横山剣の「本牧ブルース」!!!
この「Songs」というBSの番組、昭和歌謡のカヴァーを現在の歌手に歌わせるちゅう趣向であるが、たいていは、センスがイモなクセに、「今」風にカッコ良く唄ってやろう、或いは、まだ、自己が確立していない分際で、「自分」風に歌ったりして、それが、イモ過ぎたり、カッチョ悪すぎたり、好きな曲であれば、絶対、お口直しに、後、オリジナル聴かないと寝られないんで、あんまし観てないのだが、今夜の横山剣の「本牧ブルース」は、もう、これは・・・。
!!!
横浜ちゅうんは、なんとすばらしい町なんだろう、と思った。ゴールデン・カップスの時代から、ず~~~っと、ず~~~っと、ず~~~っと、切れ目なく、「何か」が、ちゃんと、今の今まで、つながっているんだ。
昨日のはわけわからん文章であった。
このところ、更新してないのに、アクセス数がやたら上がっているんで、落ち着かせるためには、政治ネタである。
しかし、あと気持ち悪いのは、60年代風に、さっそく「進歩的文化人」みたいな連中が現れて、デモに参加するヤツをやたら持ち上げたりしている。ほんま、大丈夫だろうか?60年安保の時は、新聞社7社があわてて、議会制民主主義を支持する宣言をしたのだが。
しかし、「数」にたった一人で乗り込んでいったこういう若もんもおるわけで、彼に罵声を浴びせ、彼を排除するしかできなかったところに、この騒ぎの限界を見た。
しかし、この人、カッチョいい!!!
まさにパンク。オレよりずいぶん若いがこういう人に将来なりたいです。
2015年8月3日月曜日
2015年8月1日土曜日
ほんま、キンクス好きでよかった。
まあ、ある法案に反対するんはぜんぜん、かまわないと思う。デモもいいだろう。
ただ、デモに集まったみんなで、法案を「悪」として、攻撃するうちに、あたかも、自分が「正義」、と勘違いしてしまい、そのうち、なんか、「悪」に向かって罵詈雑言の限りを尽くしているうちに、つい、云っている自分たちが「善」で「清く」そして「エラく」なったような気がして、そのうち、それをすっかり信じこんでしまう。「悪」を攻撃するのは、誰でもできるというのが、どっか、行ってしまうのである。その「悪」よりもっともっと、「悪」ですら、できる。
当然、もう「絶対悪」となってしまった法案を通そうとする、与党は、当然「絶対悪」、100%「悪」である、当然、首相など、世界歴史レベルの「極悪人」である。それらを罵倒しまくるオレたちこそが、「正義」、「絶対正義」と信じこむようになってしまう。自分たちが間違っているんじゃないか、と云う、後ろめたさ、疑問、一切生じることがない、なぜなら、自分たちは、「絶対正義」なのだから。
でも、ワシらからみたら、単に、ある法案に反対しているだけで、自分が「正義」、それも、誰の疑義も挟む余地のない、「絶対正義」という、神の領域ですらある存在になれるもんだろうか、と思ってしまうわけである。しかも、ややこしいことに、「絶対正義」であるだけなら、ともかく、どうやら、圧倒的な「精神的優位性」まで獲得したようである。それが証拠にその法案に賛成するヤツは、もう、人類の敵レベルの罵詈雑言を被せられる。
単に一法案にNoと云うだけで、こんな、もう、恐れ多くも畏くも「神の領域」に誰もが、達することができるものなのだろうか?
誰か、ツッコミを入れるヤツがおらんのか?
御存知のとおり、60年代の大学紛争、最初は、1968年あたりの学費値上げ反対運動やらマスコミ授業批判、医学部のインターン問題等,フツーの人もなるほどな、と思う問題で、デモや学内スト等で始まった。それが、一年後には、東大安田講堂事件、2年後にはよど号ハイジャック事件、たった、4年には、あのあさま山荘リンチ事件、である。あといろいろ悲惨な事件あるけど、後は調べてくれ。
彼らは、みんな、「正義」であった。
そして「正義」は、暴走する。
ただ、デモに集まったみんなで、法案を「悪」として、攻撃するうちに、あたかも、自分が「正義」、と勘違いしてしまい、そのうち、なんか、「悪」に向かって罵詈雑言の限りを尽くしているうちに、つい、云っている自分たちが「善」で「清く」そして「エラく」なったような気がして、そのうち、それをすっかり信じこんでしまう。「悪」を攻撃するのは、誰でもできるというのが、どっか、行ってしまうのである。その「悪」よりもっともっと、「悪」ですら、できる。
当然、もう「絶対悪」となってしまった法案を通そうとする、与党は、当然「絶対悪」、100%「悪」である、当然、首相など、世界歴史レベルの「極悪人」である。それらを罵倒しまくるオレたちこそが、「正義」、「絶対正義」と信じこむようになってしまう。自分たちが間違っているんじゃないか、と云う、後ろめたさ、疑問、一切生じることがない、なぜなら、自分たちは、「絶対正義」なのだから。
でも、ワシらからみたら、単に、ある法案に反対しているだけで、自分が「正義」、それも、誰の疑義も挟む余地のない、「絶対正義」という、神の領域ですらある存在になれるもんだろうか、と思ってしまうわけである。しかも、ややこしいことに、「絶対正義」であるだけなら、ともかく、どうやら、圧倒的な「精神的優位性」まで獲得したようである。それが証拠にその法案に賛成するヤツは、もう、人類の敵レベルの罵詈雑言を被せられる。
単に一法案にNoと云うだけで、こんな、もう、恐れ多くも畏くも「神の領域」に誰もが、達することができるものなのだろうか?
誰か、ツッコミを入れるヤツがおらんのか?
