2021年12月31日金曜日

2021年12月31日

 Fateシリーズに手を出す。

 Fateといえば、ソシャゲではFGO(Fate Grand Order)、フツーにTwitterのトレンドを賑わす凄い人気のあるやつである。

 アニメですら、15年以上続く膨大な物語の集合体で、オレみたいな素人が手を出してエエもんかどうかはわからんが、手を出し、例によって例のごとし、どっぷりハマった。観まくった。


 最初のアニメといわれている「Fate/stay night」(2006)、セイバーがなんか、ダクネス(from 「この素晴らしい世界に祝福を」)に似てるなぁ、程度だったのが、例によって例のごとし、「セイバー好き・・」となってしまった。特に、Fate/stay night(2006)のエンディングは、じわーーーーーーーーーーーーーーっと来てしまい、芭蕉翁の「静けさや・・」を口ずさんでしまうほど、それはそれはすばらしいもんだった。

 ・・と、どっぷり、「セイバー好き」感満載で、次のシリーズ「Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS(2014)」に。
 なんか、2006年の「Fate/stay night(無印)」のリメイクかと誤視聴していて、油断しまくっていたら、突然、主人公の「衛宮士郎」に対し、「てめぇ!この野郎」という思いが何故か、ふつふつと沸き起こった。セイバー推しとしては、許せん行為が多くなったためである。こりゃいかんと、思いつつも、そこは、オレの持って生まれた「業」というやつであろう、遠坂凛の、それこそ絵に書いたような「ツンデレ」に、惹かれたらアカン、惹かれたらアカンと自分に言い聞かせても、つい惹かれ、「エエのぉ」から「遠坂凛、好き」に。「やがて、ちょっと影の薄い「セイバー」の影がますます薄くなってしまった。 

 Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS(2014)」が、「遠坂凛ルート」と呼ばれるのを知ったのは、その後。 

 次に、  脳内で、オレの貧弱なアニメ知識を総動員して、「遠坂凛」のツンデレ度を御坂美琴(from 「とあるシリーズ」)、牧瀬紅莉栖(from 「STEINS;GATEシリーズ」)と比較し、「ツンデレとは?」という深淵なテーマに蟷螂の斧を振り回しながら挑み、軽く敗退してしまう始末である。

 次に観た「Fate/Zero」は、「悪とは?」という壮大なテーマが奥底に流れている(と、勝手に思っている)のだが、ロリ「遠坂凛」が出てきたんで満足し、別シリーズの「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア」では、遠坂凛そのものは、出演しない。出演しない・・・けど、イシュタルが・・・・・・・・・・。手塚作品のヒゲオヤジやランプみたいなもんである。遠坂凛そっくりというより、そのものの、イシュタルが登場してからは、これはもう、コスプレし、駄女神の要素まで、演じた「遠坂凛」を存分に楽しんだ。

  まだまだ、「Fateシリーズ」ちゅうのは、こんなもんじゃなく、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン(以下、イリヤ)を主人公とした、「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ」シリーズでは、ついに、「年増ツインテール」呼ばわり、である!
 イリヤが「Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS(2014)」での扱いが、あんまりにも、あんまりだったので、それは良かったし、あたりまえだが、遠坂凛というポンコツでケンカばっかしとるやつより、イリヤやクロエの方がエエ。
 

まあ、オレが、Fateシリーズを語ろうとすると、どうしても、こういうふうになってしまう。アマゾンプライムビデオとwikiのおかげで、シリーズ一挙視聴というのが、簡単にできるので、ありがたい。
しかし、地元の風見鶏の館に、遠坂凛一家が住んでるとは、思わなかった。

 間桐桜については、劇場版のfate/stay night ( heaven's feel )、観ていないので。

 

