2007年7月25日水曜日

七月二十五日

 晴れ。夏やのう。  夕方、浴衣姿のガキが多い。そう、今日は天神さんなのである。  最近は、茶髪にひかれ、茶髪とすれ違うと、ふりかえり、もうマジマジと、涙ぐむぐらい見てしまう。殆ど白に近い茶色とか、もう、胸がきゅんきゅんしてしまう。ロングが理想だが、短くてもええ。時折、相手も気がついて、座り込んでくれ、こっちもしゃがんで、ちょっとだけ髪を触らせてもらったりする。それで、機嫌が悪くなればやめるのだが、そうでなければ、撫で回したり、軽く叩いたり、手を握ったりしてもらう。時折、あっちも気持ちよくなるのか、口を開け、強い息づかいで、よだれまで、垂れ流し始めたりしたら、しめたもんである。  愛犬が死んでから、1ヶ月と十日。町をあるいていても、少々のミニスカ娘とすれ違っても振り返らんが、茶色い犬とすれ違うと、つい上記の行動をとってしまう。    スワローズ、生彩なく負け。いいとこまでいくんだが、ピッチャーがなあ。    そいと、このBlogger、昨日みたいにだらだら書かんでも、ラベルで項目分けがでけるんだ!  Mac Proのネタは独立させて書こう。

移行アシスタントとiTunes Music”フォルダの移動

 夕方、ソフマップ行って、S-ATAハードディスクをポイント使って「買って」直帰。もちろん、全財産昨日ではたいたところなのだが、今はソフマップ、Macはポイント10%還元なので、こういうとき、助かる。  内蔵ハードディスクの取り付けの容易さ、涙する。    データー移行、移行アシスタントのおかげで思いのほか、速く進む。売り飛ばしたG4のハードディスク(増設分)残しておいて良かった。  G4のマシンからなので、心配したが、Toast8が立ち上がらない以外、あっという間(でもなかったけど)前のマシンの環境で、そっくりそのままつかえてる。  しかし、こうすんなり、うまくいくときには、必ず、とんでもないことが起きるものであるんだが。
Mac OS X 10.4 Help: Mac から別の Mac OS X コンピュータにファイルを転送する
 今、iTunesのMusicフォルダ移行中。これは朝までかかるだろう。
iTunes for Mac:“iTunes Music”フォルダの移動
 これが終われば、音楽ネタに復活だぁ。  

Mac、買い換える

ちゅうことで、Mac、とうとう買い換えにハーバーに行った。平日のハーバーはワケのわからん訛りで大声で話す青少年諸君と他府県ナンバーのクルマで溢れているということはなく、周りに公園がたくさんあって、それは快適で、2時間ほど待たされたのだが、公園の日陰で寝転がって港や船や海をみたり、中学生のスケボーをみてたりした。昔はホームレスのおっさんと間違えられるんが怖くて、よう一人で、寝っ転がることはでけんかったが、天はおっさんの上に人を作らず、おっさんの下に人を作らず、今は平気。

 あ、何買うかとのメール頂いたが、やっぱ、デフォルトで、Mac、いうたら、Mac Proでしょ。当然ですわ、はははは。きょうび、CPU4つ以上ついてないと、あきまへーーーーん。

 
 5年・・いや、正確には4年11ヶ月ぶり。それなのに、そんだけ使ったMacの下取り(上限値)が10万行くというんで、「こりゃ、売らな損や」と、調子のって、持って行った。

 最初からついていたDVDのドライブ(スーパードライブってMac用語ではいいます)、逝かれてたのすっかり忘れてた。
 5年前ならいざ知らず、もっともっと性能のええ新品でも5000円切るちゅうんだから、それを空いたとこへつけて、この1年ばかりずっとそれを使っていたんである。早いし静かやし、DVD-RやCD-R焼くときの失敗が、0、という完璧さ。

 しかるに、下取り査定の世界では、純正は強しバルクは弱し、やってん・・・2時間待って、上限10万は無理としてまあ、8万かなぁ、まあ、欲こいたらアカン、6万ぐらいか、助かるわ・・・ほくほく顔していったら、結果をみて、まさに凍てついてしもた。留年時にロシア人の教師に罵倒されたショックには及ばないものの、大学の合格発表の時以来のショック。
 