御存知のとおり、60年代の大学紛争、最初は、1968年あたりの学費値上げ反対運動やらマスコミ授業批判、医学部のインターン問題等,フツーの人もなるほどな、と思う問題で、デモや学内スト等で始まった。それが、一年後には、東大安田講堂事件、2年後にはよど号ハイジャック事件、たった、4年には、あのあさま山荘リンチ事件、である。あといろいろ悲惨な事件あるけど、後は調べてくれ。
彼らは、みんな、「正義」であった。
そして「正義」は、暴走する。
2015年7月5日日曜日
iPhoneで読みにくいブログナンバーワン。
6日続けて、プール行ったら、今日はもう、グロッキー。
前回書いた、25メートルを平泳ぎ4ストローク(前回は5回であったが、進化して4回でいけるようになったの!!!)で泳ぐ、というのを、バカみたいに繰り返し繰り返しやっているため、フツーに泳ぐより、ずっと、体力消耗が激しいみたい。平泳ぎというより、もう、プールサイドを蹴らない「水中蹴伸び」の連続だから腕や足より、胴全体、つまり、体幹部が疲れるんだ。まあ、水泳用語で云えば、「ストリームライン」の維持ですな。
まあ、25メートルだけで、息も絶え絶え、酸素不足で目に星が舞う、それでも、どんどん、4回で行けることが多くなっているし、呼吸も以前よりずっと、楽になってきたし。それより何よりも、足の蹴りも腕の掻きも、バシッと決まった時、そのまま、身体がツーーーーーーーーっと水を進んでいく快感は、手放したくない。
この調子であと6ヶ月かけて、身体慣らして、フツーに4回で行けるようにするつもり。4ストロークで25メーター平泳ぎ、できるということは、25メーター平泳ぎ、5回6回7回8回9回10回でも、可能なワケで、疲労度、速さ(今25メーター50秒かかる!!!)、距離(今は25メーター以上泳げない)で最適なストローク数見つけるつもり。
最低限の労力で、ダラダラ、たらたら、のんべんたらりん、てれんこてれんこ、長く長く、そして、気持よく、泳ぎたいんだ。
まあ、クロールやっているんみて、いつも、そして、ガキの頃から、ず~~~っと、思うんだが、泳いでいる間中、腕も足も全力で動きっぱなし。どこがいいんだろう?、というクズ男の言うことだ、くれぐれも、こんなアホなこと、マネしないように。
Appleの新しい、定額音楽サービス、
「1か月980円、家族なら
1,480円で数百万の曲にアクセスできるようにして、あなたにこれまで以上に多くの曲を
届けます」
のApple Music、7月1日に早速、利用しはじめて、ず~~~っと、聴きっぱなしである。
ヘンゼルとグレーテルがお菓子の家に訪れたテンションで、聴きまくっている。
3ヶ月無料であるが、当然、以降も月980円なら、もうタダみたいなもんである。
数百万曲、当然、昭和歌謡やJ-pop、新しい音楽は貧弱きわまりないみたいなのだが、ジャマイカの音楽やオレが好きな古いロックはかなり充実していて、もう、片っ端から、聴いている。
ゼムのファースト聴いた後、その時代の他のマイナーな英米ロックのその手の音楽を聴きまくり、「サージェント・ペパーズのばか」と口走り、お口直しに、サイエンティストの漫画ダブシリーズ(ジャケットがマンガの、Greensleevesレーベルから出ているサイエンティストのダブシリーズ)聽き、映画「Quadroperia」のサントラで「ハイ・ヒール・スニーカーズ」聽き、トミー・タッカーのオリジナルと聴き比べたり、しあわせ。
ゼムのファーストなんか、CD買いそびれ、ず~~~っと廃盤で、どうしても発作的に聴きたくなった時、Duetというクソ高い(けど、アナログプレーヤーから直結できるやつ)ファイアワイアのインターフェース買って、Logic Proというクソ高いアップル純正のソフト買って、ゼムのファーストを数時間かけて、オレのアナログライブラリーから探し出し、アナログプレーヤー1200MK2を物置からひっぱり出して、レコードカートリッジを数個買い込み、何度も試行錯誤して、ようやっと、アナログ-デジタル変換に成功し、iTunesで聴けるようにした。したものの、その時には、その「試行錯誤中」ゼムのファースト、プレーヤーで何十回も聴いたもんだから、すっかり飽きてしまっていた・・・という、哀しい悲しい体験がある。それが、フツーにApple Musicのライブラリーにあり、フツーに聴ける。亦楽しからずや。
Apple Music。
まだ、出たてだ、いろいろ、文句はある。
どこが、オレのためにあるのか、CDで持ってる音源ばっか、ご提案してくれる「For You」、逆に知らんし、興味のない音楽ばっか出てくる「New」・・・なら検索するまでよ、と検索しようとすると、いきなり「トレンド検索」が出て、Appleプッシュの検索が先に出てくる・・・ウザイ。
あと、オレのように、連想で次から次へとランダムに聴いた後、その履歴を探そうとしても、出てこない。いちいち聴いては、Facebookとかツイッターで履歴表示させろ、というのだろうか?
あと、iTunesのインターフェース、また変えて、悪く変えて、つまり、改悪して、使いにくく、見難く、醜くなった。
iPadは最悪、フリーズしたり、いきなりオチたりする。
スティーブ・ジョブズの死の負の影響が有るとしたら、Appleのインターフェースの劣化であろう。バージョンアップのたんびに悪くなる。クルマで直接iPhoneで瞬時にアルバム探して、聴く、というのが不可能になってしもうた。
マイクロソフトのインターフェースは一言でいうと、「おせっかい」であるが、Appleは、かつては「親切」であった。でも、今のAppleは、「親切ごかし」「おためごかし」。
前回書いた、25メートルを平泳ぎ4ストローク(前回は5回であったが、進化して4回でいけるようになったの!!!)で泳ぐ、というのを、バカみたいに繰り返し繰り返しやっているため、フツーに泳ぐより、ずっと、体力消耗が激しいみたい。平泳ぎというより、もう、プールサイドを蹴らない「水中蹴伸び」の連続だから腕や足より、胴全体、つまり、体幹部が疲れるんだ。まあ、水泳用語で云えば、「ストリームライン」の維持ですな。
まあ、25メートルだけで、息も絶え絶え、酸素不足で目に星が舞う、それでも、どんどん、4回で行けることが多くなっているし、呼吸も以前よりずっと、楽になってきたし。それより何よりも、足の蹴りも腕の掻きも、バシッと決まった時、そのまま、身体がツーーーーーーーーっと水を進んでいく快感は、手放したくない。
この調子であと6ヶ月かけて、身体慣らして、フツーに4回で行けるようにするつもり。4ストロークで25メーター平泳ぎ、できるということは、25メーター平泳ぎ、5回6回7回8回9回10回でも、可能なワケで、疲労度、速さ(今25メーター50秒かかる!!!)、距離(今は25メーター以上泳げない)で最適なストローク数見つけるつもり。
最低限の労力で、ダラダラ、たらたら、のんべんたらりん、てれんこてれんこ、長く長く、そして、気持よく、泳ぎたいんだ。
まあ、クロールやっているんみて、いつも、そして、ガキの頃から、ず~~~っと、思うんだが、泳いでいる間中、腕も足も全力で動きっぱなし。どこがいいんだろう?、というクズ男の言うことだ、くれぐれも、こんなアホなこと、マネしないように。
Appleの新しい、定額音楽サービス、
「1か月980円、家族なら
1,480円で数百万の曲にアクセスできるようにして、あなたにこれまで以上に多くの曲を
届けます」
のApple Music、7月1日に早速、利用しはじめて、ず~~~っと、聴きっぱなしである。
