2007年10月12日金曜日
だらだら
このくらいの気温だと、ホンマ、音楽、ちゃんと聴けるようになりましたわ。
暑い間は、デカいヘッドフォンかぶると、耳の穴の中に汗かいたりしてたもんなあ。
やっぱ、ここは音楽聴きながらその音楽のことを書く、ちゅう基本的な路線にそのうちに戻れるであろう。
だが、最近サボりまくっていたんで、なんか文章、書きにくうて、アホになってしもたのか。
ちゅうことで、そのリハビリかねて、今日のところは、ま、だらだらと。
あっというまに、高津、戦力外通知。あんまりや、ないか!ヤクルト球団、なんで、こんなあからさまなことをするんだろうか。
昨日の亀田弟負けて、みんな大喜びだが、「悪役」「嫌われ役」として視聴率の取れるキャラとして、確立してしまったことの方が、イヤだ。
昨日は、近所の百貨店で、北海道展ちゅうのやっていたんで、行く。広告のチラシで、ウニやらイクラとかカニとか満載のなんとか弁当、見たら、もう、最後、辛抱溜まらんようになって、よだれ垂れ流しながら、待ってたのだ。おばはん連中に混じって列並んで、なんとか弁当ちゅうの買ってむさぼり喰ってやった。
まあ、こういうイベントでの経験からいうと、ともすれば、鮑やウニ、イクラといった日本で何故かいつのまにか、高級になってしまい、テレビのバラエテとかで、わざとらしく目をトロンとさせ身をよじって息を荒げ声を張り上げながら喰っているような食材よりも、フツーのイカやら北寄貝、エビとかの方が旨い。
昔、仕事で2ヶ月ほど北海道出張があったが、もちろん、ホテルと出張先の往復・・・いや、ホテルにも帰れないことの方が多かったか、まあ、そういう調子なんで、徹夜用に、ほか弁ののり弁ダブル、徹夜明けはマクドのモーニングのクソ不味いエッグマフィンお持ち帰りか、、昼はデニーズより不味いけど値段はしっかり高い近所の地元チェーンのファミレスというありさま。そのファミレスはけったいで、ひょっとしたら、幻覚だったような気もしないでもないほどケッタイだった。
そのファミレス、ウェイトレスが明らかに常軌を逸していたのである。
おそらく農作業の合間、パートに来ているであろうと容易に推測できるような年齢と体格体重のおばはん・・もとえ、おばさまたち、が、ほれ、アンミラ風制服を着ており、その組み合わせに対して、何故か強烈にお色気を感じてしまい、困ったもんである。
ある意味、「コスプレ」だったわけで、そもそも巨乳(というより胸囲そのものが大きい)のおばさまの胸をより大きく見せるようなもん着ているんだから・・・・ま、今も懐かしい思い出である。
あー、何書こうとしたんだっけ。食いもんのことだった。ま、ガマンしてくれ。
そいでや、仕事も、いよいよ終わりが近づき、そのまま、出張先からそのまま帰京というあんばいになりそうだったので、持っている陰謀の手口を使いまくり、ありとあらゆる手練手管を使いまくり、最後は浪花節風泣き落としまでして、土下座一発したろかい、と思ていると、ようやっとオーケーが出て、ようやっとホテルの寿司屋で、それこそ、メニューを列単位で注文し喰いまくったもんである。
この時は、一緒に行った体育会出身の先輩を遙か上回る量を喰い、以降、オレは一目おかれることになったが。
そいで、帰って、北海道出身のヤツに云うたら、思いクソ馬鹿にされたもんである。
ホテルの寿司でぼったくられたこと(オレたちには喰った量に比して随分安かったがそれでも北海道出身のその人にいわせれば、ぼったくられ価格、だったそうである)まあしゃあないとして、ファミレス行くぐらいなら、そこいらの定食屋、なんで行かんかったのか、と。まあ、オレも納得した。
まあ、それを教訓に、また、いろいろ旨くて安い店も教えてくれ、今度北海道行ったら、云うとおりにしようと、思ってから、二十年近く経つわけですな。これが。
2007年10月10日水曜日
殺生な・・・
王監督、かわいそ。
十月十日は体育の日・・・という意識が抜けません。かつて爺さん婆さんが国鉄のことを「省線」とつい云うてしまうもんでしょうか?