 3万4千円。
 
 詳細を説明してもらうと、イカれたスーパードライブ、完璧な状態の時ですら、うるさいわ遅いわ、ライトエラー起こすわ、が、「破損」、ちゅうことで、マイナスの5万円。

 5万やで、5万! 10万の5万や。

 そいで、増設した性能のエエやつの方は、+2,000円。二千円やで、二千円。そいで、その他あれやこれや減額され、まあ、この5年間ほぼ毎日使いまくったんだから、これはしゃあない。

 ああ、こういうことなら、このドライブの不調が始まった当初、よくやったように、無理矢理分解してオゾン層破壊覚悟でエア吹きつけ、綿棒でレンズ拭きまくってとったらよかったと、いや、3万7千円なら、売らんかったら、まだまだ使い道なんぼでもあるし、良かったかな、例によって例のごとく、セコい算段思案妄想仮定をしながら、だだっ広い売り場をフラフラにさまよい、MacPro、買いましてん。全財産は消え、しかも、8月からの6ヶ月間、純正のドライブの亡霊に悩まされながら、支払いの期日を迎えることでしょう。

 ・・・まあ、先週と今週、数日間ほどMacProオーナーのブログたくさん行ったが、みなさん、オレと住む世界が異なるんでしょう、こういう貧乏くさいというか貧乏そのものの内情を記したとこはなく、格差社会を痛感しました。

 しもた、MacProの爽快さを自慢すつもりが、いつもの愚痴モードになってしもたがな。

2007年7月24日火曜日

続 ミニ・ミニ・ガール

この前の、レ・ガール(金井克子、由美かおる、奈美悦子、原田糸子)のミニ・ミニ・ガール(You Tubeのあの動画にリンク)、どうも、こちらで、全部聴けるような、聴けないような気がする。下の方のkanai katuko -Mini Mini Girl ちゅうとこから。

 毛唐・・もとへ、外国の方ながら、天晴れなことであるものよのう。

2007年7月21日土曜日

 ちゅうことで、そろそろ、こっちに引っ越ししてしまおうか、考えている。
 Mac買い換え、今週か来週のうちにしてしまう感じ。
 

2007年7月17日火曜日

レ・ガールズ「ミニ・ミニ・ガール」

スワローズ、勝つ。今日もなんか、負けかな、と思ってケーブルでの中継観るの止めた矢先、大逆転しよった。
 昨日の午前中には、台風どっか行ってしまい、昼頃から出かけるが、どこもかしこも、どっと出た人でいっぱい。魔が差し、銅製のジッポー 定価で買ってしまう。
 
 てなこと云うとる場合ではなく、バカでかい台風が行ったところなのに、またもデカい地震があり、またも沢山の方々が被災なされておる。
 こう云うときは、You Tubeの元気が出る動画貼って、台風および震災被災地の方々の魂の救済を祈ると同時に、オレ自身の逃避を図ることにする・・・てな無理矢理ひっつけたら、アカン。

 YouTube、こんなスゴいのが見つかるわけである。オレがスゴいと思てるだけで、このVが今もどこぞのテレビでバンバン流れているのかも知れんが。
 昭和42年のレ・ガール「ミニ・ミニ・ガール」だ。







 レ・ガールズというのか、西野バレー団の金井克子、由美かおる、奈美悦子、原田糸子の面々。
 いやぁ、おいさん、うれしうてうれしうて。ある番組の主題曲だったそうだが、この映像がそうなのか、そうでないのか、わからん。わからんが、どーだって、ええ。まさに「百聞は一見にしかず」やで。
 みんなミニスカート、踊りまくっとるがな。ゴーゴー・ギーギーギーと聞こえるが、ギーギーギーってなんや?
 金井克子が途中、ちょっと長めに、I Love You・・・に歌うときの色っぽさ!、奈美悦子もしなつくりながらぎっぎぎぎ。しかし、この頃の奈美悦子はスゴかったんだなあ。
 
 曲自体は、金井克子名義「ミニ・ミニ・ガール」で、今手に入るCDでは、



60’s TVヒッツ・コレクション

 

 右で紹介しているキューティポップコレクションシリーズではコロンビア盤(60’S-キューティ・ポップ・コレクション~サイケデリック・タウン・エディット-オムニバス)にも入っとるんだが、廃盤、ちょっと前出たGOOD-NIGHT-TOKYO-オムニバスも、もうすでに入手が難しくなっているみたいだ。
 
  
 
 

