震災は、実際に遭うもの、自分で経験するものである。こればっかりは、しかたない。
あいかわらず、不確かな情報、思い込み、単なるデマをもとに、「怒り」を煽ろうとする方たちがおって、しんどい。被災者に「寄り添っている」フリをしながら、だから、タチが悪い。
こういう時は、がっつりアニメ観ておくに限る。
泣ける。
そういう風に作ってあるしそういう風に観るアニメである。
当然、第二話あたりから、泣き、ラスト、当然、号泣である。
小学校時代のグループ、その後、みんな高校生になってる・・という展開は、弱い。
だいたい、オレの経験からいうと、ある時点で、女子は、男子より先に成長し、グループを離れていき、男ばっかの、もう、どうしようもないグループになるのだが、アニメはアニメ、虚構を楽しまなアカン。
小学生時代、秘密基地作って仲良く楽しくつるんでいたグループ(その名も「超平和バスターズ」)の高校生時代の後日談・・・・と端折っとく。
しかし、めんま(本間芽衣子)のキャラがすばらしい。
上の写真のシーンがこのストーリーの鍵なのであるが、はかなげで、ふわーっとした感じで、かなりコテコテのドロドロした展開しても、すーっっと、中和してくれる。
まあ、矢作俊彦の「マイク・ハマーへ伝言」、礼子がじっさいに蘇ってきた、バージョン、みたいなテイストもある。あと、主人公「じんたん」が、伊藤誠だったら・・というのもあるが、ほれ、ここは、もう素直に観ました。