ヘンゼルとグレーテルがお菓子の家に訪れたテンションで、聴きまくっている。
3ヶ月無料であるが、当然、以降も月980円なら、もうタダみたいなもんである。
数百万曲、当然、昭和歌謡やJ-pop、新しい音楽は貧弱きわまりないみたいなのだが、ジャマイカの音楽やオレが好きな古いロックはかなり充実していて、もう、片っ端から、聴いている。
ゼムのファースト聴いた後、その時代の他のマイナーな英米ロックのその手の音楽を聴きまくり、「サージェント・ペパーズのばか」と口走り、お口直しに、サイエンティストの漫画ダブシリーズ(ジャケットがマンガの、Greensleevesレーベルから出ているサイエンティストのダブシリーズ)聽き、映画「Quadroperia」のサントラで「ハイ・ヒール・スニーカーズ」聽き、トミー・タッカーのオリジナルと聴き比べたり、しあわせ。
ゼムのファーストなんか、CD買いそびれ、ず~~~っと廃盤で、どうしても発作的に聴きたくなった時、Duetというクソ高い(けど、アナログプレーヤーから直結できるやつ)ファイアワイアのインターフェース買って、Logic Proというクソ高いアップル純正のソフト買って、ゼムのファーストを数時間かけて、オレのアナログライブラリーから探し出し、アナログプレーヤー1200MK2を物置からひっぱり出して、レコードカートリッジを数個買い込み、何度も試行錯誤して、ようやっと、アナログ-デジタル変換に成功し、iTunesで聴けるようにした。したものの、その時には、その「試行錯誤中」ゼムのファースト、プレーヤーで何十回も聴いたもんだから、すっかり飽きてしまっていた・・・という、哀しい悲しい体験がある。それが、フツーにApple Musicのライブラリーにあり、フツーに聴ける。亦楽しからずや。
Apple Music。
まだ、出たてだ、いろいろ、文句はある。
どこが、オレのためにあるのか、CDで持ってる音源ばっか、ご提案してくれる「For You」、逆に知らんし、興味のない音楽ばっか出てくる「New」・・・なら検索するまでよ、と検索しようとすると、いきなり「トレンド検索」が出て、Appleプッシュの検索が先に出てくる・・・ウザイ。
あと、オレのように、連想で次から次へとランダムに聴いた後、その履歴を探そうとしても、出てこない。いちいち聴いては、Facebookとかツイッターで履歴表示させろ、というのだろうか?
あと、iTunesのインターフェース、また変えて、悪く変えて、つまり、改悪して、使いにくく、見難く、醜くなった。
iPadは最悪、フリーズしたり、いきなりオチたりする。
スティーブ・ジョブズの死の負の影響が有るとしたら、Appleのインターフェースの劣化であろう。バージョンアップのたんびに悪くなる。クルマで直接iPhoneで瞬時にアルバム探して、聴く、というのが不可能になってしもうた。
マイクロソフトのインターフェースは一言でいうと、「おせっかい」であるが、Appleは、かつては「親切」であった。でも、今のAppleは、「親切ごかし」「おためごかし」。
2015年6月20日土曜日
ほぼ一ヶ月ぶりの・・
今、平泳ぎに夢中である。25メーターを少ないストローク数で泳ぐ、ちゅうのに、凝ってしもうたがな。
めちゃくちゃ遅く、息が上がってしまうが、5回がいまのところ記録。こういうことをしてると、周りの方々がいろいろサジェスチョンしてくださるので、助かる。もちろん、速く泳ぐためじゃなく、効率的に泳ぐためである。
くれぐれも、誤解のないように。下のような感じではない(でも、でけたらエエやろなあ)。
しかし、水泳、思うのだが、陸上に例えると、公園でジョギングしようとしているオッサンが、ウサイン・ボルトの100メートル走の走法を研究しているような感じがする。
いわゆる四大泳法以外にスロウスイミング用の泳法とか実はあるんではないだろうか? 横泳ぎぐらいしかできへんからな。
朝ドラ「まれ」、先週はオモロかった。池畑美南がもうスゴかった、ファンになる。いうか、ひさびさに、ヨコハマヨコハマしたドラマで嬉しい。大輔も、ホンマ、ヨコハマのちょい不良っぽい雰囲気ぷんぷんで、嬉しい。「謎の中国人」もちゃんと出てきてるし。りょうも、中華街に突発的におるめちゃくちゃイイ女が母親になったみたいだし。あ、あと、ジョルジュ・ゲンズブールのどエロソング、「Je T'aime Moi Mon Plus」が流れていたのも、エエ(もちろん、有名なのは、ジェーン・バーキンのだが、BBのヤツもあるんだろうか?)。
更新、一ヶ月も空いたのは、ロックばっか聴いているせいである。それも、3枚組、4枚組の、nuggetsシリーズ(シリーズなのかは不明だが、ボックスセットのタイトルにnuggetsがついているんで)で、困る。
サンフランシスコナゲッツは紹介だけしたが、ロサンゼルスナゲッツもあったんで、それもゲットしといた。ロサンゼルスの方は、ジャニス・ジョプリンもドアーズもサンタナも入っているし。
・ Surf-Age Nuggets
・ Looking Back 80 Mod, Freakbeat And Swinging London Nuggets
・ Keep Lookin' - 80 More Mod, Soul & Freakbeat Nuggets
・ Never Ever Land: 83 Texan Nuggets from International Artists Records 1965-1970
・ Love Is The Song We Sing San Francisco Nuggets 1965-1970
・ Where the Action Is! Los Angeles Nuggets: 1965-1968
とりあえず、聴きまくっている。そいで、思ったんは、ある時期以降のロックは、聴き流されることを拒否しはじめたんじゃないか、と思ったが、思っただけ、それ以上もっともらしいこと思い浮かばん。じっさい、サーフィンミュージックばっか集めた、Surf-Age Nuggetsは聞き流していると、気持ちいい。
あと、珍しく、ザ・フーの50周年ベストが出たんで、とりあえず。とりあえずでゲットしたけど、一番、聴きまくっている。2枚組の方で、その2枚目はほとんど聴かず、一枚目の、オレの好きな曲ばっかリピートして聴いている。ハイナンバーズ時代の「ズートスーツ」大好き。
ただ、不思議なことに、ザ・フーばっか聴いていると、キンクスが無性に聴きたくなる。キンクスばっか聴いていると、やっぱし、キンクスもっともっと聴きたくなる。そう、オレは、キンクスファンなのだ。ロックなんか大キライであるが、キンクスがロックなので、仕方なく、他のロックも聴いているに過ぎない。そう、クソロックをいっぱいいっぱい聴くことにより、キンクスの良さを再確認したいだけなのかもしれん。
しかし、円安で割高なCDボックスより、清水みさとのDVDの方がエエんとちゃうかな、と思い始めた今日このごろ。
めちゃくちゃ遅く、息が上がってしまうが、5回がいまのところ記録。こういうことをしてると、周りの方々がいろいろサジェスチョンしてくださるので、助かる。もちろん、速く泳ぐためじゃなく、効率的に泳ぐためである。
くれぐれも、誤解のないように。下のような感じではない(でも、でけたらエエやろなあ)。
しかし、水泳、思うのだが、陸上に例えると、公園でジョギングしようとしているオッサンが、ウサイン・ボルトの100メートル走の走法を研究しているような感じがする。
いわゆる四大泳法以外にスロウスイミング用の泳法とか実はあるんではないだろうか? 横泳ぎぐらいしかできへんからな。
