2013年3月30日土曜日

3月30日

  そろそろ、桜満開寸前。だからなのか、二号線から離宮前に抜ける道、上下とも、クルマでびっしり。こうなると、クルマで出るのがのがおっくうになる。

 スワローズ、勝つ。初回に挙げた一点のみで、いわゆる「スミ1」で勝つ、という、綱渡りの連続の勝利。石川完封寸前9回2アウトでバーネットにスイッチ、ちゅう、曲芸状態。まあ、調子に乗れば手を付けられない打線を持つタイガースが相手だと、こういうお互いプレッシャー掛け合い合戦みたいなカタチでしか、勝てないのかもしれん。昨日みたいな打ち合いというか、発散した試合になったら、考える野球が苦手なタイガースは調子に乗りまくるわけで、負ける。

 「元朝秘史」(中公新書)読み終える。

 名前がややこしい、とか、昨日書いたが、あとワケのわからんエピソードとか広大な地理関係、それにさえ、慣れたら、あとは、もう、めちゃくちゃ面白かった。慣れた、というより、ややこしいとこ全部読み飛ばした、ちゅうことなのだが。

 オモシロイのも、あたりまえもあたりまえ、ジンギスカンのイケイケ(モンゴル統一からそのままユーラシア大陸半分以上配下に納めるのだ)の話である。それに、ジャムハ、という魅力的なヒールや、優柔不断の王ハンのヘタレなヒールが出てきて、キャラが立ってオモロかった。

 日活アクションの悪役のキャラにあてはめると、
 例えば、テムジン(チンギス・ハーン)を石原裕次郎にすると、
 ジャムハはもう、二谷英明で決まり。
 王ハンは、金子信雄、
 
 こうなると「赤いハンカチ」みたいになる。ジャムハはかなりの陰謀家のキャラになる。テムジン、小林旭なら、ジャムハは宍戸錠、王ハンは、やっぱ大坂志郎・・こうなると、渡り鳥シリーズだな・・・と、かなり不謹慎な読み方をしてしまった。そもそも、テムジンそのものが、裕次郎や小林旭ちゅうのにムリがあるわけであるが、まあ、学者になるわけじゃなし、まあ、エエか。

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