2008年5月27日火曜日

五月二十七日

 いつのまにか、夏。というか、街中をフツーに歩いとると、周りはみんなTシャツ一丁、オレだけ長袖であった。・・・とは云うものの、いわゆるジジババのみなさんは、長袖で、中にはカーディガンやら羽織ったりしとる人もおるくらい。そもそも、オレは、すでにそっちの仲間に入っているとするなら、薄着な方なのだ(実は腹巻きをしていたりしていたとしても)。ま、紫外線が怖いので、長袖でまだ通すつもり。

 6月から自販機でタバコ買うのに、タスポカードが必要、ちゅうので、写真撮って免許証コピーして、申込書作ってわざわざ郵送した。オレは60年代後半の学生運動みたいなの大キライ(あんだけ、メチャクチャ暴れておいて、ワシらの世代が大学生になったらもう下火というのが悔しすぎるから) だが、これぞ、みんなでデモしたり、どっかに閉じこもって「闘う」べき事案ではないだろうか。未成年に買わせない、ためというのもよくよく考えると腹立たしい。こんなもん、自己責任ちゅうもんで、吸いたけりゃ、勝手にバンバン吸えばええのである。法が罰しないとしても、アホになったりガンになったりして、天の罰が下ります。しかも、どうせ、こういうことしても、吸いたいヤツはどんなアホでもこういう時に限って何故かスゴい悪知恵働かせて、誰もが思いつかないアッという方法でタバコ吸うに決まっとるのである。そいで、しばらくすれば、完璧な「闇」のルートやらでけて、ザルになるのわかりきっとるのだ。

本協会は、たばこに関する情報の収集及び普及を通じ、たばこに対する社会の公正かつ客観的な理解促進に 貢献するとともに、たばこをめぐる社会環境に適切に対応しつつ諸活動を実施することにより、我が国のたばこ産業の健全な発展を図り、もって国民経済の健全な発展に資することを目的としています。
社団法人日本たばこ協会(TIOJ)

[From taspo|「taspo(タスポ)」 ってなに?[運営主体について]]

 なんとまあ、ウソくさく胡散臭くインチキ臭く天下り先臭いんだ!日米安保のウソ臭さよりずっと上やと思うんやけどなあ。どこぞで、デモせんやろか。
 もちろん、デモなんかせんでも、禁煙すれば、一番、エエのだが。

2008年5月26日月曜日

名称未設定

惜しかった。まあ、サヨナラできるチームでけへんチームがある、ちゅうことか・・人生に似ている。

2008年5月25日日曜日

宇宙大怪獣ギララ





 まー君にやられる。ま。
 今日は久々に三宮。煙草が路上で吸えなくなっていた。タスポといい、筒井康隆の「最後の喫煙者」的未来がもうすぐそこに。
 昨日は雨が振っていたので、出歩かず、夕方、「宇宙怪獣ギララ」をNecoで観た。


『宇宙大怪獣ギララ』(うちゅうだいかいじゅうギララ)は、1967年3月25日に公開された松竹が制作した唯一の怪獣特撮映画作品、及びそれに登場した架空の生物。

[From 宇宙大怪獣ギララ - Wikipedia]

 この映画、月基地で男女の隊員が談笑するシーンとかあの「2001年宇宙の旅」に先行しとるが、惜しいことにそこいらの喫茶店での談笑にしか見えない、やら、宇宙船アストロボートAABガンマなど今で云うところの「スペースシャトル」なのだが、惜しいことに、計器類やらその他が漁船並み、とか、月でジャンプするのはエエことだが、トランポリン使っているの丸わかりや、とか、ま、本気で観ると、そういう野暮な面にとらわれやすいが、そんな矮小なことを忘れてしまうほど、音楽がメチャクチャにいいのである(と、ここまで書いてハッと気がついたが、「2001年宇宙の旅」と途中までは同じテーマで類似シーンいっぱいなのだ)。

 オープニングのボニー・ジャックスの「ギララのロック」(作詞:永六輔 作曲:いずみたく 歌:ボニージャックス  セリフ:和崎俊也)、ロックでもなんでもないが美しい旋律、美しい男性コーラス、歌詞が素晴らしい。「地球ぼくたちの星、宇宙ぼくたちの世界、未来ぼくたちの明日、みんなぼくたちのもの」・・・エエのぅ。ちまちました雑事に煩わされている日々を忘れ、 映画に没入できるというものだ。音楽に関して云えば、「2001年」のヨハンシュトラウスより、ずっとずっと志が高いのだ・・・と思ったりしたりしないでもない・・(YouTubeにアメリカ版のオープニングがあった!)・