ようやっと音楽聴きながら、ここ更新できるようになりました。GSばっか聴いてます。
まあ、神戸西部湾岸部に限ったことではないが、関東弁に無く、便利な関西弁のひとつに「殺生な(セッショウナ)」という表現があります。「なあ、納期、3日前倒しにしてくれへんか」「殺生な!」とか、「もうワタシら、別れよ」「殺生な」。小学生の時なんか、異常に流行した時があって、そこいらの横町路地では、「殺生な・・・」が飛び交ってたことがあります。
で始めて、関東でも結構有効であったことなど書いたろと思って書き始めたのですが、あかん、それ以上膨らませることがでけへんので、溜まっている本の感想文。
関東で、ビジネスで、無理難題とかふっかけられたり、理不尽な場面に遭遇したとき、まあ、ダメもとで使ってみてください。結構、有効ですから。
らも―中島らもとの三十五年
らも―中島らもとの三十五年
中島 美代子
・まあ、オレ自身、中島らもは途中から、多分、「今夜、すべてのバーで」以降、アル中で再入院したあたりから、こりゃアカン、と読むのやめてたけど、奥さんが書いた文章なら別。
中島 美代子
・まあ、オレ自身、中島らもは途中から、多分、「今夜、すべてのバーで」以降、アル中で再入院したあたりから、こりゃアカン、と読むのやめてたけど、奥さんが書いた文章なら別。
・美代子夫人がらもとの出会いから別れまでを書いた本、しかし、あれやこれや、オモロく一気に読める。夫婦してセックス、ドラッグに明け暮れた日々とか。
・らも美代子夫妻、遅れてきた「ヒッピー」なのだ。いうか60年代後半の価値観をそのまま35年つきとおしたとも。本当はタテマエとかハッタリとか、カッコ良く言うと単なる理想を積み上げてでけた「幻想」だったのに、それも本人わかりすぎるほどわかっていたのに、無理矢理、70年代以降も「現実」でやってしまったというか。
・ただ、らもも奥さんも、実家が超裕福(らもは歯科医の息子、奥さんの実家は神戸の人間ならあっと驚くような場所に5万坪!のご令嬢)。しかも、落ちこぼれながらも、なんのことはない、灘校のぼんぼんと聖心のお嬢との、カップルだし。そういう部分が多分、最初中島らもに熱中して、ある時(多分「今宵、すべてのバーで」後、アル中で再入院した時あたり)冷めてしまった原因かな、と思ったりした。
・わかぎゑふとの確執みたいなもんも出てくるが、ただ、わかぎゑふのアル中ぺい中中島らもがふにゃふにゃな時、ビジネスがらみの尻ぬぐいの苦労(並大抵ではないと想像できる)というかも考えると、なあ。
・あの世代とワシらの世代の間には深くて暗い 川があるんである。ろーえんど、ろー。
2007年10月8日月曜日
21年
ラミレスようやった、古田ごくろうさん、青木でかした・・・・てなこと云うてるうちに、あかんがな。スワローズ、最下位になってもたがな。
21年前、ちゅうと、あかん、1986年か。土橋監督の頃やな。あの頃はすごかったなあ。弱くて。あの頃やったっけ、「スワローズが相手の時は、安心して野球が観れる」とか阪神ファンに云われ、いたく傷ついたんわ。その後、関根監督になって、広澤池山が出てきて、ホーナー!ホーナー効果ちゅうて、広澤や池山がびゅんびゅんホームラン打つようになったんやった。
一昔前は常に最下位争いをしていたが、野村監督以降チーム力が格段と上がり最下位も1986年を最後に落ちていない。(平成になって最下位が一度もないのは巨人、西武、そしてこのヤクルトの3球団だけである。また5位も1990年を最後になく1991年以降2006年まで4位以上と安定した成績を保っている。)それに伴って監督在任期間も長くなり平成の18年で監督を務めたのは関根1年、野村9年、若松7年、そして現在の古田監督の計4名である。一時期に常に最下位争いしていた横浜(当時大洋)の9人、阪神の7人に比べると非常に少ない。 [From 東京ヤクルトスワローズ - Wikipedia]あかんあかん。平成になって、最下位になったことなかったのに。今年は勝負弱すぎたわ。選手の個々はそれなり、やったけど。足りんかったは、抑えのピッチャーが、3人ほど足りん・・・だけか。 往年のタイガースみたいになったら、どないしよ。 ホーナー。
2007年10月4日木曜日
ビートルズの「涙の片道切符」より小鹿しおりの「恋は片道切符」!!!