2021年10月25日月曜日

2021年10月25日

 スワローズ勝つ。まあ、シーズン当初のボロボロな状態からよくぞ‥ここまで。

 
 「イジらないで、長瀞さん」(2021春)〜「ジャヒー様はくじけない」(2021夏〜秋も)と来て、今季は「無職転生」シーズン2が始まった。毎週決まった時間に、観るというのは、一シーズン、一本か二本が限度。
 長瀞さん、ジャヒー様(魔界ナンバー2モード)は、まあ、アニメにおける、オレの趣味というところ。上坂すみれにかなり注目している。

 「無職転生」というのは、なんかもう、ごくごく自然に、ストーリーが進んで行き、観ていることを意識しないでいられる心地よさがある。ルディの中身がおっさんということもあるのだろうか?
 このところ、ごくごくフツーにごくごく自然に、エリス推しで観ている。今回(2021年10月25日分)のエリスはめちゃくちゃ良かった。あと、聖獣さま。

 このところ、ロキシーがちょろちょろし始めているので、これからも、かなり、もう楽しみになっている。

  あとは、アマプラで、寝落ち上等で、がんがん、いわゆる大作アニメを観ているのだが、ついに、ですよ、ついに、「STEINS;GATE」(2011年4月から9月 以降、無印)に出会ってしまった(I Came)。

 映画「STEINS;GATE負荷領域のデジャヴ」(2013年4月)、シーズン2(2018年4月から9月)にあたる「シュタインズゲートゼロ」(以下、ゼロ)、)を含め、何周もしまった(I Saw)。

 タイムリープものと、ラブストーリー組み合わせると、こんなスゴいもんができるとは思いもしなかった。「世界線」という概念に基づくタイムリープとラブストーリーの融合、おみごとである。絶望感がかなり緻密に表現されている。ただ、「CHAOS;HEAD」を観てしまうと、ひょっとしたら、「CHAOS;HEAD」側の世界観かも・・・、と、もう一つの見かたもできるのではないか、と思ったりしている。

   そして、ずっぽしずぽずぽに(I conquered アニメでは、負けるが勝ちである)。この三週間ほど、観まくっている。I Came,I Saw Iconquerd!

 オリジナルはゲームで、2009年、アニメでは、2011年と、舞台になるのは、2010年と、まあ、10年以上前の作品である。2ちゃん用語、携帯とか、いい感じで、「当時」に懐かしさを覚えた。
 しっかし、こんなスゴいアニメ、10年間も知らんかったオレの不明を恥じたいが、自分がカワイイのでやんぴしておく。

 最初、主人公のウザさにウンザリして、「何やこいつ?」と思っていたが、どんどん、その魅力にとりつかれ、「ゼロ」に入ると、もう、「渇望」状態になり、おそらく、劇中のまゆしぃや橋田フェリックスにゃんにゃんやルカ子同様、禁断症状みたいになってきた。そして、戻ったら、「やったぁ!」とか、声出した。まさに、まんまと、作り手側の術中に陥ってしまった。「決めポーズ」ができるのが強い。歌舞伎「暫」みたいに、バッチ決める時は決める。

   橋田(ダル)という由緒正しいヲタクキャラが登場するのだが、ヲタク、オレが今まで観ていたアニメには、なぜか登場しておらず、強いてあげれば、「無職転生」のルディの転生前のおっさんぐらいなもんで、新鮮だった。

 たとえば、STEINS;GATE無印#8(アマプラでの#8)。まゆしぃがルカ子に無理やり、コスプレさせている時の、ダルの「視線」描写がすばらしい。視線というか眼力(めじから)だけで、視界の中から、何を選び取り、そこから、一人になった時、何を妄想するか、手に取るようにわかる、というキモさが愛おしい。

 そんな橋田至、「ゼロ」で描かれるところの未来では・・・。どういうのか、高校一緒だったヤツが、東京行って、ぺらぺらと関東弁喋りながら、ちゃんと地下鉄を赤坂見附駅で乗り換えという高度の技を習得していた。そんな、一抹のさびしさ、みたいなもの、を感じたものである。


