2007年10月26日金曜日

 ええじゃないか、ええじゃないか、あかふくもちはええじゃいか。伊勢のめぇいぶうつ、あっかふくもちはええじゃないか・・合掌。  いっぱいきけて、いっぱいしゃべれる。いっぱいきけて、いっぱいしゃべれる・・・合掌。  しかし、亀田一家は、またも、復活しよった。

2007年10月24日水曜日

「今日を生きよう」考

 ネコが笑ってるとこを生まれて初めてみました。ありがとうございます。

 スワローズの新しい監督が高田になり、ますます、スワローズファンは苦難の道を歩まなあかんような気がする。


プロ野球ヤクルトは24日、日本ハムのゼネラルマネジャー(GM)を務めた高田繁氏(62)が次期監督に決まったと発表。 [From ヤクルト監督に高田繁氏決定 3年契約、25日就任会見 | エキサイトニュース]


 広澤はタイガース出身選手のフリしてタイガースのコーチしているし、池山は楽天だ。高井雄平中心に応援しようっと。

 実生活では苦難の道など一億円もろても歩むのはイヤやが、まあ、スワローズ、ちゅうことで。


 オレがCSでは、讀賣応援した(ちゅうても、中継も見ず、勝てばいいなあ、日に二度ほど思った程度)のは他でもない。
 どんな汚い手を使っても、勝ってさえいたら、ごきげんの讀賣が、日本シリーズに出れないとこういう結果が待っているのである。
 

日本シリーズ出場を逃した巨人が、今季限りで3年契約が切れるヤクルトのアレックス・ラミレス外野手(33)の獲得に向け調査を進めていることが21日、明らかになった。 [From 巨人“ラミちゃんゲッツ”しちゃうかも | エキサイトニュース]


 チーム強くするのに、今いる選手をどうやって生かして使うか、とか考えないチームやから、しゃあない。札束にあかしても優勝でけへんこと、まだ、わからん。
 愚痴っとてもしゃあない、まあ、ペタジーニ獲られた時みたいに、夜中、近くの神社行って、丑三参り、すればええことだけどね(ウソでっせ)。

 ともかく、スワローズファンはイバラの道が続こうとも、今日をいきていかなあかんねん。
 
 ここまで、前フリ。
 音楽のサイトですからね、ここは。

 ちょっと前、ラジオでグラス・ルーツの「今日を生きよう」(Let's Live for Today)がかかり、懐かしいなあ、と思って、早速、iTunes Music Storeで購入する。こういう時、便利である。
(歌詞と訳詞もあった! http://www.eigo21.com/03/pops/lvfrtdy.htm

 

 もちろん、テンプターズ(wiki)のカヴァーの方(1967年)が、日本人にとっては、印象深いかもしれん。

 少なくとも、オレの中では鮮烈。だいたい、なかにし礼訳詞(作詞?)、ショーケン(萩原健一のことですわ。)ヴォーカル、どう聴いても、ストレートな前向きな曲ではなく、なんか、女郎と心中しそこなったあげく、なんかとてつもない深刻な修羅場を乗り切った後、ようやっと晴れて「今日を生きよう」ちゅう感じの(オーバーなようだが、いきなり思い入れ過剰に「恋があるなら何もいらない、お前がいれば何もいらない、昨日のことも明日のことも悩むことなく、今ひととき、愛し愛され、今日を生きよう」だもん)

かなり濃度の濃い方が、エエ。
 

 しかし、調べたら、the Rokesというイタリアのバンドのがオリジナルらしい。サンレモ音楽祭で入賞しとる。調べたら、なんとまあ、You Tubeにあった。
 

 


 こいで、テンプターズの「今日を生きよう」がYou Tubeにあったら、ええんやけどねぇ。


2007年10月22日月曜日

「待ちくたびれた日曜日」考

昨日の遠藤賢司のボックス、CD6枚組と書いたが、ウソでした。CD9枚組+DVD1枚の10枚組。そいで、定価で15000円強だから、極めて、太っ腹。でも、まあ、当分、気分はGSやからなあ。

