2024年2月24日土曜日

令和6年2月24日

 先々週か、寒かった日。海(浜辺)行って、自転車で、海水浴場端っこから端っこまで、走ったら、数時間後、身体中が冷えまくり、風邪を引いた。熱が出なくて、寒気が続くという、変な感じが続いた。


 翌週、泌尿器科(そういう症状が出た)へ行ったら、抗生物質をくれて、5日ぐらいしたら、ようやっと、落ち着いた。風邪はアカン。


 オープン戦。スワローズ、「不思議の勝ち」をしてしまう。
 こういう勝ち方、今、やっちゃうとあかん。


 横浜生まれだが、神戸育ちである。

 関東に就職し、しばらく、桜木町(野毛)に住んでた時がある。まあ、この時ほど、食に困ったことはない。ごくうらーめんが住んでいるビルの一階にあり、行ったが、不味かった。麺同士がくっついてる。

 社長定食とか部長定食とかあるお店も行ったが、腹を満たす気持ちで行かないと、アカン。なんとかグリルという日活アクションに出てきそうな店は、まあまあ、であったが、いかんせん、閉店時間が早く渋谷からえんえん帰宅した時刻には、閉まってた。

 野毛はまあ、夜の街、飲めないビールを頼みさえすれば、居酒屋が選択肢に入る。

 そして、中華街! 

 三軒、立て続けで不味い(しかも、高い)店に行き、こりゃアカンと諦めた。
 うち一軒は、不味いどころか明らかに食材が古く、途中で席を立ち、キャッシャーに直行し、店を出たほどである。

 オレの人生で、食べ物屋行ってこんな食に対して、このような不実極まりない態度を取ったのは、初めてである。
 多少微妙な味でも、完食していたが、文字通り、背に腹は代えられない。

 そいで、会社の社長を、宥め賺し、ようやっと連れて行ってもらった、五六七か四五六か覚えてないが、なんとか菜館も、食材はともかく、味は微妙で、複雑な気分であった。社長やら、一緒に行った同僚たちは、飲んだくれて、紹興酒ばっか飲んでた。前菜がまあまあなことに気が付き、そればっか喰ってた。

 帰りはみんなで楽しく、山下公園で花火した。

 長者町だったか、街の中華料理店行ったら、価格であきらめのつく味であった。
 

 神戸からきた友人をそこへ連れて行ったら、中華街中華街ぬかすので、「中華はな、神戸で食ったらエエねん」で納得させた。もっとも、ひょっとしたら、チャイナドレスが見たかったかもしれん。悪いことした。でも、それが目的ならなにも、中華料理店じゃなくても・・・。

 まあ、当時は若かったので、マズいもんをマズいまま喰うことが、どれほど、アホを振りまくことかわかっていなかった。
 たとえ、マズいもんが出てきても、自分で「おいしく」いただければ、いいのである。

 ・酒(今は飲めないので、アカン)
 ・なるべく、素材を活かした料理を頼む
 ・炒飯、焼きそばあたりで、だいたい、その店の傾向がわかる
 
 ・テーブルの調味料で工夫する 酢は偉大。
 ・味が濃ければ、たとえば、サラダ類を追加注文してみる
 ・前菜類だとましなこと多い。
 
 ただ、当時は就職して間もないいわゆる学食舌であり、かなり許容範囲は広かったのに、マズかったんだから、当時の中華街はちょっとおかしかったんだろう。

 まあ、オレと一緒に中華料理店行って、オレがクラゲの酢の物や前菜類ばっか頼み始めたら、そういうことだと、察していただきたい。

 爾来、関東住んでた頃は、こっちへ帰ってきたら、三宮地下のタコ焼き屋「たちばな」へ直行、そのまま、歩いて元町別館牡丹園行くコースが確立した。
 
 あと、関東の焼肉屋も、だいたい、こっちは、神戸牛由来のミノとかカルビとか食っているわけで・・・あかん、神戸牛のヒレ(焼き肉)喰いたくなった。シャトーブリアンは脂っこいけど、こっちはほぼ、タンパク質なのに、口に入れて閉じた瞬間、ばーっと肉の繊維がとろけ、旨味がばああああっと展開し、そのままダイレクトに脳みそ直撃する。焼き加減にもよるけど、溶けちゃうんである。


 嗚呼。

 腹減った。






 なんか、スワローズが変な勝ち方をしてしまったため、昔話になってしもうた。

2024年2月19日月曜日

クロスアンジュ観てラッキースケベについて考える




アニメ「クロスアンジュ 天使と竜の輪舞」(2014)。

9年も前の作品であるが、なぜか、Twitterのトレンド入りしてたので、つい・・・観てしまう(ガンダムSEED FREEDOM映画公開によるもんだろうけど、ようわからん)。観て正解中の正解!

 ガンダムとか苦手なオレですら、ハマれたから、いかにこの作品のスゴい、かわかるだろう。


 美少女ロボットアニメ(と、次回予告で、水樹奈々さんが云ってた)。
 タイトルの「クロスアンジュ」はアンジェがさんざん苦労するから(と、次回予告で、水樹奈々さんが云ってた)。


 ガンダムみたいなロボットに乗るわけだが、基本姿勢がバイク、しかもユニフォームはあってないような感じで、パンツ直に跨がるスタイル。

 傑作である。

 3話まで極めて陰惨で陰鬱な話(皇女が堕ちていく話)でどうなるか、と思ったが、有名な「死にたくないx3お前が死ね」のセリフ一発からは、ガラッとノリが代わり、そのまま、ブワァアアーーーとストーリーに惹き込まれ、そのまま、持っていかれた。下品なとこは極限まで下品なため、むしろ、痛快。

 主要な登場人物、ほとんど、女性。絶妙なキャラの配置により、飽きさせない。

 東映の池玲子や杉本美樹やらの女番長シリーズやら、女囚さそり風味もあり、登場人物みんなスケバンみたい。ともかく痛快。
 池玲子ヒロインやったら、杉本美樹、杉本美樹ヒロインやったら、池玲子、のポジション、ヒルダも、いい。

 サリアという黒髪ツインテの美少女キャラ(Fateでいうところの遠坂凛みたいな感じ)も、きっちりキメるとこはキメているんで、安心。

 あれほど偉そうだったジルも、ラストでは、昭和歌謡でいうところの「だって、女なんですもの」という「情」を振りまいてくるから、油断できない。

 また、ねっちょりした悪役エンブリヲも、金子信雄を美少年にした感じで、いい感じに仕上がっている。

 しかし、観ていて腹が立つのは、エンブリヲではなく、ほぼ何度も統計学的にありえない確率なのに、何度も押し寄せてくる「ラッキースケベ」、それもえげつなくドギツイヤツを次々と決めているうちに、いつのまにか、ヒロイン、アンジェとええ仲になる、タスク、であろう。オレもタスクみたいな人生を歩たかった。

 さすがにエンブリヲも腹が立つのも理解できるというものである。

 
 最近のアニメだと、「何か」に遠慮して描ききれないものをきちんと描いているのがすばらしい、作品である。

 

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