2011年5月30日月曜日

こりゃイカン

 スワローズはまたあかんたれになってしもて。
 ハードディスク買うんでAmazonいろいろみてたら、何故か、歌謡曲のCDとこばっか見てしもうて、ついに青山ミチのポリドール時代のゴールデン☆ベストが出ていたんで興奮し、加速度がついて、中山千夏に、千賀かほるやら、思わずヨダレたらたらもんがごっそり、いつのまにか、売っていた。それら全部クリックしカートに入れ、ついそのまま、買ってしまうとナンボ何でもアカンので(過去、そいで、何度も痛い目にあいました、つい気がデカくなるのはなんでなんで?)、ワン・クッション置こうちゅうことで、今回は、欲しいCDのリストアップをすることにする。

 中山千夏と千賀かほると青山ミチはまあ、今日にでも注文するが、ほかは、まあ、おいおいと。

 あ、あ、あああ。それよりもなによりも、2TBのハードディスクが6,180円!もうココまで安くなったらDVDなんかイランなぁ。


"Western Digital Caviar Green 3.5inch 5400rpm 2TB 64MB SATA 3.0Gbps WD20EARS" (WESTERNDIGITAL)

 そいじゃ、リストアップだけ。中山千夏と青山ミチはもう待望の待望の、といっていい。青山ミチのは後期のクラウン時代のが随分前に出ておったのだが、やっぱ、1962年デビュー時からのポリドール時代ちゅうのは、今からもう聴きとうて聴きとうてタマラン。

 "ゴールデン☆ベスト 中山千夏" (中山千夏, デュークエイセス&中山千夏)

 

"ゴールデン☆ベスト 青山ミチ" (青山ミチ)


"千賀かほる ゴールデン☆ベスト" (千賀かほる)


"ゴールデン☆ベスト 伊東きよ子 シングル・コレクション" (伊東きよ子)


"ゴールデン☆ベスト" (荒木一郎)


"荒木一郎 プライム・ベスト" (荒木一郎)


"本間千代子 ゴールデン☆ベスト" (本間千代子)

 

天地総子のこんなのも出ている。

"天地総子と東京ブギウギ+8~天地総子コロムビア・イヤーズ~" (天地総子)

 あと、おおおおおおお! 辺見マリのオリジナル・アルバムが3点復刻しとるがな。


"マリとあなたの部屋+3" (辺見マリ)



"20才の女+1" (辺見マリ)


"太陽に走る女+真夜中のファンタジー+2" (辺見マリ)

 あと、悩ましいのが、西田佐知子のベスト・セレクションといしだあゆみのゴールデン☆ベスト。持っていない音源が1,2曲という感じだが、まあリストアップだけは。


"初めての街で~西田佐知子ベストセレクション~" (西田佐知子)


"ゴールデン☆ベスト" (いしだあゆみ)

 あと、まあ、6月発売なのだが、忘れるとアカンので、一応。


"潮風の季節~コンプリート・コレクション" (朋ひろこ・田代麻紀, 朋ひろこ, 田代麻紀)


"恋のチャンス~コンプリート・コレクション" (ポピーズ)

 

 ちゅうことで、まあ、忘れたら困るんで。リストアップだけ。


"PENTAX デジタルカメラ Optio NB1000 モノトーン ナノブロックボディ 1400万画素 27.5mm 光学4倍OPTIONB1000MT" (ペンタックス)

2011年5月15日日曜日

弘田三枝子のダーリン・オブ・ディスコティック

 毎日がバレンティン・デーてなもんで、ホンマ、頼りになります。横浜に3連勝して交流戦(スワローズ関連では主語を省略することがあります)。

 今だからこそ、こっそり告白するが、実は震災前あたりから、ピチカート・ファイブばっか聴いとった。あまりにもオレには似つかわしくない音楽なもんで、なんか、悪いことが起きないかと思っていたのだが・・・。謝って済む問題ではないが、一応、謝っておく。ごめんなさい。