幻の名盤お色気/キューティ・ポップ解放歌集:ポリグラム編 夜のメカニズム
今日はクルマのオイル交換とか、雑事に追われる。なんか、60%引きで3リッターで3,500円強の100%化学合成のヤツいれてみた。アクセルが軽くなった気がしないでもないが。
さっきから、豪雨。
うい、会わ、明日会わず。とっととお隣の半島、ひとつになったらええねん。但し、難民0でお願いする。
スワローズ、ドラフトでスゴいピッチャー当てたけど、来年も、今年みたいに平気で連敗モードに突入するチーム状態なら(かなり弱気)、楽天の田中みたいな感じで連敗ストッパーとして大活躍してくれるとウレシいが、高井雄平の例もあるし、ケガとかしないで、じっくり育ててやって欲しいもんである。
ビートルズのGS映画(まあ、そういう感じ)、ヘルプ!がDVDで売られるそうだが、なんで、今頃なんかわからん。
ザ・ビートルズ ヘルプ!(スタンダード・エディション)
ザ・ビートルズ ヘルプ!(デラックス・エディション)
まあ、オレは、今のオレはビートルズより、スパイダースが好きです、タイガースの方がもっと好きなので、ビートルズの「涙の片道切符」より小鹿しおりの「恋は片道切符」(カヴァーじゃないけど)の方が好きな人間やからなあ。
とりあえず、名曲中の名曲、「恋は片道切符」が入ったアルバム。
今日はクルマのオイル交換とか、雑事に追われる。なんか、60%引きで3リッターで3,500円強の100%化学合成のヤツいれてみた。アクセルが軽くなった気がしないでもないが。
さっきから、豪雨。
うい、会わ、明日会わず。とっととお隣の半島、ひとつになったらええねん。但し、難民0でお願いする。
スワローズ、ドラフトでスゴいピッチャー当てたけど、来年も、今年みたいに平気で連敗モードに突入するチーム状態なら(かなり弱気)、楽天の田中みたいな感じで連敗ストッパーとして大活躍してくれるとウレシいが、高井雄平の例もあるし、ケガとかしないで、じっくり育ててやって欲しいもんである。
ビートルズのGS映画(まあ、そういう感じ)、ヘルプ!がDVDで売られるそうだが、なんで、今頃なんかわからん。
しかも、ビートルズ関連だけあって、クソ高い(25%引きアマゾン予約で4200円ほど)。
デラックスエディションなんか、天文学数字(同じくアマゾンで14,000円ほど)である。オレが欲しくて、今必死に金策に走っているタイガースやスパイダース映画のDVDボックス並みである。
確かにGS映画としてオモシロいヤツだが、しかし、きょうび洋画の名画なんか、980円とかでぼこぼこ売っているのに、ちょっと、納得いかんとこがある。まあ、お金持ちのマニヤの人が買うものだろうか。
ザ・ビートルズ ヘルプ!(デラックス・エディション)
まあ、オレは、今のオレはビートルズより、スパイダースが好きです、タイガースの方がもっと好きなので、ビートルズの「涙の片道切符」より小鹿しおりの「恋は片道切符」(カヴァーじゃないけど)の方が好きな人間やからなあ。
とりあえず、名曲中の名曲、「恋は片道切符」が入ったアルバム。
2007年10月3日水曜日
時事問題にコメントする
もう、10月もあっというまに3日だ。
クルマの中で、ひさびさにGSばっか入れたCD聴いていたら、夏の間、なんで、グループサウンズもん聴けなかったか、理由がわかった。
ひさびさに、ポンと膝を叩いて納得したわ(信号待ちのときです)。
今年の夏はクソ暑い上に、だいたいセミが異常発生して、50匹ぐらいが夏の間ずっと、ジージー、ジージーと、えんえんとかなりの音量で鳴きまくっていたからや。