 ずいぶん、前に買って、いっぺん、何か書いた覚えがあるかもしれんが、錯覚かも知れん(過去ログ、やっぱ、全部載せとかな、逆に面倒かもしれんな)、イタリアの(正確にはちゃうんだが、http://ja.wikipedia.org/wiki/ヴィッキー)歌手で60年代後半、「恋は水色」で一発あてるわけだ。




"恋はみずいろ~ヴィッキー・ベスト・セレクション" (ヴィッキー)



 この中に、「待ちくたびれた日曜日」という日本語歌詞((作詩小園江圭子/ 作曲村井邦彦/編曲利根常昭))のヤツがある。

 この曲、歌詞だけじゃなく、作曲の村井邦彦氏(http://ja.wikipedia.org/wiki/村井邦彦)の、これがデビュー作らしい。

 和製フレンチ(になるのかどうかわからんが)として、かなりすばらしい名曲である。
 
 ただ、歌詞がスゴい。最初はオシャレな感じなのだが。

 「髪も綺麗にとかしたし 靴もぴかぴか光ったし
  あなたの~好きな香水も~
 探して買っておいたのに~」
 
 まあ、最初はこんな感じでまあ、けなげな状態。
 オレなら、すっ飛んでいくね。
 で、まあ、この段階で行っとけば、まあ、ええんだが、

 「犬もお風呂に入ったし、
 小鳥のカゴも塗り替えた、
 あなたの好きなアネモネも
 ほどよく咲かしておいたのに」

 かなりエスカレートする。これは、こわい。

 動物関係、あっさり歌っているが、犬を風呂に入れたりするんは、かなり重労働だし、鳥のカゴ、塗り替えるちゅうたら一日仕事や。鳥を何処か別の場所に移さなあかんし、乾くまでまたなアカン。それに、ペンキ塗り自体、ムラがでたりして、かなり重労働だ、

 つぎ、あっさり「(アネモネ)ほどよく咲かしておいた」と書いているが、これも難しい。この段階では、かなりの労力が必要なわけだ。

 それも、まあ、この段階で行っとけば、散々イヤミ云われるかもしれんが、そこは、なんとか、ひたすら逆らったり口答えしたり変な言い訳しないで平謝り、努力すれば、ゴマカシが効くと思う。

 「テーブルかけもとりかえた、
 おかしもこんがり焼け上がり、
 あなたの好きなあの歌も、
 みんな覚えておいたのに」
 
 怖い。
 歌の方も、こっからちょっとキーが上がって軽い焦りみたいなもんが出てくる。
 この段階でひょっこり行くと、まあ、血を見るでしょう。まあ、オレがその待たせている男なら、かなり怖くなって行くのはためらわれる段階だ。
 まあ、歌詞はここで終わっている。それでも、待つ女の切なさが、「ドナドナ」レベルの、ぎりぎりのところで、オシャレに表現されているから、ええ。

 この後、さらに「待ちくたびれ」さえたら、どえらいことになるだろう。
 もう、スティーブン・キングの世界、もしくは「危険な情事」的状況といった、かなり深刻な展開が予測されるわけだ、ワシらオッサンはこうした曲からも耐えず教訓を学んでいかなアカン。

 この次の歌詞は当然

 「家具も全部処分したし、
 貯金も全部おろした、
 あなたの好きな夜の仕事に、
 探してかえたのに、」

 というのがあって、その後は、

 「斧もきれいに研げたし、
 地下室の鍵も頑丈にした、
 あなたの好きなあのお経も、
 みんな覚えておいたのに」
 てな感じ?

 ・・・しもた。オックス(http://ja.wikipedia.org/wiki/ジ・オックス)もこの曲カヴァーしており、それを聴いての感想を書こうと思ったのであった。あの赤松愛が歌詞そのまんまでヴォーカルとっており、上のような怨念とか感じず、まったく別の曲に聞こえるから不思議だ。まあ、幼稚園の先生を待つ園児、ちゅう感じか?
 
