クラッシュ、オレが書けばなぜか、めちゃくちゃウェットになってまう。なんでやろ。
今日は暑かった。暑さ寒さも彼岸まで、というぐらいだから、来年の春のお彼岸までこうした天気なんだろう。
スワローズに対しては、もう負けようが負けようが負けようが負けようが勝とうが(ピッチャーローテーションに基づく正確な表現)、ホームラン日本記録出ようが、明鏡止水、心は静かなままでおられるほど、達観してしまったが、讀賣に勝つと嬉しい(阪神さんには勝ってもろうて、最下位脱出の助けをしてほしかったけど)。
「あまちゃん」、やっぱ、すごい。今日のもすごかった。だいたい、なんぼ人気番組ちゅうても、最終週ちゅうたら、ぐだぐだ、ぐずぐず、になるとこ、これやもんな。
音痴な筈の鈴鹿ひろ美(そう、もう、音痴と信じこんでしまっていた)が歌っているうちに、ぐわっとオーラが宿り、鈴鹿ひろ美から「薬師丸ひろ子」にメタモルフォシスしていくんだから。しかも、薬師丸ひろ子の歌で、若き日の春子、つまり「源氏物語的生霊」有村架純が成仏していくんだから、感動せなしゃあないやないか? 小泉今日子と薬師丸ひろ子の歌唱力の差を見事にここで使うとは・・。こりゃすごいわ。
こんなに感動したんは、アイドリング!!!の一期生の大縄跳び23回跳んだ時(【公式】#340 ガンバリングSP 1/2、【公式】#340 ガンバリングSP 2/2)以来である(なんぼ感動したちゅうても、言うまでもなく、小泉瑠美のぺしゃぽうとべろべろばーには及ばない)。
宮藤官九郎のこと、だから、ストーリーの骨格平凡に、つまらんけど掘って掘って掘りまくったらなんか意味がありそうな無いそうな小ネタ小演技小ギャグぶちこんで、仲間内と少数のコアなファンをまず熱狂させ、その熱狂につられ、フツーの視聴者も知ったかし始めて、訳知り顔で講釈タレ始めるのを待ち、最後、カシコぶった派手、だけど完全に物語には、掟破りをやって、ちゅうんだと思っていた(たとえば、北三陸のメンバーは実は全員、震災と津波で死んでいて、亡霊というか残像だけが騒いでいただけ。最後の最後、我に返ったアキや春子や鈴鹿ひろ美等東京メンバーは震災直後の廃墟のまんまの北三陸で佇んでいる、とか・・このオチは多分日本で3万人は予想していた、と思う)。
半沢直樹、最終回、あれでよかったと思う。観ていて、ずぅーーーーーっと、あの鶴瓶エピソード、ウザくてしゃあなかった。ビジネスに私怨絡めたら、結果はどうであれ、アカン。ああ、日活アクションが懐かしい。
まあ、今季は野球あんまし観なかったんで、テレビをよく観ました。
2013年9月25日水曜日
2013年9月17日火曜日
If Music Could Talk
1ヶ月、2キロ減らせた。
今日の「あまちゃん」はオモロかった。ゆいちゃんに火がつくシーン、歴史に残るだろう。
今、クラッシュ、聴き返している人、世界で何人いるんだろう?
英Amazonで買ったクラッシュの超豪華ボックス「Sound System」、今日着いた。送料込で81ポンドほどだった。
うわぁ。ここ、すっかり忘れてた。そうか、渡哲也主演の「紅の流れ星」のDVDの感想書かなあかん、書かなあかんと思い、渡辺武信の「日活アクションの華麗な世界」を読み返したら、つい「太陽への脱出」観たくなり、観たら、つい悪ノリしてしもて、「嵐の勇者たち」観たら途中で寝てしまった。矢作俊彦の「夢を獲える檻」を読み返したら、背筋がピンとして、小林信彦も書いてたような気がして、氏の著作ひっぱり出しているうちに、「紳士同盟」見つけ、一気読みし、「続・紳士同盟」も勢いで読み、ぐっすり寝た。四方田犬彦「ハイスクール1968」での「紅の流れ星」が、「勝手にしやがれ」のパクリとして扱っていることに、心底腹立てて、あまりのことにねむれなくなった。けど、プール行っていたんで、肉体的疲労でぐっすり、寝た。
本ばっか読んでたらアカン、映画は現場で撮られている、そうだ、外にでよう、と、「紅の流れ星」の神戸部分46年後のロケーション・ハンティング試みたが、なぜか某女子大前の狭い細い坂道に入り、にっちもさっちもいかなくなり、校門前で引き返しながら、いやいや、この映画の中の神戸は、神戸でなく、あくまでも日活の「神戸」なわけで、そんな無粋なことして何になる、と思い、そのまま、県民プール行って、その夜はぐっすり寝た。
それから、東京五輪は決まるわ、バレンティンはホームラン57号まで打つわ、台風は来る、で今日をむかえているわけであーる。
今、クラッシュ、聴き返している人、世界で何人いるんだろう。
クラッシュ、1枚目から聴き始めて、今、ロンドン・コーリングが終わって、サンディニスタ!に入るとこ。