 ラストも素晴らしい。実はちょっと三角関係のあれやこれやがあるのだが、そこへうっすら、イントロがかぶさり、やがては倍賞千恵子のヴォーカルで 「月と星のバラード」(作詞:永六輔 作曲:いずみたく 歌:倍賞千恵子)が堂々とロマンチックに、歌われるのだ。(下の米版エンディング、セリフは英語だが、ちゃんと倍賞千恵子の唄は日本語・・ちなみに映画そのものには倍賞千恵子は出ていない)





あと、おそらく当時のオッサン連中が理想とした金髪女性のプロトタイプみたいなペギー・ニールも素晴らしいし、ライバルの原田糸子もエエ。肝心のギララも元気溌剌で覇気があってヨロシ。
「地球ぼくたちの星、宇宙ぼくたちの世界、未来ぼくたちの明日、みんなぼくたちのもの」の精神でいかなアカンな。

2008年5月21日水曜日

五月二十一日

スワローズは今日から交流戦。で、あの強い強い西武に勝つ。よかったよかった。しかし、ロッテ、あのチーム、調子づかせたらアカンのやけど。まあ、交流戦終わる頃には、また元の讀賣に戻るか。
 しかし、プロ野球が始まって以来、どっぷりつかってしもて、歌謡曲ネタがないが、実際、最近あんましCD買ってないのよ。レゲエ回帰しとる部分もある。
 困った時のYou Tube。おお、最近は、オレ好みの、昭和45年あたり歌謡がけっこうあって、嬉しい。
 城千景の「真夜中のピエロ」(1970年 橋本淳作詞筒美京平作曲)とかもあった。ボサノバ風お色気歌謡というか、もう、一時期、バカみたいに聴いたものである。「ボサノバ踊って」とか歌詞にあるが、どうやって踊ってたのか、ワケのわからんとこもエエ。
 


"ソフトロック・ドライヴィン ビクター編 ~空と海とわたし" (オムニバス, 田中星児, 藤川昌子, 中尾ミエ, 雪村いづみ, 麻里圭子, 岩渕リリ, 永井秀和, オリーブ, 城千景, 奈美悦子)

とか



"筒美京平 ULTLA BEST TRACKS / 60's RARE TRACKS" (オムニバス, 中尾ミエ, 佐良直美, 吉永小百合, 麻里圭子+横田年昭とリオアルマ, 城千景, 渥美マリ, 高田恭子, 山本リンダ, ロス・プリモス, オックス)

に入っとる。
男はやっぱ、恋から恋へ彷徨わなアカン・・。

2008年5月18日日曜日

五月十八日

 今日も試合終了後、ため息が出た。ほっと、安堵のため息ですな。水曜日から西武を皮切りに交流戦スタート。張り切ってもらいたいもんです。昨日リンクしたろか、と思た曲。やっぱ、贔屓のチームが負けた後はこういう曲聴いてしんみりしたいもんです。

2008年5月17日土曜日

溜息は、いつ、大歓声に変えてくれるのだろう?

 近所の商店街を歩いとると、「今までの溜息を、今年は大歓声に変えてやる」というポスターが目に入り、ちょうど今時分スワローズのが戦っている、例によって例の如く、またあのチームのヤツだろうと、不吉な思いにとらわれた。(ためいき・・?嘘つけ、なんぼ負けとっても、相手チームがファウル打っただけでも、ストライク稼げたと大はしゃぎしとったやないか)とツッコミを入れてみたものの、今年はあとはもう験を担ぐしかないスワローズファンのオレとしては目を背け、見なかったことにしようと思ったが、近くに寄ってよくみると、オリックスバッファローズのことだった。ほっと安心したのも束の間、家帰ると、負けていた。そいで、そのまま見ていると、あっさり、完封されて負けよった。甲子園は大歓声、オレは溜息。

2008年5月16日金曜日

 完敗。まあ、後腐れ無くてヨロシ(註 主語がないときの多くは「東京ヤクルトスワローズ」が)(註その2 本日のみ、目的語は「阪神タイガース」に。)(註その3 本日のみ「阪神タイガース」にかかる形容詞は「広島からFAで入った新井が調子乗りすぎの」)。