 主人公がいつの間にかハレーム状態になっているというのは、アニメの鉄則であり定石である。だから、諦めるのではなく、そこから、強引に「推し」を見つけ出し、スキさえあれば、主人公から、かすめ取るという気概が、ワシら視聴者には求められている、と考える。

 オレの場合、基本ヘタレなので、主人公みたいなことができへんので、メインヒロインの、椎名まゆりや牧瀬紅莉栖はオミットする。熟考するに、フェイリス・ニャンニャンは、住む世界が違う、ルカ子は、まだ、オレが未熟である、冒険する勇気が無い・・、阿万音鈴羽は、父親が・・・。となると、桐生萌郁となる。まさに、性格度外視すれば、体型、ファッション、アニメじゃなくてもリアルでも、どストライク、つまらん。でいやいや、椎名まゆりなら・・・とかアホなことを考えているうちに、ちょうど、時間となりました。やっぱ、紅莉栖がエエ。
 
   

2021年6月19日土曜日

2021年6月19日


 先週の金曜日、ワクチンのお知らせが来て、土曜日、直接区役所に行って予約、日曜日、サッカー場まで行って、ワクチン接種1回目終了。次回は7月5日で予約。
 地下駐車場でクルマ止める位置遠かったため、結局サッカー場一周歩いたことを除けば、ノープロブレム。翌日、さすがに、注射したとこ、痛くなったが、まあ、その程度。
 予約のため、区役所行ったら、「お助け隊」という青少年諸君が、オレが口ぽけーと半開きにしている間に、ちゃっちゃと予約やってくれた。5分もかからなかった。ワクチン接種もざっと1時間かからず。かんたんなもんである。駅からシャトルバスが10分置きに出ているのを確認できたため、それを利用するつもり。バスだと、駐車場から、延々歩かなくてもいい。

 2回めの7月5日から、2週間経てば、プール行くのも再開できるというもん。ぎりぎり、今年の夏にまにあう。よかったよかった。
 
 昨年、コロナ騒動が始まって、ともかく、情報の氾濫が凄く、その情報も、どうやらノイズ(役に立たない情報、どーだっていい情報、あからさまなウソ、個人的な願望)があまりにも多すぎた。それも、国際的な機関(WHOのこと)、先進国と云われている国々、専門家、いわゆるカシコの方々が、マスコミを通じて平気で、大量に垂れ流すもんで、もう、オレの心の中のミュートワードに「コロナ」というワードを設定し、コロナに関しては、もう、無関心無感動無気力という三無主義を貫き、その分の、関心や感動や気力を「アニメ」に振り分けたもんである。

2021年5月27日木曜日

2021年5月27日

 「都道府県別ワクチン接種率ランキング」とか出始め、何の意味があるのか、オレみたいなアホにはさっぱりわからず、もう、わけわからん。オリンピック公式サポーター(スポンサー)の新聞社が社説で、オリンピック反対叫び始めるとか、もう、不気味でしかない。こういうの、かかわり合いにならない方がエエと、オレの本能が云うている。じっくりと、アニメ観るに限る。

 TVアニメ「イジらないで、長瀞さん」ノンテロップオープニング映像

 

   前回のここへの投稿、なぜか、消えてしもうていた。上の埋め込み動画クリックしても、すぐに再生されないので、いろいろ試してたら、消してしもうた。

 オープニングの「Easy Love」(作詞:上坂すみれ・森月キャス, 作曲:丸山真由子)、もう、イジらないで=Easy Love Night Dateというダジャレというか、強引さがすばらしい。ポップで適度にわちゃわちゃしてて、エエ感じである。こういうガールポップ王道を、ばしこーん、と行ってるような曲は、古今東西和洋問わず、大好きである。(TVアニメ「イジらないで、長瀞さん」ノンテロップオープニング映像
https://youtu.be/J51CxEEYq50