サンディニスタ!、まあ、人生を変えたアルバム、ちゅうのはウソ臭いんで使いたくないが、ともかく、オレの音楽の聴き方を変えたアルバムであることは確か。まあ、ぶっちゃけ、このアルバムと、ブラック・マーケット・クラッシュは、オレをレゲエの大海に引きづりこんだのだ。かわいそうに、オレはまだ、その大海のどまんなかで、迷子になって、途方に暮れているまま、である。
当時のジャマイカのフォーマットに従った、ちゃんとしたレゲエが、たかが英国の白人パンクグループごときの商業アルバムにフツーに放り込んであるんだから・・。
トロピカル風にしたくてレゲエやってみました、とか、今、一番、この音がナウイんだぜ、とか、これからはダブだダブだダブダブ!!!とか、わたくしはボブ・マーレイに崇拝しています信仰しています理解者です、ジャマイカも何回も行きました、じゃーらすたふぁーらい、とか、という当時、あまたあった「レゲエ」の扱い方を一変する、「そこいらにある」音楽の一つとしての「レゲエ」だった。ラスタファリアンじゃなくても、ジャマイカ人じゃなくても、「そこいらにいる」連中、つまり、ど極東のど黄色人種のど日本人の育ちが良く(3秒ルールで拾い食いはするが)金持ち(パチンコに勝った時だけだが)で成績優秀(まあ、留年はしたけどね)品行方正(日常的にサボりはしてたけどね)のど大学生のオレが、フツーに好きなように聴いてもエエ、と思わせた、はじめての音であった。
今からだからこそ、云えるが、パブリック・イメージ・リミテッドやポップ・グループやスペシャルズ聴いて、当時のオレが、ジャマイカの音楽の大海へ漕ぎ出せたか、と云えば無理であったろう。サンディニスタ!の例えば、「If Music Could Talk」とそのダブというかDJ版「Living In Fame」の甘ったるさがあればこそである。
クラッシュも変なこと悩まんと、「サンディニスタ!」、この路線で行ったら、もうちょい・・・やめておこう。
ブログのファンであった「キエるマキュウ」さん、今、オレの方はこんな感じで「Sound System」を聴いています。合掌。
今日の「あまちゃん」はオモロかった。ゆいちゃんに火がつくシーン、歴史に残るだろう。
今、クラッシュ、聴き返している人、世界で何人いるんだろう?
英Amazonで買ったクラッシュの超豪華ボックス「Sound System」、今日着いた。送料込で81ポンドほどだった。
うわぁ。ここ、すっかり忘れてた。そうか、渡哲也主演の「紅の流れ星」のDVDの感想書かなあかん、書かなあかんと思い、渡辺武信の「日活アクションの華麗な世界」を読み返したら、つい「太陽への脱出」観たくなり、観たら、つい悪ノリしてしもて、「嵐の勇者たち」観たら途中で寝てしまった。矢作俊彦の「夢を獲える檻」を読み返したら、背筋がピンとして、小林信彦も書いてたような気がして、氏の著作ひっぱり出しているうちに、「紳士同盟」見つけ、一気読みし、「続・紳士同盟」も勢いで読み、ぐっすり寝た。四方田犬彦「ハイスクール1968」での「紅の流れ星」が、「勝手にしやがれ」のパクリとして扱っていることに、心底腹立てて、あまりのことにねむれなくなった。けど、プール行っていたんで、肉体的疲労でぐっすり、寝た。
本ばっか読んでたらアカン、映画は現場で撮られている、そうだ、外にでよう、と、「紅の流れ星」の神戸部分46年後のロケーション・ハンティング試みたが、なぜか某女子大前の狭い細い坂道に入り、にっちもさっちもいかなくなり、校門前で引き返しながら、いやいや、この映画の中の神戸は、神戸でなく、あくまでも日活の「神戸」なわけで、そんな無粋なことして何になる、と思い、そのまま、県民プール行って、その夜はぐっすり寝た。
それから、東京五輪は決まるわ、バレンティンはホームラン57号まで打つわ、台風は来る、で今日をむかえているわけであーる。
今、クラッシュ、聴き返している人、世界で何人いるんだろう。
クラッシュ、1枚目から聴き始めて、今、ロンドン・コーリングが終わって、サンディニスタ!に入るとこ。
サンディニスタ!、まあ、人生を変えたアルバム、ちゅうのはウソ臭いんで使いたくないが、ともかく、オレの音楽の聴き方を変えたアルバムであることは確か。まあ、ぶっちゃけ、このアルバムと、ブラック・マーケット・クラッシュは、オレをレゲエの大海に引きづりこんだのだ。かわいそうに、オレはまだ、その大海のどまんなかで、迷子になって、途方に暮れているまま、である。
当時のジャマイカのフォーマットに従った、ちゃんとしたレゲエが、たかが英国の白人パンクグループごときの商業アルバムにフツーに放り込んであるんだから・・。
