原田芳雄に続いて中村とうよう氏も亡くなった。とりあえず、合掌。
オールスター、スワローズの畠山選手がMVP。
Yahooズバリ予想、21倍、バッチリ取りました!

前回、デジタル一眼が欲しいなどと、のんびりした事書いたりしてたが、FinalCutXちゅうクソ高いソフト買ったり、OSXLionがらみで新しいハードディスク買い込んだりした上、アイドリング!!!にハマってしもて、もう、スッカラカン。しかも、このところ、一日のランニングコストがなぜか上昇し、旨いもん喰っているわけでないので、なんでか、と考えてみたら、タバコ、一日二箱という値上げ前のペースにいつのまにか、戻っていたので愕然としている。
最近は、というか、仁科亜季子親子がCMにやたら登場していた時期以降、アイドリング!!!、それも、一期メンバーの小泉瑠美という存在を発見するに及んで、YouTubeで検索しまくったりするうちに面倒くさくなって、アイドリング!!!のライブDVD、果ては、番組「アイドリング!!!」のボックスセットやら買い込んだりして観ている。
多分、バカリズムでYouTube検索しているうちに彼がMCをしている番組「アイドリング!!!」の動画を見つけたのが発端である。一期メンバー9人だけの「アイドリング!!!」の黎明期のヤツだったのが幸いだったと思う。もし、最初観たのが、三期大川藍、四期尾島知佳の因縁に二期朝日奈央が割り込み、最後最古参のフォンチーが制するという「アイドリング!!!大相撲七月場所」(世界の格闘技界で最もガチな勝負だったのではないか)なら、大笑いはしたものの、アイドリング!!!そのものに、こうも、ハマらなかったと思う。各メンバーのキャラの把握が容易な、初期の9人体制というシンプルさがオレにはよかった。
2006年10月、ひっそりCSで始まった「アイドリング!!!」という番組は、「アイドル」というにはあまりにも地味過ぎるメンバーを9人も集め、かてて加えて、アイドルの番組ながらセクシーさお色気とかを一切否定し、ひたすら「笑い」を追い求める、という「メタ」アイドル番組というか、まあ、不可思議な番組であった。えげつないドッキリ企画の連発、MCバカリズム升野英知の冷酷極まりないツッコミ、それらにあっさり翻弄されるいたいけなアイドリング!!!一期メンバーたちと、まあ、充分にオモロイのであるが、そのうち、どんどん焦点が絞られていき、「小泉瑠美」が何を云うか、何をしでかすか、をワクワクしながら観ている、という状態になった。
アイドリング!!!の音楽そのものには距離を置こうと思ったのだが(理由 ライブでの男ばっか観客の歓声がキライ)、嗚呼、なんということだろうか・・・アイドリング!!!内ユニットギザギザアイドリング名義の「Na・Ga・Ra」という曲があまりにもカッコ良すぎて、つい、ハマってしまい、もう、iTunesで購入した音楽だけの曲だけでも、38回(iTunesの再生回数より)は聴いている。
動画ではそれ以上聴いとる。

(YouTubeからリンク貼るとまた、せっかくUPしてくれた方に迷惑がかかるので、ワケの解らんとこから)
お風呂に入りながらアイスとかメイクをしながらメール、クーラーつけながら毛布(この一節で現在では多分放送禁止になるのではないか)、などいう、ひたすら、おもわず耳をふさぎたくなる行動が羅列される。こんな今の日本にとり反社会的な歌詞は不穏度において、かのローリング・ストーンズの「Midnight Rambler」に充分匹敵するだろう。そうか、不良がロックやったのは50年前、不良がヒップホップやったのは20年前、今の不良はアイドルになるわけだ。しかも驚いたことに、小泉瑠美はもちろん、フォンチーも、三宅ひとみも、ミシェル未来、カッコ良すぎる。
しかし、嗚呼、なんということだろうか・・・。
今のアイドリング!!!には小泉瑠美はいない。
2006年10月30日から始まったアイドリング!!!、2009年1月18日のライブで「卒業」してしまったのである。
2年半前。「たった2年半前」なのか「遥か遠き2年半前」なのかわからんが、ひとつ云えるのは、小泉瑠美を「発見」するのは確実に遅かった。
もちろん、アイドリング!!!というアイドルグループは今も健在でAKB48寡占が進む中、ガンバっとる(しかし、わからんのはフジTV、数多あるバラエティで平気でAKBや韓流アイドルユニット使ってたりする。アイドル界というが難解なのはこういうところなのだ)。
2009年1月18日のアイドリング!!!における「小泉瑠美」の「卒業」は、下手したら、ドアーズにおけるジム・モリソンほどまで行かなくとも、少なくとも、ジョイ・ディヴィジョンのイアン・カーティスの死に匹敵はするぐらい大きなできごとだったのかもしれん。小泉瑠美「卒業」後のアイドリング!!!は、「ニュー・オーダー」のように、もう別のものとして捉えた方がええのかもしれん。
まあ、今日はここまで。アイドリング!!!ファンの方、ごめんなさい。