   「イジらないで、長瀞さん」この前(2021/05/22 #7)放送分観たら、もっともっと、気に入ってしまった。長瀞さん、なんだかんだ云いながら、自分の欲望に忠実(オレの考えうるソフトな表現)なので、目が離せない。長瀞さん、かわいい。
 なんか、海外では、水泳部で、日焼けした長瀞さんを「黒人」」と思って、界隈を賑わせたそうである。単純に、日焼けした長瀞さん、かわいい。
 初回#1の長瀞さんのセンパイへのイジりがあんまりだ、ということで、敬遠された方々がおられるようだが、まあ、ピストルズやビートルズやエルビスが登場時嫌われまくったエピソードみたいなもんだと思う。長瀞さん、かわいい。

 ・ 主題歌、エンディング共に、いい
 ・ 長瀞さん、センパイの、情緒不安定さ。

 ・ 特に長瀞さんの感情の振れ幅の大きさ

 ・ センパイの、成長というか、慣れ

   ・ 長瀞フレンズ(長瀞ファミリー)のフォローがいじらしい。
・ 長瀞さん、かわいい

 ・ 舞台がすぐに歩いて行ける距離に、海水浴場があるとこ

   まあ、今も海をチャリで走れば、女の子だけの2,3人のグループ(ただし、かしまし娘やフラワーショウをJKにしたみたいな方々ばかり)が、そこぞかしこで、自撮りしたりしているという環境にあるので、「イジらないで、長瀞さん」が身近に感じるということもある。さすがに長瀞フレンズみたいにギャルギャルしたギャルはおられないが、夏になれば、どうなるかわからない。長瀞さん、かわいい。

 
 コミックも10巻まででており、全巻、リアルと電子書籍で読んだ。悩ましいのは、「特装版」というのがあって、特に9巻の特装版が欲しかったのであるが、さすがに、今はもう、手に入らず。
    イジらないで、長瀞さん(9)



 あと、Blu-rayが出たので欲しいが、今迷い中。

 

「イジらないで、長瀞さん」Blu-ray-第1巻

長瀞さん、かわいい。

2021年5月15日土曜日

2021年5月15日

 


人類にとって、初のコロナ騒動なので、おとなしく、アマゾンプライムビデオでアニメ観てますわ。大量に新しいアニメが創られているのであーる。

 2021年冬アニメ(1月から3月あたりまで)では、「Re:ゼロから始める異世界生活」(第二期)と「無職転生 ~異世界行ったら本気だす~」があまりにもすごかったもんで、なんか、4月から始まるアニメになると、この二本の余韻が残っててもう一つ、集中できなかった感じが残ってた。ロスである。

 この2アニメ、同じ30分枠なのに、前者リゼロは体感60分ぐらい、無職転生の方は、体感15分ぐらい、読後感というか視聴後感が全く対照的なのだが、アニメのアニメでしか味わえない「何か」はもちろん、或いは、今までのアニメでは表現しきれなかった「何か」、そして、その「何か」すら乗りこえて行こうとする、創り手側の強烈なノリを、感じさせてもらった。

 例えば、リゼロの48話(「血と臓物まで愛して」)なんか、もう、5つのエピソードがぶち込んであり、そのひとつひとつのエピソードがそれまでのこのアニメ47話分の記憶を引きずり出して襲いかかってくるという凄まじさである(わけわからん文章だが、そうとしか云えない。けして、エルザ推しだからというわけでない)。観ている側としてはもう、全力で集中するしかない。続いて、49話は、泣きわめくシーンが続いたが、あーなってこーなって幸せなノリで、最終話に続き、最終話、もう、のっけから、にやにやが止まらない有様。
 このアニメ制作にかかわる、すべての方々がノッて作って、視聴者も同じノリを共有する・・・これはもう、音楽でも映画でも小説でも一緒だが、これほどの快感はない。

 「無職転生 ~異世界行ったら本気だす~」は観て、さーっと視界が広がっていく風景、一人ひとりのキャラの作り込み、そして、成長していく過程、丁寧に丹念に創られている。34歳引きこもりのおっさんが死んで転生して、異世界の赤ちゃんから始めるパターン、34歳の心はそのままなので、生まれ変わった先の男の子としての成長のみならず、その34歳の成長まで、描くことになり、見事である。ロキシーもシルフィーもエリスも登場するたんびに、好きになる。7月からのシーズン2が待ち遠しい。

