あいかわらず暑い。こっちは、まだ、日を追うごと、どんどん暑くなっている感じがする。
んで、昨日、クルマで久々に六甲山まで。涼しいと思ったのだ。だが、山頂付近でも、30℃(クルマの温度計調べ)あり、やっぱり、クソ暑かった。
で、クルマでの帰り、久々に、ジミー・クリフの「Many Rivers To Cross」(1969)。
昔なら、コーナー攻めたりしたもんだが、今は、カーブんとこに、道路にローラー族対策で、デコボコ作ってるから、スピード乗せて、そのゾーンに入った瞬間から、軽自動車、ガタガタと上下に揺られ、車内のもんが、あっち行ったりこっち行ったり、エラいことになるので、Sモードで、とろとろと・・。ただ、なるたけ、ブレーキランプつけないように。シフトレバー、こちょこちょとシフトダウンとシフトダウン繰り返しながら、まったりと・・・。
まあ、もう歳だから、変なイキリ運転したら、そのまま、クルマと共に、ガードレール直撃か、対向車直撃で、終わってしまう。
人生、まったりが、一番。
ジミー・クリフの「Many Rivers To Cross」、イントロの、パイプ・オルガンで、ゆっくり、おごそかに、盛り上がっていくとこで、道路脇の雑木が作る木漏れ日の中に入り、抜けると、ジミー・クリフの圧倒的なヴォーカルと共に、やさしい夕日の光!!
音楽との景色の融合である。
あんましにも、気持ちよかったし、アホなので、下り道、有馬街道に抜けるまで、「Many Rivers To Cross」リピートして聴いたった。
山道が終わり、下界に戻ると、クソ暑く、しかも、例によって例のごとく、日曜日で混んでる。この名曲聴くには、憚れるので、「Lee 'Scratch' Perry & Friends: The Black Ark Years - The Jamaican 7"s」をかけてたら、スーザン・カドガン「Do It Baby(Nice And Easy)」(1975)にひっかかる。
英語が良うわからんのだが、かなりエロくスケベな状態を唄った曲では、ないか、と思う。
声を抑えて抑えてささやくように入り、ちょっとずつ盛り上げて、ささやかなピークに持っていく感じがたまらん。
これは、もう、「誘ってる」というより、誘い終わって、その後の「こと」とちゃうか?
最初から最後まで、おっさんの短いコーラス(というか、もう、サンプリング)が「ガワッ」「ガワっ」(と、聴こえる)、かなりの頻度で、入るんが、たまらん。
スーザン・カドガンといえば、「Hurts So Good」のイメージが強くあるが、実は、けっこう、エエ曲いっぱいあるのである。しかも、ほとんどが、リー・ペリー御大プロデュース。しかも、何度かの「全盛期」ある中でも、「全盛期」中の「全盛期」、ブラック・アークスタジオのヤツである。「blackboard jungle dub」系のどダブも、大好物だが、こうした「やさしい曲」も見逃せない。
まあ、オレはリー・ペリーは、「優しさ」が本質と思ってる。