2007年7月13日金曜日

東京事変のOSCA等

スワローズ館山、横浜三浦の壮絶な投げ合いの末、10回裏0−1で、負け。
 痛い。
 連勝中の疲れだろうか、途端に打てなくなった。
 七連勝のあとの連敗・・・痛い。
 今の気分はさしずめ・・

あまい涙や ささやきは
欲しくないのさ 邪魔なのさ
俺におくれよ 激しい詩(うた)を
ロック ロック ロック ロックンナンバーシックス
雨も降れ降れ 風も吹け
(1965年 作詞:星野哲郎 作曲:北原じゅん 歌 美樹克彦「6番のロック」より歌詞1番より引用)

まあ、連休中は台風みたいなんで、明日は雨天中止を期待。雨も降れ降れ 風も吹け・・あんまし降らないで風もあんまし吹かないで欲しいです。






 昨日の東京事変のヤツ、ちょっとiTunes Music Storeで探したら、曲名知らんかったが、一番売れているヤツ聴いたらそれで、あっさり見つかってもた(買ってからgoogleったらYouTubeにもあった・・)。OSCAちゅう曲やった。




OSCA-東京事変


 昨日聴いたときは、前向きでポジティブでその実単なる説教ソング、或いは結婚披露宴という「結婚」という縛りの中で始めて存在可能なラブソング、ばっかの中で聴いたもんだから、新鮮にきこえた。
 今あらためて聴いてみると、日本語で歌っているという事実に愕然、日本語で歌っているとは思わなかった。それもスゴい凝りよう。
 あと、ダミ声の椎名林檎、えらいルル っぽいな、と思た。

 ・・・思たが





 

 ・・・・あんまし、似てないか。わりーわりー。


 なるほど、こういうの凝った歌詞のばっか聴いとると、昨日聴いた、説教ソングのあまりのシンプルさがまた新鮮に思えるわけだ。
 オレは美樹克彦、聴こうっと。

2007年7月4日水曜日

ようやっと、阪神に2勝目

うしし。

 スワローズ、昨日に引き続き、阪神と。これまで、1勝8敗とカモにされている。
 さすがにオレも危機感を抱き、今日は本腰を入れて応援しました。そしたら、同点で、ウィリアムズが投げ始めた時、奇跡が起こり、オレがよく知っている、あの阪神タイガースが降臨して、スワローズの凡打を2回続けて塁に出してくれ、1点、くれた。最終回もひやひやで、「こりゃアカン」と思った瞬間、やはり、あの阪神タイガースが降臨してくれて、何と、三塁からのランナーが飛び出してくれて、タッチアウト!ゲームセット!試合終了!!

http://www.sanspo.com/sokuho/070704/sokuho078.html
 
 まさに、戦国時代未だに伝えられる「敵に塩を送る」野球、名付けて、「上杉謙信野球」。そういや、謙信は、もともとは「景虎」、タイガースと所縁(ゆかり)が無いとも云えない(あるとも、云えないけど)。

 もう、久々に、タイガースの太っ腹さに感動しました。こういうのを、「試合に負けて勝負に勝つ」というんでしょうか(正直、今季のスワローズこそが、実は、肝心要の時、ぽろぽろボールこぼしたりトンでもないとこ投げて、負けて「上杉謙信」野球の連続だけど、ま、今日のところは)。