 まあ、個人的な感想もエエところで、蛇の道は蛇、蛇々した猛者の方に、いやいやいやいや・・・と云われてもしゃあない。


   しかし、春アニメが始まっても、なんか、この二本のロス感みたいなもんがあり、一丁前にあり、もう一つ入り込めず、エミリアたんやスバルが出てる「異世界かるてっと2」をぼんやり観てたら、体育祭での、ゆんゆんに対するあまりにも(製作者側の)ヒドい仕打ちに、そっと涙してたりしてた。ゆんゆん一人しかいない3組で、3組が参加していないクラス対抗騎馬戦(騎馬戦だから、独りでは無理)を、体育座りして、お行儀よくちゃんと観戦しているカットは、アニメ史上に残るのではないか?
泣いたのオレだけだったら、残らないかもしれんが・・・

 

 2021年春アニメ(春アニメ 2021 一覧まとめを参照してくれ)、これだけ膨大な量なのである。

 で、ようやく、今ごろになって、ロスも癒え、長瀞さんとスノウが好きになったんで、すなおに、今季は、「イジらないで、長瀞さん」と「戦闘員派遣します!」毎週観ることにした。
 もちろん、「Vivy -Fluorite Eye's Song-」もスゴいが、これは最終話まで、どんなエグい展開になるかわからず、今、あーだこーだ云う気になれん。2シーズン目の「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω」も楽しみにしてる。
 アマプラ様様である。

 まあ、手っ取り早く、ギャルの長瀞(「イジらないで、長瀞さん」)さんと、残念過ぎるスノウ(「戦闘員派遣します!」)は、観てて楽しい。で、そのどっちかといえば、現時点では、長瀞さん、である。

 
 「イジらないで、長瀞さん」、舞台は高校、なぜか、独りしかいない美術部にこもって、絵を書いてるような、極度のヘタレな「センパイ」が、あるきっかけで、一年下の後輩、ギャルギャルしたギャルに、目をつけられ、イジられ、からかわれて、ついには、涙ぐんでしまったり(第一話)。
 長瀞さんの「何かをたくらむ表情」にやられた。いい感じである。長瀞さん、なんやかんや、センパイをイジりまくるくせに、こまめに嫉妬するのも、エエ。
 どんどん、話が進むにつれ、長瀞さんのイジりも、薄れ、どう見ても「つきあっている」のに、なぜか、二人とも、否定しつつも、どんどん、いちゃらぶバイアスがかかりはじめているが、そこはそこ(と思ったら、今日の放映では、センパイ、足で日焼け止め塗られてた)。

 あと、長瀞フレンズ(長瀞さんとつるんでいる方々のグループ)のリーダ格ガモちゃん、がええ。ヨッシーもええ。云うか、この二人も、センパイをしっかりフォローしてたりしてて、エエ子たちである。実体験から云うと、長瀞フレンズみたいなグループは、ワシらみたいなヤツでも、色恋さえ持ち込まなかったら、すんなり受け入れてくれたりする。もちろん、レギュラーは無理(代打の代打ぐらいの扱いになります)。

 フツーの子のグループ、優等生グループなどでは、表面上、いつもつるんでいるから、みんな仲良しこよしと思ったら、大間違いで、どす黒い何かが底に流れており、しかも、簡単にどす黒いものが表面に出たるし、出たら最後、なぜか、派閥やライバル関係やらなんか知らんが、その当の相手に向かわず、なぜか、どす黒いもの、こっちに流れ込んできたりして、エライことになる。心しておいて欲しい。
 
 
 