グループサウンズの時代ちゅうのは、ギターのエフェクターがやたら流行った時代で、ともかく、なんちゅう名前のエフェクターか忘れたが、そいで、ギターをジージージージー云わしてた時代でもあったのだ。
どーせ、讀賣が優勝したんだ。新聞の方も朝日や日経とつるんで本格的に世論誘導しまくるつもりらしい。
朝日、読売、日経が共同で取り組むサービスでは、年内に映画の製作委員会のような民法上の組合を3社で設立する。1社だけではできない広がりをもった内容の企画を打ち出してアクセスを集め、広告媒体としての魅力も高めたい考えだ。共同事業の検討は、今年に入ってから始まった。 [From asahi.com:新聞ネット事業、新サービス展開 朝日・読売・日経提携 - ビジネス]自社の野球チームのファンが国民の9割いないと不機嫌なとこと、とかく捏造と中国が好きなとこと、やっぱり中国が好きで経済のためにはできるだけ波風が立てたくないとこ、の、トリオ・・・しーらないっと。 ヤケクソで苦手の時事問題その2。 一説によれば、実際オリンピックがおこなわれている間、あの神社へ参拝したりしたら、またもや、過激なことになって、前みたいに収拾つかなくなって、選手団はともかく、オリンピックへ観に来た観光客がヤバいことになるかもしれんから、神社へ参拝する可能性0の今の首相になったとか。まあ、これが潰れて野党が政権とっても、こっちの党首が首相になっても、絶対安牌。ありそうなウソ。今考えました。 禁断の時事問題をもういっちょう。
「人として、まだまだ未熟だった」――女優・沢尻エリカさんが舞台挨拶での態度について自身のオフィシャルサイトに謝罪文を掲載した。そこには「責任を取る」という意味深なコメントもあり、業界では「引退するのでは」という見方もある。どうなるエリカ様? [From J-CASTニュース : エリカ様HPで「責任取る」 これは「引退宣言」なのか]エリカまで、つぶされてしもた。
自業自得という意見もあるが、本来女優というのはアーティストなんだから、メチャクチャでエエんである。それが、文化、ちゅうもんである。もともと、芸能、とかは、はみだし者の集まり。
まあ、このところ、度を超えたバッシングで、首相をつぶし、横綱をつぶし、おそらく今のところ一番の女優をつぶし、日本はどこへいくのか。
犯罪とかならもちろんアカンが、首相はともかく、サボっただけの横綱、予定調和がアホらしくなっただけの女優、ひとりやふたりいてもかまわんやろ。
2007年10月2日火曜日
2007年9月30日日曜日
フラワーズの「チャレンジ」
寒くなりました。備えあれば憂い無しで、パッチを履いて更新しています。恐らく、最も早く、関西で、パッチを履いたオッサンのひとりであることでしょう。
"CHALLENGE!(紙ジャケット仕様)" (内田裕也とフラワーズ)
ようやっと、音楽ネタ。
内田裕也とザ・フラワーズの1969年のアルバム、「チャレンジ(+5)」が届いたんで聴いてます。
ちょうどグループサウンズからニュー・ロックに変わる頃の、アルバムですな。ボーナストラック5曲入っている。
実を云うと、三つ子の魂百まで、遙か昔の中学時代、昼飯二週間抜いて買った、フラワーズの後身バンド、フラワートラヴェリングバンドの「メイド・イン・ジャパン」聴いて、あまりのクソさが今の今まで、トラウマで残っていて、もうGSやニュー・ロックのバンドばんばん聴いた今でも、えらい警戒心を持って聴きました。