朝ドラ「まれ」、先週はオモロかった。池畑美南がもうスゴかった、ファンになる。いうか、ひさびさに、ヨコハマヨコハマしたドラマで嬉しい。大輔も、ホンマ、ヨコハマのちょい不良っぽい雰囲気ぷんぷんで、嬉しい。「謎の中国人」もちゃんと出てきてるし。りょうも、中華街に突発的におるめちゃくちゃイイ女が母親になったみたいだし。あ、あと、ジョルジュ・ゲンズブールのどエロソング、「Je T'aime Moi Mon Plus」が流れていたのも、エエ(もちろん、有名なのは、ジェーン・バーキンのだが、BBのヤツもあるんだろうか?)。
更新、一ヶ月も空いたのは、ロックばっか聴いているせいである。それも、3枚組、4枚組の、nuggetsシリーズ(シリーズなのかは不明だが、ボックスセットのタイトルにnuggetsがついているんで)で、困る。
サンフランシスコナゲッツは紹介だけしたが、ロサンゼルスナゲッツもあったんで、それもゲットしといた。ロサンゼルスの方は、ジャニス・ジョプリンもドアーズもサンタナも入っているし。
・ Surf-Age Nuggets
・ Looking Back 80 Mod, Freakbeat And Swinging London Nuggets
・ Keep Lookin' - 80 More Mod, Soul & Freakbeat Nuggets
・ Never Ever Land: 83 Texan Nuggets from International Artists Records 1965-1970
・ Love Is The Song We Sing San Francisco Nuggets 1965-1970
・ Where the Action Is! Los Angeles Nuggets: 1965-1968
とりあえず、聴きまくっている。そいで、思ったんは、ある時期以降のロックは、聴き流されることを拒否しはじめたんじゃないか、と思ったが、思っただけ、それ以上もっともらしいこと思い浮かばん。じっさい、サーフィンミュージックばっか集めた、Surf-Age Nuggetsは聞き流していると、気持ちいい。
あと、珍しく、ザ・フーの50周年ベストが出たんで、とりあえず。とりあえずでゲットしたけど、一番、聴きまくっている。2枚組の方で、その2枚目はほとんど聴かず、一枚目の、オレの好きな曲ばっかリピートして聴いている。ハイナンバーズ時代の「ズートスーツ」大好き。
ただ、不思議なことに、ザ・フーばっか聴いていると、キンクスが無性に聴きたくなる。キンクスばっか聴いていると、やっぱし、キンクスもっともっと聴きたくなる。そう、オレは、キンクスファンなのだ。ロックなんか大キライであるが、キンクスがロックなので、仕方なく、他のロックも聴いているに過ぎない。そう、クソロックをいっぱいいっぱい聴くことにより、キンクスの良さを再確認したいだけなのかもしれん。
しかし、円安で割高なCDボックスより、清水みさとのDVDの方がエエんとちゃうかな、と思い始めた今日このごろ。
今、平泳ぎに夢中である。25メーターを少ないストローク数で泳ぐ、ちゅうのに、チャレンジしとる。めちゃくちゃ遅く、息が上がってしまうが、5回がいまのところ記録。こういうことをしてると、周りの方々がいろいろサジェスチョンしてくださるので、助かる。もちろん、速く泳ぐためじゃなく、効率的に泳ぐためである。
https://youtu.be/x0YAXTLm3r8
しかし、水泳、思うのだが、陸上に例えると、公園でジョギングしようとしているオッサンが、ウサイン・ボルトの100メートル走の走法を研究しているような感じがする。
いわゆる三大泳法以外にスロウスイミング用の泳法とか実はあるんではないだろうか?
朝ドラ「まれ」、先週はオモロかった。美南ちゃん、つまり、中村ゆりかのファンになる。いうか、ひさびさに、ヨコハマヨコハマしたドラマで嬉しい。大輔も、ホンマ、ヨコハマのちょい不良っぽい雰囲気ぷんぷんで、嬉しい。「謎の中国人」もちゃんと出てきてるし。りょうも、中華街に突発的におるめちゃくちゃイイ女が母親になったみたいだし。あ、あと、ジョルジュ・ゲンズブールのどエロソング、「Je T'aime Moi Mon Plus」が流れていたのも、エエ(もちろん、有名なのは、ジェーン・バーキンのだが、BBのヤツもあるんだろうか?)。
更新、一ヶ月も空いたのは、ロックばっか聴いているせいである。それも、3枚組、4枚組の、nuggetsシリーズ(シリーズなのかは不明だが、ボックスセットのタイトルにnuggetsがついているんで)で、困る。
サンフランシスコナゲッツは紹介だけしたが、ロサンゼルスナゲッツもあったんで、それもゲットしといた。ロサンゼルスの方は、ジャニス・ジョプリンもドアーズもサンタナも入っているし。
・ Surf-Age Nuggets
・ Looking Back 80 Mod, Freakbeat And Swinging London Nuggets
・ Keep Lookin' - 80 More Mod, Soul & Freakbeat Nuggets
・ Never Ever Land: 83 Texan Nuggets from International Artists Records 1965-1970
・ Love Is The Song We Sing San Francisco Nuggets 1965-1970
・ Where the Action Is! Los Angeles Nuggets: 1965-1968
とりあえず、聴きまくっている。そいで、思ったんは、ある時期以降のロックは、聴き流されることを拒否しはじめたんじゃないか、と思ったが、思っただけ、それ以降もっともらしいこと思い浮かばん。じっさい、サーフィンミュージックばっか集めた、Surf-Age Nuggetsは聞き流していると、気持ちいい。
あと、珍しく、ザ・フーの50周年ベストが出たんで、とりあえず。とりあえずでゲットしたけど、一番、聴きまくっている。2枚組の方で、その2枚目はほとんど聴かず、一枚目の、オレの好きな曲ばっかリピートして聴いている。ハイナンバーズ時代の「ズートスーツ」大好き。
ただ、不思議なことに、ザ・フーばっか聴いていると、キンクスが無性に聴きたくなる。キンクスばっか聴いていると、やっぱし、キンクスもっともっと聴きたくなる。そう、オレは、キンクスファンなのだ。ロックなんか大キライであるが、キンクスがロックなので、仕方なく、他のロックも聴いているに過ぎない。そう、クソロックをいっぱいいっぱい聴くことにより、キンクスの良さを再確認したいだけなのかもしれん。
2015年5月23日土曜日
笑っちゃって 泣けちゃって ドイン てなことに なってしまう (カモネ)
これから、書くことは、ある種の人に対して、びっくりして ひっくり返って ドイン てなことに なってしまう(カモネ)。
またある人は、喜んで ひっくり返って ドイン てなことに なってしまう (カモネ)。
はい。いかにも、わたしは1年で10キロの減量に成功し、その後10ヶ月リバウンド無し、どころか、更に1.1キロ減量(77.7キロから66.6キロ)、の毎日を送っている人生の成功者です。
ついつい、上から目線になってしまうことをお許し下さい。
でも、成功者ゆえの虚しさも感じています。
色恋抜きという条件がつくものの、女性にモテまくっているわたしなので、減量したといっても、モテ度は変わりません。あいも変わらず、モテまくってます。つまり、減量しても、何も変わりません、減量って何?