2021年4月13日火曜日

2021年4月13日

 東京ヤクルトスワローズ、まあまあまあ。

 前回、大瀧詠一「A Long Vacation」の悪口書いたら、天罰覿面、翌日、クルマ、だらだら運転してたら、いつのまにか、くちびるつんととがらして・・とか、夏の影が砂浜を急ぎ足に横切ると、とか、君が手を回して・・・壊れたワゲンとか口ずさみ始めた。当時、アホみたいに聴いたアルバムだ。それは、まあ、エエのだが、「カセットをまわしたぁあああ」とかなると、腹に思いクソ力こめて唸るしかなく、クルマの中で孤独感をひしひしと感じた。あわてて、Sleng Tengのワンウェイアルバム、Computerのワンウェイ、ぶっ続けで流し、ようやっと、「今」に戻ることができた。

 当時の須磨の、赤潮青潮黃潮で汚染の限りを尽くした汚い海に、老若男女入り乱れわしゃわしゃして、もう、アナーキーに域に達した海岸で、「カナリア諸島にて」で描かれる世界や、ロンバケのジャケットの世界を、味わおうというのは、土台無理であるし、かなり、自分にウソをつくか、アホにならんとできない。そして、当時のオレはウソつきで、アホであった。



「A Long Vacation」や村上春樹初期三部作は、明らかに、カッコ悪かった。ダサかった。こういうのがオシャレだよね感が、ほら、みんなもオシャレになんないと、感が強かった。村上春樹の主人公気取るのは簡単、神戸(阪神間)、で関西弁捨てて、エンタツ・アチャコみたいな関東弁しゃべって、ゲーセン行ってピンボールやったら、一丁上がり。矢作俊彦のように、「カッコいいだろ、でも、おまえらダサいからこっち来るな」「カッコいいだろう、でも、おまえら来るの遅かったな、もう、全部消えてしもうたがな」の方が信頼でけた。
 えーっと何を書こうとしてのだろう。

 たしかに、40年ほど経って、その、かなりグロテスクな「こういうのがオシャレ」感がうまい具合に熟成し大豆が味噌になるように別のもんに変化し、ごっそり抜け落ちてしまったので、オレを除いた方々や、当時いなかった方々に、単に「音楽」そのものとして、ようやっと、受け入れられているとすれば、それは、エエことだと思う。他人事みたいな言い方であるが、さすがに、もう、「他人」でいさせて欲しい。
 
 でも、まあ、楽しかったから、エエか。
 当時、やはり、クルマに松田聖子の「風立ちぬ」のカセットも常備品であったが、オレはキライだったんで持っておらず、同級生のクルマ乗るとむりやり聴かされ閉口したものであったが、数年前、ひょんなことから聴いて、なんといい曲だろう、と思った。当時の松田聖子のいやたらしさがごっそり抜け落ちて、音楽として楽しむことができた。こういう感じなのか?

     

2021年4月3日土曜日

2021年4月3日

 スワローズ、引き分ける。でも、3連勝は続いている。開幕、優勝候補の阪神タイガースに3連敗してから、3連勝。

 ちょっと前、ツイッター、つらーーーーーっとしてたら、「A Long Vacation」のボックス(Vox)が出たそうで、Amazon見たら、めちゃくちゃ強気の価格で、途端にシラけた(今は、もう初回限定盤売り切れたか、信じられない値段に・・転売屋のしわざ?)もう、エエやん、リアルタイムで、ワシらの世代から、さんざん、搾り取った筈やん。儲けた筈やん。

 そいで、なぜか、絶賛するTweetばっか。シラけた。

 あの方々は、同世代向けには、エエカッコして、コア過ぎるウケ狙い行ったり、わざと売れないように変な細工して音楽作ったりするが、いざ、下の世代のワシら相手となったら、もう、容赦なく金儲け上等になっちゃうとこがあり、今のヤングに売れるアルバム?(チョロいわ)感が露骨に現れた、売れるように売れるように作ったアルバムだったと思う。けっして、ネガティブなことを言っているのではない。それだけのことが、できちゃう方なのである。