もちろん、フラワーズ、アルバムで聴くのは初めてですが、いろんなコンピに入っている曲は聴いていて、特に、「君恋し」「ウィ・アー・フラワーズ」(これらは映画の音)、シングル盤として発売された「ラスト・チャンス」は大好きな曲ですし、グループ自体全然ちゃうのに、なにぶん、人間が小さいもんで、30数年前のフラワートラヴェリングバンドの怨み、まだ忘れられなんのわけですわ。
で。
聴いた。
エエやんけ。
曲の始まる前、外人か日本人かわからんけど、小さな英会話が入っているんですが、もちろん、ワケわからん。アルバム自体、日本語のロックなんか歌えるか、ちゅう内田裕也のバンドなんで、全曲英語なんですわ。
自称したんかその辺知りませんが、麻生レミちゅうたら、「和製ジャニス」ちゅうだけで、ジャニス・ジョプリンの曲、ひい、ふう、みー、四曲、このアルバムではカヴァーし、麻生レミがヴォーカルしてます。ジェファーソン・エアプレインも一曲。
「ふたりだけで」(コンビネーション・オブ・ザ・ツーのこと)、「サマータイム」についてはオリジナルを超えていないものの、ただ、これらの超メジャーな曲をカヴァーしようという心意気。
ジャニス・ジョプリンでは多分マイナーな曲「イントルーダー」では、オリジナルを大胆に変え、ついに、カッコ良さでオリジナルを遙か超えた出来になってるような気がします。
和製ジャニスというキャッチフレーズがある一方、一説ではむしろグレース・リックに似ているちゅう意見もあるんでジェファーソン・エアプレインの曲も一曲あるんでオリジナルと聞き比べてみました。
歌詞にメード・イン・ジャパンが入っているからか、これも渋い選曲な気もします(Crown Of Creationちゅうアルバムに入っとる「グリージー・ハート」。これも、原曲と聞き比べてみたら、このフラワーズの麻生レミの方がエエ。グレース・リックの唄い方ちゅうたら、ある程度溜めてから、こぶし入れたり抜いたり、くるくる回しながら、ばっと止める感じなんですが、似ていると云えば似てる。
麻生京子の頃は二流の青山ミチみたいで、なんかもうひとつだったけど、麻生レミになってからの声はわりと好きです。
今回英語でのヴォーカル聴いたんですが、ウチの国の歌手がよーやるように、聴いたまま、カタカナに直して歌っているという感じがしないし、逆に、変に英語慣れして、巻き舌エロキューション逆にイヤミとかいう気もせず、その点も、良かったです。
まあ、原曲と聴き比べてあーだこーだ云うてもしゃあないわけです。まあ、オレの趣味ということで。
英語でしかもオリジナルよりカッコ良くちゅう内田裕也のもくろみは成功したんかもしれません。まあ、いろいろ意見があるやろけど、当時としては、一度は、通らなアカンかった道、ちゅうやつでしょう。
でも、オレとしては、ここはひとつ、素直に、漣健児に訳詞してもろて、やっぱ、日本語でのジャニス・ジョプリンのカヴァーとか聴いてみたかったりする。ちゃきちゃきな江戸っ子のジャニス・ジョプリンとか、粋でいなせなジェファーソン・エアプレインとか。
今はこの5曲のボーナストラックに入っていた、グループ・サウンズ、グループ・サウンズ然とした曲、「夜霧のトランペット」(作詞橋本淳作曲筒美京平)の湿り気のある麻生レミのヴォーカルに聴き穂惚れている始末。
最初にフラワートラヴェリングバンドよりも、このアルバム聴いていりゃなあ・・・・・
2007年9月28日金曜日
三島由紀夫はパンクだった