トロピカル風にしたくてレゲエやってみました、とか、今、一番、この音がナウイんだぜ、とか、これからはダブだダブだダブダブ!!!とか、わたくしはボブ・マーレイに崇拝しています信仰しています理解者です、ジャマイカも何回も行きました、じゃーらすたふぁーらい、とか、という当時、あまたあった「レゲエ」の扱い方を一変する、「そこいらにある」音楽の一つとしての「レゲエ」だった。ラスタファリアンじゃなくても、ジャマイカ人じゃなくても、「そこいらにいる」連中、つまり、ど極東のど黄色人種のど日本人の育ちが良く(3秒ルールで拾い食いはするが)金持ち(パチンコに勝った時だけだが)で成績優秀(まあ、留年はしたけどね)品行方正(日常的にサボりはしてたけどね)のど大学生のオレが、フツーに好きなように聴いてもエエ、と思わせた、はじめての音であった。
今からだからこそ、云えるが、パブリック・イメージ・リミテッドやポップ・グループやスペシャルズ聴いて、当時のオレが、ジャマイカの音楽の大海へ漕ぎ出せたか、と云えば無理であったろう。サンディニスタ!の例えば、「If Music Could Talk」とそのダブというかDJ版「Living In Fame」の甘ったるさがあればこそである。
クラッシュも変なこと悩まんと、「サンディニスタ!」、この路線で行ったら、もうちょい・・・やめておこう。
ブログのファンであった「キエるマキュウ」さん、今、オレの方はこんな感じで「Sound System」を聴いています。合掌。
2013年9月4日水曜日
恋のダブルブッキング ランキン・タクシー、フィーチャリングLeyona
今日はプール休んだ。
度付きのゴーグル、Amazonで買おうとしたら、レンズとそれくっつける部品一緒に、買わないとアカンので、めちゃくちゃ面倒臭かった。それにAmazon直販じゃなく、いちいち、送料が別にかかったりして。やっぱし、こういうのは、スポーツ店とかで買った方が良かった。
ひどい雨。気温がギュンと下がった。こうなると、もう、「秋」を強引に感じてしまう。先週の気温が35度をすっかり忘れて・・・。
こうなると、胸キュンな音楽を聴きたくなり、胸キュンな音楽というと、グループサウンズとその頃の歌謡曲と、レゲエ、それも、スタワンしか思いつかないほど、絶望的にオレは、つい、ランキン・タクシーとLeyonaのかけあい、「恋のダブルブッキング」につい、ハマっていしまうのであった。
ランキン・タクシーは思想的にはその「遅れてきた全共闘まんまの価値観」(プラス広瀬隆ね)が大キライだし、若いころはともかく、60過ぎた今やレゲエDJとしては今やド下手な部類に入る、でも、ともかく、ある時期のある時点において、日本で唯一、ちゃんとした音を出すサウンドシステムを持っており、その恩恵にどっぷり浸かったオレとしては、やっぱし、大キライな部分もひっくるめ、好きである。
往年のPENTHOUSE(雑誌じゃなくて、ジャマイカのレコードレーベル)っぽいあざとくも甘ったるいラヴァーズラヴァーズしたリズムトラック、老いて声が出なくなったところを強く押し込みながら、Leyonaという、すこぶるつきの女性シンガーに補ってもらい、夏の終わり、夏の終わりと共に終わった恋の思い出がつまった携帯電話の画像やメールを消去しながら、だれもいなくなった浜辺で終わった恋に思いを馳せる世界を構築してしまう。
もう、胸がキュン、キュンしてたまりまへんわ。
ワンズ(失礼、GSのワイルド・ワンズね)「思い出の渚」の「あのぉなつのひ」というフレーズを効果的に使ってるし、これは、もう、歌詞は全然違うが、まさに「思い出の渚」の世界、いや、60年代終わりあたり、突然流行ったGSや黛ジュンや弘田三枝子が好んで歌った海や浜辺が舞台の夏の恋のテイストが詰まっている。
甘ったるい甘ったるいリズムトラックの選定といい、今どきアイドルソングでも書かないようなロマンちっく満載の歌詞といい、そうなのだ、ランキン・タクシーはラヴァーズやらせたら、ひょっとしたら、世界一じゃないかと思うことがある)。
まあ、「遅れてきた全共闘」と書いたが同時に、ランキン・タクシーちゅう人は、かつて60年代終わりのGSや歌謡曲が持ってきた歌詞の胸キュンで臭いまでのロマンちっくな世界をレゲエのフォーマットを使って、蘇らせられる人だ。ともかく、この曲は、まさに、今の、「思い出の渚」だ。桑田佳祐なら照れてしまうところ、もう、正々堂々。
反原発や革命もいいけど(オレは良くないと思っているが)、そんなん、某太郎議員に任せ、こっち方面、もっとやって欲しい。
まあ、例によって例の如し、オレの勝手な妄想であるけど、「恋のダブルブッキング」は今の気分にぴったっしでした。この夏、恋してないけど。
(今日書いた恋のダブルブッキングは下のDVDに入っていたライブから変換したヤツを観ながら書きました、Leyonaの足がまぶしくて)
RANKIN TAXIのボヨヨンNight
登録:
投稿 (Atom)