 なにせ、購買層は、POPEYEやら村上春樹やカフェバーやブランド(せいぜいサーファーブランド)で頭酢豆腐ふわふわアホになってたワシら、だ。

A LONG VACATION VOX (完全生産限定盤)

 オレなんか(いや、当時に同世代の連中はほとんど)、クルマに「A Long Vacation」とユーミンの「流線形'80」のカセット、女のコ乗せた時用に、常備してた。ポップグループやヴェルヴェット・アンダーグラウンド、クラッシュのサンディニスタのマイキードレッド部分(一人ないしはホンマに仲のエエ友人向け)やらビーチ・ボーイズ(当時カフェバーとかでよく流れていたけど、ビーチ・ボーイズは男女ともに不評であった)のカセットに混じえ、ちゃんと、「常備」してのである。「A Long Vacation」まあ、誰を乗せても、カーステで流すのに、「あたりさわりのない」アルバムでした。


 「A Long Vacation」 ぼろかす書いてあったら、当時どっぷりハマった曲のこと例によって例のごとく、熱く暑くむさ苦しいほどまで、書きまくって、過剰なぐらい、持ち上げるのに、やぶさかではないが。ただ、聴いているうちに、当時のオレのあまりのバカさアホさちゃらんぽらんさ、思い出して、恥ずかしさのあまり、諸行無常の境地に達してしまうかもしれんが。

 だけど、まあ、これはオレだけかもしれないので、みなさんはそれぞれ自由にあって欲しいけど、亡くなって、持ち上げ持ち上げして、ついには、仏壇ないしは神棚に祀り上げるのは、良くないと思う(日光東照宮作って「権現」化すら始まってる)。お墓参りするみたいな感じで、拝みながら手をすりすり合わせながら、音楽聴くみたいじゃないか。お経で十分やないか。
 音楽そのものだけ、を聴きたいのだ、今。

 だって、いくら昔の音楽としても、聴くのは、「今」のオレだ。「今」聴こえて来る音楽に、どっぷりハマれなかったら、「負け」。
 その「負け」の部分を、演っているミュージシャンがどれだけすごい人で、世間でどう評価されているか、作詞家は死んだ妹イメージしてこの歌詞にした・・とか、今聞こえてる音楽以外の「情報」で底上げして、「すばらしい!」と感動したフリする、フリをするだけじゃなくホンマに感動してしまう、って、やっぱ、ウソ、だと思う。

 ちょっとだけ、マウンティングさせてもらうと、でも、オレは、「夢で逢えたらVox」はちゃんと、予約して買って、聴きまくった。それこそ、人生で、もう何度も聴いて「飽きている」筈なのに、「今」のオレが聴いても、ずっぼりどっぶり、ハマった。




2021年2月8日月曜日

令和3年2月8日

あいかわらず、ばたばたして、ばたばたしてるうちに、今や、もう、どぼどぼになっているので、そのどのドサクサに紛れ、11月に4312G、1月末にL-505UXii、手に入れた。今まで、こっちら方面、ソフト追うのが精一杯で、ケチケチしたあげく、結果、邪道ばっかり、してた感じがあるので、いっぺん、オーソドックスというか、オーセンティックな感じにしてみたかった。スタワン音源やチャネルワン音源、どっぷり、いける。音量かなり控えめしてても、ベース音がぶいぶい、しっかり出てて、エエ。あれやこれややって、一番、気持ちエエポイント、これから探し当てる・・と思うとワクワクする。
 アナログプレイヤー、まだ、セッティングしていないけど、楽しみである。

 

 「無職転生 ~異世界行ったら本気だす~」、第五話、圧倒される。耳がキーンちゅうて、徐々に聴力が戻ってくるシーン、ね。
  このシーンばかりでなく、アニメの「無職転生」、リアリティー、がスゴい。アニメが、すごく、ていねいな、感じ。
 
