2020年5月23日土曜日

海に連れていって

 木原脳幹推しなので、夕方、ちょっとそこいら歩けば、木原脳幹コスの方々がうじゃうじゃおってありがたい。

 金曜日(5月22日)、「とある科学の超電磁砲T.」#15。もう、楽しみにしてましたわ。






 いや、よかったよかったよかったよかったよかった!


 泣きました。
 コロナウイルス騒動が始まってなんとなく支配されてたあの邪悪な気分が吹き飛びました。
 いやそれよりなによりも、この状況下、制作放映してくれることに感謝。


 ドリーとみーちゃんと食蜂操祈の再会、こいでもって、もうアカン、追い打ちかけるように、御坂美琴とミサカ10032号の会話があって、エンディングの、一枚の静止画!奇跡としかいいようがない。



 コミック(とある科学の超電磁砲)10巻に相当するのであるが、コミックはコミックとして、良かったし、アニメはアニメで、良かった。
 一粒で二度おいしい、のである。どっちが良かったか、とかはまったくのナンセンスである。すなおに2つの異なるメディアを、どっぷり、たっぷり楽しめばエエ。


 ぶっちゃけ、#14で一つクライマックスなわけで、このまま、エンディングとなっても、良かったのに、#15でさらに、もういっちょう乗せてきて、「感動」にまで持っていくとは!


 ほんま云うと、キャプチャー使いまくり、ネタバレ覚悟で、この「感動」に身を任せ、文章で過剰にぶちまけるん、さすがに、「とある」ニワカの俄中の仁輪加のオレが、やると、弊害の方が多い。だいたい、オレのクソ文章で、ネタバレさせるのは、なんぼなんでも、「善悪で言えば悪、好悪で言えば悪」というものである。



 今、ABEMATVで#14の無料配信(https://abema.tv/video/episode/199-30_s3_p14 Macの場合、Safariでは視聴できず、Google chromeなら観れる。iPhoneとかは、アプリで)金曜日までやっているから、次の週は、#15やる筈。

 次の本放送「天賦夢路」は諸事情で、7月24日(詳細は/https://toaru-project.com/railgun_t/onair)になるらしい。7月24日までも、今までのあれやこれやあるので、それも楽しみである。




 


とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲(10) (電撃コミックス)



 今までのアニメは、コミックだと、「8」「9」「10」になり、今回放映分は、「10」になります。

 こっから、オレは、「才人工房クローンドリー」出身の帆風潤子(食蜂派閥の紫縦ロール、ゲコラー)主役の、「とある科学の超電磁砲外伝アストラル・バディ」を読みました。そっから、超電磁砲11〜読んだと思う。全然、不自然なし。















2020年5月17日日曜日

2020年5月17日

金曜日(5月15日)、「とある科学の超電磁砲T.」#14、放映あった。てっきり、また、コロナウイルスの影響で、再放送だと思ってたけど、ちゃんと、#14。
 上条当麻、凄かったなぁ。
 

次回(来週になって欲しい)「ドリー」と、食蜂操祈と、「みーちゃん」のエピソード、か。楽しみ。



「新約とある魔術の禁書目録」の方は、順調に読み進んでおり、今、「20」新約 とある魔術の禁書目録(20) (電撃文庫)

 まあ、ほんま、オレの中の「こういう感じのもん読みたいな」という長年に渡る欲求不満を一挙に、解消してくれる、感じ。「解消」どころか、過剰に、大量に満たされまくってる・・って感じか。



「9」新約 とある魔術の禁書目録(9) (電撃文庫)

 なんか、オティヌスのエピソードがあまりにも素晴らしくて、読み終えた瞬間、再読しようかと思ったくらい。

 ただ、ちっちゃくなったオティヌスにも、興味があったので、強引に読み進んだわけや。

 いや、ネタバレせんようにネタバレせんように書いているんだが、木原脳幹推しのオレとしては、ちょっとだけ、さびしい。上里翔流には、ちょっと、厳しく、行きますよ。  

2020年5月4日月曜日

HAC from Youtube

 まあ、もともとは音楽の感想文のブログである。

 女性ラッパーHACの動画、曲。前世紀。
 以下Youtubeで紹介しているが、HACの登場部分から始まるようにしてある。
 自分のための備忘録ですな。
 

 さんぴんCAMP(1996)でのSPECIAL TREASURE 。
 夢見てる 夢見てる なぜなの教えてBaby。
 ダンサー二人従えて、貫禄たっぷりに登場。「みんな歌って〜」やぞ。
 


 SPECIAL TREASUREのスタジオ録音盤 。ライブでは聞き取りにくかったけど、日本語の使い方、凄い。
 下記リンク歌詞全部載っているが、日本語感覚すごい。なまじ、変に韻踏みにこだわらず、自由自在。
 チクタクタクタク秒数 君何年かんけーない そんなこと毎年 考えてたら とにもかくにも きりないない 意味ないない 数えよーの無いこの波乱 のゲーム あーゆーこーゆーそーゆーのそのまた LOVEの豪遊