服のサイズがまた後戻りしたので、全部買い直したりして、出費もバカになりません。
それどころか、デブを見ると、ついつい、無意識に、デブデブ百貫デブ、百貫デブ、電車に轢かれてぺっちゃんこ、とか、デブに対する古今東西の悪口のどれかを心のなかでつぶやいてしまいます。
今いくよ・くるよゴッコもできません。 減量したことで、人間としての大事な何かを失ったのかもしれません。
美しい肉体ともともとのルックスがあわさって、動くダビデ像になった自分をみて、つくづく思います。
減量って、虚しいもんです。
しかし、減量は簡単きわまりないものでした。単なる、加減算、つまり、足し算引き算できたら、誰でもできるものと思います。
そして、つくづく思うのは、
・体重の増加をストップさせる
・体重を減らす
とは全く別だと思います。
これをいっしょくたにして、同時にしようとするから、アカンのですわ。ワケのわからんダイエット食品、ダイエットサプリとか、ダイエット本とか、ともかく、ダイエット産業にコロッとダマサれて、ヒドい時には拒食症とかになったりする。
あと、オレ(一人称単数、いつものに戻します)がどうしても避けたかったのは、旨いものを目にしたら、ついカロリー計算してしまい、「罪悪感」を持って喰ったりすることでした。旨いものを美味しくいただけない、まさに、人の道、いや、生物の道に外れた行為平気でするダイエット中のデブの神経質な無神経さでしょう。あと、健康に良いからといって、糞まずいもん、食えるかってぇの。
・体重の増加をストップさせる。
体重100キロだったとしても、一年ず~~~っと100キロのままにする。体重増加傾向にある場合、太らないないように、食いもんをいじる、つまり、間食をやんぴするとか、脂っこいもんやら高カロリー系の食いもんを減らしたり必要はあるかもしれない。でも、減量する必要はないのですから、さほど、難しくはありません。ちなみにオレは、一日にキットカットミニ一袋、喰うのをやめました。この一年ほど、ず~~~っと100キロの人は、食生活今のままでオーケーです。
・体重の増加をストップさせたところで、食い物そのままにして、運動を追加する。
今食っている食事やおやつで太らない今の生活で、新たに運動加えたら、その分、必ず、体重は減少する。単純な引き算。
これだけです。つまり、体重増加分を無くして、0にしといてから、運動量を増やしたら、必ず、体重は減る、ということですわ。
もちろん、この減量法、即効性はありまへん。最低でもやはり、半年、一年二年はかけるつもりで、ゆっくり気長にやれば、笑っちゃって 泣けちゃって ドイン てなことに なってしまう (カモネ)。
あと、デブの女の人は好きです。
(ここまで、全部、個人の感想です)
悟空の大冒険 Complete BOX

またある人は、喜んで ひっくり返って ドイン てなことに なってしまう (カモネ)。
はい。いかにも、わたしは1年で10キロの減量に成功し、その後10ヶ月リバウンド無し、どころか、更に1.1キロ減量(77.7キロから66.6キロ)、の毎日を送っている人生の成功者です。
ついつい、上から目線になってしまうことをお許し下さい。
でも、成功者ゆえの虚しさも感じています。
色恋抜きという条件がつくものの、女性にモテまくっているわたしなので、減量したといっても、モテ度は変わりません。あいも変わらず、モテまくってます。つまり、減量しても、何も変わりません、減量って何?
服のサイズがまた後戻りしたので、全部買い直したりして、出費もバカになりません。
それどころか、デブを見ると、ついつい、無意識に、デブデブ百貫デブ、百貫デブ、電車に轢かれてぺっちゃんこ、とか、デブに対する古今東西の悪口のどれかを心のなかでつぶやいてしまいます。
今いくよ・くるよゴッコもできません。 減量したことで、人間としての大事な何かを失ったのかもしれません。
美しい肉体ともともとのルックスがあわさって、動くダビデ像になった自分をみて、つくづく思います。
減量って、虚しいもんです。
しかし、減量は簡単きわまりないものでした。単なる、加減算、つまり、足し算引き算できたら、誰でもできるものと思います。
そして、つくづく思うのは、
・体重の増加をストップさせる
・体重を減らす
とは全く別だと思います。
これをいっしょくたにして、同時にしようとするから、アカンのですわ。ワケのわからんダイエット食品、ダイエットサプリとか、ダイエット本とか、ともかく、ダイエット産業にコロッとダマサれて、ヒドい時には拒食症とかになったりする。
あと、オレ(一人称単数、いつものに戻します)がどうしても避けたかったのは、旨いものを目にしたら、ついカロリー計算してしまい、「罪悪感」を持って喰ったりすることでした。旨いものを美味しくいただけない、まさに、人の道、いや、生物の道に外れた行為平気でするダイエット中のデブの神経質な無神経さでしょう。あと、健康に良いからといって、糞まずいもん、食えるかってぇの。
・体重の増加をストップさせる。
体重100キロだったとしても、一年ず~~~っと100キロのままにする。体重増加傾向にある場合、太らないないように、食いもんをいじる、つまり、間食をやんぴするとか、脂っこいもんやら高カロリー系の食いもんを減らしたり必要はあるかもしれない。でも、減量する必要はないのですから、さほど、難しくはありません。ちなみにオレは、一日にキットカットミニ一袋、喰うのをやめました。この一年ほど、ず~~~っと100キロの人は、食生活今のままでオーケーです。
・体重の増加をストップさせたところで、食い物そのままにして、運動を追加する。
今食っている食事やおやつで太らない今の生活で、新たに運動加えたら、その分、必ず、体重は減少する。単純な引き算。
これだけです。つまり、体重増加分を無くして、0にしといてから、運動量を増やしたら、必ず、体重は減る、ということですわ。
もちろん、この減量法、即効性はありまへん。最低でもやはり、半年、一年二年はかけるつもりで、ゆっくり気長にやれば、笑っちゃって 泣けちゃって ドイン てなことに なってしまう (カモネ)。
あと、デブの女の人は好きです。
(ここまで、全部、個人の感想です)
悟空の大冒険 Complete BOX
2015年5月2日土曜日
1979年の「虚無への供物」
この前、小中高大学まで一緒但し予備校は除く、の友人と話していて思い出した。
そうなんである。オレは問題を抱えているんであった。しいて、名前をつけるとしたら、「中井英夫『虚無への供物』問題」であろうか。
根は深い。うん十うん年前、オレは大学に入った。そして、某サークルに入った。サークルというより研究会だ。なぜか、その最初の集まりは4月も終わりになって、そう、ちょうど今頃、連休前のことであった。