 連休中、ダイエットの岡田斗志夫「おたくはすでに死んでいる」読んで、オモシロかった。んで、感想文を書こうとしたら、どうも、なーんも浮かんでこない。で、よくよく考えてみると、オレはほんまは「おたく」に関してなーんも知らんと云うことに気がついた。なーんも知らんもんが、死のうが生きていようが、どーだってエエのである。で、今日、垂水に行ったついでに「おたく学入門」というのが出てたので、今、それ、読んでいる。同じ作者だ。で、やはり、同じ作者の(表紙が作者のアップ!)「東大おたく学講座」も、ついでに買ってしまった。
 で、確かに「おたく」に関して、目からうろこが落ちるように読んでいるのだが、なんのことはない、いつのまにか、岡田斗志夫の本、3冊も買ってしまっているのである。
 同じ作者の本、三冊も同じ月に買うなんて、珍しいことである。
 オレは昔からうすうす思っていたが、「おたく」って商売が上手なのである。

2008年5月13日火曜日

 大地震はやっぱ、何か思い出してまうな。

昼過ぎから、雨、今なんか雷鳴轟いとるがな。
 あっというまに、一週間以上も書くのサボってもた。特になにかがどうのこうの、というわけでもなく、まあ、眠たかったから、寝てしもてた。ちょっと最近、犬、散歩させるのに、いちいち海とか須磨寺まで行っとるから、お疲れ、ちゅうわけだ。帰りの坂がしんどいねん。しかし、歩くのは、健康にエエと思っていたけど、ちょっと、怪しいんとちゃうか。足の裏、ボロボロになってもたがな。マメというか靴擦れというか、それが乾燥しすぎて、皮が剥けて、もうヒドい状態。
 スワローズ・・いやアトムズのユニフォームを着たスワローズ、無事勝つ。横浜ベイ、見直したぜ。広島、その調子でね。

2008年5月5日月曜日

アトムズのユニフォームは・・・

 今シーズン・・・終わってしまった。 
 二日前、五月三日の9回ツーアウトまで、エエ夢をみせてもらいました。
 ・・・ちゅうか、あそこ、押さえてたら、なあ。 だいたい、ユニフォーム、アトムズの時のヤツにした時から、ちょっとイヤな予感がしてた。

1969(昭和44)年のアトムズ時代のビジターユニホームを復刻した「ヤクルトアトムズ復活祭」も2日目。前日3日は入場ゲートで特製のしゃぼん玉が、この日はフジテレビ系「クイズ!ヘキサゴンII」とコラボしたスティックバルーンが配られた。
 選手は水色のレトロなユニホームに慣れた様子。『復刻版ユニホームが一番似合う男』と評判の館山は「そうですか? せっかくなのでこれを着て1回は投げたい」と笑顔だった。

[From SANSPO.COM > 野球]

 その昭和44年ちゅうとやなあ、ダントツの最下位と思っていたのだが、5位だった。

◇セ・リーグ順位表
   1.巨 人 73勝 51敗 6分 勝率.589 勝差   -
   2.阪 神 68勝 59敗 3分 勝率.535 勝差 6.5
   3.大 洋 61勝 61敗 8分 勝率.500 勝差 11.0
   4.中 日 59勝 65敗 6分 勝率.476 勝差 14.0
   5.アトムズ58勝 69敗 3分 勝率.457 勝差 16.5
   6.広 島 56勝 70敗 4分 勝率.444 勝差 18.0

[From 1969(昭和44)年 - プロ野球&世相]
 

当時はまだ、サンケイアトムズだった頃、ヤクルトに身売りしたのは、1970年だった筈。
もう一度調べてみると・・・

◆プロ野球界ニュース
 1月7日 サンケイ・アトムズがヤクルト・アトムズに変更
 

◇セ・リーグ順位表
   1.巨 人 79勝 47敗 4分 勝率.627 勝差   -
   2.阪 神 77勝 49敗 4分 勝率.611 勝差 2.0
   3.大 洋 69勝 57敗 4分 勝率.548 勝差 10.0
   4.広 島 62勝 60敗 8分 勝率.508 勝差 15.0
   5.中 日 55勝 70敗 5分 勝率.440 勝差 23.5
   6.ヤクルト33勝 92敗 5分 勝率.264 勝差 45.5