   きり無い無い無い、意味無い無い無い、んとこ気持ちエエ。
 

 ECDのご存知バイブレーション、笠井紀美子のバイブレーション(1977)のカバーだが、HACのラップの部分、以前も書いたけど、今も、「粋」で「いなせ」で「蓮っ葉」という江戸時代の形容詞持ち出さないと、オレは感想を書けない。辰巳芸者並みの蓮っ葉なお姐さんが、カエル声で早口で、まくしたてている、粋、だなぁ、いなせだなぁ・・。 

  オレはそんなに日本のヒップホップ聴いていないが、このHACの部分が、一番好き。要するに「頂点」と思っている。これは、もう、今聴いても、(いくら世の中、コロナ騒動であろうと)今もどこぞの街で繰り広げられているであろうあれやこれや、という、ライブ感ビンビンに感じてしまう。

 街歩いていると、
 もう、男から、次から次へと声かけられ、もう
「よりとりどりどりよりどころ」
な状態であるけど、
「こんなんでトリプルプレーなんて、てんで、あいにく、御用なし・・・」、
 でも、
「ナックルボールみたいな性格のヤバめ」
 な男出会って、本気出し、ついに、得意技を決め
「すれすれ、きりきり、はらはら、ドキドキ」、
状態、からの、
「クールなクルーな香り漂わせて、で向かって来て来て来て」、
と、「トリプルプレー」オーケーする状態に至る感じが伝わってくる(個人の感想です、多分、ちがうかも)。

 
 しかし、「トリプルプレー」って何のことだろう?
 でも、深く、掘り下げない。

 江戸時代に例えると、惚れてもしがらみが大きく心中しちゃう郭の女の子とかじゃなく、もう、惚れたら、相手の名前、入れ墨入れちゃう辰巳芸者深川芸者あたりの潔さまで、感じちゃうのである。
 
 
次のは動画。独特の「カエル声」の秘密がわかったような、わからないような。
 「バイブレーション」の歌の部分歌っている方も、エエ。




 HAC MY Road 今回、見つけた。ドスの効いた声だけど、粋やいなせ、は、感じられない。

 

2020年5月2日土曜日

2020年のラジカルな意思のスタイル 2




Super Black Market Clash


 クラッシュの1980年(あたり)の、アルバム。まあ、ごくごく素直に、ウィリー・ウィリアムスの名曲「Armageddon Time」カヴァーしたのは、当時、すごく新鮮だった。でも・・・

 このジャケット!

 目の前でわさわさうじゃうじゃ群れてる「警官隊」にたった一人、立ち向かう、ドレッドロックス。

 カッチョいい!
 いつかは、こういうシチュエーションに出逢いたい!
 
 ところが、今、Twitter界隈ふらふらしとると、こうした構図が多い。ただ、さすがに2020年。逆転してしもうてるわ。

 目の前にうじゃうじゃ群れてるのは、反抗がカッコエエと思い、自分たちが正義と思ってる「エエ者たち」で、ひとり立ち向かってるのは、今は、彼らから「悪」とされる価値観を持つ人である。

 大勢で寄ってたかって、「正義」で、ボコボコにされてる。

 みっともなくって、情けなくなってくるのである。


 ロックはもともと群れてたから、まあ、しゃあない。和を以て貴しとなす、ロックの定義の一つである。

 オレがイヤになるのは、パンクやレゲエの方々も、あっち側にしっかり、おられるみたいなのだ。


 いつの時から、一人になることを怖れるようになったのだろう。特に、レゲエなんか、最初、だーれも、聴くヤツおらんかったのに。日本ではごくごく少数の方々が、「誰も耳を傾けない」「無視されること」「誰も集まらない」をデフォルトに、てめえが信じる、「いい音楽」いっちょうで、がんばってきたのを見ているだけ、余計に。


 まあ、相手が、いくら強大な力を持つ相手かもしれんが、「音楽」なら、一人でも、群れなくても、勝てるだろう?
「音楽で、世の中を変える」・・・それすらも信じられなくなったのかい?
 「政治」より、世の中変えられるパワーがある。


 自分で言葉を考えず、どっかの他人に煽られ、どっかの誰かが使い古した言葉で、「怒った」ふりして、群れて数の力で世の中変えられるなら、たしかに、そっちの方が楽だろう。マスコミや野党のエラいヤツにも、褒められるだろう。でも、それは、単に、「どこぞの誰かの言いなり」・・・。

 じゃ、なんで、「音楽」やっている?
 意味ないやん。

 まあ、エエわ。言い過ぎた、それが、あんたらの「カッコ良さ」なんだろう。そっちはそっちでやって。

 オレは、まだ、「音楽のパワー」は政治なんかのパワーより遥かに凌駕する強さと大きさを持っているって、信じておく。ガキだもん。
(「音楽」を「演劇」「映画」・・その他に置き換えても、いっしょ)




過去記事Archive