 オレが音楽、かなり長い間聴いてこられた理由の一つに、たえず、音楽的な「仮想敵」をその時折時折に設定していたことがあると思う。変なクセだと思う。おそらく、そのようなクセは、パンクが出たての頃、風俗では「ヒッピー」、音楽ではヘヴィメタが「敵」と設定されていたことにあると思う。ジャマイカの音楽ばっか聴いてた頃、それはちょうど、「渋谷系」と呼ばれる、上っ面のオシャレ、軟弱・・ぶっちゃけ、東京私立高校東京私立高校した決して自分の手は汚さないでオイシイとこだけ持ってくようなふにゃけた感性そのもののような音楽が勃興しつつあったので、当然中年おっさんのオレの格好の「敵」になった。もちろん、「敵」ちゅうても、 小沢健二のコンサートにラジカセ持って乗り込んで、キング・タビーのダブ大音量で鳴らして邪魔するとかの過激な行動をとった、ということではない。単に遠ざけて生きていただけ。渋谷でも道玄坂界隈で働いて井の頭線のガード下で飲み深夜の円山町を通って帰宅する毎日だったので、大丈夫であったが。

 まあ、「敵」だった。「デトロイト・メタル・シティ」ほどではないかったにせよ。

 最近、何故か、ピチカート・ファイブの気の遠くなるようなアルバムを見かけるたんびに(ブックオフとか )手に入れ、聴いとった。
 10年、下手したら20年前の「音」である。リアルタイムで聴いたときの灰汁が見事とれてこともあるし、だいたい、オレ自身、このところ、樋口康雄a.k.a.ピコにぞっこんであり、それよりもなによりも、昭和歌謡のあまりにも太っ腹で節操のない音ばっか聴いてたせいもあり、耳が「汝の敵を愛せよ」的寛容さに満ちあふれていたことも見逃せない。

 かくして、10枚以上(ピチカート・ファイブはなぜか、大量にアルバムがある)集め、かたっぱしから聴いた。 野宮真貴の声はやっぱ好きになれないなあ、でも、「トゥイギー・トゥイギー~トゥイギー対ジェームズ・ポンド」みたいに、ハマればスゴいなあ、とか、ソニー時代の音の方が強いて言えば好きかなぁ、媚びまくった音だが、それを批判しようとしたら、ダサい、ちゅう戦略はやっぱ、スゴイなあ、とか・・・例によって例のごとく、小賢しいことを考えながら、聴き続けた。聴き続けたというより、「流していた」。

 そして、ついに。見つけた。
 いわゆる「オシャレな」音に野宮真貴のフツー極まりない退屈な声が「また恋に落ちた」とツラツラ続いていたので、油断していた。その瞬間、背筋がピーーーーーーんと伸び、伸びきって椅子から、ずり落ちた。


 弘田三枝子の声だ。
 しかも、最初からノりまくった弘田三枝子だ。
 かてて加えて、最初からノりまくった弘田三枝子がなおも、凶暴に暴れまくるのだ。 弘田三枝子のスゴさ、つまり、彼女の声がありとあらゆる音そのものを従え、とんでもないノりを次から次へと創りだしていくのだ。
 西暦2,000年の弘田三枝子だぜ!
 
 

 

 

"REMIXIES 2000" (ピチカート・ファイヴ)

1. the GROOVE ROOM:また恋におちてしまった~ダーリン・オブ・ディスコティック

 リミックス盤なので、9分以上ある曲だが、4分あたりから、弘田三枝子のダーリン・オブ・ディスコティックが始まるのだ。そいで、ズルしてそっからばっか聴いている。
 

6曲目の「パーフェクト・ワールド [A night at Organ b. MIX]/Remixed by Sunaga texperience」にも弘田三枝子がフューチャーされている。
 
  かくして、ピチカート・ファイブ病は終焉した。まあ、「仮想敵」とはいかないけど、まあ、「I Shot The Shelif」カバーしたエリック・クラプトン並か。

 (いつこんな曲出てたんだろう? アルバムで探したけど、見つからず、YouTubeでは次の2つ。最初のとはアレンジが違い、動画のある方が近い)
 


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