待たされたわけで、もう、うれしいて、うれしいて、オレはテンションマックス、勇んで行った。
1979年のこと、であった。
そのサークルというか研究会、女子は一人もおらんかった。まあ、それでも、テンションマックスである。
自己紹介の時、好きな作家のことを熱弁した。何せ、テンションマックス、ハッタリ、大風呂敷、そして好きな作家の好きな作品を喋れるもんだから、マシンガントーク、この状態知っているヤツは知っているだろうけど、今でも酔った時、20回に一度ぐらいそうなることがあるが、そうか、もう酒やめているんだった。
最初、こういうノリを見せておけば、あと、ふわぁっとしてても、ぽけーっとしてても、なんとでも、なるのである(実際、教養のクラスでは最初、いっぱつ、こういうのかまして、オレが大学でやりたいこと、周知徹底させておいたんで、ろくすっぽ授業受け無くても、テストになると、みんなが手とり足取り面倒見てくれた)。
雑談モードに入り、やはり、同じもんが好きな人たちのあつまりだ、まったりとした心地よい時間が流れていった。
(たいしたことないじゃん)ナメてしまったかもしれん。
遅れて、その人は現れた。三回生か四回生か、覚えていない。いい男っぽかったが、ちょっと童顔で背が低かったと思う。新入生が名前だけ名乗った後、その人はおもむろに、自分の鞄の中から、読んだばっかりだったのだろう、ぶあついぶあつい講談社文庫版「虚無への供物」を取り出した。
「ねぇ、これ読んだ人いる?」
新入生を見渡した。その時のいたずらっぽい目。嗚呼・・・・。
中井英夫「虚無への供物」。日本推理小説三大奇書の一つである。
「ドグラ・マグラ」は高校か浪人の時、一回読んだあとそのまま二回目読み始めるというぐらい、文体のノリだけに惹かれ大好きになり夢野久作全集買い込んだぐらいだが、黒死館殺人事件は、まあ、外国語の原書を読むノリで、わかんないとこ、とばしとばし読んだら読み終わってもナンノコッチャい状態、読破していたものの、「虚無への供物」はまだだった。
そして、新入生誰も読んでいないということがわかってから、「虚無への供物」の面白さを語り始めた、
(この人、「虚無への供物」、推理小説として読んだんじゃなく、SFとして読んでる・・・)
それはすぐにわかった。
その先輩はスゴかった。
そして、「虚無への供物」をネタに他の先輩もヴァン・ダー・グラフ・ジェネレーター(プログレっぽい音を出すロックグループ)なんかを持ちだして加わる、翻訳志望の方は、原書しか出てない作品出したりして、加わる。おそらく、本来のそのサークルというか研究会の通常のノリを魅せつけてくれた。
これが単なる雑談なのだ。
他の先輩も、それぞれ、カッコ良かった。自分のテリトリーを持ってて、そこに引きずり込むわけでもなく、そのテリトリーがずっぽり出てしまうわけではなく、足し算、自分のテリトリーを絡めていき、広げていこうとしている。
内容はわからんが、楽しさだけが、ビンビン伝わってくる。
「アカデミックやのぉ」
これぞ、大学。まさに、大学。うーん、マンダム。
ひと通り終わった後、その先輩は再びカバンに「虚無への供物」を入れながら、オレのしょうもない質問に答えてくれた。何を訊いたか覚えていない。
「・・・うーん、最近、SF読まなくなったから、分かんない」
そして、デートの待ち合わせがあるというので、そのまま、笑顔一発残して、去っていった。
SF研で「SF読まない」だぜ、カッチョええ、良すぎるやんけ。
オレは、打ちのめされた。
いや、敗北感というより、罪悪感である。
(SF千冊読んでいないのに、SF研はいってもた・・・)
1979年当時、SFファンは1000冊SF読まなアカン、という不思議な、暗黙の了解みたいなものがあった。
(やっぱり、千冊ルールというのは、ホンマやったんだ)
家帰って読んだSF調べたら600冊弱であった。
あと400冊読まなアカン・・・でないと、カッコつけられない。
そして、以降、授業はサボりまくり、ストイックにパチンコ行って設けたお金を持って、古本屋めぐりをして、SFを買いまくり徹夜で読みまくり、原書に手を出したくなかったんで、「虚無への供物」もSFとして読めるなら、片岡義男も村上春樹も村上春樹もSFじゃい理論と、雑誌も一冊に数えるというズルして、どうにかこうにか、ついに、400冊読破し、1000冊になった。
読破した途端、なんちゅうかほんちゅうか、SFに飽きてしまった。
そういうもんであろう。
まあ、読んでいた600冊は純粋に楽しみで読み、400冊は義務にかられて、知識を得るため、読んだという見栄のため、読んだだけだ。オレの読書歴には、400冊は入れられない(もちろん、400冊の半分以上はオモロい本だったけど)。
また、飽きても飽きても、好き、そっから、突き進む、という状態にはなれなかった。
挫折というより、この大学時代のほぼ費やして読んだ400冊こそ、まさに、虚無への供物、というヤツじゃないだろうか。400冊分の「虚無」。
人生ムリしたらアカン。これでいいのだ。
やがて、学部に入り、SFに挫折したオレは、SFにグレてしまい、SFには見向きもしないで、クルマ乗り回して、女の尻を触りそこないながら、遊びまくりました。
学部のクラスも、GさんとF君が超存在感があって、ある意味、カルチャーショックあったけど、それは無視して、遊びまくりました。
中井英夫の「虚無への供物」、読んだる、と言う勇気は当時も今もない。・・・勇気じゃないな、あの先輩みたいに「虚無への供物」を面白がって読める「力」が、まだ、無いだけなのだ。
そうなんである。オレは問題を抱えているんであった。しいて、名前をつけるとしたら、「中井英夫『虚無への供物』問題」であろうか。
根は深い。うん十うん年前、オレは大学に入った。そして、某サークルに入った。サークルというより研究会だ。なぜか、その最初の集まりは4月も終わりになって、そう、ちょうど今頃、連休前のことであった。
待たされたわけで、もう、うれしいて、うれしいて、オレはテンションマックス、勇んで行った。
1979年のこと、であった。
そのサークルというか研究会、女子は一人もおらんかった。まあ、それでも、テンションマックスである。
自己紹介の時、好きな作家のことを熱弁した。何せ、テンションマックス、ハッタリ、大風呂敷、そして好きな作家の好きな作品を喋れるもんだから、マシンガントーク、この状態知っているヤツは知っているだろうけど、今でも酔った時、20回に一度ぐらいそうなることがあるが、そうか、もう酒やめているんだった。