"オックス・コンプリート・コレクション" (オックス)



おまけ、ヴィッキーの「恋は水色」

2007年10月21日日曜日

一番アホなのは・・

 まあ、セ・リーグはしかし、なんと地味なCSシリーズであったことだろうか。

  ロッテと日本ハムの方が応援とか、観客の熱気とかスゴかっただけに、  そいで、今日は阪神タイガースの公式スポンサー、ジョーシンへ行ったら、ワケのわからんセールをやってた。

 欲しかったDVD買ったら、いきなり20%引きしてくれて、思わず「なんで?」ときいたら、「CD、DVD全品20%引きしてますねん」と、あっさりした感じで云われた。

 確かに、そこそこにビラが吊り下げてあった。
 それにしては、なんか、熱気がない。

  ははあん、とオレはすぐにわかったね。
  タイガースファンの思考回路を熟知しているオレが推察するに、こりゃ、チャレンジシリーズ、おそらく、タイガースが最後まで勝ち抜くという極めて楽観的な予測に基づいて(おそらく、せめて中日ぐらいはやっつけるだろうと)、このセールを企画してたんだと思う。

 ところが、こないことになったんで、ひっこめようがなくなって、名前のない、ワケのわからんセールだけ残ったちゅうわけじゃないだろうか。

  ひっこみがつかなくなったんや、アホやなあ、と腹の中で嘲笑いながら、まあ、ここはひとつ、ついでやからと店内一巡り・・・遠藤賢司の「実況録音大全」というCD6枚組のボックス、買うてしもたがな。これは半額セールのとこにあったから、つい・・。

 しかも、持ち合わせないから、クレジットで。

 アホや。


"遠藤賢司実況録音大全集1968-1976(DVD付)" (遠藤賢司)

 欲しかったことは欲しかったんだが、26日にはタイガースやらスパイダースの映画のボックス予約しとるから、なんぼ半額や、ちゅうても余裕なんかあらへん。
 11月は税金払わなあかん月やし・・・。

  スワローズファンの分際で、タイガースの牙城で、つい、出過ぎた真似をしてしまいました。  "日本ロック紀GS編 コンプリート" (黒沢 進)が来たんで、熟読しています。

2007年10月19日金曜日

つまんなかった本

 まあ、このところ、わりかし本を読んでいるんだが、この前感想文(・・ちゅうてええのか?)中島らもの奥さん美代子さんが書いた「らも 中島らもとの三十五年」
とか、
 山崎忠昭著高崎俊夫編の「日活アクション無頼帖」やら、もう文句なしにオモロかった本(ちょっと大当たりが続いた)、 がある一方、当然、「うーん」とか「なんや、これ?」ちゅう本があるわけで、今回はそれを紹介する。

  今まではそうしたネガティブな感想を持った本や音楽映画については極力ここで書かないようにして来たが、ちょっと、今回はヒドすぎる。



  たけしのファンというかマニアみたいな人が書いたのか? 
  全盛期ならいざしらず、実際、今頃、事故起こして以来、たけしがそれほどのパワーを持っているとは思えず、だから、著者が「たけし」を持ち上げるたんびに、かなりの違和感を感じた。

  オレのように「たけし」や「団塊の世代」とか「アナキズム」とかの「単語」に反応する人間を刺激するタイトルだが、「たけし」以外、「団塊の世代」についても「アナキズム」についても、あまりにも、中途半端な解釈。