 まあ、オレの友人、だるまとんろう氏(関西で、最初か二回目のコミケに行ってる根性入ったヲタク)に「この素晴らしい世界に祝福を!」のアクアの「はいていない」疑惑を熱をこめて話していたら、「無職転生、読め!異世界転生の最初や、プロトタイプ、とすら、云える」みたいなこと云われたが、その「無職転生」が、1月からアニメになるというので、楽しみにしてた。観る前の期待は、放映みたら、木っ端微塵に吹き飛び、丁寧な描き方に、毎回感動しまくって、おる。素晴らしい出来である。ロキシー師匠の「ご神体」を大事にしている(今回から、していた、となるわけだが)とこなんか、オレと趣味は違うものの(オレは、はいていない、ところがポイントな人間)、非常に好感が持てる。あとパウロ、目に余るわぁー。見境なしかよ、もう、なんでもありやん。

   「異世界転生もん」というだけで、ブンガクの方では、小馬鹿にした物言いしてる連中多いが、設定さえしっかりしておけば、本来ブンガクが扱うテーマ今まで扱っていたテーマなんか、いくつでも、ぶち込めることに、むしろ、震撼すべきである。ナメたらアカンし、かつて、さんざん、SFナメてるうちに、筒井康隆がブンガクに殴り込んできて、ある時期のブンガクがほとんど、ニューウェーブSFみたいになってこと忘れたらアカン。


 異世界転生もん、転生先、中世欧州のどこぞ、になるわけで、これは、RPGの世界持って来ているからしゃあない、と思うものの、なんか、既知感覚えると思ったら、60年代後半、グループサウンズで、例えばブルー・コメッツの「ブルー・シャトー」やザ・タイガース「花の首飾り」などで、夢見た「日本人がこうあってほしいと思うところの中世あたりのヨーロッパ」、そのものなのだ。あるいは、当時の少女マンガで描かれた世界でもあり、もちろん、さかのぼれば、シンデレラやらの童話から、日本人が演るシェークスピアやらなんちゃらかんちゃらの演劇での世界。たどり着いたのか、今の異世界転生もんで描かれる「世界」なのかもしれん(仮説)。ま、どーだっていいことだし、どーでもいいことだけど。でも、引きこもりだった主人公が自分を100%以上出し切って頑張れる世界でもある。

 リゼロの感想も書きたいが、「どうなるのだろう?」進行形なので、話がもうちょい進んで、キリがついたら、書こうと思うが・・・そもそも、オレに「ネタバレ」無しで、まだ、書く能力備わっていないから、まあ。  

2021年1月27日水曜日

令和3年1月27日



ということで、Amazon Primeで、金曜夜から日曜にかけて、アニメ「Re:ゼロから始める異世界生活(http://re-zero-anime.jp/tv/)」、最初から41話まで、ぶっ続けで)観る。
 どっぷり、「Re:ゼロから始める異世界生活」の世界観ってのにハマりまくる。

 ガー坊が「三下ぁぁあ」っていう場面には、さすがに、条件反射的にあの現学園統括事務長のお方が、イメージされ出てきたもんで、困った程度。
 41話の最後の最後、初めて、エミリア(ヒロイン)に対して、かっちょええ、と思った。実は、エミリアに関しては、「ちょっと・・・」と思う場面が何度もあり、ともすれば、レムの方に、レムの方に傾き勝ち、レムがこのまんま寝たきりならば、いっそのこと、エルザ推しになって、エルザと焼き肉デートしてミノとかセンマイとか一緒に喰うことを夢見たろかいな、・・とまで、思いつめていた。しかし、41話の最後の最後で、それまでのエミリアに関してのめそめそしてたネガティブなイメージが、一挙に、吹き飛び、バーンと来た。

 やっぱ、ヒロインは、こうじゃなくちゃアカン。

 あと、OVAの「Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆」も観た。
 41話観終わって・・なので、がっつり、ど集中して、観ることができた。

 もちろん、いっぱいいっぱい、謎の部分があり、おそらく、同じ数だけ、勘違いしている部分があるのだが、それはまあ、これから、じっくりと。

 

過去記事Archive