阪神タイガース、突然の七連敗にはこうしたオチが用意されてたのね。ハロー、なべつね。バイバイ、ふくし君・・・。
野球ネタはこれまでにしといて、実を云うと、60年代後半から2007年の今まで、ウチの国ちゅうんは、あんまし進歩していないんではないか、と思っている。むしろ或る面では退化しまくっている。
ややこしい国に思えるが、それはハッタリ、この30年ほど、景気が良けりゃ、明るくなり、景気が悪くなれば、暗くなる、の繰り返し、のいたってシンプルな国です。多分、これからも、このノリで行く気なんだろう、あーあ、やれやれ。
「平凡パンチの三島由紀夫」読んで以来、「三島由紀夫」に対してのオレのイメージはガラッと変わった。
実際、小説は、まだ若かった頃、いくつか読んでみたが、オレみたいにアホが読んでもあんましオモシロくない、というより、もうひとつワケがわからんかったんである。昨年だったか、オレが大好きな映画、フェリーニの「甘い生活」と同じテーマだ、ちゅうんで、「鏡子の家」読んだが、最後まで読むのが苦痛なくらい、登場人物の誰にも感情移入できんかった。
「平凡パンチの三島由紀夫」という本で、小説を書いていた三島由紀夫とは、別の面を教えて貰い、そうやって、本屋行くと、小説以外にエッセイやら討論集やら、案外いろいろ出ていて、その手のを最近読んでいる。正直、オモロイ。
ご存知のとおり、このところ60年代の昭和歌謡曲ばっか聴いているんであるが、いつも不思議に思うのは、なんで、時代時代というより、一年毎でごそっと全く変わったもんになるんか、不思議でしょうがない。だから、この当時の雰囲気を田舎の汲み取り便所並みに発散させている、三島由紀夫のエッセイやら討論集やら、アホで中年なオレでもオモシロく読めるのかも知れんが。
「文化防衛論」中の当時、大学生とのやったティーチインの模様がわりとオモシロかったんで、今度は東大が全共闘に乗っ取られた69年(東大安田講堂陥落以前ということだ)に、三島由紀夫が単身のりこんで、議論した、ちゅう、下の「三島 由紀夫vs東大全共闘」というの読んでみた。
ウヨクの三島由紀夫がサヨクの東大全共闘の巣窟へ殴り込みに行ったワケである。まあ、今の単なるフツーの国なら保守層なだけの「ウヨク」、憲法九条を敬虔に信仰する「サヨク」とは比べもんにならん双方ホンマもんのパワーがみなぎっているわけで、つまらんわけないだろうと期待して読んだが、数ページ読んだ時点で、全共闘側のあまりにもワケのわからん用語の羅列、ワケのわからん論理の展開ばっかで腹が立ってきた。
さて、ほんま、全共闘が難解な用語をぐちゃぐちゃに使いまくっているんは、ワシら世代の暴走族やらがマッポだのシカトなどの符牒を使っているのとなんら変わりない一つのファッションであるとは理解できるが、ワケがわからんにはどうしようもない。
そしたら、YouTubeにこのバトルの動画がのっていた。こっちの方が雰囲気がわかって、というか、なんやねん、ガキ連れて来た変なヤツは。
まあ、これを観てから読みなおしてみたら、わからなさが、ちょっとはマシになった。まあ、わかってたまるか、やけどね。
三島由紀夫が東大全共闘に対しての最後の捨てゼリフ、はカッコええ。
「諸君の熱情は信じます。これだけは信じます。他のもの一切は信じないとしても、これだけは信じるということはわかっていただきたい」
うーむ、マンダム!カッコ良すぎる。
まあ、オレとしてはうまい具合に、ややこしいことやむつかしいこと要らんから、その「熱情」だけ、抽出して味わいたいんだが、甘すぎるか?