  そしてひたすら、 たけし、たけし、である。なんか、ダマシにかけたような感じ。

  それにしては、「たけし」の今後の戦略云々まで、予想(妄想?)してあり、ようわからん。

  まあ、オレがこのブログで、大好きな弘田三枝子やヤクルトスワローズのことを書く場合、よく、おちいるモードに突入したまんま、本にしてしまったのか?
  オールナイトニッポン時代ならいざしらず、もう、たけしじゃないなろう。今じゃ、爆笑問題の太田の方が、胡散臭さ、ミエミエの路線狙いがあり、たけしを危険と言うなら、太田の方がもっとキケンではないだろうか。 



 同世代の著者で、それまでは、納得できる部分がそこそこあり、今まで、ちょこちょこ読んでいたが、今回ばっかは、匙を投げた。

  さっぱり、ワケがわからん。

  途中から「オレはオレは」(注 この本での一人称は「ぼく」)が続き始め、読み進むうちに、ははぁんと納得する。
  「オレはエラい!」ちゅうわけだろう。
  だから、この本で述べてるワケのわからんことも、正しい、だから、オレの言うこときけ!・・・なんのことはない、今宵、すべてのバーでみられる飲んだくれの戯れ言レベルをカシコぶって書いてあるだけ、と納得。

  ワシら世代がちょうど今ぐらいの年齢になると、酒のみに行くと、堂々巡りの話をグダグダしながら、要は「オレはオレは」の自慢合戦になるのを、本でやった感じがする(読み終えたところで、「語り書き」ということが判明し、ますます、納得)。




  前者はタイトルに凝りすぎて、失敗、実際、著者はフリーライターだそうだが、何者やねん? 
 後者は『キャラクター化する「私」』云うてる著者自身のキャラが立っていない、もしくは、せいぜい酔っぱらいのおっさんキャラ以上のものではない。「語りおろし」ちゅうけど、アルコール入ってグダグダ云ってるのを、筆記させただけじゃないのか! 

 新書、ベストセラーになる本の影響か、本のタイトルと中身のギャップが大きすぎるのが多く、困る。そいで、まあ、最近読んだ本の中では特にそのギャップが激しいものをふたつ。 

 困る

2007年10月18日木曜日

GS中年の憂鬱

 

大毅、それでも、やっぱ、ワルを通して欲しかったもんや。 

 

 もちろん、追放されるだろうが、ここまで来たら、矢吹ジョーが、どさまわりの草ボクシングから立ち上がったような、ストーリーを用意して欲しかった。ただ、あの父親が「白木葉子」の役では困るが。そうやって、再起したあとは、やっぱ、兄弟対決だろう。

 

ようやっと、耳も、グループサウンズに慣れてきた。

 

 ずっと流していろいろ聴いていたら、ザ・サマーズの「あなたのそばが」(1968年)にはまった。

 単純な歌詞の繰り返しがなんとも云えん、  前書いたフラワーズの「チャレンジ」、全曲英語の歌詞というのは、繰り返して聴いていると、ええけど、どないしても、日本語歌詞が素晴らしい「ラスト・チャンス」やら「君恋し」の方を聴きたくなってしまう。

何故か過大に過小評価され、バカにされ、あくまでも「懐メロ」の一種としてしか評価されず、隅に追いやられていたGSを全く新しいところから光をあてまくった伝説の書が再発になっていた。よっしゃ、買うぞ!  

"日本ロック紀GS編 コンプリート" (黒沢 進)

2007年10月16日火曜日

日活アクション無頼帖

しかし、亀田問題、処分が決まったが、あんなもん、一番悪いんは、ヨイショしまくったTBSやろが。  ロッテと日本ハムの試合、ロッテが満塁のチャンスを逸し、そのすぐ裏、日本ハムが一点取ったところで、「こりゃ、ハムが優勝じゃわい」と思って、以降、見なかったのだが、まあ、その後すごいことになったみたいで。

 




 日活出身のシナリオライターの山崎忠昭という人の書いた「日活アクション無頼帖」、ちょっと前、読んだ。
  1999年に亡くなった方だが、いろんなところに発表された文書をあつめ、こうして一つの本として出された編者の並々ならぬ熱意を感じる。