最初、こういうノリを見せておけば、あと、ふわぁっとしてても、ぽけーっとしてても、なんとでも、なるのである(実際、教養のクラスでは最初、いっぱつ、こういうのかまして、オレが大学でやりたいこと、周知徹底させておいたんで、ろくすっぽ授業受け無くても、テストになると、みんなが手とり足取り面倒見てくれた)。
雑談モードに入り、やはり、同じもんが好きな人たちのあつまりだ、まったりとした心地よい時間が流れていった。
(たいしたことないじゃん)ナメてしまったかもしれん。
遅れて、その人は現れた。三回生か四回生か、覚えていない。いい男っぽかったが、ちょっと童顔で背が低かったと思う。新入生が名前だけ名乗った後、その人はおもむろに、自分の鞄の中から、読んだばっかりだったのだろう、ぶあついぶあつい講談社文庫版「虚無への供物」を取り出した。
「ねぇ、これ読んだ人いる?」
新入生を見渡した。その時のいたずらっぽい目。嗚呼・・・・。
中井英夫「虚無への供物」。日本推理小説三大奇書の一つである。
「ドグラ・マグラ」は高校か浪人の時、一回読んだあとそのまま二回目読み始めるというぐらい、文体のノリだけに惹かれ大好きになり夢野久作全集買い込んだぐらいだが、黒死館殺人事件は、まあ、外国語の原書を読むノリで、わかんないとこ、とばしとばし読んだら読み終わってもナンノコッチャい状態、読破していたものの、「虚無への供物」はまだだった。
そして、新入生誰も読んでいないということがわかってから、「虚無への供物」の面白さを語り始めた、
(この人、「虚無への供物」、推理小説として読んだんじゃなく、SFとして読んでる・・・)
それはすぐにわかった。
その先輩はスゴかった。
そして、「虚無への供物」をネタに他の先輩もヴァン・ダー・グラフ・ジェネレーター(プログレっぽい音を出すロックグループ)なんかを持ちだして加わる、翻訳志望の方は、原書しか出てない作品出したりして、加わる。おそらく、本来のそのサークルというか研究会の通常のノリを魅せつけてくれた。
これが単なる雑談なのだ。
他の先輩も、それぞれ、カッコ良かった。自分のテリトリーを持ってて、そこに引きずり込むわけでもなく、そのテリトリーがずっぽり出てしまうわけではなく、足し算、自分のテリトリーを絡めていき、広げていこうとしている。
内容はわからんが、楽しさだけが、ビンビン伝わってくる。
「アカデミックやのぉ」
これぞ、大学。まさに、大学。うーん、マンダム。
ひと通り終わった後、その先輩は再びカバンに「虚無への供物」を入れながら、オレのしょうもない質問に答えてくれた。何を訊いたか覚えていない。
「・・・うーん、最近、SF読まなくなったから、分かんない」
そして、デートの待ち合わせがあるというので、そのまま、笑顔一発残して、去っていった。
SF研で「SF読まない」だぜ、カッチョええ、良すぎるやんけ。
オレは、打ちのめされた。
いや、敗北感というより、罪悪感である。
(SF千冊読んでいないのに、SF研はいってもた・・・)
1979年当時、SFファンは1000冊SF読まなアカン、という不思議な、暗黙の了解みたいなものがあった。
(やっぱり、千冊ルールというのは、ホンマやったんだ)
家帰って読んだSF調べたら600冊弱であった。
あと400冊読まなアカン・・・でないと、カッコつけられない。
そして、以降、授業はサボりまくり、ストイックにパチンコ行って設けたお金を持って、古本屋めぐりをして、SFを買いまくり徹夜で読みまくり、原書に手を出したくなかったんで、「虚無への供物」もSFとして読めるなら、片岡義男も村上春樹も村上春樹もSFじゃい理論と、雑誌も一冊に数えるというズルして、どうにかこうにか、ついに、400冊読破し、1000冊になった。
読破した途端、なんちゅうかほんちゅうか、SFに飽きてしまった。
そういうもんであろう。
まあ、読んでいた600冊は純粋に楽しみで読み、400冊は義務にかられて、知識を得るため、読んだという見栄のため、読んだだけだ。オレの読書歴には、400冊は入れられない(もちろん、400冊の半分以上はオモロい本だったけど)。
また、飽きても飽きても、好き、そっから、突き進む、という状態にはなれなかった。
挫折というより、この大学時代のほぼ費やして読んだ400冊こそ、まさに、虚無への供物、というヤツじゃないだろうか。400冊分の「虚無」。
人生ムリしたらアカン。これでいいのだ。
やがて、学部に入り、SFに挫折したオレは、SFにグレてしまい、SFには見向きもしないで、クルマ乗り回して、女の尻を触りそこないながら、遊びまくりました。
学部のクラスも、GさんとF君が超存在感があって、ある意味、カルチャーショックあったけど、それは無視して、遊びまくりました。
中井英夫の「虚無への供物」、読んだる、と言う勇気は当時も今もない。・・・勇気じゃないな、あの先輩みたいに「虚無への供物」を面白がって読める「力」が、まだ、無いだけなのだ。
2015年4月22日水曜日
4月22日
ようやっと、春らしい気候になってきたんはいいんだが、問題は、パッチとフリースである。ほんまに、もう、押入れにしまってしもうて、いいんだろうか。4月も終盤というのに・・。
2月から、朝日新聞、ようやっと、やめたんで、ほんま、ウソみたいに日々ストレスが無くなった。これまでは、金払って、ストレス買ってたみたいな人生でしたな。
音楽ネタ。
「Nuggets」(Nuggets: Original Artyfacts From The First Psychedelic Era 1965-1968 )という、ハマった人は、おそらく、自分の音楽鑑賞歴をあらためて、見直し、そして再編成したくなる、コンピレーションアルバムがある。
1965-1968年のアメリカの、ガレージ・パンクを集めたコンピレーション、とされているが、おっさん、「ガレージ・パンク」が何かさっぱりわからん。
まあ、3分間ですっきり終わる曲ばっか集めた、コンピレーション・アルバムと思っている。ロックは大キライであるが、3分間ですっきり終わるなら、話は別だ、大好き。
この前、ひさびさに、CD買おうと思ってAmazonうろちょろしていたら、こういうの見つけ、HMVのサイトで買った(カシコい消費者)。
Love Is the Song We Sing: San Francisco Nuggets
サンフランシスコ、ナゲッツである。1964年から1971年までの曲が入っている。大キライなヒッピー・ムーブメント、その大元となった、1967年の夏、サマー・オブ・ラブが思い起こされる。
入っているアーティストみたら、ジェファーソン・エアプレインやジャニス・ジョプリンやらクイックシルバー・メッセンジャー・サービスやらサンタナやらウンザリする名前が目につく。ブルー・チアーが何故か入っているのは、ナゲッツ、だからだろうか。