 星野某に押しつけられた名古屋臭さを一日も早く一掃し、昔のタイガースに戻って欲しいもんです。

今日の一枚


カスバの女-緑川アコ・夜のムードをうたう-(紙ジャケット仕様

2007年7月1日日曜日

引っ越しの予感

 なんか、信じられないことであるが、スワローズ、中日に連勝してしもたがな。  この前アマゾンに注文した児島みゆき・70’sシングルコレクション、届き、今日クルマで聴く。下手かもしれないが、アルバム通して聴いとると、ハレンチ学園十兵衛からどんどん成長していく様が曲毎にわかって、エエ。小学生レベルの恋愛から、遂には彼氏の部屋の合い鍵もらって一人で帰り待つレベルまで。嗚呼、その間何があったんだ!?(その後の日活時代は云わないで)。  ここを引っ越しするかもしれん、しないかもしれん、ようわからん。  まあ、今を去る1年前、元々のサーバーがなんか、停電でデータ全部トンでしもて、以来、あくまで、「暫定的」にこっちでやっていた。  その時の、.Macへのデータ以降があまりにも大変だったんで、それが、終わったら、例によって例の如く、再び元に戻すんがアホらしく、しかも面倒くさいんで、以来、ここでずーーーーーっとやってたわけだが、さすがに、これではアカンと思い出した。だいたい、てめえでコメント書いたら文字化けしてしまうんだから、もうイヤや。  で、元んとこでMovatypeちゅうんで、やってみたら、これはエラいことになって、昔のデータちょっと上げているだけで、更新しないのに、迷惑メールが日に100通以上、スパムトラックバックが50前後来るようになってもた。これはアカン。  そいで、あれやこれや考え、やっぱ、寄らば大樹の陰、ちゅうことで、GoogleがやっているBloggerで昨日よりやってみたら、けっこう調子がええ。だいたい、メールのGmailやらフォトアルバムPicasaやら、.Mac並み・・いや以上の使いやすさである。    ちゅうことで、引っ越しするかどうか、わからんが、一応、テスト的に、しばらく、ここと同内容で更新かけることにした。  http://raijun.blogspot.com/    たとえば、アマゾンに画像が無い、小山ルミのアルバムも、この前スキャンした画像をPicasaに上げておけば、ちゃんと、 アダルト・ポップス・シリーズ-2-シングル・コレクション-小山ルミ   それはそうと、アマゾン、小山ルミで検索したら、やりましたね。7月21日、オリジナルアルバム3枚、紙ジャケットで復刻やて。高いけど、がんばって買おうっと。  
ベンチャーズ・ヒットを歌う-二つのギター-小山ルミ

ビートルズを歌う-小山ルミ

ロックン・ロール・ミュージック-小山ルミ

スーパー・スターとしての三島由紀夫

この前書いた、アマゾンのアフェリエイト、過去の履歴調べたら、なんか、やっぱ、自分で買った分はさっぴかれているみたい。ま、世の中、そんなもん。

 二週間かけて、ようやっと、「平凡パンチの三島由紀夫」を読み終える。





平凡パンチの三島由紀夫 椎根 和


 二週間もかかったんは、つまんないからじゃなく、オレの基礎的な知識不足とDVD観ててそのまま眠りこけることが最近多く、読書の時間そのものが少ないからだ。つまんないどころか、今までのオレが持っていた三島由紀夫 像が次々と壊れていって、それが快感で、めっちゃオモロかった。

 作者は当時の平凡パンチの編集者。この本の作者は、オレを始めたいていの人間が今まで三島由紀夫に抱いていたイメージ、つまり、「床の間あたりに敬して遠ざけて薄暗い人物」像を見事ぶっこわしてくれた。そして、そのかわりに、「光彩陸離たる魅力を発散させていた」”スーパー・スター”としての「三島由紀夫」を見事に蘇らせてくれた(「」部分は同上書の「あとがき」より引用)。
 
 これでいいんである。

 だいたい、死に方が死に方だったんで、当時小学六年のオレとしては、当時の佐藤栄作首相が事件を評した「狂人の仕業」と同様の感想を持ったし、その時のあまりにも、イデオロギッシュな感じが強烈で、そこまで、だった。それが厄介な先入観となっていたが、今ようやっと、この本のおかげで、それはぶっこわれた。

 まあ、この本の作者が60年代末期の若もんらしく、彼らが大好きでワシら世代には戯言にしか聞こえない「同時性」、ほれ、革命やらが世界同時に起きて世界があるときに一度に変わってしまうかも、という思想なのだが、その部分がちょっと冗長に思えた。だいたい、チェ・ゲバラの行動と「シンクロ」させたりしようとするんだぜ。あとはランボー持ち出して、カメラ持って世界を放浪してたら、とか(三島由紀夫がヒッピーになれっていうことか?)。それでも、ちゃんとユング紹介して、この世代にしては、良心的である。

 60年代「スーパー・スター」として、ブイブイ云わしていた筈が、1970年に入り、事件(十一月二十五日)寸前にもなると、「anan」の編集長に(三島由紀夫を出すと)「雑誌が古くさくなる」と拒否されるとこ、作者はめちゃくちゃ憤慨しとるが、その後の70年代以降のある種の「ノリ」を象徴しているようで、興味深い。時代そのものがやはり、大きく変わってしまっていたんだろう。スーパー・スターどころか、もう、スタアなんか、必要としない時代がずっと、やもんな。

 そうしたら、あの事件すら、別の解釈が可能になってくるわけで・・・ま、書き続けてもこんなのがダラダラ続くだけだ。今日は、このくらいで。

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