[From 1970(昭和45)年 - プロ野球&世相]

 そやろ、そやったそやった。万博の年から、ヤクルトアトムズになったんや。で、順位表、改めてみると、やっぱり・・・。スゴいなあ。33勝92敗・・・借金59!首位とのゲーム差45.5はまあしゃあないが、5位中日とのゲーム差が22!!!(笑)。

 オレはサンケイアトムズ時代ファンになったのだ。野球にあんまし興味ないのだが、野球帽がクラスで流行って、流行に敏感なオレとしては、是非とも野球帽を手に入れなアカンかったわけや。トッポいガキは苦労するよ、まったく。で、近所の雑貨屋行ったら、阪神とか読売とか売り切れており、売れ残っていたヤツがアトムズのヤツ。迷っていたら、店のジジィが帽子の埃、払いながら「坊、これにしとき、鉄腕アトムのアトムズや」ちゅうたから、つい、そりゃ、鉄腕アトムやったら、10万馬力でメッチャ強いチームに違いない、と思たし、デザインも讀賣や阪神とかより、ずっとカッコエエ、で、つい、つい、買うてしもたんや・・。

 当然、翌日、早速アトムズの帽子かぶっていったら、えらいセンセーショナルなことになってもて。
 根性がもともとねじくれている讀賣ファン(「巨人の星」ブームで阪神ファンより多かった)、自分より弱いチームに対しては傲慢な阪神ファンとかに、ガッコで笑いもんになったが、そうなりゃ意地になるんが悪いクセ、サンケイアトムズのファンになって、強引に応援することになってもて、意地で応援しとったら、つい、情が移って、つい、つい、その気になってもて。以来、迫害と嘲笑の日々やった。
 それを思えば・・・、たかだが、讀賣に三連敗したごときで、落胆しとったらアカンっ!92敗した日々、忘れたらアカン。

 ・・・そやけど、やっぱ、オレとしては、アトムズのユニフォームは懐かしくってカッコ良くっていいのだけど、着ると、「負け」がついてくるような気がしてならんのよ・・・。本来ならば、今は、「ツバメの季節」やもんな。

2008年5月3日土曜日

アトムズん時はそういえば、メチャクチャ弱かった

 勝負は時の運。 負けを憎んで人、特に五十嵐亮太を憎まず。人生楽ありゃ苦もあるよ。戸締まり用心火の用心。子供は世界の宝です。以上。

2008年5月1日木曜日

強くてごめんね、今夜も負ける気せぇへんわ

 地元にサンテレビというUHF局があり、甲子園で試合のあるときは、よく(昔は全試合だったが)中継をしているのだが、今朝、新聞の番組表みると、猛烈に腹が立った(下に引用)。でも、昨夜の悲劇を思い出したら、今度は悲しくなってきた。

強くてごめんね、今夜も負ける気せぇへんわ

[From TV番組/サンテレビ/05月01日 18:00-21:24/プロ野球]

 ホンマ甲子園というのは、智将野村克哉氏がスワローズ監督時代に、いみじくも指摘したように「魔物が棲んでいる」のである。今年の阪神はもう開幕ダッシュに成功し、しかも、昨夜の新井のサヨナラホームランでノリに乗っている。スワローズは、といえば、「生きる」の志村喬みたいに地道に健気に三歩進んで二歩下がるような人生を歩んでいる最中である。今の甲子園でのタイガースちゅたら、金が黙っていても入ってくるような地上げ屋状態でアメ車のフルオープン、乗れるだけ水着のネエちゃんをぶひぶひ乗り回しているところに持ってきて、「甲子園の魔物」背中に背負っているのである。

 しかも、あの傲慢なサンテレビが、「強くてごめんね、今夜も負ける気せぇへんわ」と、謙虚にも「ごめんね」と謝っているのだ。そのチームに立ち向かう、ブランコ乗ってしなびた唄歌っているような志村喬みたいなチームがどうやったら、勝てるのであろう? 勝てるわけ無いのである。

 ・・・と、今日はここまでにしておく・・・と思ったけど、やんぴ、ざまあみやがれ、驕る平家は久しからず、ちゅうもんや!!やっぱ、おてんとうさまは、ちゃーんと見てらっしゃったんや、おしり、ぺんぺん。

 (野村克哉=>野村克也の間違いでした。ご指摘ありがとうございました)

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