本を数十ページ単位に引き裂く->ロータリーカッターでページ端を裁断してバラバラにする->ドキュメントスキャナーでPDF化->Google Drive等に保存->夜寝っ転っびながらiPadで「i文庫HD」というアプリで読む
それだけ、である。
今まで、10冊程度やったが、ホンマ、なんで、もっと早くやらんかったのか、と思っているぐらい。家宝としてた筒井康隆全集のいくつか、思い切ってやって、読んでいるが、便利この上ない。
ただし、iPadで読む場合、縦書き書籍をAppleのアプリ、iBooks、で読もうとしたらはアカン(理由その1 ファイル形式、PDFのままではアカンので、epubに変換しないとアカンこと その2 読む場合、本の右開きに対応していないこと)。
もちろん、それらの対処は可能だが、上記に一工程か二工程加わるのである。「i文庫HD」なら、PDFのままで、元の本通り、右開きで読めるし、で、青空文庫で揉まれているのか、使いやすさ、読みやすさ、申し分ない。
実は数年前、ドキュメントスキャナー買っていくつか、やってみたが、そのドキュメントスキャナーに付属してたAdobe Acrobatが、理想追えばとことんまで追える例のアドビ、アドビした仕様で、それに釣られて、オレも、理想を追求しようとして、面倒くさくなってやめたが(膨大な時間と試行錯誤が必要であった)、今回は、ドキュメントスキャナー付属のアプリも、かなり、イケるようになってたんで、それオンリー。寝っ転がって、iPadで読めりゃいいんである。OCRなんか、知らないよ。
まあ、こんなとこ。
元の本を引き裂くのは、もちろん、抵抗あるが、そいでも、廃棄したり、廃棄しなくても、段ボールに詰めて保管とか、よりはマシと考えるようにしている。
オルファ(OLFA) ロータリーカッターLL型 136B
オルファ(OLFA) カッターマットA3 (320x450x2mm) 135B
これは旧製品の分際で、高くなっている。
FUJITSU ScanSnap S1500
下のが新製品らしい。
ScanSnap iX500 (A4/両面/Wi-Fi対応) FI-IX500A
下のは、雑誌とか、ムックとか、写真集用。裁断不要で便利(買っちゃった!!)。ただ、ページを開いてはスキャン、開いてはスキャン。時間かかる。あと、オレが買った時より、1万円は高くなっている気がする。
ScanSnap SV600 FI-SV600
まあ、こういう「本の自炊」だが、以前、代行業が違法やらなんやらで、ややこしいことになったと聞く。
本を分解し、ドキュメントスキャナーで読める状態にする裁断屋、ちゅうのは、ビジネスとして成り立つような気がする。いや、もう、どこかであるのかもしれない。
それと、ドキュメントスキャナーで読ませた、裁断された本は、どうなるんだろう? まあ、フツーの古本扱いだろうか。捨ててしまうには、もったいない気がする。