文化防衛論 (ちくま文庫)
三島 由紀夫
平凡パンチの三島由紀夫
若きサムライのために (文春文庫)
野球ネタはこれまでにしといて、実を云うと、60年代後半から2007年の今まで、ウチの国ちゅうんは、あんまし進歩していないんではないか、と思っている。むしろ或る面では退化しまくっている。
ややこしい国に思えるが、それはハッタリ、この30年ほど、景気が良けりゃ、明るくなり、景気が悪くなれば、暗くなる、の繰り返し、のいたってシンプルな国です。多分、これからも、このノリで行く気なんだろう、あーあ、やれやれ。
「平凡パンチの三島由紀夫」読んで以来、「三島由紀夫」に対してのオレのイメージはガラッと変わった。
実際、小説は、まだ若かった頃、いくつか読んでみたが、オレみたいにアホが読んでもあんましオモシロくない、というより、もうひとつワケがわからんかったんである。昨年だったか、オレが大好きな映画、フェリーニの「甘い生活」と同じテーマだ、ちゅうんで、「鏡子の家」読んだが、最後まで読むのが苦痛なくらい、登場人物の誰にも感情移入できんかった。
「平凡パンチの三島由紀夫」という本で、小説を書いていた三島由紀夫とは、別の面を教えて貰い、そうやって、本屋行くと、小説以外にエッセイやら討論集やら、案外いろいろ出ていて、その手のを最近読んでいる。正直、オモロイ。
ご存知のとおり、このところ60年代の昭和歌謡曲ばっか聴いているんであるが、いつも不思議に思うのは、なんで、時代時代というより、一年毎でごそっと全く変わったもんになるんか、不思議でしょうがない。だから、この当時の雰囲気を田舎の汲み取り便所並みに発散させている、三島由紀夫のエッセイやら討論集やら、アホで中年なオレでもオモシロく読めるのかも知れんが。
「文化防衛論」中の当時、大学生とのやったティーチインの模様がわりとオモシロかったんで、今度は東大が全共闘に乗っ取られた69年(東大安田講堂陥落以前ということだ)に、三島由紀夫が単身のりこんで、議論した、ちゅう、下の「三島 由紀夫vs東大全共闘」というの読んでみた。
ウヨクの三島由紀夫がサヨクの東大全共闘の巣窟へ殴り込みに行ったワケである。まあ、今の単なるフツーの国なら保守層なだけの「ウヨク」、憲法九条を敬虔に信仰する「サヨク」とは比べもんにならん双方ホンマもんのパワーがみなぎっているわけで、つまらんわけないだろうと期待して読んだが、数ページ読んだ時点で、全共闘側のあまりにもワケのわからん用語の羅列、ワケのわからん論理の展開ばっかで腹が立ってきた。
"美と共同体と東大闘争 (角川文庫)" (三島 由紀夫, 東大全共闘)
さて、ほんま、全共闘が難解な用語をぐちゃぐちゃに使いまくっているんは、ワシら世代の暴走族やらがマッポだのシカトなどの符牒を使っているのとなんら変わりない一つのファッションであるとは理解できるが、ワケがわからんにはどうしようもない。
そしたら、YouTubeにこのバトルの動画がのっていた。こっちの方が雰囲気がわかって、というか、なんやねん、ガキ連れて来た変なヤツは。
まあ、これを観てから読みなおしてみたら、わからなさが、ちょっとはマシになった。まあ、わかってたまるか、やけどね。
三島由紀夫が東大全共闘に対しての最後の捨てゼリフ、はカッコええ。
「諸君の熱情は信じます。これだけは信じます。他のもの一切は信じないとしても、これだけは信じるということはわかっていただきたい」
うーむ、マンダム!カッコ良すぎる。
まあ、オレとしてはうまい具合に、ややこしいことやむつかしいこと要らんから、その「熱情」だけ、抽出して味わいたいんだが、甘すぎるか?
文化防衛論 (ちくま文庫)
三島 由紀夫
平凡パンチの三島由紀夫
若きサムライのために (文春文庫)
登録:
投稿 (Atom)