「SFマガジン」という八百屋さん行って、「肉売ってない肉売っていない、おかしいおかしい」と思ってただけだったのである。「SFマガジン」という八百屋さん、大昔はそりゃ肉売ってたかもしれんが、時代が変わり、今は売っていなかった、それだけ、である。レアのヒレ肉喰いたいのに、人参やゴボウ喰っても、満足できないのである。今のSFでは、「白井黒子」みたいなキャラ、売っていない、作り出せない、のである。ワシが年取ったわけじゃないのであーる。。



 感想とか、云うのはおこがましいが、「とある魔術の禁書目録」「とある科学の超電磁砲」、両方で描かれる「妹編(シスターズ)」は、それぞれ、素晴らしいとかいいようがない。同じストーリーを別視点で描き、それぞれ、微妙に異なった感動をもたらす、というのは、生まれてはじめての経験である。



 
「世界の中で愛を叫んだけもの」も「とある」シリーズも根っこは一緒かもしれんなあ、とか思ったりして。スタログとラストオーダーにめろめろになる前の一方通行(アクセラレータ)、似てる感じがした。こんなん感想でもなんでもない。エリスン読んで、すぐさま「とある」シリーズ観たら、誰だってそう思うだろう。



 上条当麻はモテ過ぎじゃ、ぼけ。白井黒子、食蜂操祈が中学生である以上、オレは麦野沈利推しにしよっと思ったけど、浜面仕上にボコボコにされてエラいことになってしもたし、贔屓のフレンダは死んでもたし、スクールの心理定規もエエ女やが、垣根帝督が後ろについてるし。困る。

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