4枚組で、こうも、手持ちと重複しているから、見送ろうと思ったが、
・グレイトフル・デッドのダークスターが2分45秒のバージョンである(23分もあるライブヴァージョン聴かされた恨みは一生忘れん)。
・サンタナで唯一好きなエヴィル・ウェイが入っている
・ディノ・ヴァレンテのLet's Get Togetherで始まり、ヤング・ブラッズの「ゲッツ・トゥゲザー」で終わる・・うーん、マンダム。
ちゅうことで、まあ、買ってみましたわ。感想ちゅうても、4枚組ボックス、全77曲、あんまし聴き込んでいないけど、1964年のディノ・ヴァレンテのLet's Get Togetherから1971年のジャニス・ジョプリンのメルセデス・ベンツまで、年代順に並べてあるんで、面白かったです。
2015年4月10日金曜日
4月10日
寒い。
でも、こうした気候のせいかしらんが、東京ヤクルトスワローズ、讀賣に勝つ。
今年は、ピッチャーがほんま、揃ってきた。いうか、開幕以来、13試合すべて3失点以下ちゅうのは、59年ぶりらしい。
ヤクルト・畠山が決勝2号ソロ 投手陣も59年ぶりプロ野球記録で首位! (サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース: "
5人でつないだ投手陣も巨人打線を2点に抑え、開幕戦から13試合すべて3失点以下となり、1956年の西鉄(13試合)のプロ野球記録に59年ぶりに並んだ。
"
でも、こうした気候のせいかしらんが、東京ヤクルトスワローズ、讀賣に勝つ。
今年は、ピッチャーがほんま、揃ってきた。いうか、開幕以来、13試合すべて3失点以下ちゅうのは、59年ぶりらしい。
ヤクルト・畠山が決勝2号ソロ 投手陣も59年ぶりプロ野球記録で首位! (サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース: "
5人でつないだ投手陣も巨人打線を2点に抑え、開幕戦から13試合すべて3失点以下となり、1956年の西鉄(13試合)のプロ野球記録に59年ぶりに並んだ。
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2015年4月2日木曜日
平成27年4月2日と80 Mod, Freakbeat & Swinging London Nuggets
あっという間に、4月、あっという間に、桜も満開である。家の前の街路樹の桜、まだ、若くひょろひょろしているが、そいでも咲く時は咲く。いやぁ、日本人に生まれてきてよかったなあ。
スワローズ、勝つ。大勝。よかったよかった。高井雄平がピッチャーだった時、ノーコンで有名であったが、なにせ球が凄かった。彼が先発ローテーションに加わったら、優勝間違いなし、と思っていたが、まさかの4番、それも頼もしい4番なんで、複雑に嬉しい。
ガレージ・パンクの名コンピレーションに「nuggets」というのがあるが、また、そのnuggetsのついたコンピレーションアルバムが出てたんで、思わず。オリジナルのnuggetsとどういう関係なのだろう。でも、だいたい、だいたい、タイトルが「80 Mod, Freakbeat & Swinging London Nuggets」でっせ!
60年代半ばからの英国、ご存知モッズが好んだであろう、という設定で曲を選んでいる。初めて聞く曲ばっか。かろうじて、知っているんは、スペンサー・デイヴィス・グループやらエピソードシックス、スカ畑のローレル・エイトキンぐらい。
3枚組80曲もあるんで、通しで聴くのも、しんどいなあ、と思っていたが、何せ、始めて聴くような曲ばっかで、古い60年代の曲ながら、ランダムに、新鮮な気分で聴ける。
レイ・シンガーというAh Oop(グーグル検索ですらひっからん)というケッタイなケッタイな曲、が一番、今のところ、お気に入りである。

80 Mod, Freakbeat & Swinging London Nuggets
ガレージ・パンクの名コンピレーションに「nuggets」というのがあるが、また、そのnuggetsのついたコンピレーションアルバムが出てたんで、思わず。オリジナルのnuggetsとどういう関係なのだろう。でも、だいたい、だいたい、タイトルが「80 Mod, Freakbeat & Swinging London Nuggets」でっせ!
60年代半ばからの英国、ご存知モッズが好んだであろう、という設定で曲を選んでいる。初めて聞く曲ばっか。かろうじて、知っているんは、スペンサー・デイヴィス・グループやらエピソードシックス、スカ畑のローレル・エイトキンぐらい。
3枚組80曲もあるんで、通しで聴くのも、しんどいなあ、と思っていたが、何せ、始めて聴くような曲ばっかで、古い60年代の曲ながら、ランダムに、新鮮な気分で聴ける。
レイ・シンガーというAh Oop(グーグル検索ですらひっからん)というケッタイなケッタイな曲、が一番、今のところ、お気に入りである。
80 Mod, Freakbeat & Swinging London Nuggets
2015年3月27日金曜日
平成27年3月27日
プロ野球開幕。スワローズ、勝つ。よかったよかった。去年とか、延長めちゃくちゃ、弱かったもんで、今日もそのパターンかとおもいきや・・・うっしっし。往年の田中絹代じゃあるまいし、アメリカで小便して帰ってきた投手をやたら持ち上げてやたらハイテンションになっている田舎チームに負けるワケにはいかん。
25日にPASSPO☆のライブDVD届いたので、見まくっている。1月1日、6時間半やったライブのヤツである。圧倒される。ライブ映像でぐい押しされたのは、ひさびさ・・というか、生まれて初めて。
しかし、2月5日以来の更新。なんか、更新する気が起きないなぁ、と思っていたら、そうか、このところ、CDをあんまし買わなくなってたもんで、そいで、更新する気が起きなかったわけである。
CD、円安で輸入盤は高いし、なぜか、昭和歌謡のヤツは、紙ジャケ仕様とかで凝るもんだから、ちょっと手が出にくい・・・とはいえ、音楽というものは、出した金額以上の、おっ!感、行くぜ!感、イイね感、イケイケ感、しんみり感、じっとり感、じわっとする感、あはは感、えへへ感、うふふ感、ふわふわ感、ふわふわして、そのまま、アホになってくけど、まあ、エエっか感を得られるのである。たかだか、3,000円やそこいら、で文句ゆーたら、アカンのであーる。
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