  文体からして、さすが日活出身。
 全文章どこを拾っても「日活アクション」なのだ。
 テンションが高く、そいでいて、ムダがない。

  1962年の鈴木清順「野獣の青春」の数々のエピソードから始まり、オレの好きな中平康やら、日活ニューアクションになってからブイブイいわす長谷部安春、ロマンポルノになってから神格化される神代辰巳とのあれやこれや、日活がああなってからは、ATGでポシャった企画やら、「ムーミン」のシナリオ書いてたとき、作者のトーベ・ヤンソンからのクレーム全文掲載やら。

 オレみたいにあまり映画に詳しくない人間でも、オモシロく読めた。

 まあ、オレとしては、鈴木清順よりも、中平康のちょっととぼけて、そいでいて、粋でカッコ良くて大好きな作品、「危(ヤバ)いことなら銭になる」、かなり詳しくあれやこれや書いてあって、ウレシかった。

 あと、
    「港町、キャバレー、そこに巣食う悪の一味、バクチにマヤク、縄張り争い、強制立ち退きにおびえる善良な市民、そこへフラリとやってくる正体不明の流れ者と彼をつけねらうキザな殺し屋、いつも肩をつっぱらかしてヘタクソなおどりを踊る妖艶なショウダンサー、ヤサ男のフィアンセがありながら無節操にも映画の主人公に熱い思いを寄せる目の大きなヒロイン・・」(p.42より引用)。  

  こうして、さらっと、しかし、完璧に「日活アクション」を定義してみせるわけだ。

 まあ、いろんなパターンがあるけど、最高のは、小林旭、宍戸錠、白木マリ、浅丘ルリ子ですな。

  そういや、なんやかんや云うて、浅丘ルリ子(日活アクションの中では)は「無節操」やったなあ、と思うわけだ。 

 60年代後半、日活は落ち目になり、70年代にはロマンポルノ路線になるんだが、かえすがえすも惜しいことをしたもんだ。

  70年代入って、ひとりで、映画館で、映画を見ることがようやっとできるようになった世代、つまり、オレなんか、一番、そのとばっちり受けたわ。
 ワケのわからんヒッピーがバイクとばしてそのうち殺される話(イージー・ライダー)
やら、あとワケのわからん殺人者のイヤーな話だとか、何で、わざわざ金を払って映画館に観にいったんだろう。

 中学生がやで。  ワンパターンかもしれんが、映画としては、「日活アクション」の方がカッコ良くて、ずっとエエがな。  

2007年10月14日日曜日

 パ・リーグはともかく、セ・リーグ、チャレンジシリーズ、せんでもええんでないか?

2007年10月12日金曜日

だらだら

 このくらいの気温だと、ホンマ、音楽、ちゃんと聴けるようになりましたわ。
 暑い間は、デカいヘッドフォンかぶると、耳の穴の中に汗かいたりしてたもんなあ。

  やっぱ、ここは音楽聴きながらその音楽のことを書く、ちゅう基本的な路線にそのうちに戻れるであろう。

 だが、最近サボりまくっていたんで、なんか文章、書きにくうて、アホになってしもたのか。


 ちゅうことで、そのリハビリかねて、今日のところは、ま、だらだらと。  あっというまに、高津、戦力外通知。あんまりや、ないか!ヤクルト球団、なんで、こんなあからさまなことをするんだろうか。

  昨日の亀田弟負けて、みんな大喜びだが、「悪役」「嫌われ役」として視聴率の取れるキャラとして、確立してしまったことの方が、イヤだ。 

  昨日は、近所の百貨店で、北海道展ちゅうのやっていたんで、行く。広告のチラシで、ウニやらイクラとかカニとか満載のなんとか弁当、見たら、もう、最後、辛抱溜まらんようになって、よだれ垂れ流しながら、待ってたのだ。おばはん連中に混じって列並んで、なんとか弁当ちゅうの買ってむさぼり喰ってやった。 

  まあ、こういうイベントでの経験からいうと、ともすれば、鮑やウニ、イクラといった日本で何故かいつのまにか、高級になってしまい、テレビのバラエテとかで、わざとらしく目をトロンとさせ身をよじって息を荒げ声を張り上げながら喰っているような食材よりも、フツーのイカやら北寄貝、エビとかの方が旨い。

  昔、仕事で2ヶ月ほど北海道出張があったが、もちろん、ホテルと出張先の往復・・・いや、ホテルにも帰れないことの方が多かったか、まあ、そういう調子なんで、徹夜用に、ほか弁ののり弁ダブル、徹夜明けはマクドのモーニングのクソ不味いエッグマフィンお持ち帰りか、、昼はデニーズより不味いけど値段はしっかり高い近所の地元チェーンのファミレスというありさま。そのファミレスはけったいで、ひょっとしたら、幻覚だったような気もしないでもないほどケッタイだった。

  そのファミレス、ウェイトレスが明らかに常軌を逸していたのである。

 おそらく農作業の合間、パートに来ているであろうと容易に推測できるような年齢と体格体重のおばはん・・もとえ、おばさまたち、が、ほれ、アンミラ風制服を着ており、その組み合わせに対して、何故か強烈にお色気を感じてしまい、困ったもんである。

 ある意味、「コスプレ」だったわけで、そもそも巨乳(というより胸囲そのものが大きい)のおばさまの胸をより大きく見せるようなもん着ているんだから・・・・ま、今も懐かしい思い出である。

  あー、何書こうとしたんだっけ。食いもんのことだった。ま、ガマンしてくれ。


  そいでや、仕事も、いよいよ終わりが近づき、そのまま、出張先からそのまま帰京というあんばいになりそうだったので、持っている陰謀の手口を使いまくり、ありとあらゆる手練手管を使いまくり、最後は浪花節風泣き落としまでして、土下座一発したろかい、と思ていると、ようやっとオーケーが出て、ようやっとホテルの寿司屋で、それこそ、メニューを列単位で注文し喰いまくったもんである。

 この時は、一緒に行った体育会出身の先輩を遙か上回る量を喰い、以降、オレは一目おかれることになったが。

  そいで、帰って、北海道出身のヤツに云うたら、思いクソ馬鹿にされたもんである。

 ホテルの寿司でぼったくられたこと(オレたちには喰った量に比して随分安かったがそれでも北海道出身のその人にいわせれば、ぼったくられ価格、だったそうである)まあしゃあないとして、ファミレス行くぐらいなら、そこいらの定食屋、なんで行かんかったのか、と。まあ、オレも納得した。

  まあ、それを教訓に、また、いろいろ旨くて安い店も教えてくれ、今度北海道行ったら、云うとおりにしようと、思ってから、二十年近く経つわけですな。これが。

2007年10月10日水曜日

殺生な・・・

 王監督、かわいそ。  十月十日は体育の日・・・という意識が抜けません。かつて爺さん婆さんが国鉄のことを「省線」とつい云うてしまうもんでしょうか?  ようやっと音楽聴きながら、ここ更新できるようになりました。GSばっか聴いてます。  まあ、神戸西部湾岸部に限ったことではないが、関東弁に無く、便利な関西弁のひとつに「殺生な(セッショウナ)」という表現があります。「なあ、納期、3日前倒しにしてくれへんか」「殺生な!」とか、「もうワタシら、別れよ」「殺生な」。小学生の時なんか、異常に流行した時があって、そこいらの横町路地では、「殺生な・・・」が飛び交ってたことがあります。  で始めて、関東でも結構有効であったことなど書いたろと思って書き始めたのですが、あかん、それ以上膨らませることがでけへんので、溜まっている本の感想文。  関東で、ビジネスで、無理難題とかふっかけられたり、理不尽な場面に遭遇したとき、まあ、ダメもとで使ってみてください。